ChatGPT連携サービス12選!メリット・デメリットや使われている技術を解説
生成AIの進歩が目覚ましいですが、ビジネスの場面でもAIを連携させたサービスが増えています。今回は、生成AIの代表格であるChatGPTを連携させたサービスをご紹介します。
普段の業務にChatGPTを活用することで様々な仕事の自動化が進み、ビジネスの生産性を大きく加速させることができます。ChatGPTを連携させるメリット・デメリットや、具体的なサービスもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!
なお弊社では、生成AIの導入について無料相談を承っています。こちらからお気軽にご相談ください。
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ChatGPT連携サービスとは
ChatGPT連携サービスは、AI技術を活用してテキスト生成・会話応答などを提供し、様々なアプリケーションやウェブサービスに統合可能なプラットフォームです。ChatGPTを外部のサービスと繋いで使用できるのです。これらをビジネスに応用することで、既存業務の効率化を大幅に進めることができます。
汎用性に優れたChatGPTを搭載!
ChatGPT連携サービスでは、汎用性に優れたChatGPTを搭載しています。自然言語理解と生成能力を活用し、ChatGPTの得意とする
- 自然言語での会話応答
- テキストベースの質問への回答
- 物語や詩、ジョークなどの創作テキストの生成
- 記事やレポート、議事録の作成支援
- プログラミングコードの作成やデバッグのサポート
- 言語翻訳
- 資料や要約の作成
- カスタマーサービスでの自動応答
などの機能を活用。
ChatGPT連携サービスのメリット
ChatGPT連携サービスを活用することで、ユーザーは様々なメリットを得ることができます。まず自然な会話体験ができるようになり、まるで本物の人間と話している感覚を得られます。この技術は時間・労力・コストの節約にもつながり、日常業務やカスタマーサービスの効率化に役立つでしょう。
さらに汎用性が高いこともメリットです。カスタマイズにより特定のニーズに合わせたサービス適用が可能なので、様々な業種や用途で適応可能です。24時間365日の途切れないサポートにより、ユーザーはいつでも必要な情報や支援を受けることができます。
これらのメリットにより、ChatGPT連携サービスはユーザーの体験価値を高めてくれます。
ChatGPT連携サービスのデメリット
ChatGPT連携サービスは便利なツールですが、デメリットも存在します。最も顕著な問題の一つがハルシネーションで、事実に基づかない情報を生成してしまう場合があります。またセキュリティ面では、不正アクセスやサイバー攻撃のリスクが懸念されます。
情報漏洩も重要な問題点で、ユーザーの機密情報が外部に露出する可能性もあります。これらの問題に対処するためには、技術の改善やセキュリティプロトコルの強化・情報管理の徹底が必要です。ユーザーはこれらのリスクを理解し、サービスを利用する際に適切な対策を講じることが重要になってくるでしょう。
ChatGPT連携サービスで使われている技術
ChatGPT連携サービスは、以下でご紹介するような技術で構成されています。ChatGPTは単体で使っても便利なものですが、外部のサービスと連結させることで、より専門性と独自性を持った使用方法が可能になります。
ChatGPT API
ChatGPT APIは、開発者が既存のアプリケーションやサービスにChatGPTの機能を統合できるようにするWebサービスです。APIを通じて、テキスト生成・質問応答・言語理解などの機能を呼び出し、カスタマイズされたユーザー体験を提供することが可能になります。安全性とスケーラビリティを確保しながら、幅広い用途で利用できる柔軟なソリューションを開発者に提供します。
Azure OpenAI Service
Azure OpenAI Serviceは、Microsoft Azureが提供するクラウドベースのサービスで、OpenAIの強力なAIモデルを利用できるプラットフォームです。このサービスを使用することで、開発者はテキスト生成・自然言語理解などのAI機能を自分のアプリケーションに統合でき、エンドユーザーに対して高度なAI体験を提供できます。
ベクトルデータベース
ベクトルデータベースは、情報を効率的に検索・管理するための特化型データベースです。機械学習モデルによって生成される画像・音声・テキストなどの複雑なデータから抽出されるベクトル情報を扱う場合に特に有効です。
ベクトルデータベースは、「類似性検索(最も類似した画像を見つけるシステム)」や「近接検索(クエリに最も近いドキュメントを検索するシステムなど)」を高速に実行できるように設計されています。このような機能は、推薦システム・類似画像検索・自然言語処理タスクなど、AIと機械学習の応用において重要な役割を果たします。
なお、ベクトルデータベースについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
→【院生が徹底解説】ChatGPTのベクトルデータベースとは?
おすすめのChatGPT連携サービス12選!
現在利用可能な、おすすめのChatGPT連携サービスをご紹介します。目的に応じて使い分けながら、自分に合ったものを選択するのが良いと思います。サービス内容を要約して解説しますので、気になるツールがあったらぜひサイトに飛んで見てみてください!
【ChatGPT専用環境】法人GAI
「法人GAI」はChatGPTと同じ言語モデルを使用し、法人の業務自動化に最適化したソリューションです。自社データと連携することで複雑化した社内ナレッジを引き出したり、AI側からユーザーが実施したいであろう業務を示唆します。プロンプトを書かなくても業務を遂行できるため、利用率の向上にも寄与します。
参考記事:法人GAI
【顧客対応自動化】Chat Plus
「Chat Plus」は生成AIと自社データを掛け合わせて、業務を自動化してくれるシステムです。社内外の問い合わせ工数の削減やナレッジ共有、売上アップに貢献します。
お客様からの問い合わせや、よくある質問に対して自動で回答を生成し、運用コストを80%削減。AIチャットボットが自己解決へと誘導します。
参考記事:Chat Plus
【顧客対応自動化】KARAKURI
「KARAKURI」は、高精度なAIチャットボットで業務を効率化してくれるツールです。コンタクトセンターが抱えやすい問題である
- 問い合わせが増え、既存人員では対応しきれなくなってきている
- 電話の集中するタイミングがあり対応ができず、品質も不安定
- チャットボットの改善に時間や工数がかかり、運用が大変
などに対応します。
参考記事:KARAKURI
【顧客対応自動化】hitobo
「hitobo」は自社データでQ&Aを生成し、作成も回答もAIで自動化できるサービスです。「よくある質問の返信に時間を取られる」という課題を、生成AIによるQ&A自動生成で解決。
URL・PDF・Word、Excel、PowerPoint・問い合わせ履歴・テキストなどの自社データから自動生成したQ&Aをチャットボット・FAQシステムに反映し、質問者や回答者の業務の生産性を向上します。
参考記事:チャットボットのhitobo
【メモ・議事録作成】YOMEL
「YOMEL」はワンクリックでどんなWEB会議ツールにも対応してくれる自動議事録AIです。月間で15万件の会議に利用され、会議後の議事録の作成をサポートしています。
YOMELが自動的に会議に参加している全てのメンバーの発言を聞き取り、自動で書き起こし、マウスでクリックするだけで9〜10割の議事録が完成。会議の生産性を大幅に上げます。
参考記事:YOMEL|最も簡単に使える議事録AI
【メモ・議事録作成】ACES Meet
「ACES Meet」は、ChatGPTが議事録を自動作成してくれるツールです。あらゆる商談とIP電話を文字起こし・自動要約・解析。商談だけに集中できる環境を作り、営業成果の最大化を実現させます。
- ワンクリックで商談内容を共有
- シームレスな情報連携で工数削減
- 質の高い意思決定で受注率を向上
など、実務の部分でも大きくサポートしてくれます。
参考記事:ACES Meet|AIが議事録を自動作成・商談に集中、成約へ直結
【メモ・議事録作成】ログミーツ powered by GPT-¾
「ログミーツ powered by GPT-3/4」は、対面&ウェブ両会議に対応した数少ないAI議事録・メモ作成支援機能と、誰でもワンボタンでAI要約・分析・翻訳などを行えるGPT機能を搭載している最強会議支援ツールです。
- 経営会議の議事録作成
- 議会や委員会の議事録作成
- コンサルティングやヒアリング
など、様々な場面で活躍します。
参考記事:最強AI議事録&要約ツール「ログミーツ powered by GPT-3/4」
【コンテンツ作成支援】Qlipper
「Qlipper」はWebメディア記事のページビュー・論調・Twitterの波及数を計測するシステムです。AIを利用して、
- クリッピング
- 競合比較
- ネガポジ分析
など、すべて自動的にQlipperがリアルタイム集計します。効率的に情報収集を行うことができ、コンテンツの作成に大きく貢献してくれます。
参考記事:Qlipper
【コンテンツ作成支援】ferret One
「ferret One」は、BtoBのリード獲得に必要なノウハウとツールを提供してくれるシステムです。体系化されたノウハウ・使いやすいツール・伴走サポート・作業代行など、必要な要素を過不足なく提供してくれます。
ferret OneではChatGPTのAI技術を取り入れてマーケティングの「手前」の段階から業務負荷を軽減する取り組みをしています。記事コンテンツやメール文章をAIが提案したり、添削してくれる機能を実装。使いやすく優しいUIに落とし込んで提供しています。
参考記事:BtoBマーケティングをこれ1つで |ferret One
【コンテンツ作成支援】ManualForce
「ManualForce」はブラウザ・デスクトップ上の操作手順を自動で記録しマニュアル化する、マニュアル自動作成サービスです。AIにはGPT-4 Turboを使用。
- Web & デスクトップ上の業務を行う
- AIでマニュアルを自動生成
- マニュアルを共有する
など、マニュアルが自動で作成される仕組みを作り上げています。
参考記事:ManualForce
【法務支援】LegalForce
「LegalForce」は契約審査の品質向上と効率化を実現するAI契約審査プラットフォームです。最先端の技術 × 弁護士の法務知見を組み合わせ、契約書に潜むリスクの洗い出しから、リサーチ・修正・案件管理までをワンストップでサポート。これまで人手と時間をかけるしかなかった契約業務をテクノロジーで支援することで、契約審査体制の強化を実現します。
参考記事:LegalForce
【法務支援】Contract One
「Contract One」はあらゆる契約書を正確にデータ化し、全社で契約情報を活用できるようにするこれまでにない契約データベースです。
- 電子契約サービス連携
- 契約書の主要項目をデータ化(紙/PDF/電子契約)
- 契約書の検索(項目検索/全文検索)
など契約データベースを構築することで、法務部門に限らず全社員の生産性を向上させます。
参考記事:Contract One | 契約データベースから、収益を最大化する
弊社のAIツール開発について
弊社では、AIツールの開発を承っております。
- PoC開発:既存のモデルを流用して、業務用AIツールを開発
- ソリューション開発:ゼロ(基盤モデル)から、AI搭載型システムを開発
過去の開発事例としては
【PoC開発の事例】
● 専門領域における試験問題作成の代替
● カスタマーサポートの代替
● 業界特化知識保有のチャットボットの作成
【ソリューション開発の事例】
● 人事評価の代替
● お問い合わせの自動対応機能
● 研修用補助AIの作成
● デジタルクローンの作成
● 自動追加学習機能
以上のとおり、業界特化型のAIツールをおもに手がけています。
なお弊社コンサルティングの期間や料金につきましては、下表をご覧ください。
PoC開発 | ソリューション開発 | |
---|---|---|
期間 | 2〜4ヶ月 | 4ヶ月〜 |
内容 | ・データ処理 ・環境構築 ・プロトタイプ開発 ・検証 ・コードの提出 ・検証結果報告 | AIプロトタイプの内容+ ・システムの要件定義書作成 ・AIシステムの開発 ・社内システムとの連携 ・AIシステムの実装 ・運用 |
見積もり額 | ¥ 2,400,000 ~ 4,800,000 | ¥ 13,200,000 ~ |
まずは無料相談で、貴社のお困りごとをお聞かせください。「解決できる無料AIツールはないか?」といった、開発以外の解決策も含めて共有させていただきます。
→無料相談で話を聞いてみる
生成AIのシステム開発をしたい!といった方へ
【無料】サービス紹介資料|生成AIのソリューション開発
AIを使って自社独自のシステムを開発したいといった企業様へ。実績や事例も載せています。
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ChatGPT連携サービスを活用して、ビジネスを効率化しよう
ChatGPT連携サービスについて解説しました。ChatGPTサービスを使えば、以下のようなメリットを得ることができます。
- 自然な会話体験が実現する
- 時間・労力・コストの節約になる
- 汎用性が高い
- カスタマイズが容易
- サポートが24時間365日途切れない
一方で、
- ハルシネーション
- セキュリティ
- 情報漏えい
このようなデメリットもあるので使用する際には気をつけましょう。
現在リリースされている代表的なChatGPT連携サービスは、以下のようなものが挙げられます。
- 【ChatGPT専用環境】法人GAI
- 【顧客対応自動化】Chat Plus
- 【顧客対応自動化】KARAKURI
- 【顧客対応自動化】hitobo
- 【メモ・議事録作成】YOMEL
- 【メモ・議事録作成】ACES Meet
- 【メモ・議事録作成】ログミーツ powered by GPT-¾
- 【コンテンツ作成支援】Qlipper
- 【コンテンツ作成支援】ferret One
- 【コンテンツ作成支援】ManualForce
- 【法務支援】LegalForce
- 【法務支援】Contract One
状況に合わせて活用し、ビジネスを効率化していきましょう。
生成系AIの業務活用なら!
・生成系AIを活用したPoC開発
・生成系AIのコンサルティング
・システム間API連携
最後に
いかがだったでしょうか?
弊社では
・マーケティングやエンジニアリングなどの専門知識を学習させたAI社員の開発
・要件定義・業務フロー作成を80%自動化できる自律型AIエージェントの開発
・生成AIとRPAを組み合わせた業務自動化ツールの開発
・社内人事業務を99%自動化できるAIツールの開発
・ハルシネーション対策AIツールの開発
・自社専用のAIチャットボットの開発
などの開発実績がございます。
まずは、「無料相談」にてご相談を承っておりますので、ご興味がある方はぜひご連絡ください。
➡︎生成AIを使った業務効率化、生成AIツールの開発について相談をしてみる。
「生成AIを社内で活用したい」「生成AIの事業をやっていきたい」という方に向けて、生成AI社内セミナー・勉強会をさせていただいております。
セミナー内容や料金については、ご相談ください。
また、サービス紹介資料もご用意しておりますので、併せてご確認ください。