AIグラビアをStableDiffusionで生成する方法!おすすめモデルやプロンプトも徹底解説
生成AIが進歩する中で、AIグラビアへの関心が高まっています。AIが生成したグラビアを目にする機会も増えていますが、実際に自分で生成AIを活用してグラビアを作れるか気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、Stable DiffusionでAIグラビアを生成する方法を詳しく紹介します。AIグラビアで使えるモデルやポーズを再現するプロンプトもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
なお弊社では、生成AIツール開発についての無料相談を承っています。こちらからお気軽にご相談ください。
Stable DiffusionでAIグラビアを生成できる
画像生成AIとして有名なStable Diffusionですが、風景や物だけでなく高品質なAIグラビアも生成できます。ただ、イメージする画像のプロンプトを入力するだけではうまく画像を生成できません。
AIグラビアを生成するには適切なモデルとプロンプトが必要です。AIグラビアに必要なモデルとプロンプトは後述しますので、高品質なAIグラビアを生成したい方はぜひチェックしましょう。
なお、Stable Diffusionの使い方について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
→Stable Diffusionとは?ローカル・ブラウザでの使い方やモデルのインストール方法を解説
AIグラビアで使えるモデル
次に、AIグラビアで実際に使えるモデルを紹介します。モデルとは高品質なオリジナルの画像を生成するための学習済みファイルです。モデルを追加すると自分好みのAIグラビアを生成できるので、ぜひ自分にあったものを探してみてください。
モデル①BRA
1つ目のAIグラビアで使えるモデルはBRAです。BRAはBeautiful Realistic Asiansの略であり、リアルなAIグラビアを生成できます。
アジア系の美女の生成が可能であり、日本人の美女の生成も得意です。また、BRAは人肌の質感がリアルであり、写真のような画像を生成できます。
非常に人気なモデルであり、最新バージョンはv7まであります。Civitaiでダウンロードできるので気になる方はぜひチェックしましょう。
公式サイト:Civitai
モデル②ChilloutMix
2つ目のAIグラビアで使えるモデルはChilloutMixです。ChilloutMixは日本人のTASUKU氏が開発したモデルであり、StableDiffusionの公式モデルが苦手なアジア人の顔を学習しています。
完成度の高いモデルであり、AIコスプレイヤー画像で使用される場合が多いです。一時期は人気で公開が停止されていましたが、現在はCivitaiでダウンロードできるので気になる方はぜひチェックしましょう。
公式サイト:Civitai
モデル③bellyberry1
3つ目のAIグラビアで使えるモデルはbellyberry1です。bellyberry1もアジア人の特徴を捉えたAIグラビアを生成できます。
bellyberry1で生成される画像は少しウェットな質感なのが特徴的です。また、他のモデルと比べて少し厚塗り感のあるメイクのグラビア画像が生成されます。
作成者から当分アップデートはないと発表されており、最新のバージョンはΩです。Civitaiでダウンロードできるので、気になる方はぜひチェックしましょう。
公式サイト:Civitai
モデル④BracingEvoMix
4つ目のAIグラビアで使えるモデルはBracingEvoMixです。BracingEvoMixは日本人である佐城郎画氏が開発したモデルであり日本人が好むAIグラビアを生成できます。
BracingEvoMixで生成される画像は写実的な表現のBRAと異なり、光沢があるのが特徴的です。また、商用利用可となっているので、さまざまな用途でグラビアを使用できます。
最新のバージョンは2023年10月にリリースされたv2です。Hugging faceでダウンロードできるので、気になる方はぜひチェックしましょう。
公式サイト:Hugging face
モデル⑤sweetmuse_v01
5つ目のAIグラビアで使えるモデルはsweetmuse_v01です。sweetmuse_v01もアジア系の美女の特徴を押さえたAIグラビアを生成できます。
sweetmuse_v01で生成される画像は写実的な表現のBRAと異なり、少し3D画像の要素が残っているのが特徴的です。また、まつ毛やメイクなどが細かく表現されており、可愛らしい美女を生成できます。
最新バージョンは2023年6月にリリースされたv01_VAEです。現在はCivitaiでダウンロードできるので、気になる方はぜひチェックしましょう。
公式サイト:Civitai
モデルの追加方法
次に、Google ColabでStable Diffusionを利用している場合のモデルの追加方法を紹介します。まず、自分が追加したいモデルを選びましょう。
今回はBracingEvoMixをダウンロードします。Hugging Faceのページを訪れたら、「File and versions」をクリックしてください。
そして、BracingEvoMixのバージョンから好きなものを選び、右のボタンをクリックしてダウンロードします。
次に行うのが、ファイルのアップロードです。最初にGoogle Driveを開き、モデル用のファイルを作りましょう。
最後に、対象のフォルダを開いたらアップロードするとモデルの追加が完了です。
グラビアポーズを再現するプロンプト
次に、グラビアポーズを再現するプロンプトを紹介します。画像の特徴を表したプロンプトを入力するだけではAIグラビアをうまく生成できません。
実際の求めるグラビアポーズをプロンプトとして入力できると、クオリティの高いAIグラビアを生成できるのでぜひ参考にしてください。
ポーズ①背中を反らす
プロンプト例
Arching the back
背中を反らせたい場合は、「Arching the back」のプロンプトを入力しましょう。立ち姿や横になっている姿など細かく指定したい場合は、追加で「Standing(立っている)」などのプロンプトを入力してください。
また、振り向き姿で背中を反らせたい場合は、併せて「looking back(振り向く)」のプロンプトを入力するのもおすすめです。
ポーズ②腕を上げる
プロンプト例
arms behind head
腕を上げるポーズでAIグラビアを生成したい場合は、「arms behind head」を入力しましょう。腕が頭の後ろにある状態を意味するので、腕を上げるポーズにできます。
上半身にフォーカスされる場合が多いので、全体を写したい場合は「full body(体全体)」を入力するのがおすすめです。
ポーズ③振り向く
プロンプト例
Looking back
振り向くポーズでAIグラビアを生成したい場合は、「Looking back」をプロンプトで入力しましょう。後ろを向くという意味なので、振り向きポーズを指定できます。
また、こちらを向いてほしい場合は、「Looking at viewer(カメラ目線)」を追加で入力すると良いです。目線を反らせたい場合は「looking away」と入力してください。
ポーズ④ひざまずく
プロンプト例
Kneeling pose
ひざまずくポーズでAIグラビアを生成したい場合は、「Kneeling pose」をプロンプトで入力しましょう。ひざをついている状態でのAIグラビアを生成できます。
少し変化を加えて四つん這いのポーズをさせたい場合は「All fours」と入力するのがおすすめです。手をついている状態と手が地面についていない状態のどちらが良いか指定しましょう。
ポーズ⑤モデルのポーズ
プロンプト例
model posing
モデルのようなポーズでAIグラビアを生成したい場合は、「model posing」とプロンプトで入力しましょう。腰を少し横に向けたり、腰に手を当てたりしたりするポーズをとってくれます。
手の置き場所を決めたい場合は、「hands on hips(腰に手をあてる)」などのプロンプトを入力して細かく指定しましょう。
ポーズ⑥セクシーなポーズ
プロンプト例
Sexy pose
セクシーなポーズでAIグラビアを生成したい場合は、「Sexy pose」とプロンプトで入力しましょう。今回は、ベッドで膝をついて上目遣いなAIグラビアが生成されました。
何度か生成すると異なるAIグラビアが生成されるので、自分が求めるものまで生成し続けましょう。また、自分でセクシーなポーズを特定できている場合はプロンプトで入力するのがおすすめです。
なお、Stable Diffusionのプロンプトについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
→Stable Diffusionで使える画像生成の呪文一覧!おすすめプロンプトと活用事例を紹介
Stable Diffusionを活用してクオリティの高いAIグラビアを生成しよう!
Stable Diffusionをうまく活用するとクオリティの高いAIグラビアを生成できます。ただ、生成する際には適切なモデルが必要です。おすすめのAIグラビアのモデルは、BRA・ChilloutMix・bellyberry1・BracingEvoMix・sweetmuse_v01の5つがあります。
また、グラビアポーズを再現するためにはプロンプトも欠かせません。背中を反らすポーズや腕を上げるポーズで再現度の高いAIグラビアを再現できます。実際に使用してみて自分好みのAIグラビアを生成しましょう。
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