【Microsoft Copilot】会話だけで仕事が終わる新機能をご紹介

Microsoft Copilot 新機能

ついに、Microsoft CopilotというWindows上で動く生成AIが使えるようになりましたね!なんとOSにAIが組み込まれ、自然言語でアプリを操作できるようになるんです!

導入は、めちゃくちゃ簡単。Windows 11のバージョンを2023年11月1日にアップデートがされた「23H22」にするだけ。それで150もの新機能が活用できます。日常で使う作業にもってこいの機能ばかりなのですが……

ということで、今回焦点を当てるのはMicrosoft Copilotの中でも、Copilot in Windowsです。この記事では、Copilot in Windowsの概要・使い方・実際に使ってみた感想をまとめています。

この記事を最後まで読むと、Windowsの最新アップデートであるCopilot in Windowsを理解できるので、ぜひ最後までご覧ください!

目次

Microsoft Copilotの概要

Microsoftは2023年11月1日にWindows 11の新しいアップデートを発表しました。このアップデートのバージョン名は23H2とされています。驚くべきことに、今回のアップデートによって追加されたのは150以上もの新機能です。

特に注目すべきは「Microsoft Copilot」です。Microsoft Copilotとは、新しいAIプラットフォームであり、このアプリを使用すると自然言語を用いてWindowsの各種アプリを操作できます。

その中でもCopilot in Windowstとは、Windows11で使える無料の個人版です。具体的には、開いているウィンドウを整理したりペイントアプリで画像の背景を削除したりなど、ビジネスや日常生活で役立つ多くの機能が実装されています。

なお、同社の生成AI専用開発環境について知りたい方はこちらをご覧ください。

Microsoft Copilotの料金体系

Microsoft CoppilotはCopilot in Windows・Copilot Pro・Copilot for Microsoft 365などの種類がありますが、種類によって料金が異なります。今回紹介するCopilot in WindowsはWindowsのアップデートを通じて利用できるため無料です。

一方で、Copilot Proは月額3,200円からで、Copilot for Microsoft 365は月額3,750円からかかります。それでは気になる導入方法を確認しましょう!

Microsoft Copilotの導入方法

次に、Microsoft Coppilotを有効化する方法を紹介します。まず、Microsoft Conpilotの有効化にはWindowsのアップデートが必要です。

Windowsキーを押して、 Windows Update と入力。その後、「Windows Update の設定」をクリックします。

更新プログラムのチェックをクリック。

その後、Windows Updateを行います。再びWindows Update の設定を開き、更新の履歴を確認しましょう。「23H2」というバージョンにアップデートされていたらOKです!

「23H2」というバージョンにアップデートされていたらOKです!

Windows + C で、画面右にCopilot(プレビュー)が開かれるのも確認できますね!これでMicrosoft Compilot が有効化されました。

Microsoft Copilotが表示されない場合は?

Microsoft Copilotが表示されない場合は、下記の3つの原因の可能性があります。

  • バージョンが23H2ではない
  • Windowsにサインインしていない
  • Cookie がブロックされている

バージョンが古い場合はWindows Updateを行った後に非表示のままか確認しましょう。サインインされていない場合は、サインイン後に非表示かチェックしてください。

また、Cookie がブロックされている場合は、Microsoftのサポートページで詳細を確認してください。複数表示されない原因が発生している場合もあるので、念の為全て行ってみましょう。

Microsoft Copilotを無効化する方法は?

Copilotを使ってみて邪魔だから無効化したい、削除したいと思う場合もあるかもしれません。その場合も簡単にCopilotを非表示にできるんです。

Copilotを削除するには、Windowsで「設定ボタン」をクリックしましょう。その後、「個人用設定」をクリックして「タスクバー」の表示をクリックします。

そうすると、タスクバーの設定画面になってCopilotという項目があるので、オフにすれば簡単に無効化ができるんです。デスクトップに戻るとCopilotが削除されていますね。

なお、ライバルGoogleの生成AIコパイロットについて知りたい方はこちらをご覧ください。

Copilot in Windowsを実際に使ってみた

Windows Copilotにはできることが豊富にあります。なんと、150を超える新機能が追加されたということです。次に、Conpilot in Windowsの使い方を紹介します。

全部を試すと膨大な時間がかかってしまいますので、今回紹介するのはチャット形式でAIに指示を出せるいくつかのCopilot in Windowsの機能です。どれも簡単にできるのでぜひ試してみましょう!

音声で指示だし

まず、Copilotでできることは、音声での指示出しです。Copilot の音声入力を使ってみます。動画を真似して「集中できる音楽を流して」と入力してみました。

手を動かすことなく、Spotifyが起動して音楽を流せるようになりました。す、すごい!生成AI感出てますね!

画面の整理

続いて、Copilotを使って、画面の整理をしてみます。「Orgnize my window開いているウィンドウを整理して」と入力してみました。

うーん、公式と同じプロンプトを打っているはずなんですが、うまくできませんでした。同じメッセージが繰り返し表示されてしまっていますね…

もしかしたら何か設定が必要なのかもしれません。

画面をダークモードにする

次に、Copilotを使ってできることは、画面のダークモードです。「ダークモードにして」と入力してみました。

動画ではチャットボックスのみ色が変わっていますが、ちゃんと画面全体をダークモードにできています。最近、公開されたOpen Interpreterを彷彿とさせる機能ですね。

記事の要約

Copilotを使って記事の要約ができるとのこと。実際に試してみます!動画の真似をして、Webページをブラウザで開いたまま「今開いているページを要約して」と入力してみました。

うまく要約できていますね!注意点として、Edgeブラウザを使わないとCopilotは反応してくれないかもしれないです。

もしうまくいかない場合は、Edgeブラウザになっているかどうか確認してみると良いでしょう。

文章を書く

公式の動画を真似してやってみようと思ったのですが、どうやってやるのかわからなかったです…ここは、後日再度できるかどうか確認してみますので、しばしお待ちください!

画像の背景を取り除く

最後に、画像の背景を取り除いてみます。適当な画像を表示して、「画像の背景を取り除いて」と入力してみました。

画像は読み込めてはいるのですが、指示内容とは関係のないポップアップが出てきて上手くできませんでした!それではと思い、今度はペイントツールを使って画像の背景を切り抜いてみます。

まずペイントアプリを開いて、画像を開きます。公式の動画では、画面右上の方に「レイヤー」というボタンがあったのですが、私の画面ではまだ見当たりません。

その後、Bingで調べてみたのですが、ペイントアプリの機能は今の段階では一部ユーザーにしか提供していないとのことでした。残念!

こちらも使えるようになり次第、更新します!

画像生成

最後に、Copilot でできることは画像生成です。Copilotでは、画像生成AIDALL-E 3」を利用して、画像を生成できます。

まず、デスクトップ画面で画面下部にある「Copilot」のアイコンか、「Windows」+「C」キーを同時に押して起動しましょう。次に、生成したい画像をプロンプトで指示してください。

「〇〇の画像を生成して」と指示しましょう。そうすると、プロンプトに基づいた画像を4つほど生成してくれます。自分の求める画像を生成するために細かくプロンプトで指示してみてください。

これまでの結果のまとめです。

追加された機能動作確認結果
音声で指示だし
画面の整理×
画面をダークモードにする
記事の要約
文章を書く×
画像の背景を取り除く
画像の生成
×


意外とまだ使えない機能があるんだなぁと思いました。とはいえ、音声で指示を出したり、文字で書くだけで画面が勝手に動いてタスクを消化してくれるのは素晴らしいですね!

SFチックな発想にはなりますが、そのうちキーボードがないPCも発売されたりするかも!とワクワクしちゃいました。

なお、PCの自動操作ができるOSSについて知りたい方はこちらをご覧ください。

Microsot Copilotで業務を効率化させよう!

今回は、Microsoft Copilotについて詳しく紹介しました。Microsoft Copilotとは、新しいAIプラットフォームで簡単にWindowsの画面を操作できます。

具体的には、音声での指示だしや記事の要約、画像生成などの対応が可能です。動作を確認した結果を下記の表にまとめたので参考にしてください。

追加された機能動作確認結果
音声で指示だし
画面の整理×
画面をダークモードにする
記事の要約
文章を書く×
画像の背景を取り除く
画像生成
×

実際のMicrosoft Copilotの使い方としては、Windwos Update を行い最新のバージョン「23H2」にしてください。Microsoft Copilotを活用してWindowsでの作業を効率化させましょう!

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最後に

いかがだったでしょうか?

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投稿者

  • Leon Kobayashi

    必ずフォローすべきAIエバンジェリスト(自称) => 元東証一部上場ITコンサル (拙者、早口オタク過ぎて性に合わず退社)<-イマココ 【好きなもの】リコリコ・しゃぶ葉 宜しくおねがいします。

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