OpenAIの有料サービス、100万人突破し急成長
OpenAIの有料ビジネスサービスが急成長を遂げ、ChatGPT Enterprise、Team、Eduなどのプランで有料ユーザーが100万人に達しました。
これは、2023年4月時点での60万人から大幅に増加したもので、同社のビジネス戦略の成功を裏付けています。
- OpenAIの有料ユーザーが100万人に到達。
- 米国外市場が成長の主要要因となる。
- ChatGPTで92%の生産性向上を報告。
ChatGPT Enterpriseは、企業向けに特化されたサービスとして、最新のGPT-4oモデル、長いコンテキストウィンドウ、データ分析機能、カスタマイズオプションを提供。
ChatGPT Teamは中小企業や社内チーム向けに特化したバージョンであり、ChatGPT Eduは教育機関や学生を対象としており、これらのプランが幅広い業界や組織での利用を加速させているとみられます。
OpenAIは、特に米国外の大規模な組織が成長の要因であると述べ、米国以外ではドイツ、日本、英国が主要市場となっています。
また、APIの利用もGPT-4oミニの導入後に倍増しており、コスト効率の高い小型言語モデルへの関心が高まっていることが示されています。
さらに、OpenAIは4,700人のビジネスユーザーを対象とした調査で、ChatGPTの導入により92%の生産性向上が報告されたことを明らかにしました。
時間の節約やクリエイティビティの向上が特に顕著で、リサーチ、コンテンツ作成、アイデア出しなどが主要な活用分野となっているということです。
他の調査でも、生成AIを導入する企業の多くがITプロセスの効率化や投資利益率の向上を実感していることが確認されています。
この発表は、OpenAIのライバルであるAnthropicが大企業向けに「Claude Enterprise」をリリースした翌日に行われ、生成AI市場での競争が一層激化していることを示しています。
参考記事：Reuters
「生成AIを社内で活用したい」「生成AIの事業をやっていきたい」という方に向けて、朝の通勤時間に読めるメルマガを配信しています。
最新のAI情報を日本最速で受け取りたい方は、以下からご登録ください。
また、弊社紹介資料もご用意しておりますので、併せてご確認ください。
