【韓国発】ChatGPT×自撮りを使ったドット絵画像(ピクセルアート)の作り方!無料版で使えるプロンプト&コツも詳しく解説

韓国発 ChatGPT 自撮り 使った ドット絵画像 ピクセルアート 作り方 無料版 使える プロンプト コツ 詳しく 解説
押さえておきたいポイント
  • 人物写真を読み込ませることで、髪型や服装、ポーズまで忠実に再現したドット絵風画像が生成可能。
  • 無料プランでも1日3回まで画像生成ができ、SNSで自撮り+ドット絵を楽しむユーザーが急増中。
  • 高品質な生成にはプロンプトの工夫や写真の選定が重要で、生成物は商用利用もOKとされている。

みなさん!2025年3月25日に大幅アップデートを受けたChatGPTの画像生成機能が、韓国発の「ある活用法」で注目を集めています。

話題を呼んでいるのは「ChatGPTに人物写真を読み込ませてドット絵風画像を生成させる」というもの。何を隠そう、進化したChatGPTでは以下のように、容姿 / 髪型 / 服装 / ポーズ…etc.を忠実に再現したドット絵風画像が生成できちゃうんです!

当記事では、そんなChatGPTによるドット絵風画像の生成を大特集!無料プランでも試せる方法からSNSでバズった事例、プロンプトのコツまでを余すところなくお伝えしていきます。

完読いただくと、「ジブリ風」だけでない画像生成の遊び方が学べます。

ぜひぜひ、最後までお読みくださいね!

\生成AIを活用して業務プロセスを自動化/

目次

ChatGPTで生成できる「ドット絵風画像」が流行中!

進化したChatGPTの画像生成機能が、2025年7月より韓国のおしゃれインスタグラマー発で流行中!自撮りを海外で人気の着せ替えアプリ「Everskies」風のドット絵に変換できる、との触れ込みで感度の高いユーザーがこぞってドット絵付きの自撮りをChatGPTで制作・投稿しています。

流行の背景にあるのは、2025年3月25日にChatGPTで行われた画像生成機能の大幅アップデートです。このアップデートではチャット機能の頭脳である「GPT-4o」に画像生成機能が直接統合されており、従来(DALL-E 3単体)は難しかった下記のようなことが実現しています。(※1)

  • 添付画像の構図を忠実に再現して、別スタイルの画像を生成
  • プロンプトで指定した文字を入れて4コマ漫画を生成
  • スタジオジブリ等、版権風キャラクターの生成
    …etc.

このように進化したChatGPTの画像生成機能なら、人物写真と特定のプロンプトを渡すだけで、外見・服装・ポーズを再現したドット絵風画像がいとも簡単に生成可能。しかも無料で使えるということで、SNSユーザーが注目するわけです。

【無料版も可】ChatGPTでドット絵画像を作るやり方

では早速、無料版を含むChatGPTで人物写真からドット絵風画像を生成する方法をお見せしていきます。まずは、ChatGPTにログインして新しいチャットを開いてみましょう!

(Webの)ChatGPTで新規チャットを開くと、プロンプト入力欄の下に「ツール(下図①)」欄があるはずです。まずはその「ツール」をクリックして、表示された一覧のうち「画像を作成する(下図②)」をクリックしてください。

続けて、プロンプト入力(質問してみましょう)の欄に下記プロンプトを入力。併せて、チャット画面に直接ドラッグ&ドロップまたは「+」欄のクリックで、ChatGPTに参照させたい人物写真をアップロードします。

#命令
添付した人物画像をEverskiesのピクセルアート風イラストに変換してください。

#厳守条件
人物の体型・顔の五官・表情・服装&アクセサリーのディテール・髪型の表現方法は絶対に絶対に添付した写真に忠実に再現すること。

#希望条件
- 添付した画像の人物の髪型・服装・アクセサリーを使用
- 足先まで描かれた人物イラスト
- 背景は透過
- 人物数は1人

最後に、プロンプト入力欄右下の「↑」ボタンをクリックして、ChatGPTにプロンプトと画像を渡しちゃいましょう!そこからしばらく待つと……

このように見事、写真からドット絵風&背景透過の画像が生成できました。

残るは生成されたドット絵風画像を元の写真に添えるだけ!その方法は簡単で、生成された画像の左下にある「コピーする」をクリックして、お好みの画像編集ソフト上で写真にペーストするだけです。

あとはハッシュタグを付けてSNSに投稿するもよし、仲間にシェアして盛り上がるもよし。超簡単ですので、ぜひぜひお試しください!

なお、ChatGPTでジブリ風の画像を作る方法について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

無料アカウントでドット絵風の画像を生成してみた

先述のとおり、ChatGPTでは無料アカウントでも1日3回(ファイルアップロードの上限)まで、写真からドット絵風の画像が生成できちゃいます。こちらをライターも実際に試してみましたので以下、一緒にみていきましょう!

まずは、先ほどチラ見せした発明王「トーマス・エジソン」のドット絵風画像から。以下のとおり、ChatGPTはモノクロ写真でも問題なくドット絵風に変換してくれて、蝶ネクタイやボタンからスーツのよれ具合まで忠実に再現してくれています。

続いては、ヴェルサイユ宮殿を建てたフランス国王「ルイ14世」の肖像画でも、ChatGPTの威力を試してみましょう!

このように、ChatGPTはマントの紋章等のディテールも含めてドット絵風画像に変換してくれました。この表現力なら、どんな自撮りも高い再現度でドット絵にできちゃいそうですね。

ドット絵風画像に効果や背景を付け足すプロンプト術

前述のプロンプトを活用すれば、簡単にドット絵風画像を生成することができますが、プロンプトに一工夫することでさらに生成画像のクオリティをあげることができます。

例えば、先ほど紹介したプロンプトの希望条件項目に「- 炎のオーラをまとわせて」と加えてトーマス・エジソンのドット絵風画像を生成してみます。

すると上記画像のように、指定された通り炎のオーラをまとったトーマス・エジソンのドット絵風画像を生成することができました。

このように、画像を生成する際に一文挿入するだけで簡単に効果をつけることができますが、できることはそれだけではありません。

背景画像や画像スタイルなども指定することで簡単に変更することができます。

上記画像は、「- サイバーパンクな夜景」というプロンプトを追加して生成した ドット絵風画像です。

トーマス・エジソン本人については先ほど同様問題なく生成されており、プロンプト通りサイバーパンク感のある背景を再現しています。

さらに、希望条件に「16-bit スーパーファミコンRPG風」と追加し画像を生成してみましたところ、画像スタイルそのものをスーパーファミコンのRPG風にすることができました。

このように、希望条件の部分に加えたい効果を追加することで、さらに生成する画像のクオリティをあげることができるのでぜひ試してみてください。

SNSにアップされているChatGPTのドット絵風画像

ここからは、SNSでバズったChatGPTによるドット絵風画像の事例を3つご紹介します。以下、国内のユーザーによる投稿から、詳しくみていきましょう!

今回解説する事例において、弊社がX(旧Twitter)で発見した参考となるツイートを紹介させていただいております。取り下げなどのご連絡は、contact@weel.co.jp からご連絡ください。

国内のSNSユーザーにも浸透中!

ChatGPTによるドット絵風画像は流行の発端となった韓国のみならず、日本国内のSNSユーザーにも大人気。以下の投稿のように、「今日のコーデ」を収めた自撮りにドット絵風画像を添えたものが話題を呼んでいます。

これはお見事!ChatGPTは、ビン / カバン / 自転車…etc.ディテールも込みで投稿者さんのコーデをドット絵風に変換してくれていますね。

海外でも自撮り×ドット絵が流行!

ChatGPTによるドット絵風自撮りは東アジア圏に限らず世界的に流行しています!例えば、下記投稿はマレーシア在住の方によるものです。

ヒジャブ(イスラム教圏の女性が着用するスカーフ)込みのモダンなコーデがGOODですね。

フクロウもドット絵風に変換!

ChatGPTでドット絵風画像にできるのは人間だけではありません。

上記ポストの通り、フクロウなどの動物でもドット絵風画像に変換することが可能です。

しかし、その際プロンプトには「動物のピクセルアート」など、多少プロンプトを調整しないとうまく生成できない可能性があるので、いろんなプロンプトを試していく必要があるでしょう。

生成された画像をみてみると、フクロウはもちろん、スイカの足場も綺麗に表現されており、再現度の高さがうかがえますね。

マスコットキャラクターもドット絵風へ!

上記ポストでは、もつ鍋・水炊き 博多若杉【公式】が、公式キャラクターである「ウシ若」と「トリ杉」のぬいぐるみ画像からドット絵風画像を生成した様子が公開されています。

両キャラクタとも再現度が高く、ドット絵風画像の仕上がりを見てみると、まるで本当に存在するゲームのキャラクターのような出来に仕上がっています。

また、ぬいぐるみの写真を撮る際に、しっかりとポーズを決めておけば写真通りでドット絵風に変換することができるため、さまざまなバリエーションの画像を簡単に生成できるでしょう。

ChatGPTでドット絵風画像を生成する際のプロンプトのコツ

一般に、生成AIを活用して高品質なコンテンツを作りたい場合は、プロンプトの書き方が重要です。ChatGPTでドット絵風画像を生成する際もその例に漏れず、以下のテクニックを活用することでより高品質な生成物が得られるようになります。

ドット絵風画像生成時のプロンプトのコツ
  • 参考写真をアップロードしたスレッド内で繰り返し生成を試してみる
  • プロンプトでの指示内容を具体的かつ詳細にする
  • 省きたい要素もプロンプトでしっかり指定する
  • 特に重要な指示については「反映しないと罰を与える」旨を明記する
  • 全身が写っていて、被写体や背景の境界がわかりやすい写真を添付する

上記のコツを押さえたうえで、試行錯誤を重ねて、しっくりくるドット絵風画像を生成しちゃいましょう!

なお、ChatGPTのプロンプトのコツ全般について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

ChatGPTでドット絵風画像が生成できないときの対処法

ChatGPTでドット絵風画像を生成するにあたっては、以下のようにうまく生成ができないこともあります。

  • 髪型の再現度が低い
  • 服装の色合いが違う
  • アクセサリーが省かれる
  • ドットの粗さが不均一
  • 等身に違和感がある
  • 背景が透過になっていない
    …and more!

この場合の解決策は2つあって、「再現させたい要素を詳しく言語化する」もしくは「再現させたい箇所を罰・厳守のプロンプトで強調する」ことが有効です。ここは人力で、粘り強く修正してあげましょう。

ChatGPTの料金プラン

ChatGPTによるドット絵風画像の生成は無料アカウントの場合、ファイルアップロードの制限上、1日3回までしか行えません。日常的に大量のドット絵風画像を生成したい場合は、下表に挙げる有料プランへの加入が必須です。(※2、3)

スクロールできます
プラン名料金おもな特典
無料版無料・無制限のGPT-4o-miniアクセス
・制限付きのGPT-4oアクセス
・制限付きの画像生成
・制限付きのファイルアップロード(〜最大3ファイル/日)
ChatGPT Plus月額20ドル無料版の全内容
 +
・GPT-4oの制限緩和
・画像生成の制限緩和
・ファイルアップロードの制限緩和(〜最大80ファイル/3時間)
ChatGPT Pro月額200ドルPlusの全内容
 +
・無制限のGPT-4oアクセス
・無制限の推論モデルアクセス
・Deep researchやSora等での制限緩和
ChatGPT Team月額25ドル(年払い)
月額30ドル(月払い)
・無制限のGPT-4oアクセス
・ワークスペース機能
・セキュリティ機能
ChatGPT EnterpriseASKTeamの全内容
 +
・高度なセキュリティ機能
・高度なサポート
ChatGPTの料金プラン表

料金プランについては各自、目当ての機能がフルに使えるものを選ぶとよいでしょう。

ChatGPTで生成した画像の商用利用

ChatGPTでは規約上、アウトプット(生成したコンテンツ)の全権利・全権限がユーザーのものとなります。(※4)テキストやソースコードに限らず、ChatGPTで生成したドット絵風画像も当規約の適用範囲内のため、問題なく商用利用が可能です。

なお、ChatGPT全般の活用方法について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

ChatGPTでドット絵風画像を生成してみよう!

当記事では、韓国発で流行している「ChatGPTによる写真のドット絵風画像化」について、詳しくご紹介しました。もう一度説明するとChatGPTでは、無料プランも含めて、以下の方法で人物写真をドット絵風画像に変換して生成できちゃいます。

ChatGPTでドット絵風画像を生成する方法
  1. チャット画面のツール欄で「画像を作成する」を選択
  2. ドット絵風画像に変換したい写真をアップロード
  3. 「外見やポーズを保ってEverskies風のピクセルアートにして」との旨を入力

生成した画像は元の写真に貼り付けてSNSに投稿するもよし、仲間にシェアして楽しむもよし。みなさんもぜひぜひ、進化したChatGPTの画像生成機能で遊んでみてください!

WEELが“失敗しないAI導入”を伴走します。

最後に

いかがだったでしょうか?

ドット絵生成で話題のChatGPT画像機能。SNS活用から商用利用・自社実装まで、ビジネスでの展開を検討するなら今がチャンスです。

株式会社WEELは、自社・業務特化の効果が出るAIプロダクト開発が強みです!

開発実績として、

・新規事業室での「リサーチ」「分析」「事業計画検討」を70%自動化するAIエージェント
・社内お問い合わせの1次回答を自動化するRAG型のチャットボット
・過去事例や最新情報を加味して、10秒で記事のたたき台を作成できるAIプロダクト
・お客様からのメール対応の工数を80%削減したAIメール
・サーバーやAI PCを活用したオンプレでの生成AI活用
・生徒の感情や学習状況を踏まえ、勉強をアシストするAIアシスタント

などの開発実績がございます。

生成AIを活用したプロダクト開発の支援内容は、以下のページでも詳しくご覧いただけます。
➡︎株式会社WEELのサービスを詳しく見る。

まずは、「無料相談」にてご相談を承っておりますので、ご興味がある方はぜひご連絡ください。
➡︎生成AIを使った業務効率化、生成AIツールの開発について相談をしてみる。

生成AIを社内で活用していきたい方へ
メルマガ登録

「生成AIを社内で活用したい」「生成AIの事業をやっていきたい」という方に向けて、通勤時間に読めるメルマガを配信しています。

最新のAI情報を日本最速で受け取りたい方は、以下からご登録ください。

また、弊社紹介資料もご用意しておりますので、併せてご確認ください。

投稿者

  • WEEL Media部

    株式会社WEELが運営する生成系AI関連メディア「生成AI Media」は、AIの専門家によるWebメディアです。 AIに特化した編集部がAIの活用方法、導入事例、ニュース、トレンド情報を発信しています。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次