スライド作成を”ほぼ”自動化!Orcha(オルカ)の使い方&料金を徹底解説

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みなさん!日本から将来有望なAIエージェントサービス「Orcha(オルカ)」が登場しました!

Orcha(オルカ)は幅広い業務向けのAIエージェント機能が実装予定のWebサービスで、その第一弾として「AIスライド」が登場しています。この「AIスライド」はなんと、リサーチからスライド生成までをほぼ完全に自動化してくれる優れものです。

当記事では、そんなOrchaを大特集!「AIスライド」の使い方や注意点、料金プランを詳しく解説していきます。

最後までお読みいただくと、社内向けの急ぎの資料が残業なしで用意できるようになっちゃう……かも。AIで仕事を効率よくこなしたい方は必見です!

\生成AIを活用して業務プロセスを自動化/

目次

「Orcha(オルカ)」とは?

「Orcha(オルカ)」は、2025年7月15日に株式会社Sales Markerがリリースした、日本発の業務用多機能AIエージェントです。こちらは営業 / 企画 / マーケ / 人事 / 経営…etc.幅広い業務をサポートする「AIスーパーエージェント」を標榜しており、その機能第一弾として「AIスライド」が実装されています。(※1)

公式サイト:Orcha

Orcha「AIスライド」でできること

Orchaの機能第一弾「AIスライド」は、スライド作成 / デザイン / Web検索など、さまざまな機能のAIエージェント群が協働し、スライドを自動生成してくれるサービスです。その詳しい特徴は下記のとおりで、ビジネスに通用するレベルのスライドが簡単かつスピーディに用意できちゃいます。

Orcha「AIスライド」の特徴
  • アカウント登録のみ・無料で利用可(2025年8月現在)
  • プロンプトをもとに、リサーチ / 文章・グラフ生成 / スライド化…etc.を自動で実行
  • 挿入画像やロゴ、参照させたいスライドの提示も可能
  • スライドの手動編集にも対応
  • スライドはPDF形式でエクスポート可

これなら、紹介動画にもあるように急な資料作成依頼も怖くありませんね。

なお、プレゼン資料用のおすすめAIツールについて詳しく知りたい方は、下記の記事を併せてご確認ください。

Orchaの注意点

Orchaでスライドを生成するにあたっての注意点は下記のとおり。医療・金融・保険業界や設計図を扱う企業などでの活用には不向きとなっています。

  • ハルシネーションリスクがあり、人間による最終チェックが必要となる
  • 入力データはSales Marker側で保持される(※2)
  • 生成スライドはSales Markerが指定する方法でしか公開・利用できない(※3)

ただ、社内向けのライトな資料作成では大活躍の予感がしますので、ぜひぜひOrchaを活用していきましょう!

なお、ChatGPTでスライドを生成できるGPTsについて詳しく知りたい方は、下記の記事を併せてご確認ください。

Orchaの料金プラン

Orchaは無料から利用が可能ですが、有料プランに加入することで+αの機能にもアクセスできます。そんなOrchaの料金プラン&プラン別特典は下表のとおりです。(※4)

スクロールできます
FreePlusProEnterprise
料金(リリース直後限定)無料月払い:月額18ドル
年払い:月額22ドル
月払い:月額180ドル
年払い:月額220ドル
要問い合わせ
ベース料金無料月額24ドル月額244ドル要問い合わせ
クレジット毎週600クレジット毎月10,000クレジット毎月125,000クレジット毎月125,000クレジット
その他特典なし・スライド生成機能
(有料化予定)
・MTG解析機能
(近日公開予定)
・スーパーエージェント機能
(近日公開予定)
Plusの特典
 +
新機能優先アクセス
Proの特典
 +
PoCの特別サポート
Orchaの料金プラン

今後有料プランで使える機能は増えていく予定ですので、「AIスライド」を試してみて気に入った方はぜひぜひ、登録してみてください!

Orcha「AIスライド」の使い方

以下では、Orchaの機能第一弾「AIスライド」の使い方をご紹介します。では早速、Orcha公式サイトにアクセスしてみましょう!

Orchaのサイトに移動すると、以下のような画面が表示されます。ここからスライドを生成するには、まずアカウント登録とログインが必要です。ということで、画面右上の「ログイン」ボタンをクリックしてみましょう。

Orchaトップ画面
引用:https://app.orcha.jp/ai-slide

すると以下のとおり、ログイン画面が表示されるはずです。ここでは「既存のGoogleアカウントを登録」または「メールアドレス&パスワードを登録」のいずれかで、アカウントが作成可能となっています。アカウント作成については、お好みの方法をお選びください。

Orchaログイン画面
引用:https://app.orcha.jp/ai-slide

さて、アカウントを作成し終えると、Orchaにログインした状態でトップ画面に戻れます。(下図)

Orchaログイン完了
引用:https://app.orcha.jp/ai-slide

こちらでは、以下のような操作が可能です。

  • スライドデザイン・ロゴ選択:参照させたいスライドや挿入したいロゴの指定
  • テキストウインドウ:プロンプトの入力
  • ゼムクリップのマーク:挿入画像のアップロード
  • 送信:プロンプト&画像の送信
「スライドデザイン・ロゴ選択」時の画面
スライドデザイン&ロゴのアップロード画面
引用:https://app.orcha.jp/ai-slide

それでは実際に、Orchaにプロンプト&参照画像を渡してみましょう!

Orchaプロンプト入力
引用:https://app.orcha.jp/ai-slide

今回は「筋トレにおけるクレソンの魅力」を題材としてみました。さて、「送信」ボタンをクリックしてみると……

Orchaによるスライド生成のようす
Orcha生成過程
引用:https://app.orcha.jp/ai-slide

このように、プロンプトを深掘りする逆質問が返ってきて、それに答えると各AIエージェントが協働し、リサーチからスライド生成までを自動化してくれます。そして、完成したスライドの確認方法ですが、こちらは以下のとおり「詳細」から可能です。

Orcha生成スライド確認方法
引用:https://app.orcha.jp/ai-slide

「詳細」クリック後は、スライド確認画面右上のボタンから「PDFエクスポート / 画面拡大 / 画面終了(並び順)」の操作が行えます。

Orchaで生成したスライド
引用:https://app.orcha.jp/ai-slide

ちなみに、スライド確認画面を拡大したようすは以下のとおり。Orchaが生成してくれたスライドは、文章・デザインともにハイクオリティですね。

スライドの編集画面
引用:https://app.orcha.jp/ai-slide

また、Orchaのスライド確認画面では「編集」ボタンから、各要素の手動編集・自動編集も行えます。チェックと同時に微修正ができるのはありがたいですね。

スライドの編集画面詳細
引用:https://app.orcha.jp/ai-slide

最後に、生成したスライドは「右上向きの矢印ボタン」からエクスポートが可能です。こちらを実際にクリックしてみると、以下の画面に移り、「PDFとしてエクスポート」ボタンからPDFのダウンロードが行えます。

スライドのエクスポート方法
引用:https://app.orcha.jp/ai-slide

この「AIスライド」機能は今のところ(2025年8月時点)無料ですので、みなさんもぜひぜひ、お試しください!

なお、スライド生成AIツール「Tome」について詳しく知りたい方は、下記の記事を併せてご確認ください。

リサーチからスライド作成までを自動化してくれる「Orcha」

当記事では、日本発の業務用多機能AIエージェント「Orcha」とその機能第一弾「AIスライド」をご紹介しました。以下にてもう一度、Orchaのメイン機能「AIスライド」について振り返っていきましょう!

Orcha「AIスライド」の特徴
  • アカウント登録のみ・無料で利用可(2025年8月現在)
  • プロンプトをもとに、リサーチ / 文章・グラフ生成 / スライド化…etc.を自動で実行
  • 挿入画像やロゴ、参照させたいスライドの提示も可能
  • スライドの手動編集にも対応
  • スライドはPDF形式でエクスポート可

Orchaの「AIスライド」を活用すれば、リサーチからスライド作成までをほぼ完全に自動化できます。しかも、今後新たな機能も加わる予定とのこと。気になった方は要登録です!

サービス紹介資料

生成系AIの業務活用なら!

・生成系AIを活用したPoC開発

・生成系AIのコンサルティング

・システム間API連携

最後に

いかがだったでしょうか?

社内資料作成の工数削減や生成AIの業務活用に関心のある企業様向けに、導入の具体像をお伝えします。

株式会社WEELは、自社・業務特化の効果が出るAIプロダクト開発が強みです!

開発実績として、

・新規事業室での「リサーチ」「分析」「事業計画検討」を70%自動化するAIエージェント
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・お客様からのメール対応の工数を80%削減したAIメール
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生成AIを活用したプロダクト開発の支援内容は、以下のページでも詳しくご覧いただけます。
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まずは、「無料相談」にてご相談を承っておりますので、ご興味がある方はぜひご連絡ください。
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投稿者

  • 2sc

    テクニカルライター 大学時代はアリの生態を研究。 ラボで唯一、Pythonを使ってデータ分析を効率化していた。 現在はライターとして、オウンドメディアや学術記事の執筆に当たっている。

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