ChatGPTの法人利用方法6選!業務が鬼捗る生成AIサービス10選や料金、セキュリティについても紹介

chatgpt 法人利用

ChatGPTの法人向けプランとして、EnterpriseプランやTeamプランがリリースされていることはご存知でしょうか?

とくに、「ChatGPT Enterprise」は安全性が高く、応答も速いので、さまざまな業務を効率化できます。しかし、「ChatGPT Enterprise」はOpenAIから承認を受けなければならないので、全員がすぐに利用できるわけではありません。よって、現状は「ChatGPT Team」を利用するか、別の方法でChatGPTの機能を法人利用するのが得策です。

この記事では、ChatGPTの機能を法人利用する方法やChatGPT内臓のおすすめサービスをご紹介します。最後まで目を通していただくと、ChatGPTを安全かつ効率的に法人利用できるようになるので、業務の生産性が上がること間違いありません。

ぜひ最後までご覧ください。

目次

ChatGPTは法人利用できる?

ChatGPTは、契約するプラン次第で法人利用もできます。契約するプラン次第というのは、プラン次第ではセキュリティ上に不安があるためです。そこで、セキュリティ問題を回避するなら、ChatGPTのTeamプランかEnterpriseプランを契約しましょう。会話内容がトレーニングに利用されないのはもちろん、アカウントの管理がしやすくなります。

ただ、ChatGPTを法人利用する際は、以下4点のように気になるポイントがあるかと思います。

  • ChatGPTの料金
  • ChatGPT Enterpriseとは
  • ChatGPT Teamとは
  • ChatGPTのセキュリティ問題について

以下で、それぞれの詳細をわかりやすく解説していくので、ぜひご覧ください。

ChatGPTの料金

2024年2月現在で提供されているChatGPTのプランと料金をまとめました。

  • Free:無料
  • Plus:月額20ドル
  • Team :月額25ドル(年払い)/月額30ドル(月払い)
  • Enterprise:企業の規模による

上記のプランをざっくり分けると、FreeとPlusは個人向け、TeamとEnterpriseが法人向けといった内容です。したがって、料金は個人向けプランのほうが安いものの、機能やセキュリティでは法人向けプランが優れています

続いて、ChatGPTの法人向けプランであるEnterpriseとTeamについて詳しく解説していきますが、Plusも気になる方は以下の記事をご覧ください。

参考記事:機能が段違いのChatGPT Plusとは?無料版との違いや使い方、料金体系を解説

ChatGPT Enterpriseとは

ChatGPT Enterpriseは、企業向けに提供されているプランです。おもに以下の特徴があります。

  • 入力されたプロンプトや会社データはOpenAIモデルのトレーニングには使われない
  • マスターアカウントでメンバーの一括管理が可能
  • 通常よりも2倍までの速さが出せるGPT4を無制限で利用可能
  • 通常より4倍の長さの文章を入力できる

とくに、AIモデルの性能が優秀である点や、入力した情報がトレーニングに利用されない点が大きなメリットです。

しかし、EnterpriseプランはOpenAIから承認を受けた企業でなければ使用できないので、すべての企業が必ず使えるとは限りません。また、料金は問い合わせてみないとわからないので、かなり高額になる可能性もあります。

よって、ChatGPTを法人利用するなら、基本的にはTeamプランを契約するのがおすすめです。

ほかにも、ChatGPTのAPIを利用してほかのシステムに連携させる方法や、ChatGPTをベースにして作られたSaaSを利用する方法なども有効な手段として挙げられます。

詳しい特徴は以下の記事でも解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。

参考記事:ChatGPT Enterpriseとは?法人用ChatGPTの料金体系や利用方法を徹底解説

ChatGPT Teamとは

ChatGPT Teamは、2024年1月10日に発表された、チーム向けの新プランです。

おもに以下の特徴があります。

  • GPT-4への高速アクセスが可能
  • 豊富なツールを高い利用制限で使用可能
  • ビジネスデータや会話内容はトレーニングに利用されない
  • チーム専用の共同ワークスペースと管理コンソールを搭載
  • チームの作業スペースにカスタムGPTを作成し共有する機能
  • 新機能と改善への早期アクセス

最大の特徴は、複数人のチーム単位での使用を想定している点です。GPT-4への高速アクセスやオリジナルGPTの作成など、さまざまなタスクをチーム専用の共同ワークスペース内で実行できます。

詳しい特徴は以下の記事でも解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。

参考記事:【ChatGPT Team】使い方や料金、できること、無料・Plus・Enterpriseとの違いを解説

ChatGPTのセキュリティ問題について

ChatGPTは、契約するプランによってセキュリティ対策に違いがあります。おもな違いを以下にまとめました。

  • Free:入力した内容がAIモデルのトレーニングに利用される
  • Plus:設定次第で入力した内容がトレーニングに利用されなくなる
  • Team :デフォルトの設定で入力内容がトレーニングに利用されない
  • Enterprise:入力した内容はトレーニングに利用されない

上記をみればわかる通り、Freeプランはチャットに入力した内容がAIモデルのトレーニングに利用されるので、法人利用するのはおすすめしません。

Plusも設定次第では入力内容がトレーニング利用されなくなるものの、セキュリティ問題にはやや不安が残ります。したがって、ChatGPTを安全に法人利用するなら、TeamプランもしくはEnterprieseプランがおすすめです。

ChatGPTを法人利用する方法

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ChatGPTの法人利用の方法メリットデメリット
ChatGPT(無料版)を使う導入が容易無料セキュリティに問題がある
ChatGPT Plus(有料版)を使うコストが比較的抑えられるGPT4やGPTsなどが使える無料ではなくなるセキュリティには若干の不安がある
ChatGPT Team(有料版)を使うチーム専用のワークスペースが使えるGPT4やGPTsなどが使える安全性が比較的高いコストがかかる
OpenAI Playgroundを利用する導入が容易そのまま使うよりも多くの機能を使えるセキュリティが100%安全とは言えない自社用にカスタマイズできない
ChatGPTをベースにしたSaaSを利用するカスタマイズできる他社サービスを使う場合は、そこまでコストがかからない安定性に欠けるコストがかかる
ChatGPTのAPIを使う安全性が最も高い安定している工数がかかるコストがかかる
ChatGPT EnterpriseOpenAI公式のサービス安全性の保証やGPT4無制限などの機能がついている料金体系が不明

ChatGPTを法人利用する方法は、上記の7種類に分けられます。以下で、それぞれの方法のメリット・デメリットを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

ChatGPT(無料版)を使う

OpenAI社が提供しているChatGPTをそのまま使えば、文章の作成や要約が行えるほか、情報のリサーチや提案にも活用できます。なにより、OpenAI社のアカウントを作成するだけで利用できるようになるので、導入を容易に行えるのがメリットと言えるでしょう。

しかし、ChatGPTを利用する場合は、以下の3つの注意点が存在します。

  • 情報漏洩
  • 著作権やプライバシーの侵害
  • 虚偽情報の生成

まず、ChatGPTに入力されたデータは、AIの学習に利用される可能性があります。これは、OpenAI社が公式サイトで以下のようにコメントしているので間違いありません。

API以外のChatGPTとDALL-Eに入力したデータは、モデル改善に使用する場合がある

引用:How your data is used to improve model performance | OpenAI Help Center

これを知らずに、会社や個人にとって秘匿性の高い情報をテキストデータとして入力してしまうと、情報が漏洩してしまう可能性があります。しかし、ChatGPTのAPIを活用すれば、テキストデータがAIの学習に利用されないので、情報漏洩のリスクを低減することが可能です。

また、ChatGPTの回答はインターネット上に存在する情報を基に作られるので、他人の著作物を模倣したり、プライバシーを侵害したりするリスクがあります。したがって、ChatGPTで作成した文章をそのまま使用するのは絶対にやめましょう。社内の確認プロセスや教育プログラムを整備し、従業員に法律や規則の遵守を徹底させることが大切です。

さらに、ChatGPTは虚偽情報を回答する可能性があるため、回答された文章をそのまま利用すると企業としての信頼を落とす可能性があります。誤った情報を生成してしまうのは、ChatGPTの無料版で使えるGPT-3.5が2021年までの学習データしか学習しておらず、誤った情報を学習しているケースがあるためです。したがって、回答結果の確認プロセスを整備し、適宜情報の整合性を確認しましょう。

ChatGPTをそのまま使う場合は、弊社でChatGPT活用コンサルも承っておりますので、ぜひご相談ください!

ChatGPT Plus(有料版)を法人利用する

ChatGPT Plusを利用すれば、GPT-3.5よりも優秀なGPT-4をチャットで利用できます。画像生成やPDFの読み込み、GPTsを使ったオリジナルGPTの作成など、無料版では使えなかった機能を使えるのが大きなメリットです。

ただし、ChatGPT Plusはあくまで個人向けに提供されているので、セキュリティ対策が完全ではありません。設定次第では、入力した情報がAIモデルのトレーニングに利用されてしまうため、最悪の場合は情報漏洩などに繋がります。

また、アカウントの管理も個人に委ねられるので、ChatGPTを利用するならTeamプランやEnterprieseプランを契約しましょう。

ChatGPT Team(有料版)を法人利用する

ChatGPT Teamなら、デフォルトの設定で入力内容がAIモデルのトレーニングに利用されないようになっているので、比較的安全にChatGPTの機能を利用できます。

また、アカウント管理がしやすく、共同ワークスペースを利用できることから、チームとしての生産性はほかのプランより向上するはずです。

しかし、ChatGPT Teamはほかのプランよりも料金が高くなるというデメリットが存在します。Plusプランと月額5ドル以上の差があるので、導入する際は予算と相談してみてください。

OpenAI Playgroundを利用する

OpenAI Playgroundは、ChatGPTと同じく文章の生成や要約が行えるツールです。ChatGPTとの違いは、そのカスタマイズ性の高さで、使用するモデルを指定したり、出力に制約を加えたりできます。ChatGPTと同じく導入が容易であるほか、ChatGPTをそのまま使うよりも多くの機能を使えるのがメリットです。

しかし、セキュリティが100%安全とはいえず、自社用にカスタマイズすることもできません。安全性やカスタマイズ性の高さを求めるなら、ChatGPTをベースにしたSaaSやAPIを利用しましょう。

ChatGPTをベースにしたSaaSを利用する

ChatGPTのAPIを使って、自社もしくは他社が開発したSaaSを利用する方法です。自社専用に開発すれば、カスタマイズ性が高まるので、業務に必要なさまざまな機能を実装できます。また、他社が多数の企業に向けて開発したSaaSを利用する場合は、コストもそこまでかかりません。

ChatGPTをベースにしたSaaSの代表例としては、法人GAIが挙げられます。法人GAIを導入すれば、従業員が個人でアカウントを作成する必要がなくなるほか、豊富なテンプレートを活用することにより、カスタマーサポートやマーケティング業務を効率化できます。

一方、自社専用にSaaSを開発するとなれば、多くのコストがかかります。他社が多数の企業向けに開発したSaaSを利用する場合は、多くの企業が同じツールを利用する分、応答速度などの安定性に欠けるのがデメリットです。

ChatGPTのAPIを法人利用する

ChatGPTのAPIを活用して、社内システムにChatGPTの機能を連携させれば、社内や社外からの問い合わせに自動応答するシステムを構築することが可能です。また、文章の作成や要約など、従来のChatGPTでできる業務もAPI経由で行えば、入力したテキストデータがAIの学習に利用されないので情報漏洩リスクも軽減できます。

ChatGPTのAPIを法人利用するには、本家OpenAI社が提供しているAPIを利用する方法もありますが、安定性・セキュリティ面で優れている別の方法も存在します。それは、Microsoft社が提供しているAzure OpenAI ServiceのAPIを使用する方法です。

より詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください!

参考記事:CTOの視点から見たAzure OpenAI ServiceとOpenAIのChatGPT APIの深堀り比較

一方、ChatGPTのAPIを利用する場合は、コストや工数がかかるというデメリットが存在します。コストについては、従量課金制となっており、例えば「gpt-3.5-turbo」を利用する場合の料金は以下のとおりです。

  • 1,000入力トークンあたり0.015ドル
  • 1,000出力トークンあたり0.002ドル

トークンとは単語数や文字数のことで、ひらがな1文字1トークン、漢字1文字2〜3トークンとしてカウントされます。

また、ChatGPTのAPIをMicrosoft社のAzureから使う場合は環境構築が必要になります。環境構築でエンジニアがいない場合は、弊社にご相談を!

ただし、環境構築を行わなくてもChatGPTのAPIを利用できるケースがあります。以下で、環境構築しなくてもAPIを利用できるChatGTPを内臓しているサービスをご紹介するので、ぜひ導入を検討してみてください!

ChatGPTを法人で使う方法「ChatGPT Enterprise」

最後に、ChatGPTを法人で使う方法として、OpenAI公式のサービス「ChatGPT Enterprise」があります。

ChatGPT Enterpriseとは、2023年8月29日に公開されたサービスで、これまで個人契約しかできなかったChatGPTが法人契約できるようになった最初のプランです。

ただ、法人契約できるだけではなく、以下の機能がついてきます。

  • 無制限のGPT4
  • 通常よりも2倍までの速さが出せるGPT4利用
  • Code Interpreterへの無制限のアクセス
  • 通常より4倍の長さの文章を入力できる、GPT4 32kモデルコンテキストウィンドウ
  • (契約条件によっては)APIをの無料クレジット付与

これ以外にも、安全性の保証やメンバーの一括管理機能など、法人に特化した特別な機能がついてきます。

ただ、2024年2月現在においても料金体系が明かされておらず、費用対効果に合うものになるかどうかは不明です。そのため、現時点ではここまでで紹介してきた方法のいずれかを使うのが良いでしょう。

なお、ChatGPT Enterpriseの利用申請について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
ChatGPT Enterpriseとは?法人用ChatGPTの料金体系や利用方法を徹底解説

ChatGPT内臓のサービス5選

以下のサービスは、ChatGPTの全ての機能が使えるわけではないものの、ChatGPTの優れた機能が外部サービスと融合して使えるようになります

それぞれのサービスの機能や料金など、基本情報を以下にまとめました。

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サービス名機能・特徴料金体系日本語対応サイト
miro直感的な操作で意見を出し合い、AIが情報を整理することで会議を効率化できるオンラインホワイトボードツールフリープラン:無料スタータープラン:月額8ドルビジネスプラン:月額16ドルエンタープライズプラン:要問い合わせありhttps://miro.com/ja/strategic-planning/
SiderGoogleChromeの拡張機能。OpenAIのサイトにアクセスすることなく、ブラウザ上のどこでも素早くChatGPTを利用できるスタータープラン:無料年契約:100ドル/年月契約:10ドル/月従量課金制:入力・出力した文字数に応じて変動ありhttps://sider.ai/
SlidesGPT入力したテーマや内容に応じて、AIがプレゼンテーションスライドを自動生成してくれる無料プラン:無料ペイ・パー・ダウンロード:1ダウンロードあたり2.5ドルありhttps://slidesgpt.com/
CopyAI特定のキーワードを入力することで、ブログ記事やメール文などの目的に応じた文章を作成してくれるFreeプラン:無料Proプラン:月額49ドルEnterpriseプラン:要問い合わせなしhttps://appsource.microsoft.com/ja-jp/product/office/wa200003696?tab=overview
ChatGPT for ExcelChatGPTをExcel内で利用して、文章作成や情報の抽出ができる無料(ただしAPIキーの取得に費用がかかる)ありhttps://appsource.microsoft.com/ja-jp/product/office/wa200005271?tab=overview
Excel LabsChatGPTをExcel内で利用して、文章や要約の作成ができる無料(ただしAPIキーの取得に費用がかかる)ありhttps://appsource.microsoft.com/ja-jp/product/office/wa200003696?tab=overview

以下で、それぞれのサービスの特徴を詳しく解説します。

Miro

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サービス名Miro
機能・特徴直感的な操作で意見を出し合い、AIが情報を整理することで会議を効率化できるオンラインホワイトボードツール
料金体系フリープラン:無料スタータープラン:月額8ドルビジネスプラン:月額16ドルエンタープライズプラン:要問い合わせ
日本語対応あり
サイトhttps://miro.com/ja/strategic-planning/

Miroは、チーム内の情報共有を効率化できるオンラインホワイトボードツールです。

1000種類以上の豊富なテンプレートを備えているほか、付箋やマインドマップを使用して直感的な操作で会議を行えます。

とくに、Miro AIに搭載されている「付箋を感情ごとにクラスター分けする機能」を利用すれば、場に出揃っている意見を肯定的・中立的・否定的の3種類に分けられるので、意見を素早くまとめることができるでしょう。

Miro AIの中身はChatGPTの機能を利用しているものの、入力したテキストデータがAIの学習に利用されることはないので、安全性を重視している方にもおすすめのツールです。

参考記事:Miro公式サイト

Sider

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サービス名Sider
機能・特徴GoogleChromeの拡張機能。OpenAIのサイトにアクセスすることなく、ブラウザ上のどこでも素早くChatGPTを利用できる
料金体系スタータープラン:無料年契約:100ドル/年月契約:10ドル/月従量課金制:入力・出力した文字数に応じて変動
日本語対応あり
サイトhttps://sider.ai/

Siderは、ブラウザ上で素早くChatGPTの機能が利用できるようになる、GoogleChromeの拡張機能です。インストールすれば、どのページを開いていてもChatGPTにテキストを入力できるようになるので、OpenAIのサイトにアクセスする手間から解放されます。

ChatGPTと同じようにテキストを入力して、チャット形式で回答を得ることはもちろん、現在開いているページの要約を指示することも可能です。課金すれば、YouTube動画のの要約も可能になるので、記事や動画の要点を素早く把握したいときに使えますね!

SlidesGPT

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サービス名SlidesGPT
機能・特徴入力したテーマや内容に応じて、AIがプレゼンテーションスライドを自動生成してくれる
料金体系無料プラン:無料ペイ・パー・ダウンロード:1ダウンロードあたり2.5ドル
日本語対応あり
サイトhttps://slidesgpt.com/

SlidesGPTは、ChatGPTの機能を活用した、プレゼンテーションスライドを自動で生成するツールです。

入力したテーマや内容に応じて、AIがプレゼンテーションスライドを自動生成してくれるので、プレゼンテーション資料を爆速で作れるようになります。

また、クラウド上で利用するサービスであるため、特定のソフトウェアをインストールする必要はありません。

料金プランは、無料プランと有料プランの2つがありますが、無料プランではプレゼンテーションの作成や共有のみに機能が制限されます。

有料プランであれば、PDFやPowerPointなど、作成した資料をさまざまなファイル形式に変換できるので、会議や営業用の資料を作成する際に活用してみてください!

CopyAI

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サービス名CopyAI
機能・特徴特定のキーワードを入力することで、ブログ記事やメール文などの目的に応じた文章を作成してくれる
料金体系Freeプラン:無料Proプラン:月額49ドルEnterpriseプラン:要問い合わせ
日本語対応なし
サイトhttps://www.copy.ai/

CopyAIは、キーワードを入力することで、ブログ記事やメール文など、目的に応じた文章を自動生成してくれるツールです。

主に、以下4つの機能が存在します。

  • ブログ記事やメール文の作成
  • キャッチフレーズやスローガンの作成
  • 質問への回答
  • 楽曲や小説などのクリエイティブコンテンツの作成

一見、ChatGPTをそのまま使っても同じように感じますが、CopyAIは豊富なテンプレートを備えている点に違いがあります。

ブログ記事作成においては、タイトル・キーワード・トーンなどを設定できるので、より細かい指示を与えてボリュームのある記事を作成できますよ。

また、料金プランには、3種類のプランが存在しますが、無料プランでは1ヶ月あたり2,000文字の制限がある点に注意しましょう。ヘビーユーズしたい方は、有料プランの契約がおすすめです。

ChatGPT ×Excel

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サービス名ChatGPT for ExcelExcel Labs
機能・特徴ChatGPTをExcel内で利用して、文章や要約を作成できる
料金体系無料(ただしAPIキーの取得に費用がかかる)
日本語対応あり
サイトChatGPT for ExcelExcel Labs

ChatGPT for ExcelとExcel Labsは、それぞれExcel内でChatGPTの機能が利用できるようになるアドインです。以下でそれぞれの機能や特徴を解説します。

ChatGPT for Excel

ChatGPT for Excelは、Excel内でChatGPTを利用して文章の作成や情報の抽出ができるアドインです。

ChatGPT for Excelでは、以下の関数を利用できます。

  • AI.ASK:AIによる文章生成機能
  • AI.LIST:AIによるリスト生成機能
  • AI.FILL:AIによるデータ補完機能
  • AI.FORMAT:AIによるデータフォーマット機能
  • AI.EXTRACT:AIによるデータ抽出機能
  • AI.TRANSLATE:AIによる翻訳機能

上記の機能を活用することにより、Excelの作業中に出てきた疑問を解決できるほか、リストや表作成を効率化することが可能です。

Excel Labs

Excel Labsは、Excelの新機能を試験的に利用できるアドインです。「LABS.GENERATIVEAI」という関数を利用して、テキストの生成や要約に活用できます。ちなみに、「LABS.GENERATIVEAI」は、ExcelのセルからChatGPTにプロンプトを送り、回答結果をセルに返すという仕組みです。

Excel Labsを活用すれば、アンケートの回答結果に含まれるキーワードを分析できるほか、情報の分類分けなどもできるので、集計業務を中心にさまざまな業務を効率化できますよ!

ChatGPTを法人利用して業務を効率化させよう

ChatGPTを法人利用する方法は、主に7種類に分かれており、それぞれにメリット・デメリットが存在します。

そこで、それぞれの方法ごとにメリット・デメリットをまとめました。

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ChatGPTの法人利用の方法メリットデメリット
ChatGPT(無料版)を使う導入が容易無料セキュリティに問題がある
ChatGPT Plus(有料版)を使うコストが比較的抑えられるGPT4やGPTsなどが使える無料ではなくなるセキュリティには若干の不安がある
ChatGPT Team(有料版)を使うチーム専用のワークスペースが使えるGPT4やGPTsなどが使える安全性が比較的高いコストがかかる
OpenAI Playgroundを利用する導入が容易そのまま使うよりも多くの機能を使えるセキュリティが100%安全とは言えない自社用にカスタマイズできない
ChatGPTをベースにしたSaaSを利用するカスタマイズできる他社サービスを使う場合は、そこまでコストがかからない安定性に欠けるコストがかかる
ChatGPTのAPIを使う安全性が最も高い安定している工数がかかるコストがかかる
ChatGPT EnterpriseOpenAI公式のサービス安全性の保証やGPT4無制限などの機能がついている料金体系が不明

ChatPGPTをそのまま利用する方法やOpenAI Playgroundを利用する方法は、容易に導入できるメリットがありますが、セキュリティリスクやカスタマイズ性の観点からあまりおすすめはできません

安全性や効率を重視する場合は、ChatGPTをベースにしたSaaSの開発やChatGPTのAPIを活用して社内システムに連携させることを検討すべきですが、これらの導入にはコストがかかります。

そこで、できる限りChatGPTの機能を低コストで利用したい方は、「ChatGPT Team」を契約するか、ChatGPTを内臓しているサービスを利用するのがおすすめです。

「ChatGPT Team」なら、GPTsで自社用にオリジナルAIチャットボットを作れるので、問い合わせ業務などを削減できます。

一方、ChatGPTを内臓しているサービスの利用を検討している方は、以下6つのサービスをチェックしてください。

  • Miro
  • Sider
  • SlidesGPT
  • CopyAI
  • ChatGPT for Excel
  • Excel Labs

これらのサービスは、ChatGPTの機能を利用して文章の作成や情報の収集を効率化できます。

ChatGPTを内臓しているサービスを利用すれば、導入コストを抑えながら社内業務を効率化できるので、ぜひ導入を検討してみてください!

最後に

いかがだったでしょうか?

弊社では

・マーケティングやエンジニアリングなどの専門知識を学習させたAI社員の開発
・要件定義・業務フロー作成を80%自動化できる自律型AIエージェントの開発
・生成AIとRPAを組み合わせた業務自動化ツールの開発
・社内人事業務を99%自動化できるAIツールの開発
ハルシネーション対策AIツールの開発
自社専用のAIチャットボットの開発

などの開発実績がございます。

まずは、「無料相談」にてご相談を承っておりますので、ご興味がある方はぜひご連絡ください。

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生成AIを社内で活用していきたい方へ
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「生成AIを社内で活用したい」「生成AIの事業をやっていきたい」という方に向けて、生成AI社内セミナー・勉強会をさせていただいております。

セミナー内容や料金については、ご相談ください。

また、サービス紹介資料もご用意しておりますので、併せてご確認ください。

投稿者

  • WEEL Media部

    株式会社WEELが運営する生成系AI関連メディア「生成AI Media」は、AIの専門家によるWebメディアです。 AIに特化した編集部がAIの活用方法、導入事例、ニュース、トレンド情報を発信しています。

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