【Play.ai】リアルな音声を生成できるAI!料金や使い方、商用利用について解説
![Play.ai 料金 使い方 商用利用](https://weel.co.jp/wp-content/uploads/2025/02/play-ai-1.webp)
WEELメディアリサーチャーのいつきです。
突然ですが、みなさんは音声生成AIの「Play.ai」をご存知でしょうか?
Play.aiとは、人間に近いリアルな音声を生成できるAIプラットフォームで、APIなどを通じてさまざまなアプリに連携させられるのが特徴です。
よくわからない方も多いと思うので、この記事では、Play.aiの特徴や使い方を詳しく解説していきます。最後までご覧いただければ、自分好みのAIエージェントを生成して自社アプリなどに組み込めるようになるので、既存サービスの強化や新たな製品開発に役立つはずです。
ぜひ最後までご覧ください!
Play.aiとは
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Play.aiとは、人間に近いリアルな音声を生成できるAIプラットフォームのことです。APIも提供されているので、Web・電話・アプリといったあらゆる場所に連携させられます。
自分だけの音声AIエージェントを作成できるのはもちろん、自分の声を入力してクローンを作ることも可能です。
なお、企業が生成AIを利用する際はセキュリティリスクも気になるところですが、Play.aiならその心配もいりません。自社でソフトウェアを運用するオンプレミスの形態を採用しているほか、データの暗号化やアクセス制御などにも対応しています。
なお、音声生成AIについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
![](https://weel.co.jp/wp-content/uploads/2024/03/音声生成AIとは?おすすめサービスや企業の導入事例、利用の注意点を徹底解説.jpg)
Play.aiの特徴
ここからは、Play.aiの特徴を解説していきます。
Play.aiには、おもに以下4つの機能が存在します。
- Voice Agents
- PlayNote
- Playground
- API
以下でそれぞれの機能の詳細を詳しくみていきましょう。
Voice Agents
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Voice Agentsは、自分好みの音声AIエージェントを作成できる機能です。
以下の設定項目を入力するだけで簡単に音声AIエージェントを作成できます。
- 音声AIの名前
- 声の種類
- 音声AIモデル
- アバター
- アクセス権限
声の種類はいくつかの選択肢が用意されているので、気に入ったものを選びましょう。アバターは自分で画像をアップロードして指定の見た目に設定できます。
アクセス権限は、誰でもエージェントと会話できる・リンクを知っている人のみ会話できる・自分のみ会話できるの3つから選べます。
PlayNote
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PlayNoteは、音声合成用のファイルをアップロードして、オーディオ作品を作る機能です。jpegやPDF形式のファイルをアップロードして、トランスクリプトを入力すれば、オーディオ作品を制作できます。
トランスクリプトでは、音声の種類をいくつかの選択肢から指定できるほか、発信者1と発信者2による会話内容も指定可能です。
Playground
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Playgroundは、リアルタイムのテキスト読み上げAPIを使える機能です。言語・声の種類・音声AIモデルを指定して「Generate Speach」を押すだけで、すぐに指定したテキストを読み上げてくれます。
Play.aiの実力を手っ取り早く試すのに最適な機能といえるので、ぜひ使ってみてください。
API
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APIは、自社サービスなどにPlay.aiの機能を実装できる機能です。ユーザーIDとAPIキーの取得ページにアクセスして、指定のボタンを押せば、ほかのサービスでPlay.aiを動かすために必要なAPIキーをすぐに入手できます。
Play.aiの使い方
Play.aiを使う際は、まずトップページの右上にある「Sign up」をクリックします。
![](https://weel.co.jp/wp-content/uploads/2025/02/playai-1.png)
Googleアカウントでのログインも可能なため、メールアドレスを登録せずともPlay.aiを使えます。
![](https://weel.co.jp/wp-content/uploads/2025/02/playai-2-1024x565.png)
ログイン後は、Play.aiをすでに使えるようになっているので、気になった機能から試してみましょう。
Play.aiを使ってみた!
筆者も実際にPlay.aiを使ってみたので、使用感を共有します。
今回は、オリジナルのエージェントを作成する「Voice Agents」の機能を試してみました。
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まずは、エージェントの名前や声の種類、アバターなどを選択していきます。
![](https://weel.co.jp/wp-content/uploads/2025/02/スクリーンショット-0007-02-06-15.17.41.png)
ここでは、エージェントが最初に発するメッセージや役割を指定できます。
今回は、デフォルトで記載されていた例文をそのまま入力してみました。
内容はカスタマーサポートセンターでユーザーの問い合わせに対応してほしいといったものです。
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LLMモデルや追加の知識などを共有します。
ここで追加知識をファイルとしてアップロードしておくと、専門性の高い回答も可能になると予想されます。
![](https://weel.co.jp/wp-content/uploads/2025/02/スクリーンショット-0007-02-06-15.18.49.png)
この画面ではとくに何もいじれなかったので、次に進みました。
![](https://weel.co.jp/wp-content/uploads/2025/02/スクリーンショット-0007-02-06-15.19.10.png)
作成したエージェントを電話に展開するには、有料プランへの登録が必須のようです。
今回は設定しないので次に進みます。
![](https://weel.co.jp/wp-content/uploads/2025/02/スクリーンショット-0007-02-06-15.19.25.png)
埋め込みコードをコピーして、自社サイトなどにペーストすると、作成したエージェントを呼び出せるようになります。
「作成する」を選択すれば、いよいよオリジナルエージェントの完成です。
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実際に完成したエージェントを動かしてみようと思いましたが、上記のようにエラー画面になってしまい結局オリジナルのエージェントは動作させられませんでした。
何度やり直しても同じ結果になるので、公式サイト側の改善を待つしかありません。
リアルタイムのテキスト読み上げも試してみた!
今度は、リアルタイムでテキストを読み上げてくれる「Playground」を試してみました。
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Playgroundでは、言語・声の種類・モデルを選択したあと、読み上げて欲しい内容をテキストで入力するだけで手軽に音声を生成できます。
言語に「Japanese」があったので、試しに日本語を入力してみました。
最初に「おはよう」と指定したテキストを読み上げてくれてはいますが、余計な音まで入ってしまっています。やはり日本語の精度は高くないようです。
そこで今度は言語を英語にして、プロンプトも英語にして再チャレンジしてみました。
今回は「good morning」と入力したのですが、しっかり読み上げてくれました。
英語にすると問題なく読み上げてくれるようです。
Play.aiの基本料金プラン
プラン名 | 月額料金 |
---|---|
Free Plan | 無料 |
Starter | 9ドル |
Creator | 49ドル |
Pro | 99ドル |
Scale | 299ドル |
Business | 999ドル |
Enterprise | 要問い合わせ |
Play.aiは、上記のとおり7通りの料金プランが存在します。Free Planは、30分までのスピーチクレジットという制限があるものの、無料で試せるのは嬉しいポイントです。
上位のプランになるにつれてスピーチクレジットが増えるほか、使える機能も多くなっていきます。まずは無料で試してみて、物足りなくなったら上位のプランに変更するのがおすすめです。
APIの料金
APIへのアクセスが許可されているのは、企業向けのEnterpriseプランのみです。価格は要問い合わせとなっており不明のため、詳しくは公式サイトにてお問い合わせください。
APIへのアクセスができるようになると、Web上で動く自社サービスにソースコードを埋め込めるほか、電話に組み込んでカスタマーサポート業務を丸ごとAIに任せることもできます。
なお、APIの不正利用を防ぐためにレート制限も設けられているので注意してください。
APIキーの種類 | 制限 |
---|---|
POST /api/v1/agents | 20リクエスト/分 |
PATCH /api/v1/agents/:agentId | 20リクエスト/分 |
GET /api/v1/agents/:agentId | 60リクエスト/分 |
GET /api/v1/agent-stats/:agentId | 60リクエスト/分 |
Play.aiの商用利用について
Play.aiは商用利用が可能です。ヘルプセンターの問い合わせページで検索してみたところ、以下のような記載を見つけました。
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商業目的で使用することはできますか? 例:YouTube、テレビなど。
はい!あなたは商業目的で使用する権利を得ます。YouTubeのデミタイズを心配する必要はありません!
プランを問わずに商用利用できるので、自社サービスの強化や新規サービスの開発などに活用してみてください!
なお、生成AIのリスク対策について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
![](https://weel.co.jp/wp-content/uploads/2024/05/生成AIのリスク対策完全ガイド!企業必見の重大問題と解決法.jpg)
Play.aiを活用してみよう!
Play.aiは、リアルな音声を生成できるAIプラットフォームです。APIを通じてさまざまなサービスと統合できるため、自社サービスの強化や新規サービスの開発などにも役立ちます。
複数のプランが用意されていますが、無料でも試せるのが嬉しいポイントです。Googleアカウントさえあれば、メールアドレスや住所などの登録が不要ですぐに使えるので、ぜひ試してみてください。
![サービス紹介資料](https://weel.co.jp/wp-content/uploads/2023/11/servise_thumbnail-1024x575.jpeg)
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最後に
いかがだったでしょうか?
Play.aiなどの音声生成AIを活用することで、リアルな音声AIエージェントを自社サービスに組み込めます。既存の顧客体験を向上させたり、業務効率化を実現したりするチャンスです。導入の可能性を検討してみませんか?
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