Copilotで画像生成する方法!具体的な使い方や生成のコツ、注意点を解説

Copilotの画像生成AIを用いれば、誰でも簡単にプロ並みの画像を作れます。SNSの投稿や個人の趣味のデザイン、ビジネスや資料作成に至るまで、あらゆるシーンで大活躍と話題です。機能も満載で、使い方は無限大!
この記事では、Copilotを活用した画像生成の魅力的な機能の使い方や、活用方法を紹介します。ぜひ最後まで読んでCopilotの画像生成の魅力を実感してください。
「Copilot」なら画像生成も可能!

Microsoft Copilotは、AIを活用して画像を生成する機能を提供。Windowsやブラウザ、スマートフォンアプリから利用可能です。プロンプトを入力するだけで、理想に近い画像を生成できます。
また、ChatGPT同様、DALL-E 3を用いて画像生成を行いますが、Copilotは一度に複数枚の画像を生成できるため効率がよいです。
なお、DALL-E 3について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

Copilotの画像生成でできること
Copilotは直感的なプロンプト入力で画像を生成し、Designerで簡単に編集できます。ストック画像との組み合わせで、魅力的な資料やプレゼンが短時間で作成できるので、業務効率化にもおすすめです。
日本語・文章プロンプトからの画像生成
日本語の文章を入力するとAIが内容を解析し、イメージを具現化して画像を生成します。たとえば「会議中の社員」など漠然とした要望にも対応。業務資料作成やプレゼンなどに大いに役立ちます。専門知識不要で誰でも直感的に操作ができるので、作業のスピードとクオリティを飛躍的に向上させる強力な機能です。
「Designer」での画像編集
「Designer」は、Copilotで自動生成した画像をすぐに編集できます。Designerを併用すれば、明るさの補正や文字の追加、不要部分の消去などで理想に近い仕上げが可能です。要素を根本から変えたい場合は、再度Copilotで画像を生成し直すか部分的に上書き修正すれば、短時間で完成度の高いビジュアルを作れます。
ストック画像との併用
ストック画像との併用は、漠然としたイメージしかない場合に特に有用です。あらかじめ近いイメージの素材を見つけ、足りない部分や変更したい点だけをCopilotに指示すれば、短時間で理想に近いビジュアルを仕上げられます。制作コストや時間の削減にもつながる有効な手段です。そのため、独自性と高い完成度を両立しやすい点が魅力です。
Copilotの料金体系と画像生成系オプション
Copilotは無料プランでも普段の画像生成に十分対応しますが制限があります。大量生成や高度な機能を求めるならPro版がおすすめです。Pro版はブースト数の増加や優先アクセス、新機能の早期利用が可能です。
細かいアスペクト比の調整はできませんが、画像のサイズ変更もできます。短期間に多くの画像を作る場合は有料版を検討してみてください。用途に応じたプラン選びで、快適な画像生成環境を実現できます。以下に無料版と有料版の違いをまとめました。
無料版 | 有料版(Copilot Pro) | |
---|---|---|
料金 | 無料 | 月額3,200円 |
ブースト数 | 15ブースト/日 | 100ブースト/日 |
生成速度 | ブーストがなくなると遅くなる | 高速生成が可能 |
画像サイズ指定 | 不可 | 可能(スペクト比は16:9) |
Copilotの画像生成機能の使い方
Copilotの画像生成は、さまざまなプラットフォームで使えます。以下のプラットフォームで使ってみました。
- ブラウザ
- スマホアプリ
- Windows
- Image Creator
- Designer
ブラウザ版Copilotでの方法
ブラウザ版でCopilotを使用する際は、Microsoft Edgeで利用するのがおすすめです。チャット機能と連携して情報収集できるので便利に使えます。まずはEdgeのアイコンをクリックして検索画面を開きます。

ここで2つのCopilotのアイコンが出てきますが、どちらでも使えます。

②をクリックすると、検索画面の横にCopilotのチャット画面が開きます。

検索しながら調べたいことをチャットで聞けるので便利です。

調べたい箇所を選択するとボックスが出現!「Copilotに質問する」を選択するとチャットにそのまま入力されて回答してくれます。

画像生成のためのプロンプトを調べながら使うのもよさそうですね。検索画面の①でCopilotを開いた場合は以下の画面になります。

Edge以外のブラウザでも使用できます。ブラウザのページを開いて「Copilot」と入力すると公式サイトが表示されますので、そこから使用可能です。
スマホアプリ版Copilotでの方法

CopilotはiOS版とAndroid版のスマホアプリもあります。アプリには、企業や教育機関向けのMicrosoft 365 Copilotと、個人向けのMicrosoft Copilotがあります。今回はMicrosoft Copilotを使ってみました。

アプリをインストールして、画面に従ってすすめていくとすぐに使用できます。

チャット画面が開けば使用可能です。

プロンプトの入力やデータをアップロードで画像生成が可能になりますが、サインインしないと画像は表示されないようです。

サインインするにはMicrosoftのアカウントが必要です。
Windows版Copilotでの方法
Windows版Copilotは、Windows11に標準搭載され、タスクバーにアイコンが表示されます。使い方は簡単です。
まずは、タスクバーに表示されているCopilotのアイコンをクリック。またはWindows+Cですぐに起動できます。Copilot+PCではCopilotのキーがついているので、そこからでも起動可能です。

すると以下のようなチャット画面が開きます。

あとはテキストや音声で指示すれば画像を生成することが可能です。
Image Creatorでの方法
Image Creatorは、Microsoft Copilotの中でも特に画像生成に特化したAIツールです。OpenAIのDALL-E3により高品質な画像を生成します。まず、ブラウザを開いて「Image Creator」と検索します。
公式サイトにアクセスすると、開いた画面上にプロンプト入力欄が現れました。画像生成のためのプロンプトを入力し、「参加して作成」をクリックします。

すると、Microsoftアカウントでのサインインが求められました。利用するにはMicrosoftアカウントによるサインインが必須のようです。

アカウント情報を入力するとImage Creatorのメイン画面が表示され、4枚の画像が自動生成されました。

画像を選択すると画像のサイズの変更も可能です。ただし、正方形と長方形のみで、細かな設定はできません。画像の内容も少々変わってしまうようです。

詳細なプロンプトを入力すれば、さらに理想に近い画像を生成できます。
Designerでの方法
Designerを使って画像を生成すると、画像を生成してそのまま編集できます。ブラウザを立ち上げて、「Designer」を検索したら開いてみましょう。
Designerでは、まずどんな画像を作成するのか選択します。検索ボックスに入力するか出現したボックスから選択。または画面上に並んだアイコンから選びます。

今回は「画像」を選択しました。画像を作成する画面に移り「説明」をタップするとテキスト入力ボックスが出てくるので、プロンプトを入力して生成します。

生成するサイズは3種類から選べるようです。縦長もあるのでSNS投稿用の画像生成などにも使いやすいですね。

「生成」を押すと……

やはり、ログインにはMicrosoftのアカウントが必要でした。

ログインすると画像が4枚生成されます。編集したい画像を選択してください。

選択した画像を「編集」ボタンからすぐに編集することが可能です。

Designerの画面になり、素材の追加やフィルター、コントラストの調整などができるようになります。これは便利ですね!
なお、無料のAIツールについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

Copilotでの画像生成のコツ
Copilotは、具体的な英語プロンプトやAI提案を使えば、イメージ通りの高精度な画像が簡単に作成できます。
プロンプトは英語で具体的に書く
画像生成の精度を高めるには、英語で具体的にプロンプトを入力すると効果的です。
AIは英語データを中心に学習しているので、単に「犬」と入力するのではなく、「a small brown dog playing in a sunny park under a clear blue sky」のように詳細な状況や色、構図などを指示するとより正確な画像が生成されやすくなります。
Copilotにプロンプトを生成させるのも手
Copilotにプロンプト生成を依頼する方法も有効です。Copilotは過去のデータから、意図に沿ったキーワードや表現を自動で提案してくれます。
「おすすめのプロンプトを生成してください」と依頼すれば複数の案が提示され、そこから最適なものを選び微調整できます。言語化が難しい場合は、イメージに近い画像データを読み込ませてプロンプトを考えてもらう方法もおすすめです。
Copilotの画像生成の活用シーン

Copilotは、写真やイラスト、アニメやロゴなどさまざまな画像を手軽に作成できます。そのため、資料作成やプロモーション、ブランド戦略など幅広いシーンで活躍しています。
写真・リアル系画像の生成
Copilotは、入力されたプロンプトをもとに、自然な色彩と質感を細部まで丁寧に再現し、リアルな画像の生成が可能です。製品写真や風景写真など、実際の写真に近い説得力のあるビジュアルを作り出せます。
リアルな画像は広告やプレゼン資料で強い印象を与え、コンテンツの信頼性を高めるのに大いに役立ちます。
イラスト系画像の生成
Copilotは、手描き風やアニメ調など親しみやすいイラスト画像の生成が得意です。
キャラクターやイベント告知用のデザインをプロンプトで指示すれば、豊かな色彩と独自のタッチで表現され、資料や広告の視覚的魅力を高める効果があります。生成後は微調整機能を活用し、ブランドガイドラインに合わせた画像を作成できる点も大きな強みです。
アニメ・アート系画像の生成
Copilotは、独自のアニメやアートスタイルを簡単に再現できます。SNSやWeb、プレゼンなど多様なシーンで活用できます。短時間で個性豊かなビジュアルを生成し、斬新な表現を実現できる点が魅力です。
さまざまな表現手法を組み合わせれば、創造性を最大限に発揮した画像生成が可能になります。
ロゴ・ファビコンの生成
Copilotは、ブランドイメージやコンセプトを具体的に入力することで、シンプルで洗練されたロゴやファビコンを自動生成します。生成されたロゴやアイコンは、公式サイトやアプリにもおすすめです。ブランド認知度の向上と一貫した視覚的アイデンティティの確立に大いに貢献します。
なお、ロゴやイラストを生成できるGPTsについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

Copilotの画像生成での注意点

Copilotの画像生成は、業務効率化に大きく貢献する一方で、正しく理解して運用しなければ想定外のトラブルを招く可能性があります。以下の点を把握しておきましょう。
- 画像生成回数(ブースト数)の制限
- 商用利用の規約
- 生成画像の著作権
画像生成回数(ブースト数)の制限
Copilotの画像生成には上限があり、大量に使うと追加料金がかかることもあります。短期間に多数の画像を作成する場合は、プラン外の利用となる可能性があるので、事前にプラン内容をチェックして計画的に活用するのがおすすめです。Copilot Proならさらに多くのブースト数が確保できるので、使用量に合わせて検討するとよいでしょう。
生成画像の著作権
Copilotで生成された画像は、サービス規約で扱いが異なる場合があります。提供元の規約や学習データの著作権も絡むので、法整備が進む中でもグレーゾーンとなることも少なくありません。著作権トラブルやブランドイメージに大きな影響を与えるリスクを避けるためには、利用前に規約を十分確認し、必要に応じて専門家に相談するのがおすすめです。
商用利用の規約
Copilotで生成された画像を商用利用する際は、利用規約やライセンス条件を確認しましょう。広告や商品パッケージなど、個人利用とは条件が異なる場合があり、誤解すると法的リスクが生じる恐れもあります。現状は明確に記載されていない部分も多いため、利用は自己責任で判断する必要があります。必要に応じて専門家に相談すると安心です。
\画像生成AIを商用利用する際はライセンスを確認しましょう/
Copilotの画像生成で手軽に魅力的なコンテンツを作り出そう!
Copilotの画像生成機能は、実際に触れてみるとその簡単さと便利さに感動せずにはいられません。たった数ステップでクオリティの高いビジュアルが完成し、SNS投稿や資料作成、ブランドロゴなどあらゆるシーンで活躍するその実力は本当に驚きです。
【Copilot画像生成でできること】
- 直感的なプロンプト入力で簡単に高品質な画像を作成
- Designerとの連携で編集やカスタマイズが可能
- 写真・イラスト・アニメ・ロゴなど多彩なビジュアル表現に対応
- ブラウザ・スマホ・Windowsなど複数のプラットフォームで利用可能
- 業務効率化やクリエイティブなプロジェクトに最適
この記事では、私自身が体験した感動と、Copilotが切り開く未来の可能性を紹介しました。ぜひ使ってその魅力を実感してください。

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いかがだったでしょうか?
Copilotの画像生成AIを活用すれば、ビジュアルコンテンツの制作が圧倒的に効率化されます。貴社の業務やプロジェクトに最適な活用方法を検討してみませんか?
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