【Copilot vs ChatGPT】それぞれの違いを徹底比較!AI時代の最強パートナーはどっちだ?

Copilot ChatGPT それぞれ 違い 徹底解説 AI時代 最強パートナー どっち
押さえておきたいポイント
  • CopilotとChatGPTでは、利用方法から機能、最新のAIモデルや料金体系まで、細かな違いがたくさんある
  • WordやExcelなどのOffice作業をその場でラクにしたいならCopilotが最適
  • 自由なアイデア出しや、自分好みのAIにカスタマイズして使いたいならChatGPTが向いている

昨今の生成AIの進化スピードには、本当に目を見張るものがありますよね。次々と新しいAIツールや便利な機能が誕生しているため、結局「今の自分はどれを使えばいいの?何がどう違うのかさっぱり分からない…」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、数ある生成AIサービスの中でも圧倒的な人気を誇る代表的な2つの生成AI、MicrosoftのCopilotChatGPTにスポットを当ててみました!それぞれの最新の性能から、得意なこと・料金プラン・チャットの制限まで、気になるポイントをまるごと分かりやすく比較していきます。

この記事を読めば、CopilotとChatGPTについて詳しく理解できるので、ぜひ最後までお読みください。

\生成AIを活用して業務プロセスを自動化/

目次

Copilotとは

参考:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-copilot/organizations/

Copilotとは、元々BingAIというサービス名で提供されていたMicrosoft社が開発した生成AIです。対話形式で自然言語からの質問や要望を実行してくれるため、自然な会話感覚で利用できます。できることも多岐に渡り、情報収集や文章の要約、画像生成、記事やプログラミングコードの生成など、幅広いタスクに対応が可能です。

また、WordやExcelなどのOfficeツールと連携できる「Microsoft 365 Copilot」やEdgeブラウザで閲覧しているサイトを要約できる「Copilot in Edge」、WindowsOSに組み込まれた「Windows Copilot」など、次々とMicrosoft社が提供しているサービスに組み込まれてきています。

Copilotについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

Copilotについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

ChatGPTとは

参考:https://chatgpt.com/ja-JP/overview/

ChatGPTはOpenAI社が開発した生成AIで、現在の生成AIブームの火付け役にもなった最も有名なAIツールです。

基本的な利用方法はCopilotと同じく、対話型生成AIなので、自然言語からプログラミングや文章作成、画像生成、数式解析など、多岐にわたるタスクに対応できることです。また、GPTsというChatGPTをカスタマイズできる機能を活用すれば、特定のタスクをこなすことに特化したカスタムAIを作ることもできます。

さらに、2024年11月にはChatGPT Searchという新機能が追加され、最新情報を出力できないという弱点が解消されたため、生成AIを活用して情報収集したいというユーザーでも気軽に利用できるようになりました。

ChatGPTについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

ChatGPTについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

CopilotとChatGPTの違い

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Microsoft Copilot​​ChatGPT
目的・用途Office製品連携・ビジネス実務の時短文章作成・アイデアの壁打ち・分析
メリット・Microsoft製品との親和性が高い
・無料版でも高機能
・高度な文章生成能力
・豊富なカスタマイズ機能
・APIによる開発利用が可能
デメリット・一部機能がEdgeブラウザ限定
・Microsoft 365連携は有料プランの契約が必要
・無料版の機能・制限が強い
提供形態・WEBブラウザ
・アプリ
・Microsoft365
・WEBブラウザ
・アプリ
・API
対応OS・iOS
・Android OS
・Windows OS
・Mac OS
・iOS
・Android OS
・Windows OS
・Mac OS
機能・Microsoft 365との連携
・プラグイン
・GPTs
・データ分析
・音声会話
・API
回数&文字数制限無料版で1日の制限ありモデルとプランによって異なる
搭載AIモデルGPTベースの独自モデルGPTシリーズ
料金体系・無料版:無料
・Microsoft 365 Personal:2,130円
・Microsoft 365 Family:2,740円/月
・Microsoft 365 Premium:3,200円/月
・無料版:無料
・Plus:20ドル/月
・Go:1,400円/月
・Pro:200ドル/月
おすすめの人・Microsoft製品ユーザー・高度なAI機能を使いたい開発者
・カスタマイズ性を重視する上級者
Microsoft CopilotとChatGPTの違い早見表

CopilotとChatGPTはどちらも同じマルチモーダルAIとして有名ですが、できることや得意なことに違いがあります。次に、CopilotとChatGPTの違いについて解説します。

提供形態・対応OSの違い

CopilotとChatGPTの提供形態と対応OSについては、下記の表をご覧ください

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提供形態アプリの対応OS
Copilot・WEBブラウザ
・アプリ
・iOS
・Android OS
・Windows OS
・Mac OS
ChatGPT・WEBブラウザ
・アプリ
・API
・iOS
・Android OS
・Windows OS
・Mac OS
CopilotとChatGPTの提供形態・対応OSの違い

このように、基本的に提供形態やアプリの対応OSにはさほど変わりがありません。全OSでアプリが提供されているのでアプリから利用してもいいですが、デバイスのスペックが低い場合はブラウザ版を利用しても良いでしょう。

社内システム統合と外部ツール連携の拡張性の違い

CopilotとChatGPTは、二つとも対話型AIという点においては同じタイプのAIツールですが、細かく見ていくとそれぞれのAIツールで違いがあります。

Copilotの主な機能には

  • Microsoft 365との連携が可能(有料プランの契約が必要)
  • TeamsやSharePointと連携
  • 画像生成機能(DALL-E 3)を標準搭載

プラグインによる機能拡張が可能などがあります。

特徴的なのは、Microsoft 365やWindows 11といった自社製品との統合が強いところです。

それに対してChatGPTは、

  • GPTs機能による目的特化型AIの作成
  • Advanced Data Analysis機能(データ分析・可視化)
  • カスタム指示による応答スタイルのカスタマイズ
  • 音声会話機能(Voice Mode)
  • APIによるシステム統合が可能
  • Actions機能や外部ツール連携に対応

などがあり、Copilotのように特定のサービスと強い連携を持っているというわけではないですが、カスタマイズ性や汎用性が高いため、さまざまなサービスに導入されています。

利用上限と長文処理能力の違い

チャット回数や文字数の制限についても、CopilotとChatGPTでは違いがあります。まずは、Copilotから見てみましょう。

Copilotのプラン1日の合計チャット数連続した対話回数文字数の制限
無料プラン300回30ターン最大4,000トークン(日本語でおよそ3,000文字)
Microsoft 365 Personal無制限無制限
Microsoft 365 Family無制限無制限
Microsoft 365 Premium無制限無制限
CopilotとChatGPTのチャット回数&文字数の制限の違い

このように、無料プランでも1日に300回チャットができるため、基本的には利用制限に引っかかるユーザーは少ないはずです。また、文字数の制限についても多少前後するものの、3000文字程度入力できるため文字数の制限で悩むこともほとんどないでしょう。

ただし、1つ会話のやり取りできる回数は30ターンと決まっているため、何度も何度も会話のラリーを続けていきたい方は有料プランへ加入することをおすすめします。それに対して、ChatGPTは大幅なプラン変更があったこともあり、それぞれのプランの利用制限回数や文字数の制限が明記されていません。

GPT-5 miniに関しては、無料プラン含む全てのプランで無制限で利用することができるので、無料で会話のラリーをたくさんしたいという方は、ChatGPTを利用することをおすすめします。

搭載AIモデルの違い

Copilotに搭載されているモデルは、GPT-5.4をベースにしたMicrosoft社独自のモデルを利用しています。無料プランとProプランで同じAIモデルを利用できますが、アクセスが集中した時などは、無料プランに使用制限がかかるような仕組みになっています。

それに対し、ChatGPTは加入するプランによって利用できるAIモデルが異なるため、それぞれのプランごとに使えるAIモデルを表にまとめました。

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ChatGPTのプラン利用可能なモデル
無料プラン・GPT-5.5 Instanti
・GPT-5 Thinking Mini
Goプラン・GPT-5.5 Instant
・GPT-5 Thinking Mini
Plusプラン・GPT-5.5 Instant
・GPT-5 Thinking Mini
・GPT-5.5 Thinking
Proプラン・GPT-5.5 Instant
・GPT-5 Thinking Mini
・GPT-5.5 Thinking
・GPT-5.5 Pro
ChatGPTのプラン別モデル一覧

上記の通り、加入するプランによって利用できるモデルが変わりますが、無料プランでもGPT-5.5 Instant・GPT-5 Thinking Miniを無制限に利用できるので、カスタマイズを行うヘビーユーザーではない限り無料プランで問題ないでしょう。

しかし、ビジネス利用なら、GPT-5.5 Proでより多くチャットできるようになる、Plusプラン以上に加入することをおすすめします。

無料版と有料版の価格帯の違い

個人利用する場合の料金プランに関してはCopilotは無料プランとProプランの2種類で、ChatGPTは無料プラン、Plusプラン、Proプランの3種類から選ぶことができます。

それぞれのプラン別の料金は下記の通りです。

Copilot

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Copilotのプラン料金
無料版無料
Microsoft 365 Personal2,130円/月
Microsoft 365 Family2,740円/月
Microsoft 365 Premium3,200円/月

ChatGPT

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ChatGPTのプラン料金
無料プラン無料
Goプラン1,400円/月
Plusプラン3,000円/月
Proプラン16,000円から/月
CopilotとChatGPTの料金比較表

利用回数と検索機能の違い 

まずは手軽に生成AIを試したい場合、無料版の制限や仕様の違いを把握しておくことが重要です。ChatGPTの無料版は最新モデルの利用時に混雑状況に応じた一時的な制限がかかるものの、基本的なテキスト対話の回数自体には明確な上限がなく実質ほぼ無制限に利用できる点が魅力です。

一方のCopilot無料版は、1日あたり最大300ターン画像生成は1日15回までという明確な上限値が設定されています。しかし、標準でBing検索と強力に連動しているため、最新情報をリサーチした際の出典URLの明記はChatGPTより親切で分かりやすい特徴があります。

GPTsとCopilot Studioの違い

自分専用、あるいは社内専用のカスタムAIを構築・カスタマイズする機能にも両者で方向性の違いがあります。ChatGPTが提供するGPTsは、プログラミング知識がなくても日本語で指示文を入力するだけで誰でも専用AIを作れる手軽さが強みです。作成したAIをストアで世界中に公開できるエコシステムも魅力です。

対するCopilot Studioは、主に法人向けプランで利用できる開発ツールです。手軽さよりも社内システムとの強固な接続に特化しており、社内の共有フォルダや外部ツールと安全に連携した高度な業務自動化ボットを構築できます。

機密保持とデータ学習の仕様の違い 

ビジネス利用において企業の導入担当者が最も重視するセキュリティ面では、初期設定の仕様に大きな差があります。ChatGPTの無料版や個人向け有料版は、標準設定のままだと入力したデータがAIの学習に利用される仕様です。そのため、機密情報の漏洩を防ぐには設定画面から手動で学習拒否のオプトアウトを行う必要があります

Copilotは、職場や学校のアカウント等でサインインしていれば商用データ保護が標準で適用されます。入力データが外部に漏洩せず学習にも一切使用されないため、企業の現場でも初期状態から安心して使い始められます。

スマホアプリとPC連携の強みの違い

移動中や外出先など、PC以外のデバイスで利用する際の体験にもそれぞれ独自の強みがあります。ChatGPTはスマートフォン向け公式アプリの完成度が非常に高く、特に高度な音声会話モードは人間の相槌に近いリアルタイムな対話が可能です。移動中のブレインストーミングや英会話の練習相手として圧倒的な操作性があります

Copilotは、スマホアプリも提供されていますが本領を発揮するのはPC環境です。キーボードの専用キーやブラウザのサイドバー、Officeアプリへの組み込みなど、PCでのデスクワークの動線上に深く溶け込む設計です。

結局CopilotとChatGPTはどっちがいいのか

結局CopilotとChatGPTはどっちがいいのか

ビジネスや日常業務、クリエイティブ作業など、用途によって最適なAIツールは異なります。ここでは、CopilotとChatGPTを選ぶべき人の特徴を整理し、用途別に解説します。

Copilotを選ぶべき人

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選ぶべき人特徴・メリット
日常業務の効率化を重視するビジネスパーソンWord、Excel、PowerPointの作業を自動化し、資料作成やデータ分析の時間を短縮できる
チームでの共同作業 を行うユーザーSharePointやTeamsと連携し、チーム内での文書作成や情報共有を効率化
Microsoft製品に慣れている、または使用している人ExcelマクロやPowerPointのプレゼン資料作成など、Officeソフトと自然に連携可能
業務データの社内利用・セキュリティを重視する企業ユーザーMicrosoftのセキュリティ基準に準拠しているため、機密データを安心して扱える
Copilotを選ぶべき人の特徴一覧

CopilotはMicrosoft 365製品やWindows 11との統合が強みで、業務効率化に特化したツールです。そのため、WordやExcelなど、Microsoft製品を使って事務作業をしている人に向いています。

ChatGPTを選ぶべき人

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選ぶべき人特徴・メリット
個人で学習・情報収集を行うユーザー質問応答や要約、調べ物などを柔軟にこなせるため、学習やリサーチに最適
クリエイティブな文章やアイデアを生み出したい人小説、ブログ、マーケティング文章などの生成が得意で、多彩な表現が可能
カスタムGPTや外部ツールとの連携を活用したい人プロンプトや専用GPTを作ることで、自分専用のAIアシスタントとして柔軟に利用可能
幅広いプラットフォームでの利用を希望する人Webブラウザやモバイルアプリ、APIなど複数の環境で利用可能
ChatGPTを選ぶべき人の特徴一覧

ChatGPTは汎用性が高く、カスタマイズ性や創造的なタスクへの対応力に優れています。そのため、独自の文章を生成するクリエイターや外部ツールとの連携を重視している人におすすめです。

CopilotとChatGPTの用途別活用例

CopilotとChatGPTは、同じ対話型AIでありながら、得意分野や活用シーンが異なります。ここでは用途別に具体例を紹介し、どのように日常業務やクリエイティブ作業、情報収集に活かせるかを解説します。

ビジネス業務

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ツールビジネス業務でできること
Copilot・WordやPowerPointでの資料作成や文章校正
・Excelでの複雑なデータ集計、グラフ作成、自動計算
・Teamsでの会議内容の要約や議事録作成
・SharePoint上のドキュメント検索・整理
・プラグイン活用による業務効率化(タスク管理、スケジュール整理など)
ChatGPT・定型メールや社内文書の自動作成
・簡単な企画案や提案書のドラフト作成
・FAQや問い合わせ対応の自動化
・データ分析やリサーチの補助(要約・表作成・グラフ生成のサポート)
・柔軟な質問応答による業務上の疑問解決
ビジネス業務でできることの比較表

ビジネス業務では、CopilotとChatGPTはそれぞれ異なる強みを持っています。

上の表で示した通り、CopilotはMicrosoft 365製品との統合を活かした業務効率化に優れ、WordやPowerPointでの資料作成、Excelでのデータ分析やグラフ作成が得意です。

ただし、WordやExcelなどとCopilotを連携させるためには、有料のサブスクリプションを契約する必要があります。

一方、ChatGPTは、汎用性の高い対話型AIとして、定型メールや社内文書の自動作成、簡単な企画案や提案書のドラフト作成、FAQ対応などの業務補助に適しています。また、特定のプラットフォームに依存せず、多様な用途に導入できる点が強みです。

クリエイティブ作業

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ツールクリエイティブ作業でできること
Copilot・PowerPoint資料の文章校正や要点整理
・Excelデータをもとにしたグラフ
・表作成・簡単なデザイン提案や資料のブラッシュアップ
・Microsoft 365製品との連携による作業効率化
ChatGPT・ブログ記事や広告コピー、マーケティング文章の作成
・企画案や提案書のドラフト作成
・GPTsやカスタム指示による目的特化型文章生成
・幅広い創造的アイデアの作成・補助
クリエイティブ作業でできることの比較表

CopilotはMicrosoft 365製品と密に連携しているため、既存のスライドや表をもとに自動で文章を校正したり、要点を整理する作業が得意です。

一方、ChatGPTは特定のプラットフォームに依存せず、自由度の高い文章生成やアイデア出しに強みがあります。ブログ記事や広告コピー、企画書のドラフト作成など、ゼロから考える必要があるクリエイティブ作業にはChatGPTがおすすめです。

情報収集

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ツール情報収集でできること
Copilot・ExcelやPower BIを使ったデータ集計や分析の補助
・Microsoft 365内のドキュメントやメールから情報検索
・Teamsでの会議内容を要約して情報整理
・SharePoint上の情報を効率的に整理
・プラグインによる情報収集や通知の自動化
ChatGPT・Web上の情報の要約や整理(コピー&ペースト形式)
・リサーチや市場調査の補助
・FAQや問い合わせ情報のまとめ
・多量のデータを整理して表や文章に変換
・自由な質問応答で必要な情報を取得
情報収集でできることの比較表

CopilotはMicrosoft 365製品との統合が強みで、社内データやドキュメントを効率的に検索・整理したり、ExcelやPower BIを活用してデータ分析をスムーズに行えます。

一方、ChatGPTはWeb上の情報や外部データの整理、要約・リサーチ補助に柔軟に対応できるのが特徴です。

したがって、社内データや既存資料中心の情報整理にはCopilot、外部情報や多様なデータをまとめる場合にはChatGPTというように、目的に応じて使い分けることで情報収集の効率と精度を両立できます。

CopilotとChatGPTを実際に使って比較してみた!

CopilotとChatGPTのどっちがいいのかわかりやすくするため、実際に両ツールを使って比較検証してみました。同じプロンプトでレポート作成の精度を比較しているので、ぜひチェックしてみてください。

検証1:レポート作成の精度比較

まずはビジネス業務の効率化事例を紹介します。Excelで作成した売り上げ表をCopilotとChatGPTに読み込ませ、報告書を作成するよう指示してみます。

Copilotは、以下のように分析して報告書を作成してくれました。

項目を分けて、箇条書きや表を使いつつ、見た目も整えてくれています。

今回はCopilotのチャット上で報告書を作成していますが、Microsoft 365の有料サブスクリプションを契約すれば、Word上で直接Copilotを起動して報告書を作成可能です。

ChatGPTでも同様のファイルを読み込ませて、報告書を作成する指示を出しました。

作成したレポートはCopilotとほぼ同様ですが、分析結果や今後の展望がやや異なります。レポート作成後にPDF形式での出力も提案するなど、ChatGPTは次に最適なアクションを提示してくれる点に魅力を感じました。ただし、無料プランでGPT-5の制限がくると、CSVファイルなどの読み込みができなくなるので注意が必要です。

ChatGPTとExcelを連携する方法が知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

検証2:手書きメモの画像認識と分析

続いて、文字の読み取りと、そこからの高度な分析能力を比較します。ここでは新商品の試飲テストを記録した手書きのノートをスマホで撮影し、両方のツールに「添付した写真の評価を読み込んで、商品の分析と改善点を教えて」という同じプロンプトで指示を出してみました。

手書きメモの画像認識と分析①

Copilotの場合は以下のような分析を出してくれました。

手書きメモの画像認識と分析②
手書きメモの画像認識と分析③

乱雑に書かれた手書きの文字でも見事にテキストとして抽出し、項目ごとに綺麗に整理してくれました。

ChatGPTの場合は以下の通りです。

手書きメモの画像認識と分析④
クリックして以降の出力を表示
手書きメモの画像認識と分析⑤
手書きメモの画像認識と分析⑥
手書きメモの画像認識と分析⑦
手書きメモの画像認識と分析⑧
手書きメモの画像認識と分析⑨

ChatGPTは文字を正確に読み取るだけでなく、行間にあるテスターの意図まで深く汲み取る能力を見せました。「コンセプトと味のギャップがある」など、データに基づいた一歩踏み込んだ独自のマーケティング分析や、具体的なレシピの改善案まで主体的に提示してくれたのが大きな特徴です。

実際に使って分かった決定的な性能差

2つの実践的な検証を通して、両者の違いがはっきりと見えてきました。

一言でまとめると、Copilotは目の前にあるデータを正しく処理し、綺麗に整える優等生タイプであり、ChatGPTはデータから新しい価値や背景を見つけ出し、次のアクションを一緒に考えてくれる伴走者タイプです。

表の作成や文字起こしといった、ゴールが決まっている正確な実務をスムーズにこなしたい時はCopilotが圧倒的に手軽です。一方で、手書きのアイデアから企画を膨らませたり、ただの報告書を超えたクリエイティブな戦略を練り上げたりしたい場面では、ChatGPTの深い思考力が大きな味方になってくれます。

CopilotとChatGPTに関するよくある質問

CopilotとChatGPTのAIモデルは同じ?

CopilotとChatGPTは、同じAIモデルをベースにしてますが、全く同じではありません。

CopilotはChatGPTと同じくGPT-4やGPT-5をベースとしていますが、Copilot向けにカスタマイズされたAIモデルを使用しています。

CopilotとChatGPTの性能はどう違う?

Copilotは、Microsoft 365やWindows 11と深く連携し、WordやExcelなど業務ツール内で効率化を図る「業務特化型AI」です。一方、ChatGPTは文章作成・企画・プログラミングなど幅広い用途に対応できる「汎用型AI」で、自由度とカスタマイズ性に優れています。

CopilotやChatGPTと、GoogleのGeminiは何が違うの?

開発元とどの環境に依存しているかが異なります。ChatGPTはOpenAIの独立したプラットフォーム、CopilotはWindowsやOfficeといったマイクロソフト環境に最適化されています。

GoogleのGeminiはGoogleワークスペースAndroidスマートフォンとの連携に特化しています。普段の業務でGoogleのツールをメインに使っている企業であれば、CopilotよりもGeminiを選んだ方が高いシナジーを得られます。

ITの知識が乏しい中小企業が導入する場合、どちらのツールの方がスムーズに社内に定着する? 

社員が普段からExcelやWordを使い慣れているのであれば、Copilotの方が圧倒的に定着しやすいです。ChatGPTは自由度が高すぎる反面、ユーザー側が何を入力すればいいかを迷ってしまい、社内で形骸化するケースが少なくありません。

その点、Copilotは「この文章を要約する」「グラフを作成する」といったボタンやメニューが最初からOfficeアプリ内に用意されているため、ITに詳しくない社員でも直感的に業務に組み込むことができます

中小企業の生成AI導入と活用は下記で解説

利用用途にあったサービス選びが大切

「どちらも同じ対話型AIでしょ?」と思われがちですが、細かく見ていくと得意なことや連携できるアプリにはっきりとした違いがあるのがおもしろいですよね。世間でこれがおすすめ!と言われているからといって、それがそのまま皆さんにとっても100点満点のツールになるとは限りません

どちらのツールも基本機能は無料で気軽にスタートできます。まずは気軽に試してみて、Office製品とのセット使いでサクサク仕事を進めたいならCopilot自由なアイデア出しや新しいAIの知能をたっぷり楽しみたいならChatGPT、というように、あなたの毎日にしっくり馴染む相棒を選んでみてくださいね。

最後に

いかがだったでしょうか?

CopilotとChatGPTを比較し、それぞれの特徴を把握した上で、どのAIツールが自社に最適か判断する一歩を踏み出しましょう。生成AIの活用で、業務効率や競争力を向上させる可能性があります。

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