画像編集がプロ級に!ByteDanceの「SeedEdit」特徴や使い方、商用利用について解説

ByteDance SeedEdit 特徴 使い方 商用利用

TikTokの運営会社ByteDanceが開発したAI搭載の画像編集ツール「SeedEdit」をご存じでしょうか。AI搭載の画像編集ツールとは何か、と疑問に思われた方もいると思います。

押さえておきたいポイント
  • TikTokやCapCutを開発したByteDanceのDOUBAOチームが手がけたAIツール
  • テキストプロンプトを入力するだけで直感的に画像を生成・編集できる
  • 元画像の画質を保ちながら編集や変換が行える
  • 表情やポーズの変更背景の差し替えなど、さまざまな編集が可能
  • 登録不要でデモ版を使える

今回の記事はSeedEditでどのようなことができるのかデモの使い方や商用利用についても解説していますので、ぜひ最後まで読んでみてください!

目次

SeedEditとは

SeedEditは、2024年11月11日にリリースされたAI搭載の画像編集ツールです。

開発会社はショート動画のプラットフォーム「TikTok」やライフスタイルを共有するアプリの「Lemon8」、動画編集アプリ「CapCut」などを運営しているByteDanceのDOUBAOチームになります。

SeedEditではテキストプロンプトだけで画像を生成したり、既にある画像の修正が可能です。画像を生成するだけではなく、画像の編集もテキストプロンプトでできます。これにより、画像編集の知識がない人でも感覚的にプロが作ったような画像を作成できるようになりました。

なお、画像生成AIについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

SeedEditの特徴

SeedEditの画像編集では下記のようなことができます。※1

  • 表情やポーズを変える
  • 画像内にあるテキストの編集
  • 背景を任意の背景に交換
  • 明るさを調整し、画像のスタイルを変更

例えば、男の子の画像に対して、「目を閉じて微笑んで」と指示をすると表情を変えてくれます。

続いて背景とポーズの変更の例です。

走っている犬の画像に対して、「海の上を飛んで」と指示を出すと、指示に合わせて背景とポーズを変更してくれます。

さらに、元の画像から全く違うテイストの画像に変えることも可能です。

森の中にある家の画像に対して、「家は空の上にあって、ファンタジー風な画像にして」と指示をすると下記のように編集してくれます。

また、通常、画像編集ではデータの一部が失われ、画質が低下しがちです。しかしSeedEditでは、画像から画像を生成するかたちで編集が行われるため画質が低下しづらいという点も特徴です。

SeedEditの使い方

SeedEditはこちらからデモの使用が可能です。

デモの利用には登録不要で、簡単な操作で画像を生成・編集できます。

サイトの最初の画面は下記です。

「Caption/Edit Instruction」ボックスにどのような画像を生成したいのかを入力し、「Gemerate」をクリックすると、初期画像が生成されます。

続いて「Caption/Edit Instruction」ボックスにどのように編集してほしいのかを入力し、「Edit」をクリックすると最初に生成された画像を自動で編集可能です。

SeedEditを使ってみた!

こちらは実際に生成した画像です。

まず「庭に桜の木がある家」と指示を出し、続いて「桜の木は一本で和風にして」と指示を出しました。すると、西洋風だった家が和風な雰囲気の家に出力されました。どちらもリアルで完成度が高いです。場合によっては写真と見間違うかもしれません。

対応言語が中国語と英語のため使いづらい点はありますが、使用方法自体が簡単で簡単な英語がわかれば直感的に使うことができます

筆者は画像作成の知識がほとんどありませんが、SeedEditではイメージを言葉にすれば自分では思いつかなかったような画像を生成してくれるので便利だなと感じました。

SeedEditで編集までできてプロのような画像が作成できたので、外注コストの削減にも役立つ可能性があります。

なお、商用利用可能な画像生成AIについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

SeedEditの商用利用について

SeedEditのデモでは商用利用は禁止です

SeedEditを含む多くの生成AIツールでは、無料版の商用利用が禁止されています。禁止される理由は著作権や生成物責任の問題を管理するためです。他にも生成AIを使った製品やサービスを販売してユーザーが利益を得た場合、AI開発企業にはその利益の分配が一切ないのは不公平になるため禁止されています。

そのため、現状は個人の利用や非営利目的で利用しましょう

SeedEditを活用してみよう!

今回はByteDanceのDoubaoチームが作成しリリースしたSeedEditを紹介しました。

SeedEditはAIを搭載した画像生成AIです

どのような画像を作りたいのか文章で指示をするだけでできるので、画像編集の知識がなくてもプロのような画像ができます。また、画像から画像を生成するため、全く違う背景にするなどの編集を画質を落とすことなく編集可能です。

今はまだデモ版しかありませんが、本格的に利用できるようになるのを楽しみに待ちましょう!

最後に

いかがだったでしょうか?

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投稿者

  • 晋平大竹

    生成AIの登場に大きな衝撃を受けたWebライター。好きなAIツールは、ChatGPTとAdobeFirefly。AIがこれからの世界を良い方向に導いてくれると信じ、正しい&有益な情報を発信し続けています!

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