ChatGPTアプリが便利すぎる!インストール方法や注意点、使ってみた感想を解説

ChatGPT アプリ インストール方法 注意点 使ってみた
この記事のポイント
  • スマホアプリ版ChatGPTは、ほとんどWeb版の機能と同じ
  • iOS版とAndroid版、両OSに対応
  • スマホアプリ版ではGPTsの作成が不可な他、偽アプリも出回っているなどの注意点もある

ChatGPTが、スマホアプリとして登場したのをご存知でしょうか?

ChatGPTアプリは、時間と場所を問わず手軽に使える便利さが魅力で、すでに多くのユーザーが使用しています。音声入力や会話機能など、スマホならではの特徴も備えているので、外出先での情報収集やアイデア出しに役立ちますよ!

この記事では、ChatGPTのスマホアプリ版について詳しく解説します。ぜひ最後までご覧ください。

目次

スマホアプリ版ChatGPTの概要

スマホアプリ版ChatGPTは、Web版の機能をほぼ踏襲しています。2023年5月にiOS版が、7月にAndroid版がリリースされました。両OSに対応しているので、多くのユーザーが使えます。

基本的な機能はWeb版と同じで、チャットでの質問や文章作成ができます

【Web版と比較】スマホアプリ版ChatGPTの独自機能

スマホアプリ版ChatGPTには、Web版にはない独自の機能があるので、より便利にChatGPTを使えるようになりました。主な独自機能について、詳しく説明します。

音声入力

スマホアプリ版ChatGPTでは、音声入力機能が使えます。画面下部のマイクアイコンをタップするだけで、音声認識がすぐに開始。キーボード入力が苦手な方や、手が塞がっている時にとても便利です!

音声認識技術により、話した内容を正確にテキスト化できるので、外出先や長文の入力にも適しています。

音声モード

音声モードは、より自然にChatGPTと会話できる機能です。マイクアイコンをタップし、音声入力モードに切り替えると、質問や指示を音声で伝えられます

さらに、ChatGPTの返答も音声で聞けるので、まるで人間と対話するような自然なコミュニケーションが可能です。

英語学習や発音練習にも使えるので、語学力向上にも役立ちます。運転中や家事の合間など、手を使えない状況でも活躍。音声の速度や音質も、ユーザーの好みに合わせてカスタマイズ可能です。

会話履歴の検索

スマホアプリ版ChatGPTでは、過去の会話履歴を検索できます。キーワードを入力するだけで、以前検索したものや関連する会話を素早く見つけられるので、出力結果を簡単に再利用できます。

当初はWeb版にはない機能で、スマホアプリ版の大きなメリットでしたが、10月30日からWeb版でも会話履歴を検索できるようになりました。(有料版はすでに検索可能、無料版は11月中に使用可能)

なお、ChatGPTのプロンプトについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

【Web版と比較】スマホアプリ版ChatGPTの制限事項

スマホアプリ版ChatGPTには、Web版にはない制限があります。利用する際は、機能の違いを把握しておきましょう。以下では、主な制限事項について詳しく説明します。

GPTsの作成が不可

GPTsは、特定の目的や分野に特化したAIモデルのことです。Web版では自由にGPTsを作成できますが、スマホアプリ版ChatGPTではGPTsを作れません

ただしWeb版で作成した既存のGPTsや、他のユーザーが作成したGPTsにアクセスすれば、スマホアプリ版も使えるのでご安心ください。

UIの日本語表示について

スマホアプリ版ChatGPTのUI(ユーザーインターフェース)は、当初日本語表示に対応していませんでした。しかし、現在はアップデートを経て、初期設定以降の画面でも日本語表記になっています。

スマホアプリ版ChatGPTの注意点

スマホアプリ版ChatGPTを利用する際は、いくつかの注意点があります。以下の点に配慮して、安全かつ効果的に使用してください

ハルシネーション対策が必要

ChatGPTは高度なAIですが、時に事実ではない回答を生成します。ハルシネーションと呼ばれるこの現象は、スマホアプリ版でも起こり得ますので、AIの回答を鵜呑みにしないでください。

重要な情報を得たい場合は、必ず信頼できる情報源からも確認しましょう。専門的な内容や最新の話題は、特に注意が必要です。

機密情報の入力はNG

スマホアプリ版ChatGPTに、機密情報を入力するのは避けましょう。プライバシーを守るため、個人情報や企業秘密などの重要なデータは、絶対に入力しないでください。

入力された情報は、AIの学習データとして使用される可能性があります。公共の場所でアプリを使用する時は、周囲の目にも気を配ってください。

偽アプリがリリース中

ChatGPTの公式アプリを装った、偽アプリが出回っています。偽アプリをインストールすると、個人情報流出の恐れがあるので、ダウンロードする際は必ず公式のアプリストアを利用しましょう。

アプリの評価やレビューも参考にして、開発元が「OpenAI」であることを確認してから、インストールしてください

スマホアプリ版ChatGPTの料金体系

スマホアプリ版ChatGPTの料金プランは、Web版と同じです。無料プランと有料プランがあり、機能に違いがあります。以下の表で、各プランの特徴と料金をまとめました。※1

スクロールできます
プラン料金言語モデル使用回数特典
無料プラン0円GPT-4o/GPT3.5全ユーザーの使用状況と需要に応じて変動する
例)GPT-4o:約5時間ごとに最大10メッセージ10メッセージ使用後に自動的にGPT3.5に切替途中でGPT3.5に切替できない
基本機能の利用
ChatGPT Plus月額20ドルGPT-4選択可能GPT-4o:3時間ごとに最大80メッセージ
GPT-4:3時間ごとに最大40メッセージ
※利用ピークの時間帯には制限引き下げもある
GPT-4の利用、高速レスポンス

なお、ChatGPT4を無料で使える裏技について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

スマホアプリ版ChatGPTのおすすめ活用シーン

スマホアプリ版ChatGPTは、様々な場面で活躍します。文字入力の手間が省ける音声入力機能のおかげで、わざわざスマホで文字を打つ必要がありません。ここでは、おすすめの活用シーンを紹介します。

  • メール作成:音声入力で素早く下書きを作成可能です。
  • 調べ物:音声で質問すると即座に回答を得られるので、運転中や調理中に使えます。
  • アイデア出し:思いついたアイデアを、その場で音声記録可能です。

【iOS】スマホアプリ版ChatGPTのインストール手順

ここでは、iPhoneでスマホ版ChatGPTをインストールする手順をご紹介します。

スクリーンショットを貼り付けましたので、ぜひ参考にしてください。

  1. App Storeを開く
  1. 検索バーに「ChatGPT」と入力
  1. OpenAI社の公式アプリを選択
  1. 「入手」ボタンをタップ

注:すでにインストール済なので、「入手」ではなく「開く」になっています

  1. Face IDまたはApple IDパスワードで認証
  2. ダウンロードとインストールが完了するまで待つ
  3. インストール完了後、アプリを起動
  4. アカウント作成またはログインする
  5. 利用規約に同意
  6. チュートリアルを確認
  7. 使用開始

これで、無事スマホアプリ版ChatGPTのインストールが完了しました!

【Android】スマホアプリ版ChatGPTのインストール手順

手順だけになってしまいますが、Androidスマホでのインストール手順を載せました。ぜひ参考にしてください!

  1. Google Playストアを開く
  2. 検索バーに「ChatGPT」と入力
  3. OpenAI社の公式アプリを選択
  4. 「インストール」ボタンをタップ
  5. 必要な権限を確認し、「同意」をタップ
  6. ダウンロードとインストールが完了するまで待つ
  7. インストール完了後、「開く」ボタンをタップ
  8. アカウント作成またはログインをする
  9. 利用規約に同意
  10. チュートリアルを確認
  11. 使用開始

スマホアプリ版ChatGPTの使い方

スマホアプリ版ChatGPTは、直感的な操作で簡単に使えます。アカウント作成から各種設定まで、初めての方でも安心して使い始められるように、順を追って説明します。ぜひご覧ください!

アカウントの作成手順

アプリをインストールしたら、まずアカウントを作成します。メールアドレスとパスワードを入力し、利用規約に同意してください。

次に、確認コードを入力して本人確認をします。プロフィール情報を設定したら、興味のある分野を選択して、最後に利用目的を選ぶとアカウントの作成が完了します。

チャットの方法

ホーム画面下部の入力欄に、質問や指示を入力してください。

送信(上矢印)をタップすると、ChatGPTが回答を生成します。

続けて質問したい場合は、再度入力欄に文章を入力します。

長文の回答は、必要に応じてコピーや共有も可能です。

音声モードの使い方

入力欄横のマイクアイコンをタップし、音声モードに切り替えます。

音声入力を開始する画面が表示されたら、質問や指示を話し始めます。

話し終わったら、チェックボタンを押してください。音声認識が終了します。

認識結果が表示されたら、送信(上矢印)ボタンをタップします。

このように結果が表示されます。なかなか便利ですね!

ここで、マイクの右側に表示された黒丸をタップして、「答えを読み上げてください」と言えば、回答を音声で読み上げてくれますよ。

各種設定の方法

画面左上のメニューアイコンをタップし、設定画面を開きます。

すると、この画面になりますので、画面右下の点をタップします。

設定メニューでは、以下を確認したり変更できます

  • アカウント:情報や通知設定、データ管理など。
  • データコントロール:データの取り扱いを管理。
  • 言語設定:インターフェースの表示言語を変更。
  • カラースキーム設定:ダークモードへの切り替えが可能。

音声モードでは、AIの音声モデルを選べます。9パターン用意されているので、お好みの声を選んでください。

【番外編】スマホ版LINEでChatGPTが使える「AIチャットくん」

LINEユーザーにとって朗報です。

「AIチャットくん」というサービスを利用すれば、LINEでChatGPTを使えます。※2

友達追加するだけで、すぐにChatGPTとの会話が始められます。LINEの操作に慣れている方なら、直感的に使いこなせるでしょう。

スマホアプリ版ChatGPTのように音声入力機能も搭載されており、日本語はもちろん、英語での会話や翻訳も可能です。

ただし、公式アプリほどの高度な機能は期待できません。気軽に試したい方や、LINEを頻繁に使う方におすすめです。

なお、対話型AIについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

スマホで手軽に利用できるChatGPTの可能性

スマホアプリ版ChatGPTは、AIとの対話を身近なものにしました。音声入力や音声モードによって操作の手間が大幅に減ったので、外出先でのアイデア出しや情報収集が簡単にできます。ただし、セキュリティや精度の面で注意点もあります。

今後のアップデートによる、さらなる進化に期待しましょう!

【スマホアプリ版ChatGPTでできること】

  • 音声による質問や指示の入力
  • AIからの回答を音声で聞く
  • 過去の会話履歴を素早く検索
  • 外出先でのアイデア出しや情報収集
  • メール文章の作成や添削
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最後に

いかがだったでしょうか?

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投稿者

  • 晋平大竹

    生成AIの登場に大きな衝撃を受けたWebライター。好きなAIツールは、ChatGPTとAdobeFirefly。AIがこれからの世界を良い方向に導いてくれると信じ、正しい&有益な情報を発信し続けています!

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