無料でここまでできる!ChatGPTの画像生成機能の特徴と使い方、SNSでバズった事例を紹介

無料 ChatGPT 画像生成機能 特徴 使い方 SNS バズった 事例
押さえておきたいポイント
  • ChatGPTは無料プランでも高精度な画像生成が可能で、ジブリ風などSNSで話題の画像も手軽に作れる。
  • 自然な日本語のプロンプトにも対応し、複雑なシチュエーションも高い再現度で表現できる。
  • 画像内の日本語精度や著作権への配慮が必要で、商用利用や表現内容には注意が求められる。

2025年3月にChatGPTの基盤モデルである「GPT-4o」に画像生成機能が追加されたことによって、ChatGPTの画像生成機能が大幅にアップし、その性能の高さから多くのユーザーがChatGPTから画像生成を行っています。

特に、ジブリ風の画像が無料プランからでも生成ができると話題となり、わずか1時間でChatGPTユーザー数が100万人も増えたほど注目を浴びています。

今回は、そんなChatGPTの画像生成機能の使い方や画像生成方法などについてスクリーンショットを用いながら丁寧に解説します。

SNS上でバズって話題となった画像もご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

ChatGPTとは

ChatGPTとは、OpenAIが開発した高度なAIチャットボットで、大量のデータをもとに学習しているため、質問への回答、文章作成、翻訳、要約、プログラミングの補助など幅広い用途に対応できます。

また、使い方も簡単でチャット形式で人間のように自然な会話ができるため、直感的に誰でも利用できるのが特徴です。

現在においては、仕事のメール作成やデータ解析、コード生成といった時間のかかる業務や、新商品やデザインのアイデア出し、旅行先やレシピ検索など、業務利用から日常用途までさまざまな分野で活躍しています。

なお、ChatGPTを業務利用するメリットについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

ChatGPTなら画像も生成できる

前述の通り、ChatGPTはさまざまなタスクをこなすことができるマルチモーダルAIですが、元々はChatGPTには画像生成機能がなく、OpenAIの画像生成AIである「DALL」をChatGPTに統合して利用するという形でした。

しかし、2025年3月26日にはChatGPTの基盤モデルである「GPT-4o」に画像生成機能が追加されたことにより、画像内のテキスト精度や複雑な指示への対応力が大幅に向上したため、従来難しかった画像もプロンプト次第で生成できるようになりました。

また、SNS上では自身の画像をジブリ風やビックリマンチョコ風に画像生成できると話題となり、ジブリ風の画像が話題になった時には1時間でChatGPTの新規ユーザーが100万人にも増えるほど注目を浴びていました。

ChatGPTで画像生成する方法

では、次にChatGPTで画像を生成する方法について解説していきます。

ChatGPTで画像生成をする方法はとても簡単で、出力したい画像の様子を自然言語で入力することで画像生成を行えます。

例えば、昼寝をしているリスの画像を生成したい場合は、上記のように「昼寝をしているリスの画像を作ってください」とプロンプトを入力するだけでOKです。

ちなみに上記のプロンプトから生成された画像はこちら。

「昼寝をしているリスの画像を作ってください」という簡単な指示から、上記のようなリアルで可愛らしいリスの画像を瞬時に生成することができました。

今回は「昼寝」+「リス」という簡単な指示しか行いませんでしたが、寝ている場所や天気、リスの種類などといったシチュエーションをより細かく設定することで、自分が思い描いている画像に近いものを生成することができるでしょう。

ChatGPTで画像生成してみた!

先ほどは、簡単な指示から画像生成してみましたが、次はもう少しシチュエーションを設定して画像を生成してみたいと思います。

まずは下記のプロンプトから入力してみたいと思います。

小さなコック帽をかぶったリアルな赤リスが、切り株をキッチンカウンターに見立てて木のスプーンで鍋をかき混ぜている。ナッツやベリー、小さなハーブが食材として並んでいる。背景は柔らかい日差しが差し込む森の中。

完成した画像はこちらです。

いかがでしょうか。

指定した通りコック帽を被った赤リスはもちろん、鍋をかき混ぜている様子や食材の再現、背景や光の入り具合も大まか希望通りの画像が生成できました。

以前は日本語プロンプトからの再現度が低いこともありましたが、ChatGPTが進化を続けていることもあり、日本語プロンプトからでも満足できるような画像を生成することができました。

しかし、使う単語によってはうまく認識しない可能性もあるので、どうしてもうまく画像が生成できない場合は、一度プロンプトを英語に翻訳してから入力してみると良いでしょう。

ChatGPTで画像生成した事例

ここまでご紹介してきた通り、ChatGPTを活用した画像生成はとても簡単で、誰でも手軽に生成することができるため、多くのユーザーがユニークな画像を生成しています。

次に、SNS上で話題となったChatGPTで生成した画像をご紹介します。

今回解説する事例において、弊社がX(旧Twitter)で発見した参考となるツイートを紹介させていただいております。取り下げなどのご連絡は、contact@weel.co.jp からご連絡ください。

ビックリマンチョコシール風

熱狂的なファンも多く、長年愛されているビックリマンチョコ風の画像がChatGPTを使えば簡単に生成できると話題となりました。

上記ポストでは、ジェームズ・ボンドをビックリマンチョコ風にした事例が紹介されています。

画像上部に書かれている名前のフォントや全体的な雰囲気は正しくビックリマンチョコそっくりで、自撮り写真やペットの画像をもとに画像を生成して楽しんでいる方も多いので、興味のある方はぜひ試してみてください。

ジブリ風

ChatGPTを活用すれば、写真をジブリ風に加工することも簡単にできます。

こちらのポストでは、黒猫の画像をジブリ風に加工した画像が掲載されていますが、魔女の宅急便に出てくるジジのような仕上がりになりました。

猫だけではなく、階段や電気のスイッチなどもジブリに出てきそうな画風にしっかりと変更されているため、再現度は高いと言えるでしょう。

ちなみに、OpenAIのサム・アルトマン本人のXアイコンはジブリ風の画像が使われており、話題となりました。

なお、ジブリ風の画像生成方法について詳しく知りたい方は下記の記事も合わせてご覧ください。

レシピ画像

昨今、SNS上でレシピを公開するユーザーも多く、おしゃれなレシピ画像を作るのに苦労している方もいるかと思いますが、ChatGPTを活用すれば簡単にレシピ画像を生成することができます。

上記のポストでは、大根の皮のごま油味噌炒めのレシピ画像をChatGPTを活用して作っているそうですが、味のあるテイストの画像でとてもわかりやすくまとめられています。

また、画像内の日本語については多少おかしな部分もありますが、ChatGPTが進化したことにより画像内の日本語も生成精度が上がってきているので、さまざまな用途で利用できるようになりました。

ChatGPTの料金プラン

2025年5月現在では、無料プランの他に4種類の有料プランが用意されています。

それぞれのプラン料金や特徴は下記の通りです。

スクロールできます
プラン名料金特徴
Plus20ドル/月・プラグインやGPTsが利用可能
Pro200ドル/月・各種モデルの利用が無制限に可能・OpenAI o1 pro modeが利用可能
Teamユーザー1人あたり25〜30ドル/月・チームで利用できるため、各ツールの利用上限が高い・ワークスペースの共有が可能
Enterprise企業規模で変動・GPTの速度が通常の2倍・文字数制限が通常の4倍

無料プランでも画像生成を行うことは可能ですが、1日3回までと生成できる画像枚数が少ないため、たくさんの画像を生成したい方は、実質回数制限なく画像生成できる有料プランへの加入をおすすめします。

ChatGPTで生成した画像の商用利用について

OpenAIの利用規約を見る限り商用利用は可能となっています。※1

Ownership of content. 

As between you and OpenAI, and to the extent permitted by applicable law, you (a) retain your ownership rights in Input and (b) own the Output. We hereby assign to you all our right, title, and interest, if any, in and to Output. 

引用:Terms of use | OpenAI

本コンテンツの所有権限
お客様とOpenAIの間において、適用法令で認められる範囲で、お客様は、(a)インプットの所有権限は保持し、(b)アウトプットについての権利を有するものとします。当社はアウトプットに関する権利、権原、及び利益がある場合、これらすべての権限をお客様に譲渡します。

しかし、ビックリマンチョコ風やジブリ風など特定の作品を模倣した画像は、著作権侵害など思わぬトラブルに発展する可能性があるため、商用利用は控えた方が良いでしょう。

ChatGPTで画像生成するときの注意点

ここまで、ChatGPTでの画像生成についてご紹介してきましたが、最後にChatGPTで画像生成する際の注意点についてご紹介します。

画像内の日本語が正しく生成できない可能性がある

ChatGPT内に画像生成機能が搭載されたことによって画像生成機能が飛躍的に向上し、これまで難しかった画像内への日本語テキストの生成が可能になりました。

しかし、レシピ画像を生成している事例をご紹介した際にも紹介した通り、完璧な日本語が生成されるわけではなく、一部の漢字などがうまく生成できない場合があります。

そのため、画像内に日本語テキストを含む画像を生成した際には、正しい日本語が生成されているか確認が必要です。

プロンプトが複雑でイメージ通りの画像生成ができない可能性がある

頭の中に生成したい画像のイメージが明確にある場合、希望通りの画像を生成するためにプロンプトが長文になってしまう場合があります。

もちろん、ChatGPT側が正しく理解できるようにプロンプトを入力できれば希望通りの画像を生成することはできますが、長文になればなるほど指示が複雑になっていくため、希望通りの画像が生成できない可能性も大いにあります。

そのような事態を避けるためにも、ChatGPTにプロンプトを生成してもらったり、何度かに分けて画像を生成したりなど工夫が必要になってくる場合があります。

ChatGPTの画像生成に関するよくある質問

無料プランでも画像生成できますか?

無料プランでも画像生成は可能ですが、1日3枚までしか生成できないため、たくさん画像生成を行いたい方は、有料プランへの加入をおすすめします。

無料プランで画像生成した場合は透かしは入りますか?

無料プランでも透かしは入りません。

有料プランと無料プランの違いは、基本的に出力スピードと出力できる枚数の違いなので、出力される画像に差はありません。

ChatGPTの画像生成機能を活用してみよう!

本記事でご紹介した通り、ChatGPTの画像生成機能の精度は高く、プロンプト次第ではビジネスでも利用できるようなクオリティの画像やジブリ風やビックリマンチョコ風など、既存のデザインを模倣した画像など、幅広いジャンルの画像生成を行うことができます。

また、1日で出力できる枚数に制限はあるものの、無料プランからでも透かしの入らない画像を生成できるため、画像生成AIを初めて使うというユーザーにもおすすめです。

手軽に使える画像生成AIをお探しの方は、一度ChatGPTを使ってみてはいかがでしょうか。

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最後に

いかがだったでしょうか?

SNS映えする画像生成やプロンプト活用に強みを持つChatGPTは、マーケ施策や商品開発にも応用可能です。活用の可能性を探ってみませんか?

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参考記事

投稿者

  • 晋平大竹

    生成AIの登場に大きな衝撃を受けたWebライター。好きなAIツールは、ChatGPTとAdobeFirefly。AIがこれからの世界を良い方向に導いてくれると信じ、正しい&有益な情報を発信し続けています!

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