Leonardo AIとは?機能や料金、導入方法までわかる超入門ガイド

Leonardo AI 機能 料金 導入方法 超入門 ガイド

2023年11月に、オーストラリアのLeonardo Interactive Pty Ltd社がリリースした画像生成AIツール「Leonardo AI」は、革新的な機能を備え多くの注目を集めています。

2024年7月31日には、デザインツールで有名なCanva社が、同社の買収を発表しました。ご存知でしたか?

Leonardo AIは無料で商用利用でき、誰でも簡単にプロレベルの画像を作成可能。初心者にも使いやすく、たくさんの機能を簡単に使えるので、ビジネスはもちろん個人でも幅広く利用できます。

この記事では、Leonardo AIの機能や料金プラン、主な使い方などをわかりやすく紹介します。ぜひ、最後までご覧ください。

目次

Leonardo.AI(レオナルドAI)の概要

Leonardo AIは、Stable Diffusionをベースに作られている画像生成AIツールです。MidjourneyやStable Diffusionと同様、プロンプト入力で自動画像生成が可能です。

主な機能には、Text2Image・Image2Image・特定のポーズ反映(Control Net)などがあります。UIがシンプルな画面になっているので、直感的に操作できるのも魅力です。

無料プランでは1日150トークン利用可能で、有料プランもあります。Leonardo.AIを使えば、以下のような画像を作成可能です。(Image2Imageで作成)

なお、Leonardo.AIは、ユーザーニーズに合わせてカスタマイズもできます。

日本語対応について

Leonardo.AIは、日本語のプロンプト入力にも対応しています。しかし、英語で入力したほうが画像生成のクオリティは上がるので、日本語入力はあまりおすすめしません。

DeepLなどでプロンプトを英語に翻訳するなどして、うまくLeonardo.AIを活用してみてください。

なお、UIは英語表記となっているので、利用する際はChromeの翻訳機能などを使用する必要があります。

商用利用について

Leonardo.AIは、商用利用も可能です。無料プランでも商用利用が許可されているので、生成画像を企業広告などに使用できます。

ただし、使用する画像に気をつけないと著作権侵害に当たる可能性も出てきます。生成系AIの歴史は浅く、法律の整備が追いついていない部分もあります。最新情報を追いかけながら、正しい使い方を心がけましょう。

安全性について

Leonardo.AIは、Stable Diffusionなどの既存モデルをベースに、ユーザーのプライバシーや著作権にも配慮した設計がされています。運営元は信頼性のある企業であり、登録時や画像生成中に不審な挙動は報告されていません。

なお、Leonardo.AIの利用規約に以下のような記載があり、入力内容がモデルのトレーニング目的などに利用されないことが明示されています。

We will not use, retain, analyse, or process your Inputs for any other purpose, including training AI models, developing new offerings, or for any commercial purpose, without your express written consent.

引用:Leonardo.AI利用規約

当社は、お客様の明示的な書面による同意なしに、AIモデルのトレーニング、新サービスの開発、その他の商業目的を含む、お客様の入力情報を使用、保持、分析、または処理することはありません。

ただし、生成された画像の商用利用や著作権に関しては注意が必要です。一部の機能やモデルによっては、利用規約で制限が設けられていることもあるため、利用前に公式のポリシーを確認することが大切です。

また、公共の場で利用する際には、倫理的な観点からも内容を確認し、AI画像生成に関する一般的なマナーを守ることが求められます。

なお、優れた画像生成用​​AIツール7選の比較について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

Leonardo.AIの主な機能

Leonardo.AIのメイン機能は、以下のとおり。

  • text to Image:プロンプトから画像を生成
  • Image to Image:画像から新たな画像を生成
  • Control Net:特定のポーズなどを指定して画像を生成
  • Prompt Generation:プロンプトからプロンプトを生成
  • AI Canvas:画像を編集する
  • Realtime Gen:プロンプトを入力するとリアルタイムで画像を生成
  • Realtime Canvas:手書きスケッチから本格画像生成
  • Universal Upscaler:生成画像の解像度を向上
  • Training & Datasets:AIモデルのトレーニングデータを作成・管理
  • 3D Texture Generation:3Dテクスチャの生成
  • Motion:静止画像から動画を生成

それぞれの機能について、以下で詳しくみていきましょう。

Text to Image:プロンプトから画像を生成

参考:https://app.leonardo.ai/image-generation

プロンプト(文字列)を入力することで、画像を生成できます。

画像生成AIの基本的な機能ですね。

英語での入力をおすすめします。日本語でも入力可能ですが、画像のクオリティが下がってしまいます。

Image to Image:画像から新たな画像を生成

画像を読み込ませて、そのデータを元に新たな画像を生成できます。

やり方は簡単で、プロンプト入力欄の左にある画像マークを押して、任意の画像を選択するだけです。

参考:https://app.leonardo.ai/image-generation

画像データにプロンプトを付随することも可能です。

Control Net:特定のポーズなどを指定して画像生成

Control Netの機能を使えば、表現したいポーズを指定して再現できます。

特定のポーズの画像を読み込ませてプロンプトを入力することで、特定のポーズをした人物像などを表現できます。

具体的なイメージ画像がある時などに有効です。

Prompt Generation:プロンプトからプロンプトを生成

簡単な英単語のプロンプトを入力するだけで、長文プロンプトを複数提案してくれる機能もあります。

特に初心者のうちはプロンプトの使い方に慣れていなかったりするので、AIが自動的に提案してくれるのは助かりますね。

AI Canvas:画像を編集する

AI  Canvasは、画像編集の機能です。

  • 背景を追加する
  • 画像を編集する
  • 不要な要素を消去する

など、画像を生成するだけでなく、編集することも可能です。

Realtime Gen:プロンプトを入力するとリアルタイムで画像生成

Realtime Genを使えば、プロンプトを入力するだけで画像をリアルタイムで生成してくれます。

また、スライダーで詳細を微調整できるので、より自由な画像生成が可能になりました。

Realtime Canvas:手書きスケッチから本格画像生成

Realtime Canvasは、手書きスケッチやラフな線画をもとに、AIがリアルタイムで画像を補完・生成してくれる機能です。

直感的な操作が可能で、まるでAIと一緒に絵を描くような体験ができます。

実際に筆者が星の絵のイラストを書いてみたところ、以下のような画像が出来上がりました。

参考:https://app.leonardo.ai/realtime-canvas

細かな指示が不要なため、イラスト初心者でも使いやすく、ラフなイラストから本格的なビジュアルをスピーディに作成できるのが魅力です。

Universal Upscaler:生成画像の解像度を向上

参考:https://app.leonardo.ai/universal-upscaler

Universal Upscalerは、低解像度の画像を高画質に変換できる高性能なアップスケーリング機能です。

AIが画像のディテールを自然に補完するため、拡大しても画質が粗くなりにくいメリットがあります。Web素材や印刷用データの画質向上にも役立ちます。

Training & Datasets:AIモデルのトレーニングデータを作成・管理

Leonardo AIでは、自分だけのカスタムAIモデルをトレーニングできる「Training & Datasets」機能が提供されています。

特定のスタイルやモチーフに特化したモデルを作成できるため、ブランディングや独自性を重視するクリエイターに人気です。

アップロードした画像から簡単にトレーニングでき、データの管理も直感的に行えます。

3D Texture Generation:3Dテクスチャの生成

ゲームや3DCG制作に活用できるテクスチャ画像をAIで自動生成できるツールです。

マテリアル感のあるリアルな質感を手軽に作り出せるため、3DモデリングやAR/VRコンテンツ制作の効率化に貢献できます。

Motion:静止画像から動画を生成

Leonardo AIの「Motion」は、静止画像を動画化できる機能ですが、有料版でのサービスとなります。

使用するには、Leonardo AIで生成した画像または自分の画像を選び、「Confirm」ボタンをクリックします。その後、動きのレベルや公開設定を選んで、「Generate」ボタンを押すことで動画が生成されます。

専門的なスキルがなくてもアニメーションや短いビデオクリップを制作できるので、表現の幅が広がるでしょう。

Leonardo.AIの料金体系

Leonardo.AIでは、「トークン」と呼ばれるクレジットが付与され、これを消費することで画像を生成できます。消費されるトークン数は画像ごとに異なります。例えば、概要で紹介した画像を生成するのに、24トークンを消費しました…

具体的な料金体系は、以下のとおりです。年額プランの場合、月額料金の20%OFFとなります。

スクロールできます
プラン料金トークン数
Free$0150/日
Apprentice$12/月8,500/月
Artisan Unlimited$30/月25,000/月
Maestro Unlimited$60/月60,000/月

無料版と有料版の違い

Leonardo.AIの無料版と有料版は、使える機能とサポートに違いがあります。基本的な画像生成機能は無料版でも使えますが、作れる画像の数や解像度に制限があります。

また、無料ユーザーは標準的な技術サポートしか受けられず、専門的なサポートや高度なカスタマイズはできない仕様になっています。一方、有料版ではこれらの制限が減り、高解像度の画像を作ったり追加のカスタマイズ機能を使用可能。

さらに、有料ユーザーは優先的なサポートを受けられるので、問題が起きたときにすぐ対応してもらえます。

有料版は、より本格的に使いたい人向けで、プロフェッショナルなニーズに応える機能がそろっています。商用利用のライセンスも有料版に含まれているので、ビジネスで使う場合にも便利です。

Leonardo.AIの始め方・登録・ログイン方法

まずは、Leonardo.AI公式サイトに移動してください。

次に、以下のトップページの「Create an account」をクリックして、アカウントを作成してください。

参考:https://app.leonardo.ai/

Apple・Google・Microsoftのアカウントがある場合は、それらのアカウントを使ってログイン可能です。

アカウントがない場合は、メールアドレスとパスワードを入力しましょう。

「Sign in」をクリックします。

参考:https://app.leonardo.ai/

以下のような画面になるので、

  • ユーザー名
  • 興味がある分野
  • 18歳以上であるかどうかのチェック

をそれぞれ入力して「Next」をクリックします。

参考:https://app.leonardo.ai/

これでアカウントの作成が完了です。

以下のような画面が表示されました。

参考:https://app.leonardo.ai/

Leonardo.AIの使い方

アカウントを作成出来たら、以下のような画面に移動します(Leonardo.AIのメイン画面)。

左上の「130」が、現在のトークン数です。

Leonardo.AIの基本的な使い方を紹介するために、ここでは、Text2Imageを試してみます。まずは左の「image creation」をクリックしましょう。

すると、以下の画面に移動します。

左側でパラメータを調節できます。それぞれの意味は以下のとおりです。

  • Preset: 特定のスタイルや雰囲気など、画像を生成するために事前設定された組み合わせ
  • Prompt Enhance: 入力されたプロンプトを改善し、より詳細な説明を生成する機能
  • Preset Style: プリセット内でさらに細かいスタイルを選択できるオプション
  • Contrast: 生成される画像のコントラストを調整
  • Generation Mode:「Fast」「Quality」「Ultra」の3つのモードがあり、画像生成の速度と品質のバランスを選択
  • Image Dimensions: 生成される画像のサイズや解像度を設定
  • Number of Images: 一度に生成する画像の枚数
  • Private Mode: 生成された画像を非公開にするオプション
  • Advanced Settings: より詳細に設定するためのオプション
  • Add to Collection: 生成された画像をコレクションに追加する機能

Advanced Settingsを押すと、以下のパラメータが表示されます。それぞれの意味を補足します。

  • PhotoReal: 本物のような画像を生成する機能で、画像の焦点やプロンプトの精度を調整
  • Negative Prompt: 生成される画像に含めたくない要素を指定するオプション
  • Transparency: 生成される画像の背景を透明にするオプション
  • Tiling: 生成した画像をタイルのように並べる
  • Use Fixed seed: 画像生成プロセスを再現可能にするオプション。同じシードを使用することで、類似した結果を得られる

また、画面上部のテキスト入力欄にプロンプトを入力して「Generate」ボタンをクリックすると、画像を生成できます。ここでは、24トークンを消費します。

さて、ここでは以下のプロンプトで画像を生成してみます。

In the midst of a shadowy cityscape bathed in the glow of streetlights, a bedazzling silvery neo-noir scene unfolds in an oil painting. At the center of the image, a mysterious detective stands beneath the rain-drenched lamppost, a symbol of resilience in the face of darkness. The meticulously crafted brushstrokes and the skillful interplay of light and shadow imbue the painting with a captivating allure. Every detail, from the detective's sharp fedora and tailored trench coat to the glistening reflections on the wet pavement, speaks of meticulous craftsmanship. This artistically crafted image mesmerizes viewers, inviting them to delve into the enigmatic world of crime, secrets, and twisted morality.

結果は以下のとおりです。

いい感じですね!

ちなみに、日本語は非対応です。

なお、画像生成AIについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

Leonardo.AIを実際に使ってみた

先ほどのText2Imageでは、具体的なパラメータを設定しなかったので、調節したのちに再度生成します。ここでは、先ほどと同様のプロンプトで、目玉の機能となるパラメータをいろいろいじってみます。

PhotoReal

こちらは、本物の写真さながらに画像を生成する機能です。PhotoRealをオンにして生成した結果は、以下の通りです。

確かに、本物の人間の写真みたいですね!

これなら、写真生成のようなこともできそうです。

Tilling

これは生成した画像をタイルのように並べる機能でしたね。Tillingをオンにして生成した結果は、以下のとおりです。

街灯や建物の灯りが、いろいろなところにちりばめられていますね。

Leonardo.AIのプロンプトのコツ

Leonardo.AIを使ってイメージ通りの画像を生成するためには、プロンプトの入力が重要です。以下のコツを意識しながら入力してください。

詳細に書く

形容詞や説明語を使用して、なるべく鮮明なイメージを伝えるようにしましょう。

例えば、「Car(車)」と書くのではなく「Vintage red Porsche with chrome design(クロムのデザインが施されたヴィンテージの赤いポルシェ)」などと具体的に書いてください。

順番にこだわる

プロンプトの順番が、出力に影響を与えることもあります。

例えば「A dragon jumps over the mountain(ドラゴンが山を飛び越える)」という表現は、 「The mountain can fly over the dragon(山がドラゴンに飛び越えられる)」という表現とは違う結果を生むかもしれません。

望んだ結果が得られない場合は、プロンプトの順序を入れ替えてみるなど、何度も反復して改善しましょう。

ムードを設定

プロンプトに「感情」や「ムード」を取り入れると、表現の幅が大きく広がります。

例えば、「Calm(穏やか)」「Chaos(混とん)」「Melancholic(メランコリック)」などの言葉は、AIに自分のイメージを伝えるために役立ちます。

感情的な表現も、積極的に取り入れましょう。

よく使われるプロンプトを活用する

Leonardo AI を活用する上で、特に役立つプロンプト例を挙げておきます。

カメラアングル

生成する画像の視点を、プロンプトで指示しましょう。

  • aerial photo(航空写真)
  • close-up(クローズアップ)
  • panorama(パノラマ)

など、カメラアングルを指定することで、理想的な視点から画像を描けます。

照明と時間

「明るさ」や「時間」を指定することも重要です。

例えば、

  • sawn(夜明け)
  • noon(昼)
  • golden hour(ゴールデンアワー)
  • moonlight(月あかり)

などの言葉を使って、昼夜や明るさの条件を指定できます。

テクスチャと素材

生成される画像の「素材」や「質感」を表現する言葉を使いましょう。

  • Velvet(ベルベット)
  • Metallic(メタリック)
  • Rough(ラフ)
  • Glossy(光沢)

などのプロンプトは、生成される画像のテクスチャ(質感)に影響を与えます。

一例として、「Design a close-up of a rose wet with dew at dawn(夜明けに露に濡れたバラのクローズアップをデザインしてください)」のように指示すると、AIにも詳細が伝わりやすくなります。

ネガティブプロンプトを活用する

ネガティブプロンプトは、指示を打ち消すためのプロンプトです。

除外したい時

特定の表現を除外したい時に使います。

  • none(なし)
  • exclude(除外)

などのプロンプトの後に、避けたい要素を指定します。

置換したい時

出力に望まない結果が含まれている場合、プロンプトを入力して置換できます。

例えば、「replace the moon with a shooting star(What 月を流れ星に置き換えてください)」のように指示できます。

ネガティブプロンプトの活用例

  • 低画質を避ける:low quality, blurry, pixelated
  • 不要な要素を除外:text, watermark, signature
  • 構図の乱れを防ぐ:bad composition, cropped, out of frame

適切なネガティブプロンプトの設定により、さらに意図に沿った画像生成が可能となります。

英語プロンプトで形容詞を効果的に活用する

  • beautiful(美しい)→全体的な美しさが増します
  • stunning(見事な)→印象的な仕上がり
  • detailed(詳細な)→細部まで丁寧な表現

画像の印象を決める大切な言葉が形容詞です。例えば写真家に「もっと美しく」「もっと印象的に」とお願いするような感覚で、形容詞を使うことで画像の質が大きく変わります。

アーティスト名や画風を指定する

  • in the style of Van Gogh(ゴッホ風に)→ゴッホのような独特の筆使いを再現
  • digital art(デジタルアート)→現代的なデジタルテイスト
  • photorealistic(写実的)→写真のように現実的な画像に仕上がり

絵のタッチや雰囲気を決めるのが、このアーティスト名や画風の指定です。好みの画風やアーティストを指定することで、イメージ通りの作品に近づけることができます。

技術的な用語を組み込む

  • 8K resolution(8K解像度)→高解像度の画像
  • highly detailed(精細)→細部までしっかりと描き込まれた表現
  • professional lighting(プロ照明)→プロカメラマンが撮影したような光の当て方

画質や細部の表現を良くするために、技術的な指定も重要です。

これらの用語を組み合わせることで、より完成度の高い画像を生成できます。

画像を作成する際には、これらのポイントを意識してみましょう。

プロンプト実例

実際に、上記で記載したことを取り入れながら作成した、効果的なプロンプト例をご紹介します。

ポートレートこのプロンプトでは、自然な表情と高品質な仕上がりを重視しました。プロカメラマンが撮影したような高品質な画像が生成できます。自然光とスタジオ背景を指定し、8K解像度で鮮明にしました。

Professional headshot of a young business woman, natural lighting, studio background, sharp focus, 8k resolution, professional photography, canon lens

(若いビジネスウーマンのプロフェッショナルなヘッドショット, 自然光, スタジオ背景, シャープフォーカス, 8K解像度, プロの写真家, キャノンレンズ)

風景写真向け

美しい夕暮れ時の山の風景を生成するプロンプトです。ゴールデンアワーの柔らかな光と雲の動きを指定することで、印象的な一枚になります。観光サイトのメイン画像やポスター、壁紙などに使える高品質な風景写真を作ることができます。

Breathtaking mountain landscape at golden hour, dramatic clouds, ultra-detailed vegetation, professional nature photography, cinematic lighting

(ゴールデンアワーの息を呑むような山の風景、劇的な雲、非常に詳細な植生、プロの自然写真、映画のような照明)

なお、生成AIのプロンプトについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

Leonardo.AIはスマホ用アプリでも使える

Leonardo.AIは、iPhoneやAndroidのスマホアプリとしてもリリースされています。

iPhone版アプリは、こちらからダウンロード可能です。

https://apps.apple.com/jp/app/leonardo-ai/id1662773014

Androidアプリ版は、以下からダウンロードしてください。

https://play.google.com/store/apps/details?id=ai.leonardo.leonardo&hl=ja

ログイン方法や使い方はパソコン版と一緒なので、スマホで使いたい方はぜひアプリをダウンロードしてください。

Leonardo.AIと他画像生成AIを比較

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AI名料金プラン特徴
Leonardo.AI・Free: 無料
・Apprentice: 月額$12
・高度な画像処理機能
・動画生成機能あり
・Canvaと連携
・コミュニティが活発
Bing Image Creator無料・Microsoft Edgeブラウザで利用可能
・DALL-E技術を使用
・簡単な操作性
MidjourneyBasic Plan: 月額$10・Discord上で動作
・高解像度画像生成に優れる
・写実的から抽象的まで幅広く生成
Canva AI・無料プラン
・Pro: 月額$12.99
・直感的なインターフェース
・デザインテンプレート豊富
・画像編集機能も充実
Adobe Firefly・無料トライアル
・Creative Cloud会員向け
・Adobe製品との連携
・商用利用に適した生成モデル
・テキストエフェクト機能
DALL-E 3ChatGPT Plus: 月額$20・複雑なプロンプトに対応
・高精度な画像生成
・多言語対応
Gemini(旧Google Bard)無料・Google検索と連携
・マルチモーダル対応
・テキスト生成と画像生成を組み合わせ可能

Leonardo.AIを他の画像生成AIと比べると、いくつか独自の特徴があります。高度な画像処理機能と動画生成機能を備え、Canvaと連携できます。また、活発なコミュニティがあることも特筆すべき点です。

料金面では、無料プランと月額$12のApprenticeプランがあり、Midjourney(月額$10)やCanva AI(月額$12.99)よりも競争力のある価格設定となっています。

機能面では、Bing Image CreatorやDALL-E 3のような高精度な画像生成能力は持っていませんが、動画生成機能がある点で他のAIと差別化されています。また、Adobe Fireflyのような商用利用に特化したモデルは持っていませんが、Canvaと連携できるのでデザイン作業との統合が簡単です。

Leonardo.AIを使う時の注意点・著作権について

Leonardo.AIを使う時には、以下の点に注意が必要です。

  • プライバシーのリスク
  • セキュリティのリスク
  • 著作権問題

以下で、それぞれの注意点について詳しく解説していきます。

プライバシーのリスク

個人情報を含む情報(画像、テキスト情報など)を使用する際、そのデータが不適切に利用されるか、第三者に漏えいする可能性があります。一部機能では「公開ギャラリー」への投稿がデフォルトになっているケースがあり、自動的に他ユーザーと共有される可能性もあるので注意が必要です。

機密性の高い内容を扱う場合は、非公開設定やプライバシーポリシーの確認を徹底しましょう。

セキュリティのリスク

生成した画像データが悪意のある第三者によって改ざんされることで、生成された画像が安全でなくなる可能性もあります。Leonardo AIはクラウドベースのサービスであるため、アカウントの乗っ取りや不正アクセスにも注意が必要です。

推測されやすいパスワードの使用を避ける、第三者アプリとの連携を最小限にするなどの基本的なセキュリティ対策は、ユーザー側でも実施しましょう。

著作権の問題

Leonardo AIで作った画像を商用利用する場合は、しっかりとルールを確認しましょう。使用規約をよく読み、どこまで使って良いのかを理解することが大切です。

本文でも述べたように、画像生成AIには著作権の問題が発生する可能性もあります。リスクを理解した上で、適切な使い方を心がけましょう。

Leonardo AIで生成した画像の著作権は、基本的に画像を生成したユーザーに帰属します。つまり、あなたが作成した画像は、あなたの著作物として扱うことができます。

Leonardo AIでは、以下のようなことが可能です。

  • 生成した画像の自由な使用
  • 商用目的での利用
  • 画像の加工や編集
  • SNSやウェブサイトでの公開

ただし、利用する際には以下の制限があります。

  • AIが生成した画像の著作権を他者に譲渡することはできない
  • 生成した画像を素材として再販することは禁止
  • 他者の権利を侵害するような使用は不可

Leonardo AIは、画像の使い方について緩やかなルールを設けています。例えば、作った画像を他の人に売ることはできないなど、いくつかの制限があるので注意が必要です。

肖像権の侵害

Leonardo AIで人物の画像を生成する際は、肖像権の侵害に注意が必要です。
特に、有名人や実在の人物を模した画像を作成した場合、その人物の許可なく使用すると肖像権やパブリシティ権の侵害に該当する可能性があります。

これは商用・非商用に関わらず、トラブルや法的リスクを招くおそれがあります。

安全にAIアートを制作するためには、以下のポイントを意識しましょう。

  • 「20代の女性」や「中年の男性」など、あくまで一般的な特徴のプロンプトを使用する
  • 独特の髪型・服装・ポーズなど、特定の人物を想起させる要素は避ける
  • 完全に創作したオリジナルキャラクターとしてデザインする

また、Leonardo AIで生成した画像は、プロンプト内容や選択したモデルによっては既存のデータセットを参考にしている場合があります。知らないうちに実在人物の特徴が含まれてしまうリスクもあるため、完成後の画像をしっかり確認し、不適切な要素が含まれていないかチェックすることも大切です。

肖像権に関する法律やガイドラインは国や地域によって異なるため、使用目的(SNS投稿、広告利用など)に応じて適切な判断と情報収集を行いましょう。

なお、生成AIのリスクについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

今すぐLeonardo.AIを試してみよう!

Leonardo aiは無料で商用利用可能な画像生成AIツールで、MidjourneyやStable Diffusionと同様、プロンプト入力で自動画像生成が可能です。

主な機能には、Text2ImageやImage2Image、特定ポーズ反映(Control Net)などがあります。無料プランでは1日150トークン利用可能で、有料プランもあります。また、目玉機能となるパラメータを調節すれば、さらに自由度の高い画像生成が可能です!加えて、新機能のLive Canvasを使えば、リアルタイム生成ができます。

商用利用も可能なので、クオリティの高い画像を作ってみてください!

最後に

いかがだったでしょうか?

Leonardo AIは、独自のプロンプト生成機能やリアルタイム画像生成モードなど、豊富なカスタマイズオプションが特徴です。クリエイティブやマーケティング業務にも柔軟に活用できる可能性があります。

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投稿者

  • 中田

    データサイエンス専攻の大学院生。大学では、生成系AIの拡散モデルを用いた音楽生成について研究。 趣味は作曲、サッカー、コーヒー。

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