日本企業の生成AI活用事例34選まとめ!業務を大幅に改善させた最新活用方法を解説

日本企業 生成AI 活用事例

最近、生成AIがいろいろな業界で使われるようになってきました。効率よく業務を進めたり、従業員の作業負担を減らせる生成AIですが、テックタッチ株式会社の調査によると、日本の大企業の職場で生成AIを活用できている従業員は、全体のわずか約1割でした。※1

この記事では、生成AIの特徴や活用事例を紹介し、そのメリットについてもわかりやすく解説。加えて、生成AIを使って成果を上げている企業は、どのような使い方をしているのかも事例を挙げて説明します。

目次

生成AIとは

生成AIは、大量のデータから学習して、文章や画像を自動で作る技術です。上手に活用すると、資料を素早く作成したり、仕事をサポートしてくれます。例を挙げると、生成AIが自動で報告書を作成したり、広告用の画像を作ることが可能です。

会話や文章を作る場面でも使われています。音声の自動応答もできるので、カスタマーサービスの面でも便利です。生成AIのおかげで、面倒な作業が簡単になり、従業員はより重要な仕事に集中できます。

また、大量のデータから新しいアイデアを生み出すのが得意なので、マーケティングや製品開発にも使われています。今や生成AIは、企業が成長するためのツールとして、欠かせないものになりました。

なお、生成AIのユースケースについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

生成AIを活用するメリット

ビジネスの現場で使われ始めている生成AI。これを活用するメリットはどんなところにあるのでしょうか?ここでは、生成AIを導入した場合に想定される業務上のメリットについて、いくつかご紹介します。

業務効率の向上

生成AIは、大量のデータを処理して自動で作業してくれるので、従業員の仕事の効率が上がります。従業員の負担が減り、会社の仕事の流れがスムーズになるので、他の作業を丁寧に行うなど時間を有効に使えるでしょう。

また、生成AIによって単純作業が自動化されるので、人為的なミスを減らせます。従業員はより難しい課題に集中できるため、会社の新しいアイデアが増えるでしょう。他にも、職場環境の改善や離職率を下げることにも効果があります。

人件費の削減

生成AIが自動で作業を行うことで、人件費を減らせればメリットが大きいと言えるのではないでしょうか。生成AIは反復的な作業を効率化することが得意なので、データ入力やレポート作成などの単純作業を任せれば、従業員は他の重要な仕事に集中して取り組めます

生成AIを活用すれば、企業はリソースを効率的に使ってコストを減らせます。必要な人員を最小限にしながら、自動化を進められるので、会社全体の作業効率も上がるでしょう。

クリエイティブな業務の補助

生成AIは、デザインやコンテンツを作る手伝いをしたり、新しいアイデアを考えるサポートをしてくれます。広告やマーケティングの素材を自動で作れるので、デザイナーやマーケターは個性を加える作業に集中できるでしょう。

また、生成AIは音楽や動画を作るときにも使われ、アーティストが良いアイデアを思いつく手助けをしてくれます。生成AIを使えば仕事がもっと楽しくなり、いろいろなアイデアが生まれるでしょう。

日本企業が生成AIを導入した事例34選

日本の多くの企業が、生成AIを活用して、業務改善やサービス向上に成功しています。これから紹介する事例で、各企業がどのように生成AIを使い、どのような成果を上げているのかについて詳しく説明します。

セブンイレブン

セブンイレブンは、店舗の発注作業を効率良くするために生成AIを導入し、毎日の業務をサポートしています。具体的には、商品の在庫管理や販売予測をAIで行うことで店舗運営がより効率的になり、発注にかかる時間を4割削減できました。※2

また、AIによるデータ分析を通じて需要予測の精度が向上し、無駄な在庫を減らすことにも成功しています。

三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行では、生成AIを「相棒」として取り入れ、仕事の効率を大きく上げています。AIは顧客への提案をサポートしたり、稟議書の作成や会議の議事録を作ったり、社内の業務改善のアイデアを出すのにも使われています。※3

社員は生産性が上がり、より重要な仕事に集中できるようになったので、顧客対応の質も良くなりました

KDDI

KDDIは、「クリエイティブ×AI」というテーマで様々なプロジェクトに取り組んでいます。AI技術を使って新しいデザインの映像を制作したり、生成AIマスコット「Ubicot」を開発し、CMやデジタルコンテンツにも活用しました。※4

auというブランドが、新しいことにチャレンジしている姿をユーザーに発信する狙いがあります。

ベネッセ

ベネッセは、子供たちが自由研究のテーマを決める段階でラボリーという生成AIに質問すると、入力内容を受けてアドバイスを返してくれるという「自由研究おたすけAI」を導入。利用者の8割から自由研究に役立ったという回答があったそうです。※5

ベネッセでは自由研究以外でも、子供たちに役立つ生成AIのサービスを生み出そうとしています

大林組

大林組は、SRI Internationalと共同で「AiCorb」というAI技術を開発しました。このAIは、建物の形状を記したスケッチや3Dモデルから、ファサードデザインを自動生成します。※6

さらに、設計プラットフォーム「Hypar」と連携することで建築デザイン全体を効率よく進めることができ、設計の時間と手間を大幅に削減できました。

メルカリ

メルカリは、「AI出品サポート」を導入。ユーザーがより簡単に商品を出品できるようにしました。初心者でも手軽に取引を始められるので、利便性が向上。AIが商品タイトルや説明文を自動で提案してくれるので、ユーザーは考える手間と時間が省けたようです。※7

価格設定のサポート機能では、ユーザーが販売価格を悩まずに出品できるようになりました。

鳥貴族

鳥貴族では、「AIレセプション」という対話型のAIソリューション「LINE AiCall」を導入したAI電話予約応対サービスを開始しました。※8

人に近い自然な抑揚で喋るAIスタッフ”さゆり”が受付業務を担当することで、人手不足の解消とサービスの向上を実現。ピークタイム中でも従業員は接客に集中できるので、顧客の待ち時間が短縮されました。

ZOZO

ZOZOは、ファッション診断機能がついた「WEAR」アプリを開発。ユーザーの好みに合ったスタイルを見つけやすくしました。AIがファッションジャンルを診断し、ユーザーに合わせたおすすめのコーディネートを提案します。※9

また、ZOZOはAIを使ってユーザーの体型や好みを分析し、個別に最適なファッションアドバイスもしています。 

PARCO

PARCOは、2023年冬の「HAPPY HOLIDAYS」広告キャンペーンで、画像生成AIを使って広告を作りました。モデル撮影を行わず、人物や背景、音楽など全てがAIで生成されています。※10

この広告は、AMDアワードで「優秀賞」を受賞し、クリエイティブの質を高める新しい試みとして高く評価されました。

伊藤園

伊藤園は、生成AIを使って「お~いお茶 カテキン緑茶」のパッケージデザインを開発しました。AIが生成した画像を参考にして、デザイナーが新たにデザインを作ったのです。※11

このデザインは、茶葉の生命力を表現していて、視認性の高い鮮やかな色彩が特徴です。パッケージの魅力を向上させ、時代に合った製品を作るのに役立っています

パナソニック コネクト

パナソニック コネクトは2023年2月より、OpenAIのLLMをベースに自社向けAIアシスタントサービス「ConnectAI」を開発・導入しています。※12

こちらは全社員約12,400人が、戦略策定の基礎データ作成や商品企画、アンケート集計などの業務に活用中。導入後約1年で、利用1回あたり20分・年間18.6万時間の労働時間削減を実現しました。

オムロン

オムロンは、2023年に全社横断・自主参加型の生成AI活用推進プロジェクト「AIZAQ(アイザック)」を発足。6ヶ月のシーズン1が好評に終わり、次のシーズン2を始動させています。※13

このAIZAQは参加者が持ち寄った課題について、社内の専門家の助けを借りながら、生成AIを活用した解決策を編み出すというもの。社内の問題解決と生成AIスキルの共有を一度に行えるのがポイントです。

アサヒビール

アサヒビールは2023年9月より、生成AI搭載の社内情報検索システム「saguroot(by丹青社)」を試験導入しています。※14

このsagurootはPDF・PowerPoint・Word…etc.雑多かつ膨大な資料データの検索が可能で、生成AIによる100字前後の要約も得られるというもの。アサヒビールはこちらを活用することで、商品開発強化と業務効率化を推進中です。

サントリー

サントリーは株式会社ギブリーの協力のもと、同グループ内専用のChatGPTライクな生成AI環境「ガウディ」を導入・活用しています。2023年7月には社員向けにセミナーも実施していて、利用者数を2倍に増やし、生成AIの活用推進に成功しました。※15

住友化学

住友化学も、自社用の生成AIチャット「ChatSCC」を開発済み。全従業員約6,500人に解放しています。※16

このChatSCCは、セキュアな環境下で社内独自の情報を扱えるのが特徴。事前検証では約200の業務パターンで最大50%以上の効率化が確認できていて、文書作成・コーディング・アイデア出しデータの分析…etc.多岐にわたる業務での活用が期待されています。

LINEヤフー

LINEヤフーは2023年7月から、生成AIを活用した独自のAIアシスタント「LY ChatAI」を全従業員約2万人に提供中。こちらはアンケート調べで約7%の生産性向上を実現しています。※17

また、2023年10月には生成搭載のコーディング支援ツール「GitHub Copilot」も導入。こちらでは約10%~30%の生産性向上を達成しました。

その他、LINEヤフーは13件の生成AI搭載サービスをリリースしていて、生成AI活用を包括的に推進しています。

メルカリ

メルカリは、生成AIが商品写真とカテゴリーをもとに商品説明・状態・販売価格…etc.を自動入力してくれる「AI出品サポート」機能をリリースしています。こちらはなんと、最短3タップでの出品を実現しています。 ※18

ビズリーチ

ビズリーチは、東京大学マーケットデザインセンターと共同で、生成AIによる「レジュメ自動作成機能」を開発・リリースしています。※19

こちらは求職者向けの機能で、簡単な質問に答えるだけで高品質な職務経歴書を作成できるというもの。このレジュメ自動作成機能を使用した職務経歴書は使用していないものに比べ、平均40%のスカウト受信数増加を達成しています。

学研ホールディングス

学研ホールディングスは、学習システム「GDLS(Gakken Digital Learning System)」にて、生成AI(ChatGPT)を活用したサービスのベータ版を実装。こちらは生徒の学習履歴や理解度の変化をもとに、最適な学習アドバイスを個別提供するというものになっています。※20

西松建設

西松建設は建設業特化のテキスト生成AI「AKARI Construction LLM(by燈株式会社)」を導入中。こちらを社内文書管理システム「Box」と連携させることで、建設業界の専門知識と社内ナレッジの両方を織り込んだ文章生成を実現しています。※21

鹿島建設

鹿島建設は生成AIの業務利用を解禁し、社内専用の「Kajima ChatAI」を国内外約2万人の従業員に解放しています。※22

このKajima ChatAIはリサーチ・分析・アイデア出し・議事録作成・プログラミング…etc.で活躍しているとのこと。チャットは1日あたり平均1,000回以上で、社内に生成AIを活用する文化が定着しています。

竹中工務店

竹中工務店と株式会社DATAFLUCTはタッグを組んで、Googleの生成AI「Gemini 1.5 Flash」を搭載した建物DX支援アプリを開発しました。こちらは生成AIが建物の利用状況をもとに専門家レベルの洞察を提供するアプリで、2024年12月より同社のビルで適用実験が始まっています。※23

SMBCグループ

SMBCグループは、社内用の生成AIアシスタント「SMBC-GAI」を開発。2023年7月より全従業員向けにリリースしています。 こちらは1日あたり約12,000件、2秒に1回ペースで利用されていて、用語検索・メール文生成・文章要約・翻訳・コーディング…etc.にて活躍中です。※24

みずほフィナンシャルグループ

みずほフィナンシャルグループは、以下のとおり手広く生成AI活用に取り組んでいます。※25

  • 社内向けテキスト生成AI「Wiz Chat」(2023年6月〜)
  • 事務手続照会や与信稟議作成での生成AI活用
  • 社員からのアイデアを募る「生成AIアイデアソン」

うち、生成AIアイデアソンについては社員から2,000件超の応募があり、社を挙げて生成AIの活用が進んでいるようです。

宮崎銀行

宮崎銀行は、AI model株式会社の生成AI技術を活用して、専属のAIタレント「ドリームAI」と「ひなたこ」を迎え入れました。両者は、TVCM・広告・ポスター・店頭POP…etc.さまざまな媒体で宮崎銀行のブランドイメージ向上に役立っています。※26

横浜銀行

横浜銀行は、日本IBMの協力のもと、融資審査の稟議書作成に生成AIを活用する実証実験を行っています。こちらは年間で最大19,500時間の業務効率化が見込めるという結果になり、現在実装を目指して開発が進行中です。※27

ベルシステム24

ベルシステム24は、生成AIによるコンタクトセンター自動化ソリューション「Hybrid Operation Loop」の開発を進めています。こちらは通話データを自動でナレッジに蓄積する機能を搭載していて、高い回答精度が期待できるとのこと。サービスの提供開始は2025年中が目標となっています。※28

トランスコスモス

トランスコスモスは、同社のコンタクトセンター運用プラットフォームに生成AIを実装し、教育支援 / 分析支援 / ナレッジ提供 / 応対品質チェック…etc.をオペレーターに提供中です。応対履歴の入力時間の80%削減をはじめとして、業務の効率化と品質向上を実現しています。※29

江崎グリコ

江崎グリコはバックオフィスに、生成AIチャットボット「Alli(by Allganize Japan株式会社)」を導入。情報システム部門への年間約1万3,000件の問い合わせのうち、約31%を削減することに成功しています。※30

星野リゾート

星野リゾートは、生成AI搭載のオペレーター支援ツール「KARAKURI assist」にて、宿泊予約センターの業務効率化・顧客対応強化を図っています。※31

同社はすでに、5,000以上のテンプレートを活用した返信文の自動生成に成功。次はメールの自動返信に着手していて、正答率80%を目標に掲げています。

三菱総合研究所

三菱総合研究所(MRI)は、生成AIを活用した提案書作成支援ツールを開発しました。このツールは以下の5ステップを通して、生成AIと人間の協働による提案書作成を実現しています。※32

  1. プロジェクト情報の入力
  2. 目的整理
  3. アプローチ生成
  4. ブラッシュアップ
  5. 資料化

営業活動の効率化・ナレッジ共有・人材の早期育成…etc.で効果が期待されているとのことです。

大和証券

大和証券は株式会社ヘッドウォータースと共同で、生成AI搭載の「大和証券AIオペレーター」を開発。2024年10月7日より、一般向けにリリースしています。※33

この大和証券AIオペレーターは、ログイン手続きやNISAに関する一般的な問い合わせに対応していて、音声での回答提供が可能です。

セガサミーホールディングス

セガサミーホールディングスは、「自社製品画像を学習したデザイン案出し用の画像生成AI」と「アンケート分析用の生成AI」をダブル導入しています。うち、後者はアンケートの分析業務で約80%もの効率化を達成したとのことです。※34

NEC

NECはテキスト生成AI(LLM)「cotomi」を自社開発し、日本語ベンチマークで精度と速度における高スコアを達成。こちらは医療・金融・自治体・製造業…etc.幅広い業種での活躍が期待されています。※35

サイバーエージェント

サイバーエージェントは以下のとおり、社を挙げて生成AIの活用に全力で取り組んでいます。※36

  • 生成AI活用推進のための組織「AIオペレーション室」の発足
  • 生成AI搭載の予定調整アプリ「サイスケ(Cyber AI Scheduler)」の開発
  • 「Calm2-7b(CyberAgentLM2-7B)」等、日本語LLM・VLMの開発
  • 「極予測AI」等、生成AI搭載の独自広告プロダクト群の開発

うち、サイスケ(Cyber AI Scheduler)については、月間20万件の予定調整業務を効率化したとのことです。

なお、生成AIで資料作成を自動化する、おすすめの生成AIツールについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

生成AIがもたらす業務の変革と効率化の未来

生成AIは、多くの業界で仕事の効率を上げることに貢献しています。データ処理や簡単な作業を自動化することで、従業員は時間を節約しながら、より重要な業務に注力できるようになりました。

また、生成AIはクリエイティブな分野でも新しいアイデアを生み出す手助けをしてくれますし、広告のアイデアを考えたりデザインの案を作れます。他にも動画制作や音楽の作成、マーケティングや商品開発など、さまざまな分野で活用可能です。

生成AIを活用したサービスはまだ目新しいものですが、働く人たちの負担を減らしながら、私たちの働き方を大きく変えてくれる革新的な技術です。今後さらに広がって、ビジネスの現場でますます重要な役割を果たすのは間違いありません。

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参考記事

投稿者

  • 晋平大竹

    生成AIの登場に大きな衝撃を受けたWebライター。好きなAIツールは、ChatGPTとAdobeFirefly。AIがこれからの世界を良い方向に導いてくれると信じ、正しい&有益な情報を発信し続けています!

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