【GPT Store神ランキングトップ10】世界で一番使われている最強GPTs10選
2024年1月11日、OpenAI社からGPT Storeが公開され大きな話題となりました。
ChatGPTには「GPTs」という機能があり、ユーザーがChatGPTを自由にカスタムできます。さらにGPT StoreではGPTsが公開され、将来的には収益化も可能になる予定です。
AIを使って稼げる時代が、目の前まで来ていますね。今回は、そんなGPT Storeの中で最も人気のあるGPTsトップ10をご紹介します。
ビジネスや情報整理など、様々な場面で活躍するツールが多数あるので、ぜひ最後までご覧ください。
GPT Storeの人気ランキングTOP10
GPT Storeの中でも2024年1月13日現在で最も人気のあるGPTsを10個ご紹介します。
【Consensus】学術論文検索
Cosensusは、リサーチアシスタントのGPTsです。2億の学術論文を検索し、科学に基づいた回答をもたらします。
参考記事:ChatGPT「Consensus」
正確さを重視し、参照先のリンクなどもきちんと表示してくれます。データを探したい時や、根拠を示したいときなどに重宝しそうですね。
実際に使ってみた
Consensusを使って「瞑想の効果」をリサーチしてみました。「瞑想に効果はありますか?」と質問すると、すぐに科学的根拠に基づいた答えを出してくれました。
参照したページのリンクも貼ってくれるので、元のデータを見に行くこともできます。自分で調べなくても自動で適切なデータを持ってきてくれるので、とても便利ですね!
様々な場面で活用できそうなので、ランキングのトップにいるのも納得でした。
【Ai PDF】PDFアップロード&要約
Ai PDFは、PDFファイルを要約してくれるツールです。ファイルあたり最大2GBのPDFドキュメントを処理でき、無料アカウントでは1000回のPDFアップロードが可能です。
参考記事:AI PDF
自分では読みきれないような長い文書を入力しても、Ai PDFが優れた要約を提供してくれます。バージョンアップするには、有料課金が必要になるようです。
実際に使ってみた
総務省の「我が国における総人口の長期的推移」というpdfを要約してもらいます。使い方がわからなかったので、まずは「pdfを読み込ませる方法」を質問しました。
「AI DRIVE」というリンクに飛んで、pdfをアップロードする必要があります。一手間ありますが、作業自体は簡単にできました。
AI DRIVEにアップロードしたらリンクが発行されるので、コピーします。さらにコピーを貼り付けてから「要約してください」とお願いしました。
数秒でpdfの内容をまとめたものが出力されます。
改行がなくて少し読みづらいですが、内容はしっかりまとめられています。複雑なデータや論文も、pdfにすればAi PDFが要約してくれるので、大まかな内容を理解したいときなどに重宝しそうです。
【AskyourPDF Research Assistant】研究アシスタント
AskyourPDF Research Assistantは、研究のリサーチをサポートしてくれるGPTsです。
参考記事:AskyourPDF Research Assistant
様々なファイルや論文を参照して分析し、対話しながら必要なデータを作成してくれます。
- さまざまなトピックに関する記事を書く
- 事前に書かれたテキストや記事にAPAスタイルの参照や引用を追加
- PDFを参照しながらチャット
など幅広い応用が可能。チャットでやり取りしながら、必要なデータを見つけ出してくれるのでとても便利です。
実際に使ってみた
AskyourPDF Research Assistantに「未来の世界の人口について教えて」と聞いてみました。
少し待つと、未来の世界人口についてわかりやすくまとめた文章を出力してくれました。
さらに詳しい参照を依頼するには、外部サイトに登録する必要があるようです。データを集めるだけでなく読みやすい記事の形にしてくれるので、研究や執筆の場面で役立ちそうですね!
エッセイやブログで使う時にも、軽く修正するだけでほぼそのまま使えそうです。
【Grimoire】WEBサイト作成
GrimoireはWEBサイトの制作をサポートしてくれるツールです。
参考記事:Grimoire
コーディングができなくても、日本語でやりとりするだけで使いこなすことが可能です。
また、Grimoireには様々なショートカットキーが用意されており、正確なやり取りをしながら作業を進められます。例えばショートカットキーの「K」をプロンプトに打ち込むと、チュートリアルでそれぞれのキーの役割をわかりやすく説明してくれます。
コーディングの初心者や、英語がわからない人でも、直感的にサクサク使うことができると感じました。WEB制作のシーンが、このツールによって大きく変わっていきそうです!
実際に使ってみた
Grimoireを使って、スマホの販売サイトを作ってみます。Grimoireに「スマホを販売するWEBサイトを作りたい」と依頼します。そうすると以下のように、WEBサイトを制作するための流れを示してくれました。
流れに沿って、Grimoireをやり取りしながら進めていきます。実際に作成するところまでは行きませんでしたが、かなり詳細に提案をしてくれるイメージです。
今回のやり取りの最後に、ホームページのコードの例を示してくれました。
この形をもとにサイトを作っていくようです。使いやすい形に作り込まれていて、ユーザーの細かいニーズまで手がとどく設計になっています!
他にも「こういう形にしたい」という要望を入れれば、読み取って反映させてくれるみたいです。気になる方は、ぜひ使ってみてください。
【ScholarAI】科学的分析サポート
ScholarAIは科学的な分析をサポートしてくれるツールです。学術論文をもとに、テキスト・図・表などを分析してくれます。
参考記事:ScholarAI
学術論文をテーマに合わせて引用してくれたり、図やグラフなどを活用することもできるみたいです。いろんな場面で役立ちそうですね。
実際に使ってみた
ScholarAIに「ロボット手術のためのVRの使用に関するレビューを書く」と依頼してみました。すると30秒ほどで、以下のようにまとめてくれました。
参照したリンクも表示してくれ、わかりやすくまとめてあります。
さらに、全体像を図解してくれるよう依頼してみます。
このように直感的に理解しやすいようなイメージにまとめてくれました。
科学的根拠に基づいたデータを引用してくれ、さらにユーザーが理解しやすい形で要約してくれるツールで頼りになりそうです!
【22.550+ Best Custom GPTs】カスタムGPT検索
22.550+ Best Custom GPTsは、ユーザーにぴったりのGPTsを見つけてくれるツールです。
現在、GPT Storeには22,500を超えるGPTsが存在します。さらにその数は毎日増え続けています。自分に適したGPTsを見つけるだけでも苦労しそうですよね。
22.550+ Best Custom GPTsは、そのたくさんの選択肢の中から用途に合わせたGPTsを見つけ出してくれる便利屋です。
実際に使ってみた
22.550+ Best Custom GPTsに「SEOに役立つカスタムGPTは何ですか?」と質問してみます。
そうするとすぐに、SEOに役立ちそうなGPTsを提案してくれました。コンテンツ制作や、ブログ、YouTubeなど様々な場面に合わせて使えるツールがありそうです。
数あるGPTsの中から最適のものを選んでくれるので、ChatGPTをフル活用したい方はぜひ使ってみてください!
【Canva】デザイン作成
Canvaは、デザインツールとして有名ですね。そのCanvaの機能が搭載されたデザイン用のGPTsです。
参考記事:Canva
GPTs上でも
- プレゼンテーション
- ロゴ
- SNSへの投稿
など、何でも簡単にデザインできます。
さらに作成したデザインを、Canvaのページで自由に編集することも可能です。あらゆる制作現場で使われるCanvaが、AIと組み合わさることによりさらに便利になりました。
実際に使ってみた
Canvaに「ボールペンを販売するためのプレゼンテーション資料を作りたい」と依頼します。
詳細を教えてほしいと言われたので「シンプルで明確なメッセージ」と伝えます。
30秒ほど待つと、以下のようなイメージを生成してくれました。全部で5つのデザイン案を提案してくれています。
さらに素晴らしいことに、それぞれの画像がリンクになっていて、クリックするとCanvaのページに飛ぶことができます。そのままCanva上で編集し、資料として活用できます。
現在Canvaを使っている方には、特に嬉しい機能ですね。
Canvaは現在でも多くの人が活用しているデザインツールであり、GPTsと組み合わせることでさらに便利に使うことができます。デザインをする際には、ぜひ活用してみてください!
【image generator】画像生成
image generatorは、画像生成用のGPTsです。
参考記事:image generator
プロフェッショナルでフレンドリーなトーンを組み合わせた、画像の生成と洗練に特化したGPTとして紹介されています。
実際に使ってみた
image generatorを使用して、いくつか画像を作ってみます。「未来的な都市」を書いてみます。
いい感じのデザインに仕上げてくれました。
続いて「スタイリッシュなパソコン」と依頼。
モダンでスタイリッシュなイメージを表現してくれています。
さらに「花火」を描いてみます。
ざっくりとした指示でしたが、しっかりとテキストを読み取って、画像を仕上げてくれました。全体感として、本格的で繊細な絵を仕上げてくれるイメージです。
画像生成AIにも様々なものがありますが、このGPTsを活用するとさらに幅が広がりそうですね!
【DesignerGPT】WEBサイト作成
DesignerGPTは、WEBサイト作成のためのGPTsです。
参考記事:DesignerGPT
日本語でやりとりするだけで、簡単に美しいサイトを制作できます。
デザイン性にもこだわっていて、初心者でも見栄えの良いサイトを作ることが可能です。
実際に使ってみた
DesignerGPTを使って、WEBサイトを作成します。
「パン屋のウェブページをデザインする」と指示しました。
そうすると、どのようなスタイルでサイトを作るかの提案があり、実際に作業に取り掛かってくれます。
しばらくすると、ウェブページが完成します。
完成形は、以下のようなイメージです。
日本語で希望を伝えるだけで、数十秒でサイトが完成するなんて驚きですよね!!
サイト制作の現場も、AIの登場でさらに大きく変化していきそうです。
【WebPilot】情報収集サポート
WebPilotは、WEB上での情報収集やコンテンツ制作をサポートしてくれるGPTsです。
参考記事:WebPilot
主な機能は次の2つです。
- WebPageReader:ウェブページ・PDFファイル・データなどにアクセスし、情報を収集できます。ユーザーはチャットや書き込みを通じて一つまたは複数のURLと対話できます。
- LongContentWriter(ベータ版):簡単な説明から、製品のドキュメント・学術論文・レポートなどの広範なコンテンツを作成するのに役立ちます。リアルタイムでインターネットに接続して、コンテンツの正確性と関連性を確保します。
これらの機能を通じて、ユーザーは情報を効率的に収集し、必要に応じて長文のコンテンツを作成します。また、WebPilotは無料で利用できるGPTのアクションとして追加することも可能です。
実際に使ってみた
WebPilotを実際に使ってみます。
WebPilotに「今日の日本で注目されているニュースを教えて」と依頼してみました。
そうするとすぐに検索を開始し、以下のように教えてくれました。
自分でもネット検索をして調べてみると、火球観測のニュースが大きな話題になっていました。必要であれば、WebPilotをさらに使用して、文章コンテンツなどを作ってくれるようです。
情報を集めたいときや、コンテンツ作成の際に重宝する存在になりそうですね!
なお、GPTsの作り方について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
→【GPTs(GPT Builder)】ノーコードで自分専用のChatGPTを開発できる!使い方や活用事例を紹介
まとめ
GPT Storeのなかで人気のあるGPTsトップ10をご紹介しました。
今回紹介したツールは、以下のとおり。
- 【Consensus】学術論文検索
- 【Ai PDF】PDFアップロード&要約
- 【AskyourPDF Research Assistant】研究アシスタント
- 【Grimoire】WEBサイト作成
- 【ScholarAI】科学的分析サポート
- 【22.550+ Best Custom GPTs】カスタムGPT検索
- 【Canva】デザイン作成
- 【image generator】画像生成
- 【DesignerGPT】WEBサイト作成
- 【Logo Creator】ロゴデザイン作成
GPTsを上手に使いこなすことで、ビジネスやタスクの生産性が大幅に上がります。
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