生成AIで漫画が描けるAnifusionとは?使い方や料金プラン、活用方法を徹底解説

生成AI 漫画 描ける Anifusion 使い方 料金プラン 活用方法

WEELメディア事業部リサーチャーのいつきです。

AI漫画生成ツールのAnifusionの登場によって、ついに漫画も生成AIで描ける時代がやってきました!

プロンプトを入力するだけで、手軽にアニメキャラクターやシーンを生成できるので、絵に自信がない方でも漫画家になれてしまいます

本記事では、Anifusionの使い方や料金、活用方法について解説していきます。最後までお読みいただくことで、生成AIを使って漫画を描く方法を理解できるので、今日から漫画家としての一歩を踏み出せるかもしれません

ぜひ最後までご覧ください。

目次

Anifusionとは

参考:https://anifusion.ai/ja

Anifusionとは、生成AIでアニメ調の絵や漫画を生成できるオンラインサービスです。コマ割りやセリフの編集などもできるため、漫画の制作もAnifusionだけで完結します。

また、プロンプトをテキストで入力するだけで、魅力的なキャラクターを自動で生成してくれるのも大きなメリットです。絵心がなくて漫画家の道を諦めていた方でも、Anifusionがあれば再び漫画家の道を目指せます。

ちなみに、Anifusionはwebブラウザ上で動作するため、ソフトウェアなどをインストールする必要はありません。モデルの動作速度などもPCのスペックに依存しないので、誰でも快適に利用できるのが嬉しいポイントです。

ただし、スマホアプリ版はリリースされていないため注意してください。

なお、生成AIについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

Anifusionの使い方

Anifusionの使い方は簡単で、以下5つのステップで漫画を生成できます。

  1. ログインしてキャンパスを立ち上げる
  2. パネル(コマ)の種類を選択する
  3. 画像(絵)を生成する
  4. ふきだしやセリフを挿入して編集する

以下で手順をスクショ付きで解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

手順①ログインしてキャンパスを立ち上げる

参考:https://anifusion.ai/ja

まずは、Anifusionの公式サイトにアクセスしてログインをおこないます。Googleアカウントでもログインができるので、とくにメールアドレスなどの情報を登録する必要はありません。

参考:https://anifusion.ai/ja

次にワークスペースのタイプを問われるので、漫画を作りたい場合は「コミックワークスペース」を選択してください。

手順②パネル(コマ)の種類を選択する

次は、パネル(コマ)の種類を選択しましょう。

参考:https://anifusion.ai/ja

上記画像のように、3分割から6分割までさまざまな種類のパネルが存在します。

参考:https://anifusion.ai/ja

パネルの1つを選択すると、上記ようにメニューが表示されて、縦や横方向に細分割することも可能です。

手順③画像(絵)を生成する

パネルを挿入したら、いよいよ画像(絵)を生成していきます。絵の生成は、プロンプトをテキストで入力するだけで生成AIが自動でおこなってくれます。

キャンバスの右側にプロンプトの入力欄があるので、まずはキャラクターの特徴を入力してみてください。

参考:https://anifusion.ai/ja

今回は「Beautiful dark-haired girl in a one-piece dress.(ワンピースを着た黒髪の美少女)」と入力してみました。生成された画像が以下のとおりです。

参考:https://anifusion.ai/ja

プロンプトの条件は満たしていますね。ただ、生成までに時間がかかるので、そこは注意してください。

また、学習したデータの影響か、Anifusionが生成する画像はややセクシー路線に寄っている傾向があります。

なお、パネル以外の場所を指定してプロンプトを入力すると、パネル以外の場所で画像を生成して挿入することも可能です。

参考:https://anifusion.ai/ja

漫画への挿入を保留しながら、アイデア出しをしたいときなどに便利です。

手順④ふきだしやセリフを挿入して編集する

絵の挿入ができたら、最後にふきだしやセリフを挿入して編集します。ふきだしやセリフは、画面下の「T」マークをクリックして、挿入したいセリフの種類を選択後に任意の場所をクリックすると挿入できます。

参考:https://anifusion.ai/ja

今回は、吹き出しを1番上のコマに入れてみました。以下画像が吹き出しを入れた後のものです。

参考:https://anifusion.ai/ja

現状だと、吹き出しの中身がデフォルトのままなので、任意のセリフに編集します。

参考:https://anifusion.ai/ja

上記でセリフの挿入が完了です。

ここまでの手順をコマ数分こなし、ページを増やしていくことで1つの漫画が完成します。

みなさんもぜひ、生成AIで漫画を作ってみてください。 

Anifusionの料金プラン

スクロールできます
プラン料金使える機能
無料プラン無料100無料クレジット
1つのワークスペース
プレミアムプラン20ドル/月月間10,000クレジット
無制限のワークスペース
無制限の漫画生成
複数のLoRAモデルの使用
新機能への早期アクセス

Anifusionの料金プランは、上記表のとおりです。無料プランとプレミアムプランの2つが存在しますが、それぞれ料金と使える機能が異なります。

まず、無料プランは、ログインさえ済ませれば無料で使えるのが特徴。しかし、ワークスペースは1つまでで、生成できる画像の枚数も100クレジットまでの制限があります。

一方、プレミアムプランは月額20ドルがかかる代わりに、上記表にも記載があるさまざまな機能を使用可能です。したがって、まずは無料プランで試してみて、気に入ったらプレミアムプランに乗り換えるのがおおすめです。

Anifusionの活用方法

Anifusionの活用方法としては、以下の3つが有効です。

  • 漫画作成のアシスト
  • web広告に活用
  • AI漫画を販売

それぞれの活用方法を詳しく解説するのでぜひ参考にしてみてください。

今回解説する事例において、弊社がX(旧Twitter)で発見した参考となるツイートを紹介させていただいております。取り下げなどのご連絡は、contact@weel.co.jp からご連絡ください。

漫画作成のアシスト

漫画作成のアシストは、Anifusionの最も効果的な使い方です。以下の投稿のとおり、漫画作成にAnifusionを使用すれば、生産性の向上が期待できます。

Anifusionは、絵の生成とストーリーの生成の両方が可能です。そのため、「絵心に自信がない」「面白いストーリーが思いつかない」といった方でも簡単に漫画を制作できます。

web広告に活用

Anifusionは、web広告にも活用可能です。以下の投稿にもあるとおり、すでに一部の方がweb広告にAnifusionを活用しています。

Anifusionは漫画だけでなく、アニメ調のアートの生成もできるため、広告用のイラスト生成もお手のものです。アニメ調のイラストでユーザーの注目を惹きたい方は利用してみてください。

AI漫画を販売

Anifusionで制作した漫画は販売もできます。

上記投稿にもありますが、Anifusionで制作した漫画を販売すれば、副業として十分な収益を得られる可能性があります。

AmazonやDMMであれば、個人でも気軽に出版できるのでおすすめです。YouTubeで漫画動画を公開して、登録者を集めるのもいいかもしれません。

Anifusionを利用するときの注意点

Anifusionを利用する際は、以下の2点に注意が必要です。

  • 生成した漫画が著作権に触れる可能性がある
  • 生成される絵やキャラクターの画風に偏りが生じやすい

以下でそれぞれについて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

生成した漫画が著作権に触れる可能性がある

Anifusionは商用利用が許可されているため、制作した漫画を販売すること自体に問題はありません。ただし、著作権問題には注意する必要があります。

著作権に触れる具体例としては、制作した漫画のストーリーやキャラクターの見た目があまりに似すぎているときなどです。偶然著作物にそっくりな絵が生成される可能性は低いため、プロンプトの入力で注意すれば、著作権問題はほとんど回避できます。

生成する絵やキャラクターの画風が偏りやすい

Anifusionで制作する漫画やイラストは、AIが生成しているため、画風が偏りやすい傾向にあります。筆者も実際にキャラクターを生成してみましたが、プロンプトを変えても女性キャラクターの顔立ちが似ていると感じました。

今後、Anifusionが普及して多くの方がAI生成漫画を販売していくと、他人の作品と自分の作品の画風が似ているものになってしまいます。

ただし、有料のプレミアムプランでは複数のLoRAモデルが使えるとあるので、有料プランを契約することで解決する可能性はあります。

なお、生成AIの企業利用リスクについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

Anifusionを使ってみよう!

Anifusionは、生成AIでアニメ調のイラストや漫画を作れるオンラインツールです。ストーリー生成や画像生成が可能なため、漫画制作スキルがない方でも手軽に漫画を制作できます

Anifusionの料金プランと、それぞれ使える機能を以下にまとめました。

プラン料金使える機能
無料プラン無料100無料クレジット
1つのワークスペース
プレミアムプラン20ドル/月月間10,000クレジット
無制限のワークスペース
無制限の漫画生成
複数のLoRAモデルの使用
新機能への早期アクセス

活用方法としては、以下の3つが有効です。

  • 漫画作成のアシスト
  • web広告に活用
  • AI漫画を販売

なお、Anifusionは便利なツールですが、商用利用する際は著作権を侵害しないよう注意する必要があります。無料でお試し利用ができるので、まずは使ってみてその性能を確かめてみてください。

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投稿者

  • いつき

    高卒6年目にして独立開業した、フリーランスのWebライター。 ChatGPTをはじめ、多くのAIツールを使いこなした経験を基に、AIメディアの記事を執筆中。 複数のWebメディアに在籍し、ライター・ディレクター業務をマルチにこなす。

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