【Napkin.AI】資料作成が秒で終わるビジネスマン必見の生成AI!使い方と特徴を徹底解説
社内資料やプレゼン、記事などテキストコンテンツを作成する際に、文章だけで見づらいコンテンツになってしまうことはないでしょうか。しかし、図解やグラフの挿入をしようと思っても、作業時間が取れなかったり、センスがなくてうまくまとめられないという方もいるでしょう。
そんな悩みをお持ちの方におすすめなのが、Napkin AIです。Napkin AIとはテキストから図解やグラフなどといった視覚的コンテンツを自動的に生成してくれるAIツールです。
この記事では、Napkin AIの概要やメリット、利用上の注意点などを紹介します。最後には、登録方法や利用方法を画像付きで詳しく解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
Napkin AIとは
Napkin AIとは、テキストを入力することで自動的にテキスト内容に合わせたグラフなどの視覚的コンテンツを作ってくれるAIツールです。生成できるのはグラフだけではなく、図解やフローチャートなども生成できるため、プレゼン資料やSNSに投稿する画像などを作る時に活躍するでしょう。
利用方法はとてもシンプルで、図解したいテキストを入力するだけでOK。さらに、生成された視覚的コンテンツはフォントや色、アイコンなどのカスタマイズもできるので、あまりPCが使いこなせない方でも簡単にツールを利用することができます。
なお、商用利用可能な画像生成AIについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
Napkin AIを利用するメリット
テキストから図解やグラフなどの視覚的コンテンツを生成できるNapkin AIですが、利用することでどのようなメリットを得ることができるのでしょうか。
まずは、Napkin AIを利用するメリットについてご紹介します。
わかりやすい資料などが簡単に作れる
提案資料やプレゼン資料などといった社内資料や、SNSの投稿や記事などの不特定多数の人たちに向けて書いた文章などは、誰でもわかりやすいようになるべく噛み砕いて作成するでしょう。そのため、文章だけではなく、必要に応じて視覚的コンテンツを利用することも少なくありません。
しかし、視覚的コンテンツを一から作るには時間がかかるだけではなく、情報をうまくまとめるためにはある程度のセンスが必要となる場合もあり、なかなかうまくいかないことも多いでしょう。
それらの問題も、Napkin AIを使えばテキストを入力するだけで内容に沿ったグラフや図解などの視覚的コンテンツを自動的に生成してくれるため、誰でも簡単にわかりやすい資料を作れるようになります。
また、生成したコンテンツは、png、pdf、またはsvgなどで保存できるため、利用したいプラットフォームに合わせた拡張子で保存できるところもポイントです。
操作方法がシンプルでわかりやすい
Napkin AIを利用するためには、グラフや図解したいテキストを入力するだけでいいので、難しいプロンプトや画像生成AIのような細かい設定をする必要がありません。
生成されたコンテンツのアイコンや色の変更は直感的に編集できるようになっているため、PC操作が苦手な方でも比較的簡単に利用できるでしょう。
Napkin AIを利用する際の注意点
誰でも簡単に利用できるNapkin AIですが、ベータ版ということもあり変更できない部分や使いづらい部分も存在します。これらは、正式リリースされれば改善される場合はありますが、2024年8月15日現在で感じる注意点についてご紹介します。
日本語ラベルが利用できない
日本語のテキストを解釈して適切な図解を提案してくれますが、出力された図解やグラフなどの視覚的コンテンツのラベルなどは英語しか入力できません。
これについては、今後のアップデートで改善される可能性が高いですが、現時点で利用する場合は画像を保存した後に別の画像編集ツールなどで日本語に書き換えるなど一手間加える必要があるでしょう。
モバイル版の編集制限
Napkin AIの公式サイトにも記載があるように、スマートフォンやタブレットなどでも使えるモバイル版も存在しますが、基本的に閲覧のみでの利用が可能となっているそうです。
そのため、コンテンツの生成や編集を行うにはPCで作業する必要があります。
なお、生成AIのリスクと対策について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
Napkin AIの料金について
Napkin AIには無料で利用できるStarter Planと、全ての機能が利用できる有料のProfessional Plan、大規模なチームで利用できるEnterprise Planの3種類のプランがあります。
2024年8月15日現在ではベータ版での公開のため各プランの料金は不明ですが、ベータ版は本来有料であるProfessional Planを無料で利用することができます。
また、Enterprise Planについても現在は公開されていないので、Napkin AIを業務利用したいと考えている企業は、まずはProfessional Planに登録して利用してみることをおすすめします。
Napkin AIの登録方法
次に、Napkin AIの登録方法について解説します。
Napkin AIを利用する際にはアカウント登録をする必要があるため、まずは、Napkin AIの公式サイトにアクセスしてください。
アクセスすると、上記の画面が表示されるので、右上の「Get Napkin Free」をクリックします。
「Get Napkin Free」をクリックすると、Welcomeと表記のあるページに遷移するので、「Sign in with Google」をクリックします。※Googleアカウントを持っていない方は、先にGoogleアカウントを取得しておく必要があります。
「Sign in with Google」をクリックすると、お持ちのGoogleアカウントが表示されるため、Napkin AIで使用したいGoogleアカウントを選択してください。その後、確認画面が表示されるので、内容を確認後「次へ」押下。
その後、上記のような画面が表示されるため、表示される質問に回答します。
回答が全て終わると上記の画面になります。この画面が表示されれば登録完了です。
Napkin AIの使い方
次に、Napkin AIの使い方について解説します。
まずは、「Create my first Napin」をクリックします。
クリックすると上のような画面へ遷移します。
Napkin AIには現在2種類の機能があり、1つは先ほどから紹介している通り、既存のテキストコンテンツから視覚的コンテンツを生成する機能。もう1つは、AIを使ってテキストコンテンツを生成する機能です。
では、それぞれの機能の使い方について見てみましょう
AIでテキストコンテンツを生成する方法
AIを使ってテキストコンテンツを生成する場合は、右側の「By generating text using Al」を選択します。
選択すると上記の画面へ遷移するので、赤枠にプロンプトを入力し、黄色枠の「Continue」をクリックするだけで、指定した内容の文章を生成できます。今回は、「生成AIを1500文字程度で簡単に説明してください」というプロンプトを使用します。
すると、上記のように文章が生成されます。生成した記事はハルシネーションを起こしていたり、不自然な日本語になっている可能性があります。そのため、利用する際は編集が必要ですが、上記のように見やすく見出しもついているので、文章の下書きを生成するには便利な機能となっています。
また、生成された文章に視覚的コンテンツを挿入したい場合は、挿入したい部分にカーソルを当てると青色の雷マークが表示されるのでクリックすることで視覚的コンテンツを挿入できます。
挿入できるコンテンツのスタイルやフォントや画像の選択も直感的に操作できるので、簡単に見やすい資料や記事を生成できます。
既存のテキストから視覚的コンテンツを生成する方法
既存のテキストからグラフなどの視覚的コンテンツを生成したい場合は、左の「By pasting my text content」を選択します。
選択すると上記の画面へ遷移するので、紫の枠の「Paste your content to summarize with a visual here」と書かれた部分に任意のテキストを貼り付けてください。今回は、先ほどAIで生成した「生成AIの簡単な説明」を利用します。
すると、上記のような画面が表示されます。これ以降の操作については、先ほどと同じく、視覚的コンテンツを挿入したいところにカーソルを合わせて、左側に表示される雷マークをクリックすることで視覚的コンテンツを挿入できます。
また、画面下部にある赤枠のアイコンの機能は下記の通りです。(左から順に解説します。)
- SparkSearch:任意の部分にアイコンを挿入できる機能
- Label:任意の部分にテキストを挿入できる機能
- Sketch:任意の部分に矢印や線、{}などを挿入できる機能
- Image:任意のテキストを入力することで、テキストに合わせた画像を提示してくれる機能
なお、AIライティングツールについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
Napkin AIを使いこなして効率的に作業を進める
Napkin AIは、直感的に操作できるツールでありながらも、様々なバリエーションの視覚的コンテンツを生成できるだけではなく、文章も生成できる便利なAIツールです。
Napkin AIをうまく活用できれば、資料や記事の作成が効率的にできるだけではなく、簡単に見やすいコンテンツを作成できるので、特にビジネスシーンにおいては重宝されるツールとなるでしょう。
しかし、ベータ版ということもあり、日本語のラベルが使えないなどといったデメリットも存在するため、今後のアップデートで日本語のラベルに対応できるようになれば、日本でも利用者が一気に増えるのではないでしょうか。
最後に
いかがだったでしょうか?
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