【Omniplex】無料でPerplexity Proを使う禁断の裏技とは?

WEELメディア事業部LLMライターのゆうやです。

Omniplexは、革新的な検索エンジンと情報提供プラットフォームであるPerplexity AIのオープンソース版を開発するプロジェクトです。

現在はデモ版が公開されており、Webサイトから詳細な引用や引用元の表示、YouTubeやWikipediaなどのソース先の選択など、本家Perplexityの基本的な機能はすでに実装しています。

また、本家にはないプログラミングに関する質問と回答の投稿・閲覧ができるQ&Aサイト「stackoverflow」をソース元として選択できます。

今後は、チャット履歴の保存やClaude、Mistral、GeminiなどのLLMとの統合などを目標に、開発が続けられています。

今回は、Omniplexの概要や使ってみた感想をお伝えします。

是非最後までご覧ください!

目次

Omniplexの概要

Omniplexは、対話型AI検索エンジンであるPerplexityのオープンソース版を開発するプロジェクトです。

現在は開発の成果を基にしたデモ版が公開されており、YouTubeやWikipediaなどのソース先の選択、画像入力などの機能が実装されています。

2024年3月29日には、最新のデモ版である「omniplex-v2」が公開され、ストリーミングテキスト、あらかじめ設定した形式で応答を出力できる機能、Webサイトから詳細な引用や引用元の表示機能が追加されました。

順調に本家Perplexityに近づいており、今後はチャット履歴の保存やClaude、Mistral、GeminiなどのLLMとの統合などが予定されています。

ですが、このプロジェクトの開発者は個人で、ベンチャーキャピタル(VC)からの資金調達に難航しているらしく、プロジェクトの先行きは不透明です…

なんとか資金を調達して、無事にプロジェクトを完遂してほしいですね!

また、このまま順調に開発が進めば、近々(2024年4月~5月?)ソースコードが公開されるようです。

ここからは、Omniplexのデモ版の使い方を解説し、実際に使ってみようと思います。

なお、Perplexity AIについて知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
【Perplexity AI】生成AIを組み込んだ対話型検索エンジンの使い方、特徴や有料プラン、LLMを解説

Omniplexのライセンス

Omniplexはまだ、デモ版のみの公開のため、ソースコードやライセンス情報はありません。

公開され次第追記します。

Omniplexの使い方

Omniplexの最新デモを使用する際は、以下のリンクにアクセスしてください。

omniplex-v2

Omniplex-v2は、このように非常にシンプルで分かりやすいUIになっています。

操作性も本家Perplexityと同じように作られており、Focusをクリックするとソース元の選択ができます。

それでは試しに、特にソース元の選択はせずに以下のプロンプトを入力してみましょう。

Tell me about GPT-4

GPT-4について教えて

すると、このようにソース元は表示してくれますが、一行に出力が返ってきません。

この現象について、調べたところ、Redditで以下のようなコメントが開発者から投稿されていました。

引用元:https://www.reddit.com/r/LocalLLaMA/comments/1bg3ug0/working_on_opensource_perplexity_ai/
引用元:https://www.reddit.com/r/LocalLLaMA/comments/1bg3ug0/working_on_opensource_perplexity_ai/

現時点では、Vercelを使ってサーバーレス関数でPuppetee-coreを動かしているため、応答が遅くタイムアウトの問題もあるようです。

現在、解決に向けテストを行っているようなので、アップデートを待ちましょう。

Omniplexを本家Perplexityと比較してみた

Omniplexが正常に使えるようになり次第更新します!

ブックマークをしてお待ちください。

なお、GoogleのAI検索機能であるSGEについて知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
Google SGEとは?生成AI時代の検索ツールの日本からの使い方や機能一覧を紹介

Omniplexのこれからに期待!

Omniplexは、対話型AI検索エンジンであるPerplexityのオープンソース版を開発するプロジェクトです。

YouTubeやWikipediaなどのソース先の選択、Webサイトから詳細な引用や引用元の表示機能などの機能が実装されており、Perplexityのもつ基本的な機能は再現できています。

今後は、今後はチャット履歴の保存やClaude、Mistral、GeminiなどのLLMとの統合などが予定されており、ソースコード公開とともに実装される予定です。

現在は、デモ版が公開されているので、実際に使ってみたところ、現段階では正常に機能せず、ソース元の表示はしてくれますが、テキストは生成されません。

ただ、この原因は判明しており、改善が進められているので、アップデートを待ちましょう。

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投稿者

  • ゆうや

    ロボット工学専攻。 大学時代は、対話ロボットのための画像キャプションの自動生成について研究。 趣味は、サウナとドライブ。

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