Copilotの裏技12選!仕事が速くなる便利な使い方・設定・プロンプトのコツ

- Copilotの裏技は操作・設定、隠れ機能、Word・Excel・PowerPoint、プロンプトの4分野
- 無料版でも試せる裏技が多く、Officeアプリとの連携はMicrosoft 365 Personal以上で使える
- 業務で使うなら機密情報の扱いと学習・メモリの設定を先に確認しておく
Copilotの裏技とは、設定の小さな工夫からOfficeアプリとの連携、プロンプトの書き方まで、知っているだけで作業時間を減らせる使い方です。とはいえ、「無料版でどこまでできるの?」「有料プランが必要なのはどれ?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、すぐ試せるCopilotの裏技12個を、使えるプランとあわせて紹介します。最後まで読めば、自分のプランで使える時短のコツがわかります。
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Copilotの裏技12選

今回紹介する裏技は、次の12個です。12個のうち6個は無料版でも試せるので、まずは自分のプランで使えるものから取り入れてみてください。
検証はすべて、2026年10月時点の筆者環境(Microsoft 365 Personal、MacのChromeブラウザ)で行いました。
| 分類 | 裏技 | 無料版 | Personal以上 |
|---|---|---|---|
| 操作・設定 | カスタム指示で回答の形を固定する | – | ○ |
| 操作・設定 | 会話をデータ学習させない設定を確認する | ○ | ○ |
| 操作・設定 | メモリのインポート・エクスポート | ○ | ○ |
| 隠れ機能 | ノートブックで資料とチャットをまとめる | × | ○ |
| 隠れ機能 | Gmail・Googleカレンダーとの連携 | × | ○ |
| 隠れ機能 | チャットで画像を作る | ○ | ○ |
| Word・Excel・PowerPoint | PowerPointで資料を丸ごと作る | × | ○ |
| Word・Excel・PowerPoint | Excelに日本語で指示する | × | ○ |
| Word・Excel・PowerPoint | Wordで下書きを作る | × | ○ |
| プロンプト | 役割と制約をはっきり書く | ○ | ○ |
| プロンプト | サンプルを見せて形式をそろえる | ○ | ○ |
| プロンプト | テンプレートで頼む | ○ | ○ |
カスタム指示で回答の形を固定する

毎回同じ注文をつけているなら、カスタム指示に一度書いておくと、すべての会話に自動で反映されます。設定場所は、左下の歯車から「設定」→「個人用設定」→「Copilotをカスタマイズする」の「管理」です。
筆者は「回答の最後に『次にやること:』として、今すぐ取りかかれる行動を1行で書いて」と入力して保存しました。

そのあと新しいチャットで「議事録を早くまとめるコツ」を聞くと、何も指示していないのに回答の最後に「次にやること:」が付いていました。プロンプトに毎回書き足す手間がなくなるので、口調や形式に決まりがある方ほど便利さを感じやすいはずです。
ただし、後述のノートブックの中のチャットではこの一文が付かなかったので、ノートブックでは別に指示する必要がありそうです。
会話をデータ学習させない設定を確認する

会話の内容をAIに使われたくない場合は、まず設定の「個人用設定」でメモリとチャット履歴の扱いを確認しておきましょう。2026年10月時点の筆者環境では、左下の歯車から「設定」→「個人用設定」を開くと、「保存されたメモリ」「チャット履歴」「Web検索」のオン・オフが並んでいました。
一方で、旧アプリにあった「会話アクティビティのトレーニング」のような学習専用のスイッチは、新しいアプリの画面では見当たりませんでした。WordやExcelなどアプリの中で使うCopilotについては、プロンプトや回答、ファイルの内容を基盤モデルの学習に使わないとMicrosoftが公式に明記しています。
気になる方は、メモリとチャット履歴をオフにして、AIに残る情報をできるだけ減らしておくと安心です。
なお、Copilotに学習させない方法について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

メモリのインポート・エクスポートで好みを引き継ぐ

Copilotには、ユーザーの好みや前提を覚えておくメモリ機能があります。「次の内容をメモリに保存して」と頼むだけで、ほかのAIで使っていた前提をそのまま取り込めます。
筆者が「情報システム部門で社内の問い合わせ対応をしている」「回答は結論から、箇条書きは3点以内」と送ったところ、数秒で「思い出が更新されました」と表示されました。保存した内容は、設定の「保存されたメモリ」から確認・削除できます。

反対に、「記憶している内容をほかのAIに貼り付けられるように書き出して」と頼むと、コピーしやすい形で一覧にしてくれました。毎回前提を説明し直す手間が減るので、複数のAIを使い分けている方にはかなり便利です。
ノートブックで資料とチャットをまとめて相談する

同じテーマの資料や会話がたまってきたら、ノートブックに集めておくと、まとめて質問できます。左のメニューの「ノートブック」から作成し、ファイルや過去のチャットを追加する仕組みです。
筆者は「生成AI勉強会の準備」というノートブックを作り、テスト用の企画メモ(テキストファイル)と、案内文・バナーを作った2つのチャットを入れました。「当日までにやることを期限つきで一覧にして」と頼むと、30秒ほどで「期限・やること・担当」の表が12行できあがりました。
画面右側には「要約」「学習ガイド」「テスト」「フラッシュカード」のボタンもあり、研修資料づくりにも使えます。なお、ノートブックはMicrosoft 365 Personal・Family・Premiumなどで使える機能で(Microsoft公式サポート)、端末からアップロードしたファイルはOneDriveにコピーされます。
Gmail・Googleカレンダーとつないで予定やメールを探す

Copilotは、コネクタ機能でGmailやGoogleカレンダーとつなげられます。接続しておけば、「来週の予定を一覧にして」「取引先からのメールを探して」といった頼み方ができます。
2026年10月時点の筆者環境では、入力欄の「+」から「データソースの変更」を開くと、Gmail・Google Calendar・Google Drive・Notion・Canva・GitHubなどが並んでいました。接続したデータはモデルの学習に使われないとMicrosoft公式サポートに記載があります。
チャットで画像を作って資料に使う

Copilotでは、チャットで頼むだけで資料やバナーに使える画像を作れます。筆者が「社内の生成AI勉強会を告知するバナー画像を、横長・文字なしで」と送ると、50秒ほどで明るいオフィスの画像ができあがりました。
画像の右上には編集とダウンロードのボタンがあり、その場で手直しもできます。なお、実験的な機能を試せた「Copilot Labs」は2026年9月29日に提供を終了しています(Microsoft公式FAQ)。
なお、Copilotの画像生成について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

PowerPointは「Copilotで作成」で資料を丸ごと作る

PowerPointでは、テーマを伝えるだけでスライド一式を作ってもらえます。筆者がWeb版の「Copilotで作成」から「社内向け『生成AI利用ルール説明会』のスライドを5枚で」と頼むと、表紙・利用の基本・禁止事項・確認の流れ・相談窓口の5枚ができました。
途中で「どの情報をもとに作るか」「デザインはどれにするか」の2つを選択肢で聞かれ、答えてから完成までは4分半ほどでした。相談窓口の連絡先は仮置きのため、社内の情報に差し替えれば説明会の資料として十分に使えそうです。
なお、Copilotのエージェント機能について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

Excelは日本語で指示するだけで表と数式ができる

Excelでは、作りたい表を日本語で伝えるだけで、データの入力から合計の数式まで任せられます。筆者が「部門別の売上表を作って。部門は4つ、列は4月から6月と合計。数字は仮でいい」と頼むと、1分ほどで見出しつきの表ができました。
合計欄には数式が入っており、縦と横の合計を検算してもすべて合っていました。なお、セルに「=COPILOT()」と書いて使う関数は2026年9月14日に提供を終了したため、今は画面右のCopilotの入力欄から頼む使い方が基本です(Microsoft公式サポート)。
なお、ExcelでのCopilotの使い方について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

Wordは下書きを丸ごと作ってもらう

Wordでは、白紙の文書にある「Copilotを使用して下書きする」欄に用件を書くだけで、見出しつきの文書ができます。筆者が「生成AIの利用ルールを知らせる社内向けの案内文。禁止事項3つと相談窓口を入れて」と頼むと、40秒ほどでA4・1ページ分の案内文が仕上がりました。
スマホ版のWordでもCopilotで下書きを作れるので、移動中に骨組みだけ作っておき、パソコンで仕上げるといった使い方もできます。ただし、iPhone・iPad版は「Copilotで下書き」の手順が公式に案内されている一方、Androidのスマホは職場向けのライセンスが対象とされているので注意してください(Microsoft公式サポート)。

2026年10月時点の筆者環境(iPhone版Word・Microsoft 365 Personal)でも、画面下の「Copilotで編集」から同じように頼むと、見出しつきの案内文がプレビューで表示されました。すぐに文書へ入れるのではなく「この内容で文書に追加してよろしいですか?」と確認してくれるので、移動中でも中身を確かめてから反映できます。
役割と制約をはっきり書く

いちばん効果が大きかったのは、Copilotの立場と守ってほしい条件を先に書く方法です。「社内向けにパスワード変更のお知らせを書いて」とだけ送ると、期限が「○月○日」のままの汎用的な文面になり、手順もWindowsを前提にした長めの内容でした。

そこで「あなたは社内IT部門の担当者」「200字以内」「専門用語を使わない」「手順は3ステップ以内」「件名もつける」と条件を足すと、件名つきの短いお知らせにまとまりました。そのまま社内チャットに貼れる長さのため、手直しの時間がほとんどかかりません。
サンプルを見せて形式をそろえる

回答の形をそろえたいときは、お手本を1つ見せるのが近道です。筆者は、VPNの問い合わせへの回答例を見せて「同じ形式でプリンターの問い合わせへの回答を作って」と頼みました。
ただ、見出しを【結論】のように隅付き括弧で書いた例では、3行の構成はまねしてくれたものの、見出しの部分だけ表示されませんでした。「見出しも残して」と頼み直しても結果は同じでした。

そこで見出しを「■結論:」の形に変えたところ、見出しまで例のとおりにそろいました。お手本を見せるときは、【】ではなく■や「:」で区切るのが無難です。
テンプレート(ペルソナ・目的・文脈)で頼む

毎回同じ形で頼みたいときは、「ペルソナ・目的・文脈・出力形式」の4項目をテンプレートにしておくと便利です。筆者は、生成AI勉強会の案内文を次のプロンプトで頼みました。
使ったプロンプト
#ペルソナ:あなたは社内研修の企画担当者です
#目的:生成AI勉強会への参加者を集める案内文を作る
#文脈:参加は任意。前回は参加者が少なかった。忙しい営業部にも来てほしい。開催はオンラインで30分
#出力形式:件名と本文。本文は150字以内件名には「営業の現場でも使える」と入り、本文でも営業資料の作成に役立つ点が押し出されていました。文脈に書いた「営業部にも来てほしい」がきちんと反映された形です。
テンプレートはメモ帳などに保存しておき、項目を差し替えて使い回すと効率的です。
なお、生成AIのプロンプトのコツについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

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