【UIDraw】スマホのメモ帳で図を描くだけで、サイトを作ってくれるヤバいAIツールを使ってみた
メディア事業部AIライターの中井です。
皆さんは、「UIDraw」というツールを知っていますか?
UIDrawは、スマートフォン上でウェブサイトを描画し構築するツールです。
この記事では、UIDrawの概要や特徴、使用する際の注意点を紹介します。
最後まで読んでいただくことで、UIDrawの概要や特徴がわかり、スマートフォン上でウェブサイトを簡単に構築できるようになるでしょう。
ぜひ最後までお読みいただき、参考にしてください!
UIDrawの概要
UIDrawは、スマートフォン上でウェブサイトを描画し構築するためのツールです。
この方法は、GPT-4VisionとPencilKit/PKCanvasViewを使用して、ユーザーが描いたUI(ユーザーインターフェース)をHTMLに変換します。そのため、直感的な描画操作でウェブサイトのデザインを行うことが可能です。
UIDrawは、Swift言語で開発されており、GitHub上で公開されています。このツールを使用するためには、OpenAIのAPIキーが必要になります。
UIDrawは、ウェブサイトのデザインと開発をより手軽に、かつ直感的に行うことを可能にする革新的な方法です。
参考記事:UIDraw
なお、ChatGPTについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
→ChatGPTの日本企業導入事例をまとめて紹介!業務に導入するメリットや注意点も解説
UIDrawの特徴
UIDrawの特徴を3つ紹介します。
UIDrawは、スマートフォンでウェブサイトを簡単に構築できるなどといった特徴があります。
以下を参考にし、UIDrawを使用するメリットを理解してください。
スマートフォンでのウェブサイト構築
UIDrawは、スマートフォンを使用して直接ウェブサイトを描画し、構築できるツールです。
この機能は、ウェブサイトのデザインプロセスを簡素化し、より直感的かつ迅速に行うことを可能にします。簡単に言うと、スマートフォンの画面上で直接デザインを描画することで、アイデアをすぐに形にできるのです。
例えば、あなたがカフェでコーヒーを飲みながら新しいアイデアを思いついたとします。
UIDrawを使えば、その場でスマートフォンを取り出し、直接画面上にウェブサイトのレイアウトやデザインを描画します。その後、描画されたデザインは自動的にコードに変換され、実際のウェブサイトとして構築されるのです。
UIDrawにより、どこにいても簡単にウェブサイトをデザインし、構築可能です。そのため、ウェブサイトのデザインと開発を手軽に、かつ創造的に行えるようになるでしょう。
GPT-4 VisionとPencilKit/PKCanvasViewの利用
UIDrawは、GPT-4 VisionとPencilKit/PKCanvasViewを利用して、描画されたUIをHTMLコードに変換します。
この機能により、ユーザーがスマートフォン上で直感的に描いたスケッチを、実際のウェブサイトのインターフェースに変換することが可能です。GPT-4 Visionは描画された要素を解析し、PencilKit/PKCanvasViewはこれをウェブサイトのHTML要素に変換します。
例えば、ユーザーがスマートフォン上でボタンやテキストボックスを描くと、UIDrawはこれらのスケッチを認識し対応するHTMLコード(ボタンやテキストボックスのコード)を生成します。そのため、デザインのアイデアをすばやくプロトタイプ化し、実際のウェブサイトに反映できるのです。
UIDrawのこの機能は、ウェブサイトのデザインと開発プロセスを効率化し、直感的で迅速なウェブサイトのプロトタイピングを可能にします。
開発言語と環境
UIDrawはSwift言語で開発されており、GitHub上で公開しています。
SwiftはAppleのiOSやmanOS、watchOS、tvOSのための強力で直感的なプログラミング言語です。GitHubでの公開は、開発者コミュニティにアクセスを提供し、ソースコードの共有やコラボレーション、改良を容易にします。
具体的には、開発者がUIDrawの機能を拡張したい場合、GitHubからUIDrawのソースコードをダウンロードできます。そして、Swiftを使って、新しい機能を追加したり既存の機能を改良したりすることが可能です。
UIDrawがSwiftで開発されGitHubで公開されていることは、このツールを柔軟で拡張可能なツールにし、開発者コミュニティによる継続的な改良とイノベーションを促進することになるでしょう。
UIDrawを使用する際の注意点
UIDrawを使用する際、注意点が2つあります。
これから紹介する2つの注意点を押さえておくことで、UIDrawをスムーズに使いこなせるでしょう。
ぜひ、以下を参考にしてください。
OpenAI APIキーの必要性
UIDrawは、GPT-4 VisionとPencilKit/PKCanvasViewを使用してUIを描画し、それをHTMLに変換します。そのため、このプロセスにはOpenAIのAPIキーが必要です。
UIDrawを使用する際には、OpenAIからAPIキーを取得し、UIDrawに組み込む必要があります。
Swift言語での開発
UIDrawは、Swift言語で開発されています。そのため、Swiftに関する知識がない場合、UIDrawのカスタマイズや改良を行うのが難しいかもしれません。
この2つの注意点を理解し、UIDrawを使用しましょう!
なお、ChatGPT APIについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
→ChatGPT APIとは?利用方法や料金の確認方法、活用事例15選を紹介
まとめ
UIDrawは、スマートフォン上でウェブサイトを描画し、簡単に構築するためのツールです。
このツールは、Swiftというプログラミング言語で開発されており、そのため、ソースコードの共有や改良が容易に行えます。
しかし、使用するにはいくつかの注意点があります。
まず、UIDrawを動かすためにはOpenAI APIキーが必要です。ほかにも、Swift言語に関する知識がないと、ツールのカスタマイズや操作が難しいかもしれません。
それでも、UIDrawはアイデアをすぐに形にできる便利なツールです。
AIの進化により、アイアンマンのような世界が実現するのも近いのかもしれません。
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