OpenAI「Sora」(ChatGPT)とは?日本語での使い方・機能を解説

- 2024年12月9日に公開されたOpenAIの動画生成AI
- テキスト・画像・動画のいずれからでも動画を生成でき、解像度やアスペクト比も直感的に設定可能
- 一般向けWeb版・アプリ版は2026年4月26日に提供終了。後継のSora 2・Videos APIも2026年9月24日に終了予定
米国時間の2024年12月9日にOpenAIが動画生成AI「Sora」を正式リリースしました。同年2月15日の発表から約10ヶ月経っての登場です。
正式リリース版のSora(Sora Turbo)は、プレビュー版よりも生成速度が向上し、ChatGPT感覚で手軽に動画生成・編集できるのが魅力でした。後発のライバルに負けないクオリティで、編集機能もあわせれば以下のような動画まで作れてしまいます。
その後、2025年9月には、Sora2が発表され、動画生成AIの競争はさらに加速。しかし2026年3月、OpenAIはSoraのサービス提供終了を公表しました。相次いだ著作権問題と動画生成にかかるコストを踏まえた判断とされており、話題を集めたウォルト・ディズニーとの資本提携も撤回となっています。
今回の記事は、Sora(初代)に焦点を当てて、Sora2との違いやSora(初代)を使うのに向いている人、機能や技術についてご紹介します。
\生成AIを活用して業務プロセスを自動化/
このたびWEELは、2026年8月26日(水)・27日(木)に新宿住友ビル 三角広場で開催される「AI博覧会 Summer 2026」に出展することになりました。
さらに、弊社代表取締役社長の田村洋樹が、8月27日(木)14時40分からA会場で実施するカンファレンスに登壇いたします!
Open AI Soraの概要
「Sora」は、ChatGPTを開発したOpenAIの動画生成AIです。2024年2月にプレビューが公開され、同年12月に正式版「Sora Turbo」がリリース。
複数の被写体の動きと背景の位置関係を破綻させずに扱える点が特徴で、公開当初から高精度なシーン生成モデルとして注目を集めていました。
Sora Turboでは、テキスト・画像・動画を入力に映像を生成でき、日本語プロンプト対応、直感的な編集・アレンジ、最長20秒の動画生成に対応。プレビュー版より生成速度も向上しています。ChatGPT PlusまたはProの利用者なら追加料金なしで使える点も魅力。
ただし最新モデルは、Sora Turboを大幅に強化した後継の「Sora 2」です。映像の自然さ、物理挙動の正確性、複数ショット生成、商用利用の前提など多くの面で進化しています。
Sora2について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご覧ください。

Sora(初代)はいつ・なぜサービス終了したのか
OpenAIの動画生成サービス「Sora(初代)」は、一般ユーザー向けのWeb版・アプリ版が2026年4月26日に終了しました。OpenAIの案内では、SoraのWeb/アプリ体験の終了日が明記されており、開発者向けのSora 2やVideos APIとは別に扱われています。
サービス終了の理由について、OpenAIは公式ヘルプや開発者向け廃止ページで詳細な説明をしていません。
ただしBBCの報道によれば、OpenAIは終了理由として、ロボティクスなど現実世界の物理的タスクを支援する他分野の開発に注力するためだと説明しています。つまり、Sora(初代)の終了は、動画生成単体の提供を続けるよりも、より重要と判断した研究開発領域へ経営資源を振り向ける戦略転換の一環とみられます。
加えて、報道では、Soraの収益規模がChatGPTほど大きくなかったことに加え、著作権や安全性をめぐる懸念、AI動画市場における競争激化も背景要因として挙げられています。こうした点を踏まえると、Sora(初代)のサービス終了は、表向きには事業・研究リソースの再配分が主因でありつつ、実際には採算性やリスク管理、競争環境の変化も重なって判断された可能性が高いといえます。
Sora(初代)とSora2の違い
| 項目 | Sora(初代 / Sora 1 Turbo) | Sora 2(最新モデル) |
|---|---|---|
| モデルの位置づけ | 初期版。Azure 提供が中心 | 後継モデルとして正式展開 |
| 表現の精度 | 被写体の形状や物理挙動が崩れることがある | 動き・質感・因果関係がより自然に改善 |
| ショット生成 | 単一ショット中心 | 複数ショット(Storyboard)に対応 |
| 動画の長さ | 初代は短尺(秒数の制限が多い) | 最大約20秒の動画生成に安定して対応 |
| 解像度 | 720pが中心、制限あり | 720p〜1080pに対応(モデルにより異なる) |
| 生成の安定性 | シーン連続性が崩れやすい | 長尺でも破綻が少ない構造に改善 |
| 利用環境 | Azure OpenAI の条件下で利用 | ChatGPT Plus / Pro / API で利用可能 |
| 料金 | 公式の明確な公開なし(契約依存) | APIで秒課金(0.10〜0.50 USD / 秒)が公開 |
| 安全性・規制対応 | 初代のガイドライン準拠 | 最新の安全対策・ガイドラインに対応 |
| 日本語対応 | 対応しているが最適化は限定的 | 日本語プロンプトの解釈精度が向上 |
Sora(初代)と Sora 2 はどちらも OpenAI が開発した動画生成モデルですが、内部構造や表現力、扱えるショット数、動画の安定性など、性能には明確な差があります。初代モデルは短い動画の生成を中心に設計されており、被写体や背景の整合性に崩れが生じることがありました。一方で、Sora 2 は複数ショットの生成や物理挙動の再現性などが強化されており、より自然で破綻の少ない映像を扱える点が大きな進化でした。
また、解像度や生成可能な秒数、商用利用を前提とした安定性についても Sora 2 の方が改善されており、利用環境や料金体系も最新モデルに合わせて整理されています。このため、Sora(初代)は Azure など特定環境での利用に限られる一方、Sora 2 は一般ユーザー向けの公開状況が進んでいるという違いがあります。
Open AI Soraの機能
正式リリース版Sora(Sora Turbo)の機能・できることを7点ご紹介します。
- 動画生成
- 生成した動画の編集
- Storyboard
- Library
- Explore
- 画像生成
- 新しいシミュレーション
以下、基本の動画生成から、詳しくみていきましょう!
動画生成
Soraでは、他の動画生成AIよりも直感的に、Text-To-Video(テキストから)/ Image-to-Video(画像から)/ Video-to-Video(動画から)の動画生成が可能。プロンプトの入力と画像・動画のアップロードが一度に行えるインターフェースを備えているため、ChatGPTと会話する要領で気軽に動画生成ができました。
さらに、Soraではプロンプトの送信直後から下記のとおり、動画の詳細仕様も設定可。他の動画生成AIと違って、ごちゃごちゃした設定欄が一度に表示されないようになっています。
Soraで指定できる動画の仕様
- アスペクト比(16:9 / 9:16 / 正方形)
- 解像度(480p / 720 / 1080p)
- 動画の長さ(5秒 / 10秒 / 15秒 / 20秒)
- 生成するバリエーションの数(1 / 2 / 4 / 5)
プロンプトの送信と詳細設定を終えた後はなんと、最長でもたった1分の待ち時間で動画1本の生成が完了します。終始ストレスフリーで動画生成ができそうです。
生成した動画の編集
| 編集オプション | 詳細・できること |
|---|---|
| Remix | 動画内の要素を置換・削除・再構築して新しい表現を生成 |
| Re-cut | 動画の任意のフレームを使って動画を延長(後述のStoryboardが起動) |
| Loop | 動画をトリミングしてシームレスなループ動画を作成 |
| Blend | 2つの動画をシームレスに結合 |
Soraで生成した動画は、そのまま編集にかけることができます。編集の方法は簡単で、生成した動画のなかから好きなものを選んで、以下4つのオプションを適用するだけです。
Storyboard
Soraは、タイムライン上で思い通りの動画が作れる「Storyboard」機能も備えています。
- タイムライン上での動画生成
- 動画の切り貼り
- 動画の延長
- 動画・画像のアップロード
- キャプションの追加
上記のように本格的な動画編集が可能。他の動画生成AIよりも、凝った動画が作れます。
| Style presets | 内容 |
|---|---|
| Cardboard & papercraft | 被写体や背景が段ボールや紙でできたペーパークラフトになる |
| Balloon World | 被写体や背景がバルーンアートになる |
| Stop Motion | 動画全体がコマ撮り風になる |
| Archival | 動画全体が昔のフィルムで撮影したような画質・深度になる |
| Film noir | 動画全体がヴィンテージ映画風の白黒映像になる |
以上の5種類です。うまく使って、面白い動画を生成しちゃいましょう!
Library
Soraの画面左側サイドバーには、生成した動画の管理・整理整頓を助けてくれる「Library」機能が備わっています。こちらは下記のことが可能です。
- 生成した動画をお気に入り登録
- 生成した動画をリンクで共有
- 生成した動画をMP4形式でダウンロード
- タイル表示 / リスト表示の切り替え
- フォルダーの作成&動画の追加
Explore
Soraの画面左側サイドバーからは、他のユーザーが生成した動画を閲覧できる「Explore」機能にもアクセス可。こちらでは、以下のようなことができます。
- 最近投稿された動画を閲覧
- OpenAIが選んだ秀逸な動画を閲覧(Featured Feed)
- 動画の編集内容の表示
- 動画のお気に入り登録
- 他のユーザーが公開した動画の報告
- 自分が公開した動画の削除
自分がSoraで動画を生成する際のインスピレーションが得られるかもしれませんね。
画像生成
本来Soraは、画像を生成することもでき、最大 2048×2048 の解像度までさまざまなサイズの画像を生成も可能でした。
Prompt
Close-up portrait shot of a woman in autumn, extreme detail, shallow depth of field
画像生成AIとしても使用でき、動画にとどまらない高い汎用性を持っているんです!
新しいシミュレーション
Soraには、これまでの動画生成AIにはなかったようなシミュレーション能力があるといわれてます。例えば、カメラが移動したり回転したりすると、人物やシーンの要素が 3 次元空間内を一貫して移動する動画が生成可能です。
また、ユニークな能力として、人工的なプロセスをシミュレートすることもできます。その一例として、ゲーム「Minecraft」のシミュレートが紹介されています。
Soraは、以下の動画のようにMinecraftのプレイヤーをコントロールすると同時に、世界とそのダイナミクスを忠実にレンダリングすることができるんです。
【プレイ動画】
【Soraによるシミュレーション】
なんなら本物のMinecraftよりリアルな映像ですよね!
そして、この機能は、「Minecraft」について言及するキャプションをSoraに促すことでゼロショットで引き出すことができます。
このシミュレーション動画をテキスト入力のみで生成できるとは驚きです。
Soraのこの機能は、ビデオ モデルの継続的なスケーリングが、物理世界とデジタル世界、およびその中に住む物体、動物、人々の高機能シミュレーターの開発に向けた有望な道であることを示唆しています。
Open AI Sora(初代)を使用する際の注意点
大幅に強化されてついに登場したSoraですが、Sora(初代)では解決できていない注意点・課題があります。Sora(初代)を使用する際の注意点を詳しくみていきましょう!
物理的な整合性が崩れることがある
初代 Soraでは、物体が突然形を変えたり、背景と被写体の距離感が揺らいだりするなど、物理的な整合性が崩れるケースがあります。特に、手に持った物が消えたり、影のつき方が一貫しなかったりすることがあり、自然な映像として仕上げるためには、生成後に細かい確認が必要になります。Sora 2 ではこの点が大幅に改善されていますが、初代では依然として注意を払う必要があります。
人の著作物はアップロード不可
Soraでは、動画生成の参考用や切り貼りするための画像・動画がアップロードできます。ただし規約上、以下に該当する人の著作物はアップロードができません。
- 自分が著作権を有していない画像・動画
- (フリー素材でも)必要な権利を全て取得していない画像・動画
- 本人から書面によるアップロード許可を得ていない他人の画像・動画
Soraで動画生成をする際には、画像生成AIで用意したイラストや自分で撮影した写真&動画を使うとよいでしょう。
人物画像も当面アップロード不可
Soraについては十分な安全対策がなされていますが、それでもディープフェイクやポルノコンテンツの生成に悪用されるリスクが否定できません。そのためSoraでは、リリース後から当面の間、人物画像・人物動画のアップロードが拒否されます。
複雑な動きの表現はまだ苦手
今回正式リリースされたSora(Sora Turbo)は、2月のプレビュー版と比べて、動画生成の能力が大幅UPしています。ただ、以下の課題については、解決はされていません。
- 物理的性質の表現のエラー(例:ガラスが割れる様子を表現しづらい)
- 複数の被写体が複雑に動く構図でのエラー(例:動く物体が動物や人に変形する)
Open AI Soraは商用利用が可能!
Soraは、OpenAIの利用規約にさえ従っていれば、商用利用が可能です。OpenAIは、ChatGPTなどのツールそれぞれに対して共通の利用規約を適用しているので、Sora専用の利用規約はありません。※1
お客様とOpenAIの間において、適用法令で認められる範囲で、お客様は、(a)インプットの所有権限は保持し、(b)アウトプットについての権利を有するものとします。当社はアウトプットに関する権利、権原、及び利益がある場合、これらすべての権限をお客様に譲渡します。
引用:利用規約OpenAI
ただし、OpenAIのAIで生成したコンテンツは、今後のサービス改善のためにOpenAIに利用される可能性がある点には注意してください。
また、ChatGPTのPlusプランユーザーは、Soraで生成した動画にウォーターマークが入ってしまうので、商用利用するならウォーターマークの入らないProプランを契約する必要がありました。
ChatGPTの商用利用や著作権問題について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

Soraの使い方
ここからは、正式リリース版Sora(Sora Turbo)の使い方をスクリーンショット付きでご紹介します。まずは、Soraへのログイン手順から、みていきましょう!
ログイン
Soraへのログインは、Sora特設サイトから既存のChatGPT Plus / Team / Proアカウントを使って行えます。以下、その手順をみていきましょう!Soraの特設サイトにアクセスすると、画面右上に「Log in」ボタンがあるはず。まずはそちらをクリックしてください。

するとメールアドレスの入力欄が現れます。
ここでは、ChatGPTで使っているメールアドレスの他、Googleアカウント / Microsoftアカウント / Appleアカウントでのログインも可能。今回はメールアドレスを入力して「続行」を押してみましょう!

メールアドレス入力後は、パスワードの入力画面が現れます。こちらもChatGPTのパスワードを入力して、「続ける」をクリックしてください。

一通り入力を終えるとログインが完了し、以下のとおりSoraのホーム画面が表示されるはずです。

プリセットの登録
Soraでは、プリセットを登録しておけます。プリセットを登録しておくことで、カメラの設定・色・照明・色調・テーマなどをあらかじめセットしておけるので、必要なときにすぐに切り替え可能です。
プリセットを登録する際は、まずプロンプトの入力画面下にある以下のマークをクリックしてください。

「Manage」を開くと、初期登録済みのプリセットの内容を確認したり、新しくプリセットを登録できたりします。

プリセットを登録して、動画生成の効率を高めましょう!
動画生成の方法
ここからは、Soraを使用した動画の生成方法を解説していきます。
今回は、以下の4パターンで動画を生成しました。
- テキストからの動画生成
- 生成した動画の編集
- 画像・動画からの動画生成
- Storyboard
それぞれの動画生成方法について詳しく解説していきます。
テキストからの動画生成
Soraの画面最下部にあるインターフェースからは、テキスト(英語のほか日本語もOK)での動画生成が可能。さらに、その下に並ぶボタンではオプションを指定できます。
画像生成時に使えるボタン(右から順)
- 画像・動画のアップロード欄(+)
- 動画全体のトーン・エフェクト(Style presets)
- 生成する動画のアスペクト比
- 生成する動画の画質
- 生成する動画の長さ
- 一度に生成する動画のバリエーション数
- タイムラインでの動画編集(Storyboard)
- プロンプト送信(↑)
では早速、以下の条件をSoraに渡して、テキストからの動画生成を試してみましょう!
| 設定項目 | 詳細 |
|---|---|
| プロンプト | 白い猫がオレンジを割って立ち上がって出てきて、腰を振って踊っている様子。 |
| 動画全体のトーン・エフェクト | Balloon World |
| 生成する動画のアスペクト比 | 1:1 |
| 生成する動画の画質 | 480p |
| 生成する動画の長さ | 5s |
| 一度に生成する動画のバリエーション数 | 1v |

「↑」ボタンあるいはEnterキーでプロンプトを送信した後、しばらく待つと……

しばらく待つと動画が生成されます。Soraが生成してくれた実際の動画は以下のとおりです。
見事、Soraはかなりアクロバティックな猫の動画を生成してくれています。ただ、首がねじれていたり、指定したとおりの動きではなかったりとエラーも目立つ様子。入力するプロンプトは英語のほうがいいのかもしれませんね。
生成した動画の編集
さて、先ほどSoraで生成した動画をクリックしてみると画面下部に編集のオプションが現れます。

ここでそれぞれのオプションを選んでできることは下記です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Edit prompt | プロンプトを変えて動画生成 |
| View story | 動画のタイムラインを確認 |
| Re-cut | 動画の一部を延長 |
| Remix | プロンプトで動画を再構築 |
| Blend | 2つの動画から新たな動画を生成 |
| Loop | 動画の一部からループ動画を作成 |
それではまず、この動画を使って「Remix」の手順をみていきましょう。ということで、Remixをクリックしてください。

するとこのように、Remix用の設定画面が現れるはず。ここではプロンプトの入力のほか、一度に生成するバリエーション数・画質・Remixの度合いが選べます。
とりあえず今回は、Strong Remixを選んで「白猫黒猫2匹で踊る」というプロンプトをSoraに渡してみましょう!プロンプトを送信後、しばらく待つと先ほどの動画に黒猫が追加されました
続いては、今Remixした動画と元の動画を「Blend」で混ぜて、新たに1つの動画を生成してみます。ではまず、混ぜたい動画をクリックしたあと、画面下部のBlendから「Choose from library」を選択しましょう!

すると以下のとおり、Blendに使う動画が選べます。今回はここから、一番始めに生成した猫の動画を選んでみましょう。

2個目の動画を選ぶと、以下のとおりBlendの操作画面に移ります。ここでは曲線の範囲をマウス操作で調整することで、Blendの比率が変更可。

さらに、画面下部・左から3番目のボタンをクリックするとBlend比のテンプレートが選べます。

このテンプレートから「Sample」を選んでみます。

以上のとおり、自動でいい感じの曲線が設定されています。あとは「Blend」をクリックするだけで、白猫黒猫の動画と白猫単体のダンス動画が混ざって、新しい動画になっていますね。
今度は、Blendした動画を「Loop」でループさせてみます。ループさせたい動画を選択して、画面下部からLoopを選ぶと編集画面が開きます。

ここでは、ループさせる範囲が指定できるほか、ループ動画の長さがShort(2秒)/ Normal(4秒)/ Long(6秒)から選べます。諸々の設定を済ませたあと、「Loop」をクリックすると、ループ動画が完成しました。
最後に、今用意したループ動画について、「Re-cut」でお気に入りのシーンを延長してみます。任意の動画で画面下部のRe-cutをクリックするとタイムライン上でRe-cutで延長する範囲が選べます。

試しに動画を前後に縮めてみます。

画面右下「↑Create」をクリックしてみましょう!
するとこのように、お気に入りの箇所を前後に伸ばした動画が返ってきます。
ちなみに、SoraのRe-cutでは動画→テキストへの逆変換も可能。その処理は「Convert to text」から行えます。

試しにクリックしてみると、動画の内容を説明した英文のプロンプトが返ってきていますね。

画像・動画からの動画生成
今度は、画像・動画からの動画生成についても方法をお見せします。まずは、動画生成用インタフェースの左下「+」をクリックしてみてください!

すると、このように画像・動画のアップロードにあたっての規約が表示されます。各チェック項目の内容は、以下のとおりで、かなり厳しい感じです。
規約・同意事項の和訳
- 本人の同意がない場合or18歳未満の人を含むメディアをアップロードしないことに同意する
- 暴力や露骨な表現を含むメディアをアップロードしないことに同意する
- アップロードするメディアに必要なすべての権利を有することに同意する
- アップロードしたメディアを悪用した場合、アカウントが払い戻しなしに停止or削除されることがあることに同意する
それぞれ理解した上でチェックを入れて「Accept」をクリックしましょう!
規約に同意すると、動画生成用インタフェースの左下「+」から、画像・動画がアップロードできるようになります。今度は猫の写真(ライターが撮影したもの)をアップロードして、以下の条件をSoraに渡してみましょう。
| 設定項目 | 詳細 |
|---|---|
| プロンプト | 猫が宇宙へロケットのように飛び立つ |
| 動画全体のトーン・エフェクト | Stop Motion |
| 生成する動画のアスペクト比 | 16:9 |
| 生成する動画の画質 | 480p |
| 生成する動画の長さ | 5s |
| 一度に生成する動画のバリエーション数 | 1v |

プロンプトを送信すると……
動きはリアルですが、やはり日本語だと命令がうまく反映されないようですね。
Storyboard
Soraでは、動画生成用インタフェースの右下「Storyboard」から、タイムライン形式の動画生成&編集が行えます。試しにクリックしてみましょう!

するとこのように、動画を貼り付けるためのカードが表示されます。このカードからは下記のことが可能です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| カード右下「+」(Add photo or video) | Sora上の動画の選択 / 動画・画像のアップロード |
| カード中央テキストボックス(Describe this scene or add an image or video) | プロンプトの入力 |
| ゴミ箱 | カードの削除 |
それでは、試しに以下の設定をSoraに渡して、動画生成を行ってみます。
| 設定項目 | 詳細 |
|---|---|
| カード1の動画 | 最初にテキストから生成した動画(白い猫がオレンジを割って立ち上がって出てきて、腰を振って踊っている様子。) |
| カード2のプロンプト | Santa’s sleigh flies gracefully over the town, with reindeer leading the way, leaving a sparkling trail in the night sky. |
| 動画全体のトーン・エフェクト | Stop Motion |
| 生成する動画のアスペクト比 | 16:9 |
| 生成する動画の画質 | 480p |
| 生成する動画の長さ | 5s |
| 一度に生成する動画のバリエーション数 | 1v |

気になる結果はこちらです。
被写体が猫というよりはネズミだったり、爆走していなかったりとツッコミどころは満載ですが、それなりの動画が返ってきていますね。
Sora(初代)でクリスマス動画を作ってみた!
Soraの「Storyboard」は、使い方次第で凝った動画が作れます。今回は以下の設定をSoraに入力して、クリスマスにぴったりなショートムービーを作ってみました!
| 設定項目 | 詳細 |
|---|---|
| カード1のプロンプト(0秒〜) | On Christmas night, Santa Claus rides his sleigh across a snowy town under a starry sky. Santa, in his classic red outfit and white beard, carries a large sack of gifts. He smiles warmly as he delivers presents to children’s homes. His sleigh, pulled by reindeer, soars over houses glowing with cozy lights. The snow-covered rooftops and twinkling stars create a magical atmosphere, with Santa’s silhouette clearly visible against the night sky. |
| カード2のプロンプト(2秒〜) | Santa’s sleigh flies gracefully over the town, with reindeer leading the way, leaving a sparkling trail in the night sky. |
| カード3のプロンプト(4秒〜) | The final scene shows children waking up with joy and excitement as they discover the presents Santa left for them, surrounded by a warm, festive home environment. |
| 動画全体のトーン・エフェクト | None |
| 生成する動画のアスペクト比 | 16:9 |
| 生成する動画の画質 | 480p |
| 生成する動画の長さ | 5s |
| 一度に生成する動画のバリエーション数 | 2v |

Createをクリックすると、まるでプロが編集したかのような動画が返ってきました。
やはり、プロンプトは英語で詳しく記述した方がよいようです。これなら、TikTokやYouYubeショート用の動画も簡単に作れちゃうかも。みなさんもぜひぜひ、お試しください!
OpenAI Soraの導入事例
OpenAIのSoraは、すでに以下をはじめとしたいくつかの企業が導入しています。
- トイざらス
- 株式会社AI HYVE
- Adobe Premiere Pro
現状、企業の広告動画制作や動画編集サービスの付加価値向上に役立てられているようです。
以下で、各企業の導入事例を詳しく解説していきます。
トイざらス
玩具量販店大手の米トイザらスは、OpenAI Soraを使って、約1分程度のWebコマーシャル動画を生成して公開しました。※4
動画内容は、トイザらス創業者のチャールズ・ラザラス氏の幼少期を実写化したものとなっており、同社のマスコットキャラクター「ジェフリー」と交流する内容になっています。
なお、動画制作には、動画制作会社の米Native Foreignも協力しているとのことです。
株式会社AI HYVE
AI×マーケティングを扱う株式会社AI HYVEは、2024年12月11日より、日本初・Soraを活用したCM制作支援サービス「Neuron Vids(β)」をベータリリースしています。(※5)
このNeuron Vids(β)では実写での再現が難しい動画素材をSoraに生成させることにより、安価かつスピーディーな制作体制を実現。そこにマーケターの視点を掛け合わせることで、「AIでCMを作って終わり」にならないサービスを提供しています。
Adobe Premiere Pro

アドビ株式会社が提供している動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」には、Soraを含む複数の動画生成AIが搭載されていました。動画生成AIの実装によって、追加された機能は以下のとおりです。
- 動画の生成拡張
- 動画中オブジェクトの追加と削除
- Bロールショットの生成
- サードパーティー製動画生成AIの選択
特に、尺が足りていない部分を埋められる動画の生成拡張が便利です。元の動画シーンに合わせて、最適な動画をAIが生成して繋ぎ合わせてくれます。
Adobe Premiere Proについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

Soraの動画事例を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

Soraは他のモデルとは一線を画す超高性能動画生成AIモデル!
Sora(初代)は、2024年2月15日に発表され、同年12月9日に正式リリースされたOpenAIの動画生成AIです。テキストを入力するだけで、現実と見分けがつかないほどリアルで高精細な映像を生成できる点が最大の特徴でした。
技術的な中核は拡散トランスフォーマーで、学習に投じた計算量に比例して性能が伸びる特性を備えています。
加えて、DALL·E 3のキャプション再生成技術やGPTによるプロンプトの詳細化といった他モデルの蓄積を応用し、動画の延長・編集・接続、画像生成まで幅広い機能を実現していました。
ただし、Sora(初代)の一般ユーザー向けWeb版・アプリ版は2026年4月26日をもって提供を終了しています。後継のSora 2およびVideos APIも2026年9月24日に終了予定です。
これから動画生成AIの導入を検討する場合は、代替となるサービスの情報をあわせて確認しておくとよいでしょう。
最後に
動画生成AIを事業にどう活かせるか、具体的な活用方法や効果的な導入事例を元に専門家が最適なソリューションをご提案します。
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