NotebookLMアプリが凄すぎる!AI要約・チャット・音声学習まで全部できる万能ノートを徹底レビュー

NotebookLM アプリ 凄すぎる AI要約 チャット 音声学習 全部 万能 ノート 徹底 レビュー
押さえておきたいポイント
  • 要約・検索・音声再生までスマホ1台で完結
  • 資料管理・リサーチ・企画作成に強く、外出先でも効率的に情報整理が可能
  • 無料版でも多機能で、必要に応じて有料プランを選ぶことでより幅広く活用できる

Googleから新しいAIノートアプリ「NotebookLM」のスマホ版が登場し、注目を集めています

パソコンだけでなく、スマートフォンからも手軽に使えるようになったことで、仕事や勉強、日々の情報整理がもっと便利になりました。NotebookLMは、資料の要点を自動でまとめたり、アップロードしたファイルから知りたいことをすぐに調べたりできるAIツールです。

この記事では、NotebookLMアプリの特徴や使い方、料金プラン、実際に使ってみた感想をわかりやすく紹介します。

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目次

NotebookLMとは

NotebookLMは、Googleが開発したノート管理アプリです。自分で集めた資料やファイルをアップロードすると、中身を自動で読み取って要点をまとめてくれたり、質問に答えてくれたりします。PDFやテキストファイル、Googleドキュメントなどをまとめて扱えるので、仕事や勉強で大量の情報を整理したい人にぴったりです。

今回、スマホアプリに対応したことで、外出先でもサッとノートをチェック可能に。音声で要点を聞ける機能もあるため、移動中や作業中でも効率的に情報をキャッチアップできます。Googleアカウントがあればすぐに使い始められる手軽さも魅力です。

たくさんの資料をまとめて管理し、調べものや情報整理をスムーズに進めたい方におすすめです。

なお、NotebookLMについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

NotebookLMアプリの特徴

NotebookLMアプリは、Googleが開発したAIノートサービスのモバイル版です。2025年5月にAndroidとiOS向けに正式リリースされ、スマートフォンやタブレットからも手軽に利用できるようになりました。使いやすさだけでなく、情報整理や調べものをサポートする便利な機能がたくさん備わっています。

ここでは、NotebookLMアプリの主な特徴について詳しくご紹介します。

いろいろな資料を一か所で管理

Googleドキュメントやスライド、PDF、テキストファイルはもちろん、ウェブページのURLやYouTube動画まで、好きな形式の資料をまとめてアップロード可能。Googleドライブとの連携もスムーズなので、オンラインストレージにあるファイルもすぐに取り込めます。

フォルダやタグ機能を使えば、関連する資料をグループ分けして効率よく探せるでしょう。

自動要約とチャットで質問OK

アップロードした資料は、AIがすぐに要点をまとめてくれます。長い文書や複数のファイルでも、短時間でポイントをつかめるのが便利です。

チャット画面で気になることを質問すると、資料のどの部分から答えを探してきたかも示してくれるので、照らし合わせて確認できます。過去の質問履歴を検索すれば、何度も同じ内容を聞く手間も省けるでしょう。

音声で聞ける「Audio Overview」

資料の要点をAIが対話形式で読み上げてくれる機能も備わっています。作成した音声はダウンロード可能なので、オフラインでも再生可能。移動中や手がふさがっているときに耳で情報キャッチできるのはうれしいポイントです。

日本語はもちろん多言語にも対応。通勤やランニング中など、目を使わずに情報収集したいシーンでも活躍します。

他アプリと素早く共有

スマホの「共有」機能で、ブラウザや別のアプリから見ているページやPDF、動画をワンタップでNotebookLMに追加可能。外出先で気になった情報を逃さずストックできるので、あとでまとめて整理する手間が減ります。

追加された資料はリアルタイムでノートに反映され、すぐにプレビューできるのもポイントです。

ダーク/ライトモード対応

端末の設定に合わせて自動で切り替わるので、夜間は目にやさしいダークモード、昼間は見やすいライトモードで使えます。長時間画面を見ても目の疲れを抑えられるのが助かります。

もちろん手動で切り替えることもできるので、その日の作業環境や好みに合わせて細かく調整可能です。

NotebookLMアプリの使い方

NotebookLMアプリは、はじめて使う方でも簡単に始められる設計になっています。Googleアカウントがあればすぐに登録でき、スマートフォンやタブレットからも手軽にアクセスできます。

ここでは、NotebookLMアプリの登録方法について説明します。

Android端末の場合

Android版ダウンロード画面

まず、Google Playストアで「NotebookLM」アプリを検索し、インストールします。

スマートフォンにGoogleアカウントでログインしている場合は、NotebookLMアプリを開くだけで自動的にそのアカウントで利用を始められます。面倒な設定や追加の登録作業は必要ありません。アプリのダウンロードとGoogleアカウントでのログインが完了すれば、すぐにNotebookLMの機能を使い始めることができます

iPhoneの場合

iPhoneやApple製品をお使いの方は、App StoreのGoogle NotebookLMのページにアクセスして、ダウンロードすればOKです。

ダウンロード後、ログイン認証とかは特にありませんが、アプリ右上でログインしているアカウントを確認できます。おそらくGmailなどを利用している場合には、自動的にログインされるのでしょう。

NotebookLMアプリ起動画面

あとはWeb版のNotebookLMと同じように利用すればOKです。

NotebookLMアプリは、iOS 17以上のiPhoneやiPad、Android 10以上のスマートフォンやタブレットに対応。アプリの利用にはGoogleアカウントが必要ですが、Googleユーザーでなくても新しくGoogleアカウントを作成すれば誰でも利用できます。

NotebookLMアプリを使ってみた!

実際にNotebookLMアプリを使ってみて、まず驚いたのは資料の読み込みの速さです。ネット環境にもよりますが、分厚いマニュアル(PDFファイル)でも、数十秒ほどで要点をまとめてくれました。

チャット欄に「この製品のお手入れ方法は?」と入力すると、すぐに要約が表示されます。

「日本語に翻訳して。」と指示すれば、日本語の要約もすぐに出るので、英文資料を読むときもストレスフリーです。

操作もシンプルで、パソコンが苦手な方でも迷わず使える印象です。日ごろ多くの書類や資料を読む方には、NotebookLMアプリは特におすすめなアプリと言えるでしょう。

マインドマップの作成方法

NotebookLMのWeb版ではマインドマップを作成することができるので、思考整理がしやすいです。しかし本記事執筆(2025年11月)時点ではNotebookLMアプリでマインドマップを作成する機能はありませんでした。

NotebookLMアプリの生成可能資料

NotebookLMでマインドマップを作成したい場合には、Web版を使うのが良さそうです。

フラッシュカードとして勉強に使ってみた

一方で、フラッシュカードを作成することはできるので、暗記系の勉強をしたい方にはおすすめかと思います。

アプリ上でソースをファイルを選択後、画面右下の「スタジオ」を選択することで、新しくフラッシュカードを作成することが可能です。

生成までは少し時間がかかるので、しばらく時間をおいてから確認しましょう。

完成したフラッシュカードがこちら。

NotebookLMアプリで生成されたフラッシュカード

実際に使っている様子がこちらです。

なお、エージェント主導の次世代IDEであるGoogle Antigravityについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

NotebookLMの料金プラン

NotebookLMには無料版と有料版(NotebookLM Plus)が用意されています

無料版でも多くの機能を使えますが、使えるノートブックの数や質問できる回数などに制限があります。もっとたくさん使いたい場合や、仕事で毎日活用したい方には有料版がおすすめです。有料版は「Google One AI Premium」というプランに含まれており、NotebookLM Plusのほか、Googleの高性能AI「Geminiアプリ」やGmail・ドキュメントのAI機能、2TBのクラウドストレージなどもセットで使えます。

スクロールできます
プラン名料金
無料版0円
NotebookLM Plus月額2,900円税込(Google One AI Premium加入で利用可能)
NotebookLMの料金プラン

有料プランにすると、ノートブックやアップロードできる資料の数、質問できる回数が5倍に増えます。さらに、AIが資料をもとに音声でまとめてくれる「Audio Overview」などの新機能も使えるようになります。

NotebookLMアプリの活用シーン

NotebookLMアプリはWeb版に比べて手軽に使うことができます。ここではいくつかNotebookLMアプリの活用シーンを紹介します。

チャットボット

NotebookLMのスマホアプリは、単なるノートアプリではなく、手元で動く高度なAIアシスタントとして活用できます。特にチャットボット機能では、読み込ませた資料を参照しながら自然な対話で質問に答えてくれるため、外出先でもスムーズに情報へアクセスできます。

スマホ1台あれば、移動中に疑問点を投げかけ、その場で補足説明や関連情報を引き出すことが可能。音声読み上げ機能と組み合わせれば、目を使えないタイミングでも効率的にインプットが進みます。「移動時間=作業できない時間」という制約を取り払い、すきま時間を知識習得の場に変えることができます。

リサーチ結果や論文の要約

NotebookLMの魅力は、複数の資料を横断して要点を自動抽出してくれる点

業界レポート、競合分析、学術論文などをアプリにまとめて読み込むと、重要な部分のみを整理して提示してくれます。

さらに、資料を読みながら直感的に気になった箇所をチャットで深掘りできるため、情報収集が格段にスピードアップします。スマホの共有機能を使えば、Webで見つけた記事やPDFをそのままNotebookLMへ送れるので、通勤中や外出先でもリサーチが途切れません。

膨大な文書を一つずつ読む負担がなくなり、短時間で全体像をつかんで比較検討できる点は、リサーチ業務などにおいて効率化につながるでしょう。

プレゼン資料などの情報整理

​​企画書やプレゼン資料の作成時には、過去のメモ・参考文献・関連資料が散在しがちですが、NotebookLMならそれらを一つのノートに集約して整理もできます。

プロジェクト単位でノートを分けて管理すれば、複数案件を並行していても迷わずに作業を進められます。

また、NotebookLMは要点をまとめるだけでなく、引用元を明確に示してくれるため、資料の裏付けデータとしてそのまま再利用可能。信頼性の担保が求められる企画書や提案資料の作成時には極めて相性が良く、短時間で根拠のあるアウトプットを構築できます。

スマホで編集・確認できるため、移動中にアイデアを整理したり、会議直前に内容を見直したりと、フレキシブルな情報管理ツールとして活用できる点も強みです。

NotebookLMアプリを使う際の注意点

NotebookLMアプリはどこでも使えるので非常に便利な反面、使用する上でいくつか注意点があります。

アップロード容量

NotebookLMのスマホアプリでは、読み込めるファイルの容量に上限が設けられています。特に無料プランでは、1つのソースにつき最大50万語もしくは200MB、1つのノートブックにつき最大50件が上限です。

それ以上になるとアップロードが弾かれてしまうため、大量のページを含むPDFや高解像度画像をまとめた資料は注意が必要です。

分厚い資料を扱う際は、あらかじめファイルサイズをチェックし、必要に応じて分割したり圧縮したりしてから追加すると、エラーを避けられます。アプリをストレスなく利用するためにも、容量制限の存在は事前に把握しておきましょう。

オンライン接続が必要

NotebookLMは基本的にクラウド上でAI処理を行うサービスのため、多くの機能がインターネット接続が前提。要約生成やチャットでの質問応答といった主要機能はオンラインで動作するため、通信環境が悪い場所では動作が制限されることがあります。

一方で、一部機能はオフラインでも利用可能ですが、その場合でも事前にデータをダウンロードしておく必要があります。外出先で安定して使いたい場合は、Wi-Fi環境で必要なデータを準備しておくと安心です。

個人情報や機密情報の取扱

NotebookLMに資料を読み込ませる際は、扱う情報の性質に十分留意する必要があります。追加したファイルはGoogleのクラウドを経由して解析されるため、個人情報や極めて機密性の高い資料を取り扱う際は慎重に判断すべきです。

安全に利用するためには、取り扱うデータのレベルを事前に整理し、必要に応じて加工・匿名化するなどの対策を行うことが大切です。

NotebookLMアプリのよくある質問

ここからはNotebookLMアプリを使う上でのよくある質問について回答していきます。

NotebookLMアプリは無料でも使えますか?

はい、無料版でも基本機能を利用できます。

資料のアップロード、要約生成、チャットでの質問、音声要約などの主要機能は無料でも十分に試せます。ただし、アップロードできる資料数や質問回数に制限があるため、業務で頻繁に使う場合は有料版が適しています。

アプリ版とWeb版ではできることに差がありますか?

あります。
アプリ版は手軽さが強みですが、Web版にのみ対応している機能(例:マインドマップ作成)が存在します。一方、アプリ版でもフラッシュカードが作成できるなど、学習向けの機能は豊富に用意されています。

目的に応じてWeb版とアプリ版を使い分けるとスムーズです。

オフラインでもNotebookLMは使えますか?

一部機能のみ利用可能です。
音声要約は一度作成してダウンロードしておけばオフライン再生できますが、要約生成・チャット回答などAIが処理する機能はオンライン接続が必須です。通信環境の悪い場所で利用したい場合は、事前に必要なデータをダウンロードしておくことをおすすめします。

フラッシュカードはどのように作成できますか?

アプリ内で資料を選択し、「スタジオ」機能から生成できます
AIが資料内容をもとに自動で問題と回答のセットを作ってくれるため、語学・専門用語・資格試験などの暗記学習に非常に便利です。生成には少し時間がかかるため、しばらく待ってから確認するとスムーズです。

NotebookLMアプリを活用してみよう!

NotebookLMアプリは、仕事や勉強、趣味の情報整理まで、さまざまなシーンで役立ちます。

たくさんの資料を一度に管理したいときや分厚い本や論文の要点だけを知りたいとき、会議の議事録を素早くまとめたいときなどに便利なアプリです。AIが自動で要約や検索をしてくれるため、時間の節約にもなります

NotebookLMを使いこなすことで、日々の情報収集や整理がもっと楽になり、新しいアイデアや発見も生まれやすくなるでしょう。まずは無料版から試して、自分の生活や仕事にどんな変化があるか体験してみてはいかがでしょうか。

最後に

いかがだったでしょうか?

AIによる要約や検索で、業務資料の整理・活用を一気に効率化できるNotebookLM。ドキュメント管理の最適化やナレッジ共有の仕組みに関心がある企業様にとって、有力なヒントとなるはずです。

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投稿者

  • WEEL Media部

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