Midjourney(ミッドジャーニー)とは? 料金体系や始め方、使い方を解説

Midjourney ミッドジャーニー 料金体系 始め方 使い方

みなさんは、誰でも簡単に息をのむような美しいイラストが作れる画像生成AI「Midjourney」をご存知ですか?

実際にMidjourneyで生成した画像を、米コロラド州の美術品評会に出品して1位を勝ち取った強者も出てきているんです! 2024年7月末には、最新バージョンである「Midjourney V6.1」がリリースされ、大きな注目を集めています。

Midjourney V6.1での主な変更点は以下の通りです。

  • 画像の描写精度向上(腕・手・足・表情・動物・植物)
  • 画質向上・アップスケール機能の強化
  • 画像の高速生成(約25%高速化)

当記事では、Midjourneyの概要や使い方、料金プランなどを実際に使ってみた結果も添えてわかりやすく解説します。Midjourneyをより効果的に活用するコツもご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください!

目次

Midjourneyとは

「Midjourney」は絵を描くスキルに関係なく、誰でもクオリティの高い画像を一瞬で仕上げられる画像生成AIです。この章では、Midjourneyはどのような画像生成AIなのか、その特徴を紹介していきます。

Midjourneyの概要

Midjourneyは米サンフランシスコにある同名のAI研究所が開発した画像生成AIです。

2022年7月13日にβ版が一般公開されて以降、2024年3月時点で約1,900万ものユーザーを獲得し、Stable Diffusionなどと並んでMidjourneyは画像生成AI分野をけん引する存在となっています。※1

そんなMidjouneyの話題性を語るうえで外せないのが、2022年8月・米コロラド州の美術品評会での出来事です。なんと同コンテストで、Midjourneyによる絵画が1位を勝ち取っています。※2

2024年7月31日には、Midjourneyの最新モデルである「V6.1」がリリースされ、「まるで写真のように鮮やかな絵が描ける」と大きな注目を集めています。

以下、話題の尽きないMidjourneyの特徴をみていきましょう!

Midjourneyの特徴

Midjourneyの主な特徴は、以下の8点です。

【Midjourneyの特徴】

  1. チャットアプリのDiscordから使える
  2. プロンプトは英語にのみ対応
  3. 有料版で生成した画像は商用利用可能
  4. 幻想的な画像を生成してくれる
  5. ディープフェイク画像対策が施されている
  6. 4K画像の生成にも対応
  7. 人物の手指・歯並びをリアルに再現してくれる
  8. 作風を真似る追加学習(LoRA)が封印されている

Midjourneyはアート・創作活動へのリスペクトに富んでいる点が他の画像生成AIとの大きな違いといえます。

特に注目したいのは、ディープフェイク&LoRAに対する方針です。この方針によって、ディープフェイクによって第三者が生身のクリエイターの顔や身体を利用した動画を作成したり、あるクリエイターの作風を真似た画像を生成したりできません。

そのため、このMidjourneyは、あくまで生身のクリエイターや趣味人を補助するためのツールといえるでしょう!

CEOの発言で物議をかもすStable Diffusionと違って、Midjourneyは元・デザイナーが開発しています。クリエイターへの敬意があるんですね。ちなみにMidjouneyからは、アニメ絵に特化したモデル「にじジャーニー」が派生しています。※3

Midjourneyの料金体系

Midjourneyの料金について解説します。以前は無料でトライアルできたMidjourneyですが、2024年11月現在では有料版のみの提供となっています。使用目的によって選ぶべきプランが変わってくるので、自分の状況に合わせた最適なプランを探してみてください。

Midjourneyの無料版は廃止

もともとMidjourneyのリリース当初は無料版と有料版が選べましたが、2023年3月28日以降は無料版が廃止されました。

Midjourneyの無料版は画像生成が25回までという制限付きでリリースされていましたが、2023年の3月28日に公式から利用停止が発表されています。

廃止の理由は、需要の急増によるアクセス過多でサービスへの悪影響が出ると考えたためとされています。

また、ディープフェイク(人物の画像を人工的に合成する技術)との関連もささやかれていましたが、こちらは有料版によって生成されたものだったので、無料版ユーザーとは関係ないようです。

ただ、2024年8月22日には、なんとMidjourneyの無料版が復活しています。Webアプリ版の「Midjourney」にアクセスしてログインすると、再度25枚分の画像を生成できるようになりました。ただし、こちらも8/25時点ですでに終了しています。

Midjourneyの料金プラン

Midjouneyの現在の料金プランは、下表のとおりです。

スクロールできます
利用料金Fast GPURelax GPU一度に生成できる枚数ステルスモード備考
Basic Plan$10/月 or $96/年3.3h / 月×3枚 / 待ち時間ありで10枚×最大200枚まで生成可能
Standard Plan$30/月 or $288/年15h / 月3枚 / 待ち時間ありで10枚×低速&生成無制限の「Relax GPU」が解禁
Pro Plan$60/月 or $576/年30h / 月高速で10枚 / 低速で3枚 / 待ち時間ありで10枚プロンプトが隠せる「ステルスモード」が解禁
Mega Plan$120/月 or $1152/年60h / 月高速で10枚 / 低速で3枚 / 待ち時間ありで10枚◯ 
参考:Midjourney Subscription Plans

Standard Planから使える枚数無制限のRelax GPUは便利そうですが、実のところ高解像度の画像生成に向いていません。ヘビーユーザーになる予定でしたら、Pro PlanやMega Planをおすすめします。

Midjourney Web版も登場

参考:https://www.midjourney.com/explore?tab=top

2024年8月22日にMidjourney公式から、Web版のMidjourneyがリリースされました。Web版のリリースによって、Discordを経由しなくても専用サイトから利用できるので、使い方の幅が広がりそうですね。

なお、Web版のMidjourneyにも最新バージョンのV6.1が搭載されているため、Discord版と変わらないクオリティで画像を生成できます。

2024年2月にMidjourney公式から「Midjourney alpha」がリリースされましたが、これは現在リリースされているWeb版のMidjourneyのテスト版という位置付けでした。

実際「Midjourney alpha」はリリース当初から利用できるユーザーを限定していましたが、Web版のMidjourneyは誰でも利用可能です。これからモバイル版も登場する予定であるそうなので、今後の展開が楽しみです。

Web版MidjourneyとDiscord版の違い

Midjourneyの種類Web版Discord版
メリット画像生成履歴が一元化されており、大量の画像を素早く生成できる画像生成以外の機能も豊富
デメリット画像生成以外の機能が充実していない大量の画像を生成するのには向かない

Web版MidjourneyとDiscord版のメリット・デメリットを上記にまとめました。大きな違いは、得意としている作業です。なお、Midjourney alphaはWeb版Midjourneyのテストバージョンだったこともあり、機能に違いはないため、この記事では同じものとして取り扱います。

Web版Midjourneyは画像生成履歴が一元化されているので、大量の画像を素早く生成するのに向いています。しかし、プロンプトとパラメータの一括コピーによる保存ができないので注意してください。

一方、Discord版はDescribe・Info・Blendなどに対応できるほか、プロンプトのコピーもできます。また、2024年11月現在、Discord版とWeb版を連携することでデータを同期もできるため、どちらの機能も利用したい場合は連携するのもおすすめです。

自身の使用目的を明確にしたうえで、使いやすいほうを選びましょう。

Discord版Midjourneyの始め方&使い方

Discord版のMidjourneyは以下の3ステップを踏むだけで、簡単に使えるようになります。

  1. Discordに登録する
  2. Midjourneyと連携する
  3. Discord画面で操作する

まずはチャットアプリ・Discordの登録方法からみていきましょう!

手順1|Discordの登録

Midjouneyは、Discordのブラウザ版・モバイル版・PC版に対応しています。

以下のリンクから公式サイトにアクセスしてください。

https://discord.com/

ただしMidjourneyを使うには、Discordの認証済みアカウントが必要です。認証済みアカウントの作り方を、以下に示します。

  1. Discord公式サイトにアクセス
  2. 「登録」をクリック
  3. メールアドレス&希望のパスワードを入れてアカウントを作る
  4. 電話番号を入力してアカウントを認証済みにする
  5. アカウントの作成後、ログインする

認証済みアカウントが作れたら、次はMidjouney側でも操作を行います。引き続き、みていきましょう!

手順2|Midjourneyと連携、料金プランを選択

続いて、DiscordとMidjourneyを連携します。まずは以下のリンクボタンから、Midjourney公式サイトへアクセスしてみてください!

https://www.midjourney.com/home

Midjourney公式サイトでの操作手順は、下記のとおりです。

  1. Midjourney公式サイトへアクセス
  2. 「Sign in」を選択
  3. 認証済みDiscordアカウントでサインイン
  4. 「Manage Sub」を選択
  5. 料金プランを選択
  6. クレジットカード情報を入力

ここまでの操作を終えると、ようやくMidjouneyが使えるようになります! 最後にDiscord上での動かし方もみていきましょう!

手順3|Discordで操作

Midjourneyの登録が終われば、再びDiscordの出番です

まずはMidjourneyのチャットルームへの入り方から、みていきましょう!Discordにログインした状態で、以下の手順を踏んでください。

  1. 左サイドバーの「+」をクリック
  2. 「join a server」ボタンをクリック
  3. 「http://discord.gg/midjourney」をペーストして「join」
  4. 左サイドバーの「NEWCOMER ROOMS」もしくは「GENERAL IMAGE GEN」をクリック
  5. 新人用「newbies-〇〇」or玄人用「general-〇〇」と書かれたチャットルームをクリック
  6. 「Start Onboarding」をクリック
  7. チャットルームに入室

次に、画像生成の方法を示します。下記に従ってプロンプト、つまり生成したい画像を表すキーワードや文章を、英語で入力してみましょう!

  1. チャットに「/imagine」と入力する
  2. 「/imagine prompt」とテキストボックスが表示される
  3. テキストボックスに英語のプロンプトを入力
  4. 「Enter」を押す
  5. 規約(Terms Of Service / ToS)に同意
  6. 4枚の画像候補が生成される

ちなみに生成した画像は、ボタン操作による微調整も可能です。Midjouney特有のボタンとコマンドについては、以下をご覧ください。

【Midjourneyのボタン】
U1〜U4:任意の画像を選択して、解像度を上げる
V1〜V4:任意の画像を選択して、類似した画像を生成
(1=左上 / 2=右上 / 3=左下 / 4=右下)

Midjouneyの主なコマンド

/imagine:画像生成
/subscribe:料金プランの変更
/settings:各種設定
/relax:Relax GPUへの変更
/fast:Fast GPUに戻す
/info:Fast GPUの残り時間を表示
/stealth:ステルスモードへの変更

ここまでは、Discord版Midjourneyの基本的な使い方を説明しました。Dicord版Midjourneyでは、自分専用のサーバーを作成すると便利であるため、その作り方も解説します。

補足|自分専用サーバーの作り方

先ほど述べたとおり、画像生成は「newbies-〇〇」または「general-〇〇」の共有チャットルームにて行えます。

ただ共有チャットルームだと、自分の画像が他の人の画像に埋もれてしまい、操作の手間が増えてしまうんです。そこでみなさんにおすすめしたいのが、自分専用のサーバーです。以下の手順で作れますので、ぜひ試してみてください!

  1. 左サイドバーの「+」をクリック
  2. 「オリジナルの作成」を選択
  3. 「自分と友達のため」を選択
  4. サーバー名を付けて「新規作成」
  5. 左サイドバーの「ダイレクトメッセージ」をクリック
  6. 「Midjourney Bot」をクリックして「サーバーに追加」
  7. 4.で作ったサーバーを選んで「はい」を選択
  8. 権限は全てチェックしたまま「認証」

Web版Midjourneyの始め方&使い方

続いてWeb版Midjourneyの始め方・使い方を解説します。Web版はDiscord版よりも簡単に始めることが可能で、以下の2ステップのみです。

  1. Midjourney公式サイトからsign upする
  2. プロンプトを入力して画像を作成する

手順1|Midjourney公式サイトからsign upする

まずはMidjourneyの公式サイトからsign upをします。公式サイトを尋ねて、「Sign up」のボタンを押すと、以下の画像のようにdicordかGoogleアカウントを選ぶことになります。好きな方を選んで利用開始しましょう。

参考:midjourney

手順2|プロンプトを入力して画像を作成する

その後、Web版のMidjourneyのトップページに移動するので、プロンプトを入力すれば自動的に画像が生成されます。基本的には以下の流れで画像を生成すると良いでしょう。

  1. パラメータを操作する
  2. トップページ上部のテキストボックスに英語のプロンプトを入力
  3. 「Enter」を押す
  4. 4枚の画像候補が生成

パラメータによって、主に画像サイズや生成に使用するバージョン、写実的・芸術的、奇抜さなどの画像のイメージや生成スピードなどを調整可能です。

この章の最後にDiscord版、Web版Midjourneyのどちらにも共通する利用時の注意点を2つ解説します。

補足1|既存の著作物を模倣した画像の商標利用は避ける

先述のとおり、Midjourneyの有料プランで生成した画像は商用利用できます。

ただし、プロンプトを介して既存の著作物を模倣した画像の場合、商用利用は避けるべきです。生成した画像の著作権については、保護されないと割り切っておきましょう。

また、Midjouneyでは以下の禁止事項が定められています。

  • アダルト・グロ系の表現を含むコンテンツの生成生成
  • 暴力的・虐待的な画像の生成

細かなルールはありませんが、良識の範囲内でMidjourneyをお楽しみくださいね。

補足2 | 日本語は使えない

Midjourneyを使用する際は、基本的に英語のプロンプトを入力します。日本語でプロンプトを入力すること自体は可能ですが、生成される画像のクオリティが下がってしまいます。

そのため、英語が苦手な方は「DeepL」などの翻訳ツールを使って、英語プロンプトで入力するのがオススメです。

Midjourneyの使い方のコツを8つ紹介!

ここからはMidjourneyの使い方のコツを8つ、実践を交えながら紹介していきます! 簡単なコツを押さえるだけでも、活用の幅が大きく広がります。まずは飛び道具・ChatGPTを使ったテクニックから、みていきましょう!

ChatGPTにプロンプトを生成させる

Midjourney用のプロンプトをChatGPTに生成させると、よりイメージに近い画像を生成できます。Midjourneyは英文でしかプロンプトを受け付けてくれないため、英語が苦手な方にはプロンプト入力のハードルが高く感じるでしょう。

しかし、ChatGPTにMidjourney用のプロンプトを考えてもらえば、英語が苦手でも簡単にしっくりくる画像を生成できます。今回は例として「サイバーパンクな街並みにたたずむピンク色の髪の少女」を生成するプロンプトをChatGPTに考えてもらいます。まずは以下のプロンプトをChatGPTに入力していきましょう!

#命令

あなたはイマジネーションに富んだ最高のイラストレーターです。下の#イメージの構図を詳細かつ具体的に説明してください。

#イメージ

サイバーパンクな街並みにたたずむピンク色の髪の少女

これだけで、ChatGPTはいい感じの構図を考えてくれます。次に出力した構図をMidjourneyに入力する用のプロンプトに変換してもらいます。

2|要約 & 英訳

ChatGPTで出力された構図は、日本語かつ長いので下記のプロンプトをChatGPTに入力し、Midjourneyに入力する用のプロンプトに変換してもらいます。

あなたの回答を要約して英語に翻訳してください。

ChatGPTに構図を要約&英訳してもらうと……

Summary:
In a cyberpunk city at night, a girl with vibrant pink hair stands in the central thoroughfare. Amid the futuristic cityscape, she captivates onlookers with her cyberpunk fashion and holds a futuristic smart device, her eyes gleaming with curiosity. Her presence adds a sense of excitement and allure to the neon-lit surroundings.

このように、程よい長さの英文プロンプトが返ってきます! あとはこの英文をMidjourneyに入力すると……

お見事です! 次にU4ボタンを押して、右下の画像の解像度を上げてみましょう。

するとこのように、サイバーパンクなイラストが完成します。Midjourney V6の特徴である高解像度の画像が生成できましたね。

使い方はいろいろありますが、ChatGPTを活用することで英語が苦手な方や、プロンプトがうまく作れないという方でも簡単に使いこなすことができるようになるので、ぜひお試しください。

ズームアウト

Midjourneyで画像を生成すると、U1〜U4 / V1〜V4ボタンのほかに以下のズームアウトボタンも表示されます。

  • Zoom Out 2x:元画像を2倍にズームアウト
  • Zoom Out 1.5x:元画像を1.5倍にズームアウト
  • Custom Zoom:自分で決めた倍率でズームアウト

先ほど生成した画像について、「Zoom Out 2x」を試してみると……

以上のとおり、2倍ズームアウトした画像が手に入ります。しっかり世界観が保たれていますね!

マルチプロンプト

マルチプロンプトを用いると、2つ以上の解釈ができる文章に切れ目を与えることができます。

英語のプロンプトでは、しばしば意味の切れ目があいまいになります。例を挙げると”monkey wrench”と入力した場合、「猿とレンチ」そして「モンキーレンチ」の2つの解釈ができてしまいます。

そこでマルチプロンプトの出番です。二重コロン 「::」を記すだけで、意味に切れ目が入ります。

使い方は簡単で、たとえば「3匹の猿とレンチ」を描きたい場合は以下のようにプロンプトを入力します。

three monkey::wrench

これを実際に試してみると……

このように「3つのモンキーレンチ」ではなく、望み通りの画像が生成できます。

プロンプトウェイト

プロンプトの中で強調したい箇所は、単語の後ろにダブルコロン「::」と数字を書くだけで、生成時の優先順位が上がります。細かなルールは以下のとおりです。

  • 書き方は「強調したい単語::数字」
  • 数字が大きくなるにつれて優先順位が上がる
  • デフォルトの優先順位は「1」

こちらも使い方をMidjourney上で実践しながら解説します。今回は「富士山頂からのご来光と中腹にかかる雲の写真」について、優先順位の影響を確認しました。

まずは下記のとおり、デフォルトの状態で生成してみます。

a photo capturing Mount Fuji at dawn, clouds drape over the middle section of the mountain, and the scene to reveal the sunrise from the summit.

次にご来光を「::2」で強調すると……

a photo capturing Mount Fuji at dawn, clouds drape over the middle section of the mountain, and the scene to reveal the sunrise::2 from the summit.

あまり変わりませんね。ではさらに、ご来光を「::5」で強調してみましょう!

a photo capturing Mount Fuji at dawn, clouds drape over the middle section of the mountain, and the scene to reveal the sunrise::5 from the summit.

このように、太陽の存在感が増してきました。それに合わせて手前の風景の主張が抑えられています。

うまく使いこなすには慣れが必要ですが、覚えておいて損はないテクニックです。

image to image(画像を元にした画像生成)

Midjourneyでは「image to image」といって、手持ちの画像から新たな画像が生成できます。まずはその方法をみていきましょう!

  1. チャット入力欄の左端「+ボタン」をクリック
  2. 「ファイルをアップロード」を選んで、画像を投稿
  3. 投稿した画像を右クリック
  4. 「リンクをコピー」してURLを取得
  5. URLと一緒に、プロンプトを入力

このimage to imageも実際に試していきます。今回は以下の写真をアップロードしてみました。

次にこのシュールな猫の写真を、ヴェイパーウェイヴ風にリメイクしてもらいます。URL込みでのプロンプトの書き方は……

[写真のURL], picture of a cat, in the style of vaporwave.

となります。あとは上記のプロンプトを入力するだけで……

お見事!シュールでファンシーな猫の画像ができあがりました。

「image to image」を使うときの注意点

「image to image」を利用して生成した画像を公開する場合、著作権侵害になる可能性が出てきます。使用する画像に注意して、ルールを守った上で正しく使用するようにしましょう。

describe

Midjourneyには、画風の追加学習機能(LoRA)がありませんが、手持ちの画像から、その構図を再現するためのプロンプトが生成できます。具体的な手順を以下に示します。

  1. メッセージ欄にコマンド「/describe」を入力
  2. 出てきた入力欄に画像をアップロード
  3. テキストプロンプトの候補が4つ返ってくる

今回はimage to imageで使った猫の写真から、プロンプトを生成してみます。コマンド「/describe」を実行してみると……

このようにプロンプトの候補と対応するボタンが表示されます。試しに1のボタンを押してみましょう!

再現性は今ひとつですが、プロンプトのアイデア出しに使えそうですね。

パワーワード

Midjourneyのプロンプトの中には、画風が大きく変わる「パワーワード」が存在します。具体的には、既存コンテンツや機材などの固有名詞がその例です。

以下に代表的なパワーワードは下記の通りです。

【美麗な仕上がり】
● Unreal Engine
● Octane Render
● Realistic,photorealistic
● 16k,8k,4k
● Photorealism
● 実際にあるカメラ名

【コンセプトアート風】
● artgerm
● trending on artstation
● art print
● character concept

【萌え&可愛い系のテイスト】
kawaii:ポップな萌え系イラスト
anime:アニメ風の萌え系イラスト
Pixiv:某画像サイトのような萌え系イラスト
Cute:可愛らしいイラスト

今回は「赤いスポーツカー」にパワーワードを入れて、その影響をみていきます。まずはスーパーカーの筆頭「フェラーリ」を入れたプロンプトで試してみると……

A red sports car that looks like a Ferrari model races through a midnight circuit with intense headlights, leaving a flowing trail of red light. The dynamic design and aerodynamics emphasize its speed as it sharply maneuvers through curves, creating a thrilling scene. The silhouette of the driver gripping the steering wheel is highlighted, while spectators in the stands capture the exciting moment. This image beautifully captures the passion and energy of high-speed racing during a summer night.

このようにMidjourneyは、精悍な顔立ちの赤いスポーツカーを描いてくれました。とくに右下の画像が、実在する「458イタリア」に似ています。

今度はプロンプトのフェラーリの部分を、丸目がチャーミングな「ポルシェ」に変えて試してみました!

A red sports car that looks like a Porsche model races through a midnight circuit with intense headlights, leaving a flowing trail of red light. The dynamic design and aerodynamics emphasize its speed as it sharply maneuvers through curves, creating a thrilling scene. The silhouette of the driver gripping the steering wheel is highlighted, while spectators in the stands capture the exciting moment. This image beautifully captures the passion and energy of high-speed racing during a summer night.

すると見事に、赤いポルシェの画像が生成されます。とくに左下の画像のヘッドランプは、実在する「911カレラ 992型」のものにそっくりです!

パラメータ

Midjourneyには、プロンプトの末尾に任意で記入できる「パラメータ」というものがあります。このパラメータは、画像の縦横比や生成速度が調整できる優れものなのですが……

説明すると長くなってしまうので、下表に代表的なものだけを示します。

–aspect / –ar縦横比(アスペクト比)が調整できる● デフォルト「–ar 1:1」● プリント写真「–ar 3:2」● スマホの壁紙「–ar 7:4」
–fast画像生成の速度が上がる
–quality / –q生成時間と品質の設定ができる● デフォルト「–q 1」● 最速かつ最低品質「–q 0.25」● 最遅かつ最高品質「–q 5」
–stylize / –sAIが勝手に考えてくれる度合いの調整ができる(数字が大きくなると、よりクリエイティブな画像になる)
–chaosプロンプトからの逸脱度が調整できる(数字が大きくなると、混沌とした画像になる)
–seed元の画像に似せる度合いが調整できる
–stop画像生成が中断できる(雰囲気を見るのに使う)
–test / –testp画質・写実度が調整できる
–style rawプロンプトへの忠実さが調整できる(余計なものを入れたくない場合に使う)

今回は一番効果がわかりやすい、縦横比のパラメータについて実験します。先ほどimage to imageの項目で使った猫のプロンプトの末尾に、パラメータ「–ar 16:9」を加えてみると……

[写真のURL], picture of a cat, in the style of vaporwave.--ar 16:9

このように、Midjourneyは横長の画像を生成してくれます! PCの壁紙にうってつけですね。

Midjourneyの活用事例

ここでは、Midjourneyの活用事例を5つご紹介します。

  • プロのような複雑なデザインを生成
  • ブランドデザインの制作
  • 同じキャラの仕草や表情違いの画像を生成
  • TikTok動画用の画像を生成
  • クラブのイメージビデオを制作
  • インディーズ・ロックのMVを制作
  • ハリーポッターの世界を再現

基本的には、Midjourneyを単体で使うよりも、ほかのAIツールを組み合わせて活用している方が多かったです。

とくに、動画を制作する際の第一ステップとして幅広い使い道があります。以下でそれぞれ活用事例をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

今回解説する事例において、弊社がX(旧Twitter)で発見した参考となるツイートを紹介させていただいております。取り下げなどのご連絡は、contact@weel.co.jp からご連絡ください。

プロのような複雑なデザインを生成

Midjourneyを使って、プロ顔負けの複雑なデザインを生成している方がいたのでご紹介します。

こちらの方は、Midjourneyを使って二重露光効果のあるベクターデザインを生成しています。視覚的で見る人の目を惹くデザインに仕上がっていました。

なお、投稿者はMidjourneyを単体で使うのではなく、ChatGPTで画像生成に有効なプロンプトを作っているのがポイント。言語化が難しい部分もChatGPTなら言語化して適切なプロンプトにしてくれます。

複雑なデザインを宣伝などに使いたい方は、ぜひ真似してみてください。

ブランドデザインの製作

Midjourneyを使って、ブランドデザインを制作している方がいたのでご紹介します。

https://uxdesign.cc/how-i-used-midjourney-to-design-a-brand-identity-394cf9ddaeed

この方は、MidJourneyの「ブレンド機能」を使用して、自分の完成イメージに近い既存の複数の画像を組み合わせて、ユニークなグラフィックを生成しました。

ブレンド機能は、複数の画像を組み合わせてその中間の画像を生成してくれます。制作者はそうしてブレンドされた画像をさらに再ブレンドした後、Photoshopで微調整してブランドデザインを完成させました。

自分のイメージに合ったブランドデザインを制作したい場合はぜひ試してみてください。

同じキャラの仕草や表情違いの画像を生成

こちらの投稿者は、Web版のMidjourneyに実装された新機能をうまく活用しています。

Web版のMidjourneyがアップデートされたことにより、同じキャラの仕草違いや表情違いの画像を生成できるようになったとのこと。これはとくに、漫画などの同じキャラクターを何度も描く際に便利そうです。

以前よりも感覚的に画像の調節ができるようになったようなので、ぜひこの機会にWeb版のMidjourneyも活用してみてください。

TikTok動画用の画像を生成

Midjourneyは、TikTok動画の制作過程にも活用されています。

上記の投稿で添付されている動画は、なんとTikTokで1000万回以上も再生されているとのこと。AIツールを駆使して動画を制作するだけで、月収100万円以上も目指せるとのことなので、凄すぎますよね!

具体的には、Midjourneyで動画用の画像を制作したあと、スケールアップやAIツールで動かした末に動画を制作しているようです。

クラブのイメージビデオを制作

Midjourneyを活用すれば、クラブのイメージビデオ制作も効率的におこなえます。

上記投稿に実際のイメージビデオが共有されていますが、もはや実写レベルでクオリティの高い動画が出来上がっています。たしかに、クラブのイメージビデオとして流れていても、まったく違和感がありません。

イメージビデオの制作に多額のコストをかけるくらいなら、Midjourneyで手軽に作成してしまったほうがよさそうです。

インディーズ・ロックのMVを制作

Midjourneyなら、インディーズ・ロック用のMVも制作できます。

Midjourneyは、一貫した画像生成ができるため、MV制作にも向いているとのこと。まずは画像をMidjourneyで生成したあと、音楽生成はSuno v3、動画生成はRunwayでおこなっているとのことです。

実際に完成したMVを視聴しましたが、登場人物に一貫性があるので、人間が作ったものと見分けがつかないほどの完成度でした。

複数のAIツールを組み合わせれば、ここまでの制作物が出来上がるということですね。

ハリーポッターの世界を再現

Midjourneyを用いて、ハリーポッターの世界を再現した事例もあります。

こちらの方はジップラインに乗っている動画を元に、箒に乗って空を飛んでいる動画を生成AIを用いて制作しました。MidjourneytとRunwayで衣服を生成し雨や風のエフェクトはTrapcode Particular魔法を使ったシーンはProductionCrateを使用したそうです。

生成AIを用いた編集でここまでハイクオリティの動画を制作できるという良い例でしょう。

なお、Midjourney超えと話題の「Ideogram 2.0」が気になる方は、下記の記事も合わせてご覧ください。

Midjourneyの「V4」「V5」「V6」の意味

ここまでの文章でも軽く触れましたが、Midjourneyの「V4」「V5」「V6」についても説明しておきます。この文字は「バージョン」を表します。

「V1」からスタートし、現時点の最新バージョンは「V6.1」です。バージョンが新しくなるほど機能もアップデートされ、今後も進化していく見込みです。

参考:All Midjourney Versions (V1-V6) Compared: The Evolution of Midjourney
参考:https://www.midjourney.com/updates/version-6-1

Midjouneyの商用利用について

Midjourneyで生成した画像は、例えMidjourneyを解約したとしても自由に商用利用が可能です。

ただし使用する画像に気をつけないと、著作権侵害に当たる可能性も出てきます。生成系AIの歴史は浅く、法律の整備が追いついていない部分もあります。最新情報を追いかけながら、正しい使い方を心がけるようにしましょう。

Midjourneyの危険性について

Midjourneyは便利なツールですが、以下の3点に特に注意して利用しましょう。

  • プライバシーのリスク
  • セキュリティのリスク
  • 著作権の問題

使い方を間違えてしまうと、データを不適切に利用されたり、著作権の問題が発生する危険性も出てきてしまいます。リスクを把握して安全に活用できるようにしましょう。

プライバシーのリスク

個人情報を含む情報(画像、テキスト情報など)を使用する際、そのデータが不適切に利用されるか、第三者に漏洩する可能性があります。プライバシーに気をつけながら利用することが重要です。

セキュリティのリスク

生成した画像データが悪意のある第三者によって改ざんされることで、生成された画像が安全でなくなる可能性もあります。信頼性のあるAIサービスを利用し、定期的にセキュリティ対策を確認するようにしましょう。

著作権の問題

前述の通り、条件を満たしていれば生成した画像の商用利用は可能ですが、画像生成AIには著作権の問題が発生する可能性もあります。リスクを理解した上で、適切な使い方を心がけましょう。

なお、生成AIが抱えるリスクについて詳しく知りたい方は、以下の記事を合わせてご覧ください。

MidjouneyとStable diffusionの違い

スクロールできます
比較内容MidjourneyStable diffusion
料金ベーシックプラン:月額10ドルスタンダードプラン:月額30ドルプロプラン:月額60ドルメガプラン:月額120ドル無料
使いやすさプロンプトを指定するだけで簡単に使える高精度な画像を生成するには細かい設定が必要
無料利用25枚までの制限付きで利用可能すべての機能が無料
特徴Discordのチャット画面、もしくはWeb上で画像生成が可能AIモデルとダウンロードしてローカルで使う方法とWeb上で使う方法がある

Midjourneyとよく比較される画像生成AIに「Stable diffusion」というツールがあります。どちらを使うべきでしょうか?

結論、初心者のうちはMidjourneyの方がオススメです。

  • Midjourney:プロンプトのみで、直感的にクオリティの高い画像生成ができる
  • Stable diffusion:細かい設定で、より精度の高い画像生成ができる

MidjourneyとStable diffusionとの違いを簡単に説明すると上記のようなイメージです。それぞれメリット・デメリットがあるので、使用用途やスキルに合わせた使い方をするようにしましょう。

なお、Stable diffusionについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

Midjouneyと他画像生成AIを比較

スクロールできます
比較内容MidjourneyStable diffusionBing Image CreatorCanva(マジック生成)Adobe FireflyDALL-E 3
料金ベーシックプラン:月額10ドル
スタンダードプラン:月額30ドル
プロプラン:月額60ドル
メガプラン:月額120ドル
無料無料Canva Free:無料
Canva Pro:月額1000円~
Canva for Teams:月額1500円~
無料プラン:無料
Fireflyプレミアムプラン:月額680円
ChatGPT Plus:$20/月
ChatGPT Team:年払いで$25/月 or 月払いで$30/月
ChatGPT Enterprise:要問い合わせ
ChatGPT API(標準画質&1024×1024):$0.040/回
ChatGPT API(標準画質&1024×1792,1792×1024):$0.080/回
ChatGPT API(HD&1024×1024):$0.080/回
ChatGPT API(HD&1024×1792,1792×1024):$0.120 /回
無料
Gemini Advanced:月額2,900円
使いやすさプロンプトを指定するだけで簡単に使える。高精度な画像を生成するには細かい設定が必要。Webブラウザや同社のAIチャット「Bingチャット」から利用できて便利。Webブラウザで使えるので比較的快適。Adobe Creative Cloudの一部として提供されているので、Adobe Creative Cloudに慣れているユーザーは使いやすい。ChatGPTのチャット上で手軽に画像生成できるので使いやすい。Geminiのチャット上で使えるが、日本語非対応なので使いにくい。
無料利用25枚までの制限付きで利用可能(2024年11月現在は不可)。すべての機能が無料。すべての機能が無料画像生成:50回まで動画生成:5回まで画像生成は月25回までなし無料プランでも画像生成は無制限の利用が可能
特徴Discordのチャット画面、もしくはWeb上で画像生成が可能。AIモデルとダウンロードしてローカルで使う方法とWeb上で使う方法がある。「DALL-E 3」の技術を活用して高品質な画像やアートを生成できる。画像のイメージをテキストで入力すると、AIがそのイメージに合った画像を作成してくれる。入力したテキストに応じて画像やエフェクトを生成できる。プロンプトの理解力が高く、生成後の編集も可能。画像生成のスピードがほかの画像生成AIより速い。

Midjouneyとほかの画像生成AIを比較してみました。

比較してわかったのは、Midjouneyは操作性が簡単で使いやすいながらも、比較的ハイクオリティな画像を生成できるという点です。

進化を繰り返して実写レベルにリアルな画像を生成できるようになっているので、動画制作用の画像を生成するのに便利です。

また、Discordで提供されている点も特筆すべき点といえます。普段からDiscordに使い慣れている方にとっては、最も使いやすいUIかもしれません。ただし、現在はWeb版も利用可能ですので、好きな方を選べるのも大きなメリットでしょう。

料金や使い勝手はそれぞれ違うので、色々試しながら自分にあったサービスを見つけてみてください。

なお、商用利用可能な画像生成AIが知りたい方は、以下の記事も合わせてご覧ください。

感性揺さぶる画像生成AI・Midjourney

当記事では、Midjourneyの概要と使い方、料金体系、便利なテクニックなどを解説しました。もう一度、Midjourneyの特徴8つを振り返ってみましょう!

【Midjourneyの特徴】
チャットアプリのDiscordから使える
● プロンプトは英語にのみ対応
● 有料版で生成した画像は商用利用可能
● 幻想的な画像を生成してくれる
● ディープフェイク画像対策が施されている
● 4K画像の生成にも対応
● 人物の手指・歯並びをリアルに再現してくれる
● 作風を真似る追加学習(LoRA)が封印されている

以上のとおり、Midjourneyは初心者でも安心して使える画像生成AIなんです! 無料プランがないため必ず有料プランへの加入が必須となりますが、料金も4つのプランから選択できるので、これまで思うように絵が描けなかった方はもちろん、クリエイターの方にもおすすめできる画像生成AIです。

創作活動へのリスペクトに富んだモデルですので、画像生成AIだからと毛嫌いせず、ぜひ一度使ってみてくださいね!

サービス紹介資料

生成系AIの業務活用なら!

・生成系AIを活用したPoC開発

・生成系AIのコンサルティング

・システム間API連携

最後に

いかがだったでしょうか?

「Midjourney」を活用すれば、イメージが現実に変わる。デザインやプロモーションにおいて、一瞬で高品質な画像を作り出し、視覚的なインパクトを最大化できます。

株式会社WEELは、自社・業務特化の効果が出るAIプロダクト開発が強みです!

開発実績として、

・新規事業室での「リサーチ」「分析」「事業計画検討」を70%自動化するAIエージェント
・社内お問い合わせの1次回答を自動化するRAG型のチャットボット
・過去事例や最新情報を加味して、10秒で記事のたたき台を作成できるAIプロダクト
・お客様からのメール対応の工数を80%削減したAIメール
・サーバーやAI PCを活用したオンプレでの生成AI活用
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などの開発実績がございます。

まずは、無料相談にてご相談を承っておりますので、ご興味がある方はぜひご連絡ください。

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生成AIを社内で活用していきたい方へ
商用利用可能な画像生成AIレポート

「生成AIを社内で活用したい」「生成AIの事業をやっていきたい」という方に向けて、生成AI社内セミナー・勉強会をさせていただいております。

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また、弊社紹介資料もご用意しておりますので、併せてご確認ください。

投稿者

  • Hiromi Sai

    ChatGPTメディア運営 / テクニカルライター リベラルアーツ専攻。大学休学中は、Webマーケティング会社のマネージャーとしてライター、ディレクター100名のマネジメントをする。南米のチリとタイでの長期居住歴を持つ。

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