Grok Botとは?料金・使い方・OpenAI dotsとの違いを徹底解説

- Grok Botは、SpaceXAIとCursorが手がける常時稼働型のAIチームメイト
- 専用のクラウドコンピュータで動き、APIのないツールでも人と同じように操作
- 2026年10月時点で月額20ドルのCursor Proや月額30ドルのSuperGrokから利用可能、7日間の無料トライアル枠もあり
2026年8月12日、SpaceXAIがAIチームメイト「Grok Bot」をベータ公開しました!

Grok Botは、チャットで仕事を頼むと自分専用のクラウドコンピュータでアプリにサインインし、作業を最後まで終わらせて戻ってくるAIエージェントです。対象プラン拡大を知らせる8月27日の公式ポストは、2026年10月2日時点で5,500万回以上表示されています。
とはいえ、「普通のAIチャットと何が違うの?」「OpenAIが発表したdotsとどっちがいい?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、Grok Botの概要や仕組み・dotsとの違い・料金と規約から、具体的な使い方や実際の検証まで詳しく解説します。最後まで読めば、Grok Botにどんな仕事を任せられるのかがはっきりわかりますので、ぜひ最後までご覧ください!
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Grok Botとは?

Grok Botは、SpaceXAI(旧xAI)が開発した仕事を任せられるAIチームメイトです。質問に答えるAIではなく、作業そのものを引き受けて完了させるAIエージェントとして設計されています。
各Botは自分専用のコンピュータを持ち、普段使っているツールにサインインしてアプリや受信トレイを横断しながら仕事を進めるとのこと。承認が必要な場面になって初めて、ユーザーのもとへ確認しに戻ってくる仕組みです。

もともとはSpaceXAI社内で生まれたプロトタイプだったそうです。営業のアウトバウンドやマーケティング施策・オフィス運営・バグ修正などに社内チームが次々とBotを作り、評判が広がったことで一般公開に至ったと公式のリリース記事で紹介されています。
デスクトップアプリはmacOS・Windows・Linuxに対応しており、スマホアプリからも同じBotに話しかけられます。
OpenAIのdotsとの違い

Grok Botと比較されやすいのが、OpenAIのdotsでしょう。どちらも自分のクラウドコンピュータを持つ常時稼働型のエージェントですが、提供形態や連携の考え方に違いがあります。
dotsは、OpenAIが2026年9月30日に開発者イベントDevDayで発表したGPT-6 Astra搭載の常時稼働エージェントです。ChatGPTのデスクトップ・Web・モバイルから話しかけられ、ChatGPT経由で4,000以上のアプリと連携できます。
dotsについて、詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

一方のGrok Botは、ユーザーごとに1台のクラウドコンピュータを持ち、最初から複数のBotを並行して動かせる点が大きな違いでしょう。dotsはまず1体のdotから始め、将来的に複数のdotがチームとして働く構想が示されている段階にとどまります。
| 項目 | Grok Bot | dots |
|---|---|---|
| 開発元 | SpaceXAI・Cursor | OpenAI |
| 動作モデル | Cursor側が自動で選択 | GPT-6 Astra |
| エージェントの数 | 最初から複数のBotを作成・並行稼働できる | 1体〜(チーム化は今後の構想) |
| 実行環境 | ユーザーごとに1台の共有クラウドコンピュータ | dotごとのクラウドコンピュータ |
| 連携方法 | プラグイン+コンピュータ操作 | ChatGPT経由で4,000以上のアプリと連携 |
| 主な利用環境 | デスクトップアプリ・スマホアプリ・Slack(Team Bot) | ChatGPT(デスクトップ・Web・モバイル) |
| 対象プラン | Cursor Pro(月額20ドル)以上、SuperGrok(月額30ドル)以上など | ChatGPT Pro・Business Premium・Enterprise |
Grok Botの仕組み

Grok Botの土台は、ユーザーごとに割り当てられる永続的なクラウドコンピュータです。
各ユーザーには、独自のカーネルとメモリを持つFirecrackerのmicroVMが1台ずつ用意されます。このコンピュータにはブラウザ・ファイルシステム・ターミナルが入っていて、Botはここでアプリを開いたりコマンドを実行したりするわけです。
ツールとの接続は、2つの方法を使い分ける2段構え。Gmailのように対応サービスがある場合はプラグインを使い、それ以外の画面は人間と同じようにマウスやキーボードで操作して対応します。プラグインのOAuthトークンはCursorのバックエンド側で保管され、コンピュータ上には保存されません。
同じユーザーのBotは1台のコンピュータを共有しつつ、Botごとに専用の画面が割り当てられます。会話や学習した文脈はBotごとに分かれていて、ファイルやブラウザのセッションを介して作業を引き継ぐ構成です。
さらに、決まった時間やSlack・GitHub・メール・Webhookなどのイベントで起動するルーティンと、実行前に操作をチェックするAuto Reviewが組み合わさっています。この2つがあるからこそ、無人でも安心して動かし続けられるわけですね。
Grok Botの特徴
ここからは、Grok Botならではの強みを見ていきましょう。性能面の数値や、公開後に追加された機能を中心にまとめていきます。
まず性能面ですが、2026年10月時点でGrok Bot単体のベンチマークスコアは公開されていません。Botが使うモデルはCursor側で管理されており、ユーザーやチーム管理者が選ぶ仕組みにはなっていないのが理由です。
そこで参考にしたいのが、2026年9月22日に発表されたGrok 4.7。SpaceXAIの発表では、Grok 4.7をGrok Botのハーネスをネイティブに理解するよう学習させたと説明しています。

| ベンチマーク | Grok 4.7(xHigh) | Grok 4.6(High) | GPT-5.6 Sol(Max) | Fable 5.1(Max) |
|---|---|---|---|---|
| AA Briefcase v1.1(数時間規模の事務作業) | 1,657 | 1,546 | 1,487 | 1,678 |
| Harvey Legal Agent Benchmark(法務) | 19.6% | 15.8% | 2.5% | 6.7% |
| EEBench(電気工学) | 64.0% | 53.0% | 39.4% | 56.4% |
| CursorBench 4.0(長時間のコーディング) | 46.3% | 40.4% | 41.7% | 51.8% |
数時間かかる事務作業を測るAA Briefcaseでは、Grok 4.6から100ポイント以上も伸びました。Botに長い業務を丸ごと任せる使い方と相性のいい方向に、モデル側も進化していると言えそうです。
機能面では、一度やって見せるだけで手順を覚える点が見逃せません。Botに作業を横で見てもらうと、その流れをスキルとして保存し、次回からは自分で実行してくれます。ワークフロービルダーで手順を組み立てる必要はありません。
Grok Botの安全性・制約
Grok Botでは、送信や公開・購入・削除などの重要な操作の前に承認を求めるよう指示できます。承認画面の選択肢は「一度だけ許可」「常に許可」「拒否」の3つ。また、Auto Reviewを有効にすると、ツールの呼び出しやコンピュータ操作が実行前に評価される仕組みです。
ただし、公式ドキュメントはAuto Reviewについてモデルベースの判定であり、最小権限の設定や明示的な承認の代わりにはならないと明言しています。承認はこれから実行する操作を止めるもので、完了済みの作業は元に戻りません。
もうひとつ注意したいのが、同じユーザーのBotはすべて1台のコンピュータを共有する点です。あるBotのためにログインしたサービスは、ほかのBotからも使える状態になります。公式も「Botを分けることをセキュリティ境界として扱わないように」と注意を促しているので、権限の渡しすぎには気をつけてください。
Grok Botの料金
Grok Botには単体の有料プランがなく、CursorまたはSuperGrokの有料プランに含まれる形で提供されています。
Cursorのヘルプページによると、Cursor側のプランではUltraが最も多い週次利用枠を持ち、Pro+・Proの順に少なくなるとのこと。SuperGrokやX Premium+の個人アカウントをCursorアカウントにリンクして、利用枠を受け取る方法も用意されています。
| プラン | 月額料金 | Grok Botの利用枠 |
|---|---|---|
| Cursor Pro | 20ドル | 週次の利用枠(Pro+より少ない) |
| Cursor Pro+ | 60ドル | Ultraに次ぐ潤沢な週次枠 |
| Cursor Ultra | 200ドル | 最も多い週次枠 |
| Cursor Teams(Standard/Premium) | 1ユーザーあたり40ドル/120ドル | 全メンバーが利用可能(シートの枠に準拠) |
| SuperGrok(リンク) | 30ドル | リンクによる利用枠(Plusより少ない) |
| SuperGrok Plus(リンク) | 100ドル | Heavyに次ぐ潤沢な利用枠 |
| SuperGrok Heavy(リンク) | 300ドル | リンク経由で最も多い利用枠 |
| X Premium+(リンク) | X側の料金に準拠 | SuperGrok Plusより少ない利用枠 |
| Cursor Enterprise | 要問い合わせ | 管理者が設定 |
| 無料プラン | 0ドル | 使用量クレジット型の無料トライアル(7日間の期限あり) |
Grok Botのライセンス
Grok Botはオープンソースではなく、CursorのTerms of Serviceと、Grok Bot専用の補足規約(Grok Bot Terms)のもとで提供されるクラウドサービスとなります。
| 利用用途 | 可否 | 備考 |
|---|---|---|
| 商用利用 | ⭕️ | 補足規約で自社の社内業務目的での利用を許可 |
| 改変 | ❌ | サービス本体の改変・派生物の作成・リバースエンジニアリングは禁止(Botの設定やスキルは自由に編集可能) |
| 配布 | ❌ | サービスの再販・貸与は禁止(Botの設定は共有リンクで複製可能) |
| 特許使用 | – | |
| 私的使用 | ⭕️ |
Grok Botの使い方
Grok Botは、デスクトップアプリをインストールしてCursorアカウントでサインインすればすぐに使い始められます。今回は、公式の手順に沿って代表的な使い方を紹介していきましょう。
デスクトップアプリをインストール
まずはGrok Botの公式ページを開き、お使いのPCに合ったインストーラーをダウンロードしてください。

起動したら、ウェルカム画面の「Sign in」からCursorアカウントでサインインしましょう。ブラウザで認証を終えてアプリに戻れば準備完了です。

無料枠で試しに使ってみる
サインインが終わると、「Grok Bot」という名前の最初のBotとのチャット画面が開きます。
最初のメッセージでBotが自己紹介をしたあと、「これまでに使ったことのあるAIツールはどれですか?」という質問カードが表示されます。ChatGPT・Claude・Gemini・Microsoft Copilot・Cursorから当てはまるものを選ぶか、入力欄に自分で答えを書き込みましょう。

回答すると、選んだツールとGrok Botの違いを説明したうえで、ふだんAIに頼むような作業をひとつ試させてほしいと提案してきます。

画面の構成もシンプルで、左上の「+」から新しいBotを追加でき、左下の「アプリを接続」からはGmailやGoogleカレンダー・Googleドライブなどとの連携を始められます。画面下の入力欄には、マイクによる音声入力と音声チャットのボタンも並んでいます。
役割ごとにBotを作って仕事を頼む
慣れてきたら、左上の「+」から仕事ごとに新しいBotを作りましょう。Botを作るときは、名前・主な仕事・働き方の説明の3つを伝えます。
Botへの依頼文には、ゴール・参照する情報源・やってはいけないこと・成果物の形・確認してほしいタイミングを含めると精度が上がります。ツールへのログインが不要な最初のタスクとしては、以下のような依頼がおすすめです。
このドキュメントを5つの箇条書きで要約してください。
日付・決定事項・未解決の論点は別セクションにまとめ、それぞれページ番号か章を示してください。
元のファイルは変更しないでください。途中でログインが必要なサイトに当たると、Botがコンピュータの操作を引き継ぐよう求めてきます。会話画面から「Agent Computer」を開いてパスワードなどを自分で入力し、操作をBotに戻せばOKです。
スマホアプリから話しかける

Grok Botはスマホアプリにも対応しており、外出先から同じBotに仕事を頼むこともできます。デスクトップとスマホは同じクラウド上のBot・会話・ルーティンにつながっているので、PCで始めた会話の続きをスマホで進めることも可能です。
また、スマホでは、依頼文を打つ代わりに音声入力も使えます。
ルーティンとWebhookで自動実行する
ルーティンワークは、「ルーティン」に登録するとPCを閉じていても自動で動いてくれます。設定方法はとても簡単で、Botにチャットで頼むだけです。
平日の毎朝9時に、新しく届いたサポートチケットをこのチャットに要約してください。作成したルーティンは、Botの詳細画面の「Tasks」から確認できます。「Test」ボタンを押すとすぐに試し実行できますが、実際に作業が行われる点には注意が必要です。
外部のシステムから起動したい場合は、Botに「このルーティンにWebhookトリガーを追加して」と頼みましょう。ルーティンの画面に表示されるURLとキーを使い、以下のようにPOSTリクエストを送ります。
curl -X POST "ルーティン画面のPOST toに表示されたURL" \
-H "Authorization: Bearer ルーティン画面のkeyに表示された値" \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{"source": "inquiry-form", "message": "新しい問い合わせが届きました"}'送ったJSONは、ルーティンの指示と一緒にBotへ渡される仕組みです。レスポンスが200なら実行の受け付けに成功した状態で、結果はBotのチャットに届きます。
【業界別】Grok Botの活用シーン
ここからは、Grok Botが力を発揮しそうな場面を業界別に整理していきましょう。自社に置き換えながら、導入のイメージを膨らませてみてください。
ソフトウェア開発
開発チームにとっては、10月1日に追加されたCursorへのコーディング委任が注目ポイントです。Botが要件を整理し、実装はCursorに任せ、GitHubやOriginのプラグインでプルリクエストまで管理してくれるようになりました。
公式でも、エンジニアリングBotがプロダクト画面でバグを再現してチケットを起票し、修正をデバッグ用のBotへ渡す流れが紹介されています。SentryやPagerDutyのイベントをルーティンの起動条件にすれば、障害の一次調査を自動で始めることも可能です。スマホから実装を依頼できるので、移動中に小さな修正を進めたい場面でも役立つでしょう。
生成AIを搭載したSaaSについて、詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

経理・バックオフィス
請求書や経費の処理は、ツールをまたぐ手作業が多い領域です。SpaceXAI社内では、オペレーション担当のBotがGmailで受け取った請求書を処理し、新入社員の座席手配まで行っていると紹介されています。
APIのない会計システムや社内ポータルでも、画面を操作できるBotなら転記作業をそのまま任せられるのが強みです。毎月決まった日にデータを集計してレポートを作るような業務は、ルーティンとの相性も抜群でしょう。ただし支払いや送金に関わる操作は、必ず承認を挟む設定にしておくことをおすすめします。
経理業務での生成AI活用に興味がある方は下記も参考にしてください。

マーケティング・SNS運用
マーケティング部門なら、広告データの集計や競合の動向チェックなど、毎週の定点観測をBotに任せる使い方がぴったりです。8月末に追加されたXコネクタを使えば、投稿の検索やタイムラインの確認・メンションのチェックもBotに頼めるようになりました。
毎朝Xの反応をまとめてチャットに届けるルーティンを作っておけば、担当者はレポートを読んで次の施策を考えるだけで済みます。なお、2026年10月時点のXコネクタは読み取り中心の機能となっているため、投稿まで自動化したい場合は運用方法を別途検討してください。
広告業界における生成AI活用について、詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

【課題別】Grok Botが解決できること
続いて、Grok Botが解決できる業務課題をピックアップして紹介します。従来の自動化ツールでは手が届かなかった部分に効いてくるはずです。
APIのない社内システムの操作を任せられる
業務の自動化でよく壁になるのは、APIが用意されていない社内システムや古い管理画面ではないでしょうか。これまではRPAで画面操作を細かく設定するか、担当者が手作業で続けるしかありませんでした。
Grok Botは、プラグインがないツールでも人間と同じように画面を操作して作業できるのが最大の特徴です。公式の発表でも、APIやMCPが整っていないプラットフォームを含めて仕事をこなせると説明されています。一度やって見せれば手順を覚えてくれるので、細かいシナリオを組む手間もかかりません。
毎週繰り返す定型業務を手放せる
週次レポートの作成や、毎朝のデータ確認のように「やることは決まっているけれど時間を取られる」業務は多いものです。こうした作業は、ルーティンに登録するだけで自動化できます。
ルーティンを起動するきっかけは、決まった時刻だけではありません。SlackのメッセージやGitHub・Linear・Sentry・PagerDutyのイベント、メールやWebhookでも動かせます。クラウド上で動くため、PCを閉じていても止まりません。修正を伝えれば手順を覚え直してくれるので、業務の変化にも柔軟に合わせられます。
ツール間の転記や連絡の手間を減らせる
CRMにメモを貼り付けてチャットで共有し、さらにチケットを起票する。こうしたツール間の橋渡しは、地味ながら多くの時間を奪っています。
Grok Botでは、複数のBotを同じスレッドに入れると、Bot同士で仕事を受け渡しながら進めてくれるのです。チーフ・オブ・スタッフ役のBotを上に置き、受信トレイ管理や経費、採用などの担当Botをまとめる使い方も公式に紹介されています。担当者がチャット間でメモを貼り付けて回る必要がなくなるのはありがたいですね。
担当者が不在の時間帯も仕事を進められる
担当者の作業は、会議や休暇・夜間などでどうしても止まってしまうもの。Grok Botはクラウドのコンピュータで24時間動けるので、退勤後や移動中にも仕事を進めてくれるでしょう。
承認が必要なところでは作業を止めて通知してくれるため、朝に結果と承認待ちのリストを確認するだけで業務が回る体制を作れます。少人数のチームでも、Botを増やすことで担当範囲を広げられるのは心強いポイントです。
Grok Botを使ってみた
それでは実際に、Grok Botのデスクトップアプリ(macOS)でどこまで仕事を任せられるのかを試していきましょう。今回はリサーチの依頼と、複数Botによる分業の2つを検証します。
「AIエージェントの最新トレンド」を調べてもらった
初回の会話でBotから「ふだんAIツールに頼むようなことを、ひとつ私のやり方でやらせてください」と提案されたので、「あるテーマを調べて要約して」を選択。AIエージェントの最新トレンドを依頼しました。


最初のあいさつから約4分で、6つのトレンドが日付と出典リンク付きで提示してくれました。
さらには、結果を返したあとに「このリサーチを専任で受け持つボットを作りませんか」と、頼んでもいない次の仕事を提案してくれています。単発の回答で終わらず、定期業務として任せる流れに自然と誘導してくれるのは優秀ですね。
2体のBotに分業させ、PCを閉じている間に仕上げてもらう
続いては、リサーチ担当の「Scout」と編集担当の「Editor」を左上の「+」から作成し、メインのGrok Botに次のように依頼します。
プロンプトはこちら
Scout:直近1週間のAIエージェント関連ニュースを5件調べ、出典URLと公開日付きでEditorに渡してください。
Editor:その内容をもとに非エンジニア向けの社内ニュースレターの下書きを作り、完成したら私に確認を求めてください。
出力結果はこちら

依頼から10分ほどPCをオフラインにしていましたが、その間に、Scoutの調査をもとにEditorが出典と日付付きの下書きを完成させ、「この下書きで確定してよいですか?」と承認を求めてくれていました。Bot同士の連携が確認できました。
なお、今回は7日間の無料トライアル枠で試しましたが、この2つの検証で利用枠の12%を消費しました。試される方は参考にしてみてください。

【2026年10月時点】X上で話題のGrok Bot関連トピック
Grok Botは公開から約2か月で、X上でたびたび大きな話題になってきました。最後に、2026年10月2日時点で大きく盛り上がっているトピックを紹介します。
OpenAIのdots発表当日に「dot.com」がGrok Botへ転送
2026年9月30日、OpenAIがdotsを発表した直後に、あるユーザーが「dot.com」にアクセスするとGrok Botのダウンロードページに転送されることを発見しました。
このポストは瞬く間に拡散され、海外メディアでも取り上げられています。報道によると、dot.comのドメインは2026年7月に所有者が変わっていたとのことです。
リプライでは「dots.comはどうなの?」といったツッコミも相次ぎ、AIエージェントをめぐる両社の競争を象徴する出来事として注目を集めました。なお、SpaceXAIはドメイン取得の理由を公式には明らかにしていません。
利用枠の消費スピードと度重なるリセット
ユーザーの間でいちばん議論になっているのが、利用枠の消費スピードです。常時稼働するエージェントは想像以上にトークンを使うため、「すぐに上限に達する」という声が多く見られます。
これを受けてSpaceXAIは、8月27日と9月6日に全ユーザーの利用枠をリセットしました。9月6日のポストには「上限を恒久的に引き上げてほしい」というリプライも付いています。
10月1日の公式ポストにも、「最強なのは認めるが利用枠の減りが早すぎる」というリプライが寄せられていました。利用枠の設計は、今後のアップデートで変わる可能性がありそうです。
対象プランの拡大で日本でも一気に話題に
8月27日にSuperGrokとCursor Proへ対象が広がったタイミングで、日本のAIユーザーの間でも話題が一気に広がりました。
国内のAI情報発信者として知られるKinopee氏も、すべてのCursorとSuperGrokの課金ユーザーがGrok Botを使えるようになったことを日本語で紹介しています。
月額20ドルから試せるようになったことで、個人開発者や小規模チームが実務に組み込む事例も増えてきました。noteなどでも、ルーティンを使った日次の明細チェックや、Cursorを動かしたアプリ開発の体験記が多く共有されています。
Cursorへのコーディング委任と「先回り提案」機能
10月1日と2日には、立て続けに大きなアップデートが発表されました。
10月1日のアップデートでは、BotがCursorにコーディング作業を引き渡し、GitHubやOriginのプラグインでプルリクエストを管理できるように。作ったものを動画デモで共有する機能も加わり、SpaceXAIのエンジニアリングチームが使っているBotもテンプレートとして公開されています。
翌10月2日には、メインのBotがこちらから頼まなくても手伝えそうな仕事を見つけて提案する機能が追加されました。提案は利用枠を消費しない仕様です。
X・Grok・Cursorの統合サブスク「XPASS」のリーク
10月1日には、X・Grok・Cursor・Grok Botをひとつのプランでまとめる統合サブスクリプション「XPASS」を開発中とするリーク情報が投稿され、話題になっています。
投稿では、利用量の異なる複数の料金帯が用意されると紹介されていました。ただし、2026年10月2日時点でSpaceXAIからの公式発表はありません。料金体系が変わる可能性もあるため、続報には注目しておきたいところです。
Grok BotをはじめとしたAIエージェントのご相談はWEELへ!
Grok Botは、自分専用のクラウドコンピュータでツールにサインインし、仕事を最後まで仕上げるAIチームメイトです。複数のBotを役割ごとに動かし、ルーティンで定型業務を自動化できるため、少人数でも大きな仕事量をこなせる体制が作れるでしょう。
一方で、Bot同士でログイン情報を共有する設計や、自律的な操作の責任が利用者側にある規約など、企業で使うなら押さえるべき点もあります。権限の範囲や承認のルールを決めたうえで、まずは影響の小さい業務から試してみてください。
弊社では、AI導入を検討中の企業向けに、業務効率化や新しい価値創出を支援する情報提供・導入支援を行っています。最新のAIを活用し、効率的な業務改善や高度な分析が可能です。
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