ChatGPTを巧みに操る猛者たちが生み出した禁断のハック術10選
ChatGPTを最大限に活用するには、ある程度のテクニックを学ばなくてはいけません。
逆にChatGPTがうまく使いこなせれば、文章執筆や画像作成などの作業をすべてAIが自動で実施してくれるようになります。
そんな方法があれば、知りたくありませんか!?
というわけで今回は、note上で注目が集まったChatGPTのハック術10選を紹介します。
ぜひ最後までご覧いただき、ChatGPTを巧みに操れるようになってください!
ChatGPTの禁断のハック術10選
それでは、ChatGPTのハック術をまとめた記事を10個紹介します。
ChatGPTプロンプトテンプレート例文集
こちらの記事では、ChatGPTで使える便利なプロンプトのテンプレートを紹介しています。
具体的には、
- 記事執筆用
- メール作成用
- コード生成用
- YouTube動画の脚本作成用
など、シーン別で役立つChatGPTのプロンプトが15個紹介されています。
このとおりChatGPTはさまざまな場面で活躍する万能AIツールなんです!ぜひ用途に合わせてご活用くださいね。
ChatGPTプラグインの紹介
ChatGPTプラグインとは、簡単に言うと「ChatGPTの機能を追加・拡張するソフトウェア」を指します。ChatGPTにプラグインを導入するだけで、Web上の最新情報にアクセスしたり、ChatGPT上で画像を生成したりができるのです。
2023年3月に公開されたこちらの記事では、OpenAI社が開発した以下2つのChatGPTプラグインを紹介しています。
- Browsing : ChatGPT上でインターネットの最新情報を取得できるプラグイン
- Code Interpreter:ChatGPTでプログラムを実行し、作業やファイルのアップロード・ダウンロードができるプラグイン
なお、ChatGPTプラグインを利用するためには、有料版のChatGPT Plusに登録する必要があるのでご注意ください。(月額20ドル)
参考記事:ChatGPTプラグインでできることと使い方【5月16日更新】
ChatGPTプラグインの作成方法
ChatGPTプラグインは、スマホアプリのように自分で作れるって知っていましたか?
具体的には、下記の手順で作成可能です。
- APIの実装
- マニフェストファイルの作成
- OpenAPIドキュメントの作成
作成方法についてはこちらの記事で詳しく解説されているので、「こんなプラグインがあったらいいな」と思ったら実際に開発してみましょう。
仮に途中でエラーが出ても、ChatGPTを使ってデバッグも可能ですし、恐れずチャレンジしてみましょう!
ユーザーや市場調査に活用
ChatGPTを使えば、競合調査やビジネス指標(KPI)の設定も可能です。
例えばこちらの記事では、アメリカのホテル予約アプリに関する市場調査を、ChatGPT上で実施する方法を紹介しています。
まだまだChatGPTが人に置き換わるのは難しいものの、リサーチ作業を効率化するツールとしては非常に有用とのことです。
仮に特定分野の知識がなくても、ChatGPTがあれば一緒に調べられるので、さまざまなジャンルのアプリ開発にもチャレンジができそうですね!
有識者に議論させるChatGPTプロンプト
ChatGPTに質問を投げかけたときに、プロンプトの内容があいまいだと、抽象的なモヤモヤとした回答が出力されてしまいます。
とはいえ、具体的で明確なプロンプトを作成するのって難しいですよね?
そんなときにおすすめなのが、「プロンプト上で有識者を設定し、有識者同士で議論させる」というやり方です。
例えば「インフレはいつ収束するのか?」という疑問であれば、財務官や経済学者を有識者として、彼らに議論させるプロンプトを入力します。
こうすることで、複数の立場からの意見が反映された、より質の高い回答が得られるのです。
詳細はこちらの記事で説明されているので、ぜひ参考にしてください!
敬語や命令形でChatGPTの出力変化
ChatGPTのプロンプトは、丁寧な言葉遣いで入力するとより質の高い回答が得られるって知っていましたか?
こちらの記事では、ChatGPTのプロンプトの言葉遣いの違いによって、出力内容がどのように変化するかを検証しています。
その結果は以下のとおりです。
プロンプト | 出力文字数の平均 | 備考 |
---|---|---|
ボールペンのキャッチコピーを書け | 23.4文字 | 1つのみ提案 |
ボールペンのキャッチコピーを書いてください | 25.1文字 | 1つのみ提案 |
ボールペンのキャッチコピーをお書きいただけますか | 156.6文字 | 複数個提案 (最大10個提案してくれることも) |
ボールペンのキャッチコピーをお書きいただけますでしょうか | 224.7文字 | 複数個提案 (最大10個提案してくれることも) |
お忙しいところ恐れ入りますが、ボールペンのキャッチコピーをお書きいただけますでしょうか。何卒よろしくお願い申し上げます。 | 198文字 | 複数個提案 (最大10個提案してくれることも) |
ご覧のとおり、プロンプトの言葉遣いが丁寧であればあるほど、出力内容の質も高くなるという結果になりました。
ChatGPTに指示を出す際は、最大限の敬意を払いましょうね!
参考記事:敬語によるChatGPTの驚くべき変化!プロンプトの本質に迫る
AIで医師国家試験に挑戦
こちらの記事では、ChatGPTに医師国家試験の問題を解かせたらどうなるか、について検証しています。
結果、下記のとおりGPT-4を使用したら医師国家試験の合格基準を超えたとのことです。(GPT-3.5の場合は不合格)
- 必修:85/100
- 各論総論:233/300(77.7%)
ちなみに、今回の検証は画像情報なしで実施しているため、「画像から選べ」系の問題は全て不正解だったそうです。
つまり画像を認識できれば、正答率はさらに高くなると思われます。
ChatGPT恐るべし!
ChatGPT×マインドマップ
こちらの記事では、ChatGPTで出力した内容をマインドマップで表示する方法を紹介しています。
方法は簡単で、ChatGPTからマークダウン形式で出力した内容を、Makemap.jpに貼り付けるだけです。
ブログの構成などをマインドマップにすれば、脳内での整理やアイデア出しに使えて便利ですよね。
視覚的に情報を整理したい場合などに、ぜひこの方法を活用してください!
ChatGPTによる小説執筆
こちらの記事では、ChatGPTで創作した恋愛小説を紹介しています。
ボリュームはやや少なめではあるものの、小説らしくきちんと起承転結が表現できています。
さすがにChatGPTだけでクオリティの高い小説を執筆するのは難しそうですが、作品の土台作りには十分使えそうですね!
ChatGPTの教科書
こちらの記事では、ChatGPTの使い方や便利な活用方法など、重要なポイントを網羅的にまとめて紹介しています。
まさに「ChatGPTの教科書」とも呼べる存在ですね。
ChatGPTをほとんど使ったことがない初心者の方は、この記事を読めば手っ取り早くChatGPTが使えるようになりますよ!
なお、ChatGPTの最新活用事例をより詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
→【ChatGPTの最新活用事例】業務が鬼捗る仕事ハック術46選
まとめ
今回は、ChatGPTのハック術をまとめた以下10個の記事を紹介しました。
- ChatGPTプロンプトテンプレート例文集
- ChatGPTプラグインの紹介
- ChatGPTプラグインの作成方法
- ユーザーや市場調査に活用
- 有識者に議論させるChatGPTプロンプト
- 敬語や命令形でChatGPTの出力変化
- AIで医師国家試験に挑戦
- ChatGPT×マインドマップ
- ChatGPTによる小説執筆
- ChatGPTの教科書
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