【Hailuo AI】話題の動画生成AIを実際に使ってわかったこと!使い方・料金・商用利用を徹底解説

Hailuo AI 話題 動画生成AI 実際 使って わかったこと 使い方 料金 商用利用 徹底解説
押さえておきたいポイント
  • Hailuo AIは、テキストや画像からわずか6秒で高品質な動画を生成できる中国発の動画生成AI
  • 無料プラン(透かしあり)と有料プラン(透かしなし)があり、商用利用は有料プランで可能
  • Director系カメラ制御やHailuo 2.3モデルにより、演出指定と安定性が大幅向上

Hailuo AIは、中国の生成AI企業が公開した動画生成AIツールで、テキストや画像から非常に自然な動きを持つ動画を簡単に作成することが可能です。

このツールは無料プラン(1回限りの無料トライアルクレジット付き)が用意されており、日本語にも対応しているため、誰でも気軽に高品質な動画制作を楽しめます。特に動画編集の経験が少ない人でも扱いやすい設計になっており、プロ並みの仕上がりを実現できる点が大きな魅力です。

この記事では、Hailuo AIの魅力や具体的な使い方、実際の活用事例についても詳しく紹介します!ぜひ最後までご覧ください!

\生成AIを活用して業務プロセスを自動化/

目次

Hailuo AIの概要

Hailuo AI
参考:https://hailuoai.video/

Hailuo AIは、中国のMiniMax社が開発した「MiniMax」というAIモデルを基盤とするAIサービスです。テキストや静止画から短時間で高品質な動画を生成することが可能です。

この動画生成AIは、6秒という短い動画でも、約720p相当(モデルにより変動)の解像度と25fpsの滑らかな映像が実現され、アスペクト比も2:5から5:2まで幅広く対応しています。

人物の動きや表情が非常に自然で、アジア系の顔や特徴を正確に捉える能力に優れているそう。従来のAIツールでは表現が難しかった繊細な描写まで見事に再現してくれます。さらに、リアルな映像からアニメ調、ファンタジー風まで、さまざまなスタイルの動画を簡単に作成できる点も大きな魅力です。

Hailuo AIのすごいところ

Hailuo AIには、他の動画生成AIにはない魅力が多くあります。

自然な動きや表情の再現に優れているだけでなく、リアルな映像からアニメ調など、さまざまなスタイルに対応できるのも特徴の一つです。

具体的にはどのような特徴があるのか、詳しく見ていきましょう。

テキストから6秒の動画が生成可能

Hailuo AIの「Text to Video」機能を使えば、文章を入力するだけで簡単に動画を作成できます

例えば「桜が舞う公園を散歩する女性」といったシーンを言葉で表現すると、AIがそのイメージを忠実に再現した動画を生成してくれます。

難しい操作は一切不要で、誰でも手軽に高品質な動画を作れる点が大きな魅力です。

Image-to-Videoにも対応

「Image to Video」機能を使えば、静止画から動画を作成できます。20MBまでのJPEG、PNG形式の画像をアップロードできるので、お気に入りの写真や他のAIで生成した画像を動かすことが可能です。

例えば、ポートレート写真を使って、人物が微笑んだり目を動かしたりする自然な動きも付け加えられます。

無料で利用可能

現在、Hailuo AIは無料プランと有料プランが提供されています。無料プランではウォーターマーク付きで動画を生成できますが、機能自体は有料版と大きく変わらず、まずは操作感や生成クオリティを試すことが可能です。(1回限りの無料トライアルクレジットあり)

高品質な動画生成AIを無料で体験できるのは非常に魅力的で、初めて動画生成AIを使う人にとってもハードルが低いサービスと言えるでしょう。

日本語対応

Hailuo AIは日本語に対応しており、テキストプロンプトを日本語で入力することで細かいニュアンスも正確に伝えられます。例えば、「和服姿の女性が茶室で抹茶を点てる」というような日本特有の情景も簡単に表現可能です。

海外製のAIツールで日本語にここまで対応しているのは非常に珍しく、Hailuo AIの大きな魅力の一つと言えるでしょう。

実用性の高い出力仕様(秒数・解像度・fps・アスペクト比)

Hailuo AIで生成できる動画は、短尺ながらも実用性の高い仕様で設計されています。SNS投稿や広告用途を想定したスペックになっており、基本仕様を理解しておくことで、用途に応じた活用がしやすくなります。

  • 動画の長さ:基本6秒
  • フレームレート:25fps
  • 解像度:約720p相当(モデルにより768p、1080p対応あり)
  • アスペクト比:2:5〜5:2まで対応
  • 画像アップロード形式:JPEG、PNG(最大20MB)

6秒という短尺設計ですが、25fpsの滑らかな動きと安定した画質により、広告・SNS・LP用動画など幅広い用途に活用可能です。アスペクト比の幅が広いため、縦動画(9:16)や横動画(16:9)にも柔軟に対応できます。

※仕様はモデルやアップデートにより変更される可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。

なお、今話題の中国発動画生成AIについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

Hailuo AIのアップデートで追加された機能

Hailuo AIは登場以降、いくつかのアップデートで機能が追加されました。

  • 生成のキャンセル
  • 動画の再生成
  • Director系カメラ制御機能
  • Hailuo 2.3モデルの登場
  • Hailuo 2.3 Fastモデルの追加

それぞれの機能の詳細を以下で解説していきます。

生成のキャンセル

生成のキャンセル
参考:https://hailuoai.video/

生成のキャンセルは、画像の生成を途中でキャンセルできる機能です。プロンプトを入力すると画像の生成が始まり、「Cancel generation」が表示されるので、これをクリックすると画像生成をキャンセルできます。

生成のキャンセルのポップ
参考:https://hailuoai.video/

「Cancel generation」をクリックしたあとは、上記のようなポップが出てくるので、右側の「Confirm」をクリックしてください。

この機能は、プロンプトを間違えた際やさらによいプロンプトをあとから思いついた際などに使うと便利です。画像の生成でクレジットを消費した際は、条件によってキャンセル完了後に該当のクレジットが返金されます。再生成を行う場合は、再度クレジットが消費されるため注意しましょう。

動画の再生成

動画の再生成
参考:https://hailuoai.video/

動画の再生成は、その名のとおり、一度作った動画を再び生成できる機能です。上記画像のように生成済みの動画の下に表示されている「Re-Create」をクリックすると、動画の再生成ができます。

生成AIは、同じプロンプトを入力してもまったく同じ生成物を出力するのが難しいため、これは大きなメリットです。これまで以上に再現性の高いサービスになったので、ぜひHailuo AIで動画を作ってみましょう。

Director系カメラ制御機能

Hailuo AIでは、動画生成時にカメラワークをより細かく指定できる「Director系カメラ制御機能」が追加されました。

※公式ニュースでは、Start・End Frameを含むカメラ制御の拡張が発表されています。

これまではAIに任せる形でしたが、現在は以下のような動きを指定できます。

  • パン(横移動)
  • チルト(上下移動)
  • ズームイン・ズームアウト
  • 被写体追従
  • 固定カメラ

この機能により、単なる「動く画像」ではなく、映画のワンシーンのような演出が可能になりました。特にシネマ風動画や広告用途では、カメラ指定の有無で完成度に大きな差が生まれます。

Hailuo 2.3モデルの登場

Hailuo 2.3は、画質と動きの自然さを強化した改良モデルです。

【主な進化点】

  • 人物の手や顔の崩れ軽減
  • 光の反射や影の表現向上
  • 動きの滑らかさ改善

特に人物系コンテンツにおいて、これまでのモデルより安定性が向上しています。

Hailuo 2.3 Fastモデルの追加

2.3 Fastは、生成速度を重視した軽量モデルです。

【特徴】

  • 通常モデルより短時間で生成
  • SNS投稿用の試作に最適
  • 多少の品質差はあるが実用範囲

「本番用は2.3」「試作用はFast」といった使い分けが可能になりました。※2025年10月の公式発表で、2.3および2.3 Fastの提供開始が告知されています。

Hailuo AIの料金体系

Hailuo AIの料金体系は以下のとおりです。

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プラン名月額料金付与クレジット数ウォーターマーク利用可能モデル商用利用特徴
Free0ドルログインボーナス付与(変動)あり一部モデル不可(透かし付き)基本機能の体験が可能
Standard14.99ドル毎月1,000クレジットなし標準モデル基本的な商用利用向け
Pro54.99ドル毎月4,500クレジットなし上位モデル対応高品質動画向け能優先アクセスなど
Master119.99ドル毎月10,000クレジットなし上位モデル+優先生成業務利用向け
Ultra124.99 ドル毎月12,000クレジット(Hailuo02向けクレジットあり)なし

最新高速モデル
高頻度ユーザー向け
Max199.99ドル毎月20,000クレジット(Hailuo01&02向け)+Relax Mode 等なし全モデル本格商用利用
Legacy Unlimited
※2025年6月18日以前の購入のみ、無制限はHailuo01のみ
旧プラン無制限(旧条件)なし旧仕様現在は新規受付停止の可能性あり
Hailuo AI料金プラン比較表

※料金や機能は変更される可能性があります。最新情報は公式X、またはPayment Policyご確認ください。

クレジットの種類と有効期限

Hailuo AIでは、クレジットは種類ごとに扱いが異なります

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クレジット種類付与方法繰り越し有効期限優先消費順備考
Membership Credit月額プラン加入時基本的に不可付与から1か月(未使用分は翌月繰り越し不可)優先消費プランごとの基本付与分
Purchased Credit追加購入可(条件あり)購入日から翌々年の12月31日まで次に消費追加課金分
Bonus Credit初回ログイン・キャンペーン不可短期間最優先消費無料配布分
クレジットの種類および有効期限一覧

特に月額付与分は繰り越しできないケースが多いため、計画的な利用が重要です。

Hailuo AIの商用利用について

Hailuo AIで生成された動画は、マーケティングや広告、製品販売などの商用プロジェクトに利用できます。

ただし、「商用利用が可能である」という内容が明記されているのは有料会員(Standard・Prp)のみです。無料プラン’(1回限りの無料トライアルクレジット付き)ではウォーターマーク付きでの生成となります。有料プランでは、ウォーターマークのない動画をダウンロードできます。

また、動画の使用範囲やライセンス条件などは公式サイトの利用規約に基づきます。商用利用の可否や権利帰属については、最新の利用規約が優先されるため、事前にしっかりと確認しましょう。

Hailuo AIは商用利用が可能な動画生成ツールですが、利用する際は生成した動画が著作権の侵害にあたらないかについても注意してください。

商用利用する際は、以下の点を必ず確認しましょう。

  • 既存キャラクターに酷似していないか  
  • 有名人や実在人物の顔を使用していないか  
  • 公式風のロゴやブランド表現を含んでいないか  
  • 広告・案件動画で誤認表示にならないか  

特にSNS広告や案件動画では、権利侵害リスクの確認が重要です。

Hailuo AIの使い方

Hailuo AIは直感的な操作が特徴で、誰でも簡単に利用できる動画生成ツールです。

初めて使う方でも迷うことなく、スムーズに動画を作成できるように基本的な使い方を詳しく解説します。

動画制作の手順についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

始めるまでの手順

Hailuoを利用するためには、サインインが必要です。

なお、現時点ではGoogleアカウントとAppleアカウントを使ったサインインにのみ対応しているため、Hailuo AIを使う前に各アカウントの準備が必要になるので注意しましょう。

  1. 公式サイト(https://hailuoai.video/)にアクセスします。
公式サイト
  1. 「Continue With Google」または「Continue With Apple」をクリックし、利用したいアカウントを指定します。(本記事ではGoogleアカウントで進めます。)
Googleアカウントのアイコン
  1. 画面右上(赤枠部分)に自身のGoogleアカウントのアイコンが表示されていれば、ログイン完了です。
ダッシュボード

これで準備完了です。サインインが完了したら、ダッシュボード中央にあるプロンプト入力欄にテキストを入力し、動画生成を始めましょう。

動画生成の手順

Hailuo AIを使った動画生成はとても簡単で、複雑な編集ソフトを使う必要はありません

アイデアを言葉や画像で表現するだけで、AIが魅力的な動画を作り出してくれます。初心者でも迷わず操作できるよう設計されているので、誰でも動画制作に挑戦できます。

  1. ダッシュボード中央の「Type your idea, click ‘Create’ to get a video」にテキストプロンプトを入力するか、プロンプト入寮欄の左下画像マークをタップして画像をアップロードします。(1回の動画生成につき30クレジットを消費)
プロンプト入力欄
  1. Create」ボタンをクリックして、動画生成を開始します。ちなみに、同じサイト内で画像生成もできます。(左バーの「Images」アイコンをクリック)
動画生成開始
  1. 数分待つと、動画が生成されました!短いテキストプロンプトですが、かなりクオリティが高い動画になっています。
  1. 気に入ったら右下のダウンロードボタンで動画のダウンロードができます。もし修正したい場合は、左横の「Recreate」から再度プロンプトを入力して生成しなおしましょう。
動画のダウンロード

以上のように、操作はとてもシンプルです。

今回のようにテキストだけでもクオリティの高い動画を生成できますが、「画像+テキスト」の同時入力にするとより精度の高い画像を生成できます。

また、Hailuo AIは日本語にも対応していますが、言語によって生成結果が変わる場合があります。日本語・英語・中国語で条件を比較してみるのもおすすめです。学習データやモデル特性の影響により出力に差が出る可能性があるため、目的に応じて最適な言語を検証してみましょう。

もし中国語がわからない場合は、ChatGPTなどの文章生成AI、もしくはGoogle翻訳といった翻訳ツールを使って、日本語のプロンプトを中国語に翻訳すると良いでしょう。

なお、Hailuo AIはWeb版に加え、iOS・Androidアプリにも対応しています。外出先からでも動画生成が可能です。

Hailuo AIの生成画面で使える主な機能

Hailuo AIは、プロンプトを入れるだけでも動画は作れますが、生成画面には細かく調整できる項目もいくつか用意されています。最初は触らなくても問題ありませんが、慣れてきたらぜひ設定を変更してみてください。

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機能名できること活用シーン
Start Frame / End Frame動画の最初と最後の状態を指定できるストーリー演出
Subject Reference参照画像をもとに被写体を安定させる人物・商品
モデル切り替え(2.3 / 2.3 Fast)画質重視かスピード重視か選べる本番・試作
カメラ制御(Director系)パンやズームなどの動きを指定できる映画風・広告
主な機能一覧

例えば、人物を動かすときに何も設定しないと、顔の雰囲気が少し変わることがあります。そんなときにSubject Referenceを入れておくと、印象が安定しやすくなり、「毎回ちょっと違う」というストレスが減ります。まずは雰囲気を確認したいだけなら2.3 Fastで試してみて、納品用や広告用など、仕上げとして出す場合は2.3を選ぶと良いでしょう。

全部を細かく触る必要はありません。ただ、少し変更してみるというだけで、表現の幅は確実に広がります。

Start Frame・End Frameの解像度対応

Start Frame・End Frameは、動画の最初や最後の状態を指定できる機能です。シーンの入りや終わりをコントロールできるため、ストーリー性のある演出や広告用途で特に役立ちます。

ただし、すべての解像度で同じように使えるわけではありません。解像度によって対応状況が異なるため、事前に確認しておくと安心です。

  • Start Frame:512pで利用可能
  • End Frame Only:768p、1080pで利用可能
  • Start & End Frame:768p、1080pで利用可能

特に1080pで出力する場合は、選択しているモデルやプランによって利用可否が変わることがあります。高画質で細かく演出を指定したい場合は、対応条件をチェックしてから生成するとスムーズです。

Hailuo AIで高品質な動画を作るプロンプトのコツ

Hailuo AIは非常に高性能ですが、プロンプトの書き方によって生成結果は大きく変わります。例えば、「犬が走る」といった短すぎる指示では、AIの解釈に依存しすぎてしまいます。

以下の順番で書くと安定します。

  1. 構図(どこで何が)
  2. 動き(どう動くか)
  3. カメラワーク(どう撮るか)
  4. 雰囲気や質感(光・色・トーン)

【良い例】

夕暮れの広い草原で、ゴールデンレトリバーがゆっくり走る。カメラは横からパンしながら追従し、柔らかいオレンジ色の光が差し込むシネマ風映像。

このように具体性を持たせることで、完成度が大きく向上します。

失敗しやすいポイント

動画生成では、次のような指定は失敗につながりやすい傾向があります。

  • 顔の極端なアップは崩れやすい
  • 長すぎる動き指定は不安定になりやすい
  • 抽象表現だけでは再現性が低い

特に人物動画では、動きは短め・カメラはシンプルに指定すると安定します

用途別プロンプトのテンプレート

動画の目的によって、最適なプロンプト構成は異なります。以下に用途別テンプレートを紹介します。

【商品紹介動画】

商品名:
背景:
動き:
カメラワーク:
質感:例:
最新スマートウォッチが白い近未来空間で回転する。カメラがゆっくり接近し、金属の質感が強調される高級感ある映像。

【SNS縦動画(9:16)】

9:16縦動画、テンポ速め、冒頭にインパクト、カメラはズームイン中心、明るくポップな色合い。

【人物ポートレート動画】

自然光の室内、カメラ固定、人物がゆっくり瞬きをする。背景は柔らかいボケ。
※顔アップを強く指定しすぎると崩れやすいので注意。

【シネマ風動画】

夜の都市、ネオンが光る通り、カメラが低い位置からパン、フィルムグレイン効果、重厚な色調。

用途に応じて要素を具体化することで、より安定した動画生成が可能になります。

Hailuo AIを使ってみた

Hailuo AIの実力を確かめるべく、動画生成を試してみました。

テキストからの生成、静止画からの動画化、さらにはファンタジー系イラストの動画化まで、幅広いケースで検証しました。それでは、具体的な結果をご紹介します。

テキストからの動画生成

まず、「広大な未来都市の俯瞰シーン。高層ビルが雲の中にそびえ立ち、空中に浮かぶホログラム広告や、空を飛ぶ自動運転の車が行き交っている。ビルの側面にはデジタルアートが表示され、街全体がデジタルの光に包まれたサイバーパンク風の雰囲気。」というプロンプトを入力して、テキストプロンプトから動画を生成してみました。

AIが生成したとは思えないほど、宇宙船なども滑らかに動いています・・!ホログラムや透明なディスプレイのインターフェースが、近未来を感じさせますね。

リアル系画像からの動画生成

次に、画像から動画を生成する「Image-to-Video機能」を試してみました。

用意したのはゴールデンレトリバーの静止画です。

プロンプトは以下です。

「広大な緑の草原を元気に走るゴールデンレトリバー。犬の金色の毛並みが太陽の光を浴びて輝き、耳が風になびきながら楽しそうに走っています犬の動きは滑らかで、自由に走る喜びに満ちた表情が映されています。風に吹かれた草が揺れる様子も描写し、シーン全体が前方に進んでいく様子を表現してください。」

静止画では固定されていた風景が、動画では自然になり、犬の動きに合わせて動く影や、手足を伸ばして走る動作も加わりました。

どんな画像でも動画に変えられるHailuo AIは、マーケティングや広告、ソーシャルメディアなどさまざまなビジネスで役立つでしょう。

ファンタジー系画像からの動画生成

最後に、他のAI画像生成ツールで作成したファンタジー風のイラストを動画化してみます。

使った画像生成AIはDALL·E3で、魔法使いの女の子をイラスト調で生成してもらいました。

今回は何もプロンプトを記入せず、画像から動画を作成してもらいます。

顔や手が歪んでしまい、綺麗とは言えない仕上がりになってしまいました・・・。

プロンプトを入力して試してみましたが、同じく顔や手が歪んでしまったので、イラスト調かつ人物の生成は難しいのかも知れません。

しかし、イラストが動きだすことで、ストーリー性が生まれ、観る人の想像を膨らませる効果があると思います。静止画の持つ魅力もさらに広がり、AI技術を用いた新たな表現方法が増えるかもしれません。

なお、今回使用した静止画は画像生成AIにて生成されたものです。イラスト調かつ人物の場合は、参照画像を高解像度・正面向きにする、動きの指定を短くシンプルにするなどの工夫で改善する場合もあります。顔の極端なアップや複雑なカメラワークを避けることで、安定しやすくなります。

なお、おすすめの画像生成AIについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

SNSでバズったHailuo AIの活用事例8選

Hailuo AIの登場により、クリエイティブな表現の可能性が大きく広がりました。SNS上では、Hailuo AIを使った動画が次々と投稿され、話題になっています。ここでは、その中でも特に注目を集めた事例を紹介します。

今回解説する事例において、弊社がX(旧Twitter)で発見した参考となるツイートを紹介させていただいております。取り下げなどのご連絡は、contact@weel.co.jp からご連絡ください。

Hailuo AI公式のデモ

Hailuo AI公式が公開したデモ動画は、さまざまなシーンやキャラクターが次々と変化していくアニメーションが印象的です。特にドラゴンの表情や動きの自然さが際立ち、多くのユーザーを驚かせています。動きの滑らかさや細部の表現が非常にリアルで、AIの進化を強く感じさせる内容です。

パスタを食べるシーンの生成

ウィル・スミスやドナルド・トランプらが一緒にパスタを食べているというフェイク動画です。

パスタを巻き取る動作や、口に運ぶ仕草が少し不自然ではありますが、しっかり表現されています。

食べ物を扱う動画は難しいとされていましたが、Hailuo AIはその課題を見事にクリアしています。この技術は、食品関連の広告制作やプロモーションビデオに活用できる可能性が高く、今後に期待が寄せられています。

映画のワンシーンの再現

有名映画のワンシーンを再現した動画が話題を呼んでいます。動きには少し不自然さが見られますが、原作の雰囲気を見事に捉えています。映画ファンの間では「もしあの名シーンがAIで作られたら」という新しい楽しみ方が生まれそうです。こうした技術の進化は、今後の映像制作に新たな可能性をもたらすでしょう。

ミーム画像の動画化

インターネット上で人気のミーム画像を動画化した例です。静止画では表現しきれなかったジョークの面白さが、動きを加えることでより多くの人々に笑いを届けています。ユーモアのセンスとAI技術が融合した、新しい形のエンターテインメントとして注目を集めました。動画の表現力が、ミームの可能性を広げた良い例と言えるでしょう。

他の動画生成AIとの比較

Hailuo AIと他の動画生成AIを比較した投稿が話題になりました。投稿では、同じプロンプトを使用して生成した動画を比較しています。

AI動画の比較対象は以下のモデルです。

  • Gen-3
  • Kling AI 1.5
  • Hailuo MiniMax
  • Luma Dream Machine

比較のために、投稿者は自分の自撮り写真でトレーニングしたFLUX LoRAを入力データとして使用し、各モデルで同じプロンプトを3回実行して最良の結果を選んでいます。

各AIモデルはプロンプトをそれぞれ異なる解釈をし、背景表現にも違いが見られたとのことで、興味深い比較動画になっています。

以下に、比較した動画生成AIを用途別で整理しました。

スクロールできます
モデル強み向いている用途商用利用
Gen-3映画レベルの演出・長尺生成映像制作・広告・プロ向け映像有料プランで可
Kling AI 1.5高解像度・CG表現の安定性アニメ調・CG系動画可(条件あり)
Hailuo MiniMax自然な動き・短尺の安定性SNS動画・広告ショート有料で可
Luma Dream Machine写実的な映像・物理演算表現商品紹介・実写風動画
用途別比較表

なお、話題の動画生成AIの比較検証を下記の記事で行いました。併せてご覧ください。

テンプレートだけで完成度の高いSNS動画が生成可能

この投稿者は、Hailuo AIの動画テンプレート機能を活用し、ビーチ系インスタグラマー風動画を制作。画像1枚をアップロードするだけで、プロンプト不要にもかかわらず、完成度の高いSNS向け動画が仕上がる点に利便性を感じているようです。投稿では使用テンプレートや元画像も公開されており、「テンプレート活用の実例」として参考になる事例です。

イラストを大胆に動かすショートアニメ制作

主人に怒られた犬が泣きながら毛布を振り回すショートアニメを制作したというツイートを見つけました。動画化はすべてHailuo AIで行い、制作時間は約4時間とのこと。 静止画イラストを大胆に動かせることから、「アニメを作るのが楽しすぎる」と高評価のようです。

映画のような実写系動画「ルビコン河を渡る」

こちらの投稿では、Hailuo 2.3を使用し、ユリウス・カエサルの「ルビコン河を渡る」故事を実写風映像として制作したことが紹介されています。演説で沸き立つローマ軍団や、恐慌状態に陥る元老院など、歴史的なシーンをハリウッド映画のようなクオリティで再現しています。シネマティックな画質や光と影の表現、群衆シーンの安定感など、Hailuo 2.3の強みがよく分かる事例と言えるでしょう。

なお、中国Alibabaの動画生成AIについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

Hailuo AIの安全性は?利用の際の注意点

Hailuo AIでは利用年齢の制限(16歳以上)や、なりすまし・政治利用などの禁止事項が定められています。ここでは、安全性も含めてHailuo AIを利用する際に注意したい以下の3つのポイントを解説します。

  • 著作権問題
  • プライバシー問題
  • 倫理的問題

著作権問題

Hailuo AIに限らず、動画生成AIで生成された動画が、著作権や商標権などの権利を侵害する可能性があります。

特に商用利用を検討する際は、利用規約を十分に確認し、生成物に第三者の著作物や既存コンテンツと類似した表現が含まれていないか注意が必要です。無断で使用すれば著作権侵害と見なされ、法的リスクを伴うこともあるため慎重に扱いましょう。

プライバシー問題

Hailuo AIのプライバシーポリシーを確認すると、ユーザーの個人情報やデータ保護に関する基本的な方針が明示されています。

以下にその内容を簡単にまとめました。

データの収集と保護について

Hailuo AIは、ユーザーがウェブサイトやサービスを利用する際に、個人情報(ユーザー名、メールアドレス、電話番号など)・デバイス情報・インターネット接続に関する情報などを自動的に収集します。

収集された情報は適切に保護されますが、プライバシーポリシーでは「完璧な安全対策は存在しない」と明記しており、100%の安全性を保証することはできないとしています。

個人情報の開示について

Hailuo AIでは、基本的にユーザーの個人情報を第三者へ提供することはありません。ただし、例外がないわけではなく、一定の条件に当てはまる場合には情報が開示・共有されることがあります。

例えば、次のようなケースです。

  • 法的要請や裁判所命令に従う場合
  • 会社の権利や財産、ユーザーの安全を守るために必要な場合
  • 企業合併や買収時に情報が転送される可能性

こうした規定は、Hailuo AIに限らず、多くのオンラインサービスで見られる一般的な内容です。ただし、サービスごとに細かな条件や運用は異なります。利用を始める前に最新のプライバシーポリシーに目を通し、どのように情報が扱われるのかを確認しておくと安心です。

ユーザーの権利と管理について

クッキーの使用を制限したり、個人情報の確認・修正・削除を要求することが可能です。また、ターゲット広告やプロファイリングからオプトアウトする権利も提供されています。

特別な保護について

16歳未満の子供から個人情報を収集しない方針を掲げており、誤って収集された場合には削除対応を行います。

以上の内容から、Hailuo AIは一般的なプライバシー保護方針を備えており、基本的には安心して使用できるツールと考えられます。

ただし、デジタルサービスとしての具体的なセキュリティ対策やデータ保持に関する詳細な説明が不足しているため、安全性に関しては一部懸念が残ります。

また、アカウントの登録方法がGoogleとAppleの2つに限られるため、この2つのアカウント情報を収集されたくないユーザーにとっては使いにくいツールかもしれません。

倫理的問題

Hailuo AIに限らずAIによるコンテンツ生成では、虚偽の情報拡散や偏見を助長するリスクがあります

Hailuo AIの出力結果をそのまま使用するのではなく、内容の正確性と社会的影響をしっかり検証することが大切です。また、センシティブなテーマや攻撃的な表現が含まれていないかもチェックしましょう。

【権利侵害を防ぐチェックリスト】

  • 作品名やキャラクター名を使っていないか
  • ブランドロゴが含まれていないか
  • 実在人物に酷似していないか  

倫理的配慮を欠いた活用は、企業や個人の信頼性を損なう原因になり得ます。

その他の注目動画生成AI

Hailuo AI以外にも、現在は多くの動画生成AIが登場しています。 用途や目的によって最適なツールは異なるため、代表的なモデルを比較してみましょう。

スクロールできます
サービス名主な強み向いている用途商用利用特徴
Runway Gen-3映画風演出・高度編集映像制作・広告有料プランで可長尺対応・編集機能が豊富
Kling AI高解像度・CG表現アニメ調・CG系可(条件あり)中国発の高品質モデル
PikaSNS向け動画ショート動画有料で可操作がシンプル
Luma Dream Machineリアル系描写商品紹介・実写風物理演算表現が自然
Sora(OpenAI)長尺生成・高品質将来的な本格制作提供状況により異なる次世代型動画モデル
主要動画生成AI比較表

これらのツールは、それぞれ得意分野が異なります。例えば、映画風の演出や高度な編集を重視する場合はRunwayが、アニメ調やCG表現を重視するならKlingが選択肢になります。

SNS向けの短尺動画であればPika、リアル系の商品紹介であればLumaが向いているでしょう。一方で、Hailuo AIは短尺動画で自然な動きを安定して生成できる点に強みがあります。最適な動画生成AIは「何を作りたいか」によって変わります。用途を明確にしたうえで比較検討するのがおすすめです。

Hailuo AIに関するよくある質問(FAQ)

Hailuo AIに関するよくある質問をまとめました。利用する際にぜひ参考にしてください。

HailuoAIの開発元はどこですか?

Hailuo AIは、中国の企業MiniMaxによって開発されました。MiniMaxは、AI技術を活用した動画生成ツールを提供しており、特にテキストや画像から短い動画を生成する機能に特化しています。

動画の長さは変更できますか?

Hailuo AIで生成される動画の長さは、現在6秒に制限されています。複雑なストーリーテリングや長編動画の制作には向いていません。短い動画を迅速に生成することができる一方で、現時点では長さを変更する機能はありません

生成した動画の商用利用は可能ですか?

Hailuo AIで生成した動画の著作権はユーザーに帰属し、商用利用も可能です。ただし、商用利用ができるのはウォーターマークなしでダウンロード可能な有料プラン会員のみに限られているので注意してください。

※対象プランや条件は変更される可能性があるため、最新の料金ページをご確認ください。

HailuoAIの対応言語は?

Hailuo AIは、日本語を含む複数言語に対応しています。

スマホでも利用できますか?

Hailuo AIはスマートフォンでも利用可能です。iOSおよびAndroid向けのアプリが提供されており、ユーザーはモバイルデバイスからも簡単に動画を生成できます。アプリを通じて、手軽に動画制作を楽しむことができます。

Start/End Frameはどの解像度で使えますか?

公式発表では、Start&End・End Frame Onlyは768p、1080p、Start Frameは512pに対応しています。 

Hailuo 2.3と2.3 Fastの違いは?

公式告知では、2.3は品質重視、2.3 Fastは速度・軽量寄りとして案内されています。

料金プランはどこで最新を確認できますか?

公式のPayment Policy(購読規約)に、各プランの価格・クレジットがまとまっています 。

生成物の権利(所有権)はどうなりますか?

少なくともHailuo 02系の規約例では、生成動画はユーザーに帰属する旨の記載があります(ただし違法・権利侵害などの場合を除く)。商用利用の可否・範囲は、利用規約(対象サービスのTerms)での確認が必要です。

なお、無料で使える動画生成AIについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

Hailuo AIで高品質な動画を作成しよう

Hailuo AIは、動画制作の世界を大きく変える可能性を秘めています。その魅力と可能性をまとめてみました。

  • 誰でも簡単に高品質な動画を作れる
  • テキストや画像から、わずか数分で動画が完成
  • 人物の動きや表情が自然で、リアルな仕上がり
  • 日本語対応で、細かいニュアンスまで表現可能
  • 言語によって出力結果が変わる場合がある
  • 無料プランと有料プランが用意されている

Hailuo AIを使用すれば、動画制作のハードルが大きく下がります。プロの技術がなくても、アイデア次第で魅力的な動画が作れる時代になったのです。

Hailuo AIは、個人のSNS投稿から企業の広告まで、さまざまな場面での活用が期待できます。ぜひ一度Hailuo AIを使い、新しい表現の可能性を探ってみてはいかがでしょうか。

Hailuo AIを使えば、アイデアが驚くほどリアルに動きだすはずです。

WEELが“失敗しないAI導入”を伴走します。

最後に

いかがだったでしょうか?

今回はHailuo AIについて、使い方から活用事例までまとめました。

テキストや静止画から動きのある動画を短時間で作成できる点は、マーケティングや広告戦略において強力な武器となるでしょう。生成AIの活用を検討している企業の方は、この技術で新たなクリエイティブ表現の可能性を探ってみてください。

株式会社WEELは、自社・業務特化の効果が出るAIプロダクト開発が強みです!

開発実績として、

・新規事業室での「リサーチ」「分析」「事業計画検討」を70%自動化するAIエージェント
・社内お問い合わせの1次回答を自動化するRAG型のチャットボット
・過去事例や最新情報を加味して、10秒で記事のたたき台を作成できるAIプロダクト
・お客様からのメール対応の工数を80%削減したAIメール
・サーバーやAI PCを活用したオンプレでの生成AI活用
・生徒の感情や学習状況を踏まえ、勉強をアシストするAIアシスタント

などの開発実績がございます。

生成AIを活用したプロダクト開発の支援内容は、以下のページでも詳しくご覧いただけます。
➡︎株式会社WEELのサービスを詳しく見る。

まずは、「無料相談」にてご相談を承っておりますので、ご興味がある方はぜひご連絡ください。
➡︎生成AIを使った業務効率化、生成AIツールの開発について相談をしてみる。

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監修者田村 洋樹

株式会社WEELの代表取締役として、AI導入支援や生成AIを活用した業務改革を中心に、アドバイザリー・プロジェクトマネジメント・講演活動など多面的な立場で企業を支援している。

これまでに累計25社以上のAIアドバイザリーを担当し、企業向けセミナーや大学講義を通じて、のべ10,000人を超える受講者に対して実践的な知見を提供。上場企業や国立大学などでの登壇実績も多く、日本HP主催「HP Future Ready AI Conference 2024」や、インテル主催「Intel Connection Japan 2024」など、業界を代表するカンファレンスにも登壇している。

投稿者

  • WEEL Media部

    株式会社WEELが運営する生成系AI関連メディア「生成AI Media」は、AIの専門家によるWebメディアです。 AIに特化した編集部がAIの活用方法、導入事例、ニュース、トレンド情報を発信しています。

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