【Project IDX】GoogleのAI搭載のブラウザ開発環境

皆さん、Project IDXというAI搭載のウェブベース開発環境をご存知ですか?
React やGoなどといった、人気フレームワークやプログラミング言語に対応していて、フルスタックに開発する方には嬉しいサービスです!
え、ご存知ないんですか!!??そんなことないですよね!(煽り)
Google Cloudを通じて環境を作るため、セキュリティもバッチリ。
しかもAIを搭載しており、プログラミングのサポートもしてくれます。
ということで、ご存知ないみなさんのために、概要、導入、実際に使ってみた感想についてまとめています。
この記事を最後まで読むと、Project IDXというサービスの使い方から利便性まで理解できるようになります。
ぜひ最後までご覧ください!
Project IDXの概要
Project IDXは、Google によって提案された、AI搭載のウェブベース開発環境です。
アプリ開発はものすごく複雑で、この課題を解決するために考案されたとのこと。
特にフルスタックでアプリ開発する人向けなんだとか。
気になるセキュリティやスケーラビリティに関してですが、Google Cloud通じて開発するので心配ありません。
また、Project IDXでは、多様なフレームワークと言語をサポート予定です。
フレームワークは、Angular、Next.js、React、Svelte、Flutterなど。
これらを利用することで、マルチプラットフォームのアプリを簡単に開発できます。
ほかにも、PythonやGoなどの人気言語にも対応されるとのこと。
さらに、AIがコーディングをサポートしてくれます。
Project IDXには、Codeyという基盤となるAIが搭載。
コード生成やコード補完などが行われ、コーディングスピードのアップが期待されますね!
気になった方は、こちらのリンクからウェイティングリストへ登録してみましょう。
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Success!と出たらOKです。
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どんなものか試したいですねー!

Project IDXの料金
無料で利用できます。
Project IDXの導入方法
まずはこちらのURLにアクセスします。
このような画面になればOKです。
それでは実際に使ってみましょう!
Project IDXを実際に使ってみた
Project IDXには、5つの機能があります。
- ウェブアプリを作る(New Web app)
- フラッターアプリを作る(New Flutter app)
- ワークスペースを作る(New Black workspace)
- リポジトリをインポートする(Import a repo)
- 言語ごとの開発環境を作る(Python, Go, AI and more coming soon)
ウェブアプリを作る(New Web app)
まずは、こちらをクリック。
このような画面になり、ウェブアプリのフレームワークとアプリ名を入力。そして、Nix(パッケージマネージャ)を使うかどうか選び、Create をクリックします。
このような画面になって、アプリをセットアップしてくれてます。
このようなUIで、左からファイル構成、プログラム、ウェブアプリの出力が並んでいます。
「Hello」の文字列を追加したらすぐに反映されました!
個人的にはすごくテンション上がります!
Google のエディタですから、Firebaseプロジェクトも左のタブから作れます。
もし別のプロジェクトを作りたくなったら、ダッシュボードに戻るとOKです。
Flutterアプリを作る(New Flutter app)
Flutterは、UIソフトウェア開発キットです。
1つのコードからネイティブのモバイル、ウェブ、デスクトップアプリケーションを作成することができます。
まずは、ダッシュボード上で、New Fullter appをクリック。
Flutterアプリの名前を入力して、Createをクリック。
こんな画面になればFlutterでの開発が可能になります。
人気のFlutterの環境をパッと作れるのはありがたい!
ワークスペースを作る(New Black workspace)
フレームワークを使わないで1から開発環境を作りたい時はこちらを使います。
まずは、こちらをクリック。
アプリの名前を入力して、Createをクリック。
このようにまっさらなプロジェクトができます。
あとは、お好みの環境を作るためにdev.nixを作ると開発が可能です。一番最初に作ったウェブアプリのdev.nix ファイルを貼り付けて環境を再構築してみましたが、エラーに……。
現状は、エラーの原因は表示されないため、自身で確認しないといけないのは少し大変ですね。
リポジトリをインポートする(Import a repo)
まずは、こちらをクリック。
Repo URLに、GithubのURLを入力。App typeと、Nixを使うか選びCreateをクリック。
今回は、以下のレポジトリをインストールしました。
その結果がこちらです。
これでプロジェクトの開発が可能です!
言語ごとの開発環境を作る(Python, Go, AI and more coming soon)
きっと各言語の開発環境を作る機能だと想像してますが、こちらはComming soonなのでまだ確認できませんでした。
利用可能になったら記載しますね!
Project IDXの推しポイントは本当か検証してみた
Project IDXの推しポイントは以下です。
- 多様なフレームワークと言語のサポート
- AIによるコーディングサポート
それでは確認していきましょう。
多様なフレームワークと言語のサポート
こちらの記事によると、対応しているフレームワークは以下の通りです。
- Angular
- Next.js
- React
- Svelte
- Flutter
この画面からわかる通り、Angular、Next.js、React、SvelteだけではなくVueにも対応しています。
再掲ですが、Flutterアプリも作成可能なため対応しています。
言語に関しては現状はComing soonなので確認できておりません。
以上のように、多様なフレームワークに対応していることがわかりました。
AIによるコーディングサポート
次は、AIによるコーディングのサポートについて確認していきます。
右下にある「IDX AI」をクリックし、AIコード補完の設定をします。
すると、AIチャットが起動。プログラムに関して質問ができます。
jupyter notebookで動かしていたコマンドをShell Scriptにしてもらうようにお願いしてみましたが、「日本はまだ使えない」と出てしまいました!
多分、Googleの言語設定を英語にしたらできるのでは!?と思い、変更してみたのですがだめでした!残念!
実態はわかりませんでしたが、チャット形式でのサポートを受けられるみたいですね!!
以下に結果をまとめます。
項目 | 結果 |
---|---|
多様なフレームワークと言語のサポート | – Angular – Next.js – React – Svelte – Vue – Flutter |
AIによるコーディングサポート | チャットによるサポート |
まとめ
Project IDXの概要、導入、使ってみた感想、そして推しポイントの検証結果をまとめました。
Project IDXの概要
Project IDXは、Google によって提案された、AI搭載のウェブベース開発環境で、特にフルスタックでアプリ開発する人向けです。
セキュリティやスケーラビリティに関してですが、Google Cloudを通じているため心配ありません。
また、Project IDXでは、多様なフレームワークと言語をサポート予定です。
フレームワークは、Angular、Next.js、React、Svelte、Flutterなど。
ほかにも、PythonやGoなどの人気言語にも対応されるとのこと。さらに、AIチャット機能がコーディングをサポートしてくれます。
Project IDXの料金
無料です。
Project IDXの導入
まずはこちらのURLにアクセスします。
このような画面になればOKです。
Project IDXを使ってみた
Project IDXには、5つの機能があります。
- ウェブアプリを作る(New Web app)
- フラッターアプリを作る(New Flutter app)
- ワークスペースを作る(New Black workspace)
- リポジトリをインポートする(Import a repo)
- 言語ごとの開発環境を作る(Python, Go, AI and more coming soon)
5.に関しては未公開のため、確認できませんでしたが、残りの機能はどれも馴染みのあるUIで、簡単に操作ができました。
Project IDX 推しポイントの検証結果
Project IDXの推しポイント2点について調べた結果です。
項目 | 結果 |
---|---|
多様なフレームワークと言語のサポート | – Angular – Next.js – React – Svelte – Vue – Flutter |
AIによるコーディングサポート | チャットによるサポート |
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