【Synthesia】自動で動画生成できる神AIツールで動画編集が秒で終わる

皆さんは「Synthesia」というAI搭載動画作成プラットフォームをご存じですか?
このツールを使えばなんと、テキストを入力するだけで、自動的にアバターがその内容を話す動画を生成できちゃうんです。
今回は、Synthesiaの概要、料金体系、使い方、実際に使ってみての感想をお届けします。
AmazonやAccentureなどの世界の名だたる大企業が導入し、様々なことに活用されているSynthesia。
本当に色々なことに活用出来そうなツールですので、是非最後までご覧ください!
Synthesiaの概要
Synthesiaとはどのようなツールで、どんなことに活用できるのでしょうか?
Synthesiaは、テキストを入力するだけで、自動的にアバターがその内容を話す動画を生成するAI搭載動画作成プラットフォームです。
そんなSynthesiaの主な特徴は以下の4つです。
- 自動ビデオ生成: テキストから自動的にビデオを生成するためのAI技術によって、テキストを入力するだけでプラットフォームがビデオを作成し、アニメーションや音声を組み合わせてリアルな動画を生成してくれます。
- カスタマイズ性: 動画の多くの要素をカスタマイズすることができ、テキスト、動画の長さ、背景、キャラクター、音楽、音声などを個別に調整して、動画を個別に調整することができます。
- 多言語対応: 日本語や英語など、120以上の言語に対応しており、テキストを異なる言語に翻訳して動画を生成できます。
- 高品質なアニメーション: 高品質のアニメーションが提供されており、キャラクターの動きや表情、オブジェクトのアニメーションなどをリアルに再現できます。また、自分の顔を3分間映した動画をアップロードすれば、自分のアバターを作る事もできます。
このような特徴がある事から、以下のような活用方法があります。
- マーケティングビデオの作成: 製品やサービスのプロモーションビデオ作成に活用することができ、Synthesiaを活用する事で業務を大幅に効率化することが可能で、なおかつ質の高い動画を作成できます。
- オンライン教育コンテンツ: オンライン教育プラットフォームやeラーニングコース向けの教材動画の作成に活用できます。また、多言語に対応しているので、世界中の方々に向けた教材動画を作成できます。
- コーポレートコミュニケーション: 会社の内外へのコミュニケーションにSynthesiaを活用することができ、社内向けに新しい方針やアップデートを説明する動画、外部向けにプレゼンテーションや会社紹介動画を作成できます。実際に、日本の企業でもSynthesiaを使用して決算会見を行っている会社があります。
参考記事:https://hennge.com/jp/info/henka/interview/20220614_synthesia.html
多くの言語に対応しているので、海外に何か発信しようと考えている方には特におすすめです。
また、他のAI動画生成プラットフォームと比較して、AI技術やカスタマイズ性が格段に優れており、なおかつ簡単に操作ができるインターフェースになっているので、初心者の方の動画作成のハードルを大幅に下げることができます。
それでは、実際にSynthesiaを試してみましょう!
なお、Synthesiaには無料プランがないので、今回は公式サイトで提供されている動画生成の無料体験を試します。

Synthesiaの料金体系
Synthesiaでは、以下の2つの料金体系が用意されています。
エンタープライズプランは、企業向けのプランで、契約により料金や利用可能な人数が変わるようです。
また、公式サイトにアクセスすると、アバター動画作成の無料体験ができます。
パーソナル | エンタープライズ | |
---|---|---|
価格 | 月額$22.50 | 料金は相談 |
主な機能 | ・90以上のアバター ・120以上の言語と音声 ・10 分の動画/月・動画1つにつき10シーンまで ・利用人数:1人 | 左記(パーソナル)に加えて ・140以上のアバター ・動画の時間無制限 ・動画1つにつき50シーンまで ・利用人数:複数人(相談) |
Synthesiaの使い方
まずは、公式サイトにアクセスします。
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次に、Create Accountをクリックします。
そして、以下のような画面になったら、Create account nowをクリックしてください。
Googleアカウントかメールアドレスのいずれかの方法でSign upしてください。
Sign upが完了すると以下の画面になるので、いずれかのプランを選択して、プランを確定してください。
本当はこのまま有料版を使ってみたかったのですが、少し料金がお高いので諦め…
今回は、前述のとおり、公式サイトで提供されているアバター動画作成の無料体験を実際に使ってみました!

Synthesiaを実際に使ってみた
まず、公式サイトにアクセスします。
%20(1).png)
次に、Create a free AI videoをクリックします。
以下のような画面が表示されるので、上から、
1,テンプレートの選択→2,動画スクリプトの入力を行い、最後にContinueをクリックしてください。
自分の情報を入力して、Generate Free Videoをクリックします。
すると、数分後…
登録したメールアドレスに生成された動画が送られてきました!
実際に作成された動画はこちらから確認してみてください。
ちなみに…
日本語でも出力してみました!
結果はこちらです。
英語の方はかなりナチュラルな発音で、本当に人間が喋っているかのようでしたが、日本語は機械的な声で、あまり自然でない印象を受けました。
なので、英語でプレゼン動画やプロモーションビデオを作りたい方は、作業が大幅に効率化され、クオリティもかなり高いものが作成できるので、かなりおすすめです!
今後のアップデートにより、日本語もさらにナチュラルになることを期待しましょう!
Synthesiaの評価
日本語対応 | 対応 |
使う職業 | 営業職・マーケッター・教職員・カスタマーサポート |
オススメ度 | ★★★ |
今後も使いたいか | Synthesiaは、テキストを入力するだけで、自動的にアバターがその内容を話す動画を生成するAI搭載動画作成プラットフォームです。視覚的にメッセージを伝える必要がある様々な業務や役割に、有効活用できるので、今後プレゼンする際などに使いたいと思います。 |

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まとめ
Synthesiaは、テキストを入力するだけで、自動的にアバターがその内容を話す動画を生成するAI搭載動画作成プラットフォームです。
このツールは、動画作成を効率化し、世界中で多くの企業が活用しています。また、AI技術やカスタマイズ性に優れ、操作も簡単なので、競合との差別化も図られています。
料金体系としては、パーソナルプランとエンタープライズプランの2種類があり、パーソナルプランは個人向けで、エンタープライズプランが企業向けのプランです。
また、Synthesiaの基本的な機能を無料で体験できるサービスも提供されています。
無料体験で使ってみた感想としては、英語の音声は非常に自然でしたが、日本語の音声はまだ機械的な音声で、改善の余地があると感じました。なので、英語の動画作成がしたい方には最適なツールだと思います。
今後は日本市場でも売り込んでいくそうなので、もし気になった方は是非チェックしてみてください!

生成AIツールならOSS利用がおすすめ
じつのところ、巷に溢れるAIツールは以下のリンクにあるようなオープンソースプロジェクトの組み合わせで作られています。(*全て商用可能・無料なものがほとんど)
ツールはその特性上、どうしても限界があります。
個人で使う場合や、業務の一部分のみを効率化する場合であれば問題ありませんが、社内で大規模に活用する場合は、様々な不都合が発生する可能性があります。
以下に、AIサービスを使用した場合とオープンソース利用による自社開発を行った場合の比較表を作成しました。
初期導入コストや50人未満で活用する場合には、AIサービスに利点が多いです。
しかし、長期的にツールを活用する場合や50人以上の会社で活用する場合には、自社開発を行った方がメリットが大きいです。
加えて、カスタマイズ性や技術資産性、セキュリティの依存性という観点からも、OSS利用による自社開発を行うことを推奨しております。
計算シミュレーション | AIサービス | OSS利用による自社開発 |
---|---|---|
初期導入コスト/初期開発費 | ◯ 開発費がかからない。(ただし、初期導入コストが実質開発費以上になるようなケースもある) | △ おおよそ500万以上の場合だと、OSS開発の方が安い |
ランニングコストの費用対効果 | △ 毎月費用が発生する | ◯ 基本無料だが、一部管理保守費による費用発生する場合あり |
一アカウント当たりの費用対効果 | △ 1アカウント当たりの月額課金がかかる | ◎ 自社クラウドサーバーによる運用 |
ワークフローの見直し(ツールにワークフローを合わせなくてはいけない) | × | ◎ |
カスタマイズ性 | × サービスを開発した機能しか使えない | ◎ 完全オーダーメイド |
技術資産性 | × これから企業価値のキモとなってくるIT技術を外部に依存する | ◎ 技術資産をアウトソースしないことで、企業価値が上がる |
セキュリティの依存性 | × ツール開発会社に依存する | ◎ 自社に特化したセキュリティ対策が可能 |
50人未満の場合(年間あたりの費用対効果) | ◎ | △ |
50人以上の場合(年間あたりの費用対効果) | ◯ | ◯ |
100人以上の場合(年間あたりの費用対効果) | △ | ◎ |
300人以上の場合((年間あたりの費用対効果) | × | ◎ |
1000人以上の場合(年間あたりの費用対効果) | × | ◎ |
弊社WEELは国内最速で生成AI関係のオープンソースプロジェクト(OSS)を記事化し、月間130万PVを超えました。
生成AI業界は、成長スピードが爆発的であり、それらに日々伴走できるエンジニアコミッターが管理・バージョンアップするOSSの利用・活用・連携が欠かせません。国内ベンダーが作りがちのOSSを積極利用しないAIツールは、すぐに形骸化し、費用対効果が合わなくなるでしょう。
生成AIサービスを利用・開発する場合はOSSの知見が肝。
弊社では「もしもAIサービスを作るなら、どんなオープンソースの組み合わせで開発できるだろう?」という疑問にベストアンサーを提供できます。ぜひお問い合わせください。
➡︎費用対効果の高い生成AIサービスの開発について相談をしてみる。
最後に
弊社は生成系AI特化の事業になるまでは、法人向けシステムの開発・連携・自動化・機能比較等々。
エンジニア目線によるシステム検討・導入支援を行ってきました。
そこで、明らかに高すぎる「ボッタクリ」とも呼べるような業者や、システムに何度も遭遇してきました。
弊社は透明性に特に力を入れており、弊社のノウハウや開発料金などを公開しています。
今まで100社以上の実績がある、SaaS間API連携の経験からシステム・ツール選びには強みがあります。
生成AIサービスの比較、一番いいのを教えてくれ!という方はぜひご連絡を。
また、自社開発と既存のAIサービスの導入で悩んでいる、などなどの場合もご対応しています!
➡︎生成AIサービスの比較、AIサービスの導入について相談をしてみる。

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