【OpenAI Soraの動画事例】一晩で世界を変えた動画生成AIの実力とヤバい使い方やTikTokでバズった動画27選

2024年2月15日(現地時間)に突如OpenAIから発表された動画生成AIの「Sora」。当初はアーティストやデザイナーなどの一部のみしかアクセスが許可されておらず、一般公開はされていなかったため、発表直後より世界中で大きな注目を集めていました。
そんな注目を浴びていたSoraが約10ヶ月の時を経て、2024年12月9日(現地時間)に一般公開の開始が発表されました。
この記事では、新しく発表されたSoraの特徴や使い方、今後期待できるSoraの活用方法について解説します。記事の後半には、実際にSoraを使って動画を生成した様子や出力された動画、TikTokでバズった動画なども掲載しているので、ぜひ最後までご覧ください。
Soraとは
前述の通り、SoraはOpenAIから発表された新しい動画生成AIです。公式サイトやX(旧Twitter)上にSoraで生成された動画が公開されており、その動画のクオリティや表現力の高さに注目が集まっています。
Soraは、他の動画生成AIと同様にテキストプロンプトから動画を生成することが可能です。また、テキストだけではなくイラストや画像、動画などを取り込むこともでき、取り込んだ画像から動画を生成したり、既存の動画を延長させることもできます。
なお、Soraの技術的な解説についてはこちらの記事をご覧ください。

商用利用はできるのか
リリース時現在においては、Sora固有の商用利用に関する情報はでていませんが、ChatGPTやDALL-Eなどの利用規約を見る限り、ユーザーは生成物(テキスト、画像)に対する権利を保持し、商用を含む幅広い活用が可能となっています。
そのため、公式からSoraの商用利用に言及がされていないことからも見ても、おそらく商用利用は可能でしょう。
しかし、リアルな映像が手軽に作れるからこそ、商用利用するには著作権や肖像権、ディープフェイクなど、様々なリスクが存在することは理解する必要があります。そのため、生成AIで作った画像や動画を使用する際の注意点については、事前に深く理解をしておく必要があるのでしょう。Soraの利用を検討している方は今のうちに、生成AIにおいてのリスクについて勉強しておくことをおすすめします。
2024年11月27日OpenAI Sora がリーク!?
2024年11月27日にX(旧Twitter)上に突然下記のようなポストが投稿され話題となりました。
実は、sora-alpha-artistsと名乗るアーティスト団体から、Hugging Face Spaceを通じてSoraへの早期アクセスがリークされたそうです。
リークされたSoraと思われる動画生成AIで生成された動画も出回っており、そのクオリティの高さから注目を集めています。
例えば、こちらのポストで紹介されている赤ちゃんの動画ですが、水中なのに陸地にいるような立ち振る舞いをしていたり、泡の出る部分に違和感を感じるなど、現実ではあり得ないような動画になっていますが、水面の水のうねりや赤ちゃんの表情、光の差し込み具合など、それぞれのパーツだけで見るととてもリアルに描写されています。
こちらの雪山ではしゃぐ犬の動画については、犬の表情や毛の揺れ具合などがリアルに表現されています。
細かく見れば、着地した瞬間の足の動きが変だったり、犬が着地した衝撃で木の上に積もっている雪が落ちないという点においては不自然ですが、パッと見た感じはかなり精度の高い動画となっていることがわかります。
しかし、こちらのポストで公開されている動画のように、生成されている物体や人物をパーツごとに見ればクオリティが高いといえますが、不自然な部分が多い動画が生成されてしまうこともあるので、まだまだ課題は多い印象です。
このように、現状を見る限り不自然な動画も生成されてしまうこともありますが、そもそもどのようなプロンプトから生成された動画なのかわかりません。
入力するプロンプトを工夫することでかなりリアルな動画を生成できる可能性は高いので、今後に期待できる動画生成AIであることは間違いないでしょう。
2024年2月15日の発表以来一般公開の情報はほとんどなく、今か今かと公開を待ち侘びているユーザーも多いかと思いますが、今回のリーク騒動があったとはいえ、開発が進んでいることがわかるので公式公開もそう遠くないのではないでしょうか。
その他にも、今回リークされたSoraと思われる動画生成AIで生成された動画は、SNS上に公開されているので、興味のある方は調べて見てください。
2024年12月9日ついに一般公開が開始
2024年12月9日(現地時間)にOpenAIから、Soraの一般公開を開始することが発表されました。利用できるのは、「ChatGPT Plus」と「ChatGPT Team」、「ChatGPT Pro」へ加入しているユーザーのみとなっているため、無料版のChatGPTユーザーは利用できない仕様となっています。
動画の生成方法は、テキストプロンプトや(Text-To-Video)や画像( Image-to-Video)、動画(Video-to-Video)から動画生成が可能で、Soraから生成された動画はそのまま編集することもできるため、幅広い動画を簡単に生成することができます。
日本語対応について
Soraのツール表示はリリース時点では英語のみとなっていますが、入力するプロンプトに関しては、日本語にも対応しています。
しかし、ChatGPTやDALL-Eなどでもそうですが、日本語プロンプトよりも、英語のプロンプトの方が精度が高い可能性があるので、可能であれば英語のプロンプトを入力する方が良いでしょう。
Soraのログイン方法
次に、Soraのログイン方法についてご紹介します。
まずは、Sora公式ページにアクセスします。

アクセスができたら右上の「Log in」ボタンをクリックします。

ログインするためのメールアドレスやパスワードの入力画面になるので、ChatGPTで利用しているメールアドレスとパスワードを入力してください。
入力を進めて、最終的にSoraのホーム画面が表示されれば、問題なくログインは完了しているということになります。
Soraで実際に動画を生成してみた
次に、実際に動画を生成していきたいと思います。

動画の生成方法もとてもシンプルで、画像の下部にある、テキストボックスに生成したい動画のイメージを入力するだけで動画の生成が可能となります。
今回は、「昼間の峠道を颯爽と走る2台のスポーツカー」と入力してみました。
入力ができたらテキストボックス右側にある「↑」をクリックすれば、動画の生成が開始されます。※画像には猫の動画が表示されていますが、これは事前に生成した動画なので皆さんのホーム画面には存在しない動画です。
今回は、2つのバリエーションで動画を作ってもらうように指示したため、下記の2つの動画が生成されました。
たった一行のテキストプロンプトから、このクオリティの動画ができてしまうのが驚きですね……。
動画に出力されている車は見た感じ2台とも車種は同じようですが、入力したプロンプトの通りかっこいいスポーツカーが昼間の峠を走っている動画を生成することができました。
細かく動画を見てみると、不自然に道幅が急に広くなって片側に2台分走れるようなスペースが出現しましたが、流れる風景やフロントガラスに反射する雲の様子、ボディーやホイールに反射する光まで細かく描写されています。
個人的に特にすごいと感じたところは、角度によって見えるダッシュボードやリアのエンジンルーム内まで細かく描写されていたところです。他の動画生成AIからでもこのように同じ構図の動画を生成することはできると思いますが、細かい部分を見ていくと、それぞれの出力された動画に差がでてくるでしょう。
今回出力した動画を見ていただいてわかる通り、クオリティーを求めるのであればSoraはとてもおすすめです。
ストーリーボード機能を使った動画の生成
ストーリーボード機能とは、動画の構成を自由に指定できる機能です。

利用方法も簡単で、先ほど同様に任意のプロンプトを入力したら、テキストボックス右側にある「Storyboard」をクリックします。

すると、上記のような動画の構成を設定できる画面に移動します。
入力したプロンプトから予測してSoraが動画の構成を考えてくれているので、もちろんこのまま動画を生成することもできますし、Storyboard内のテキストプロンプトを自由に変更することができるので、より細かく生成される動画を調整することができます。
また、追加したい要素はいくつも挿入できますし、下部のタイムバーから変更を加えたいタイミングの指定も可能です。
今回は、Soraが出力してくれた下記の構成のまま動画を生成してみました。
シーン①:青空の下、山々に囲まれた峠道を2台のスポーツカーが勢いよく走り抜けていく。1台は赤色で、もう1台は銀色。車のエンジン音が響き渡り、風を切る音が聞こえるほどのスピード感がある。道は曲がりくねっており、両脇には色づいた木々が並び、美しい景観を作り出している。太陽の光が車体に反射し、輝きを増している。
シーン②:赤いスポーツカーが前を走り、銀色のスポーツカーが追いかける。
シーン③:2台の車が一緒にカーブを曲がり、景色が開ける。
出力された動画を見てみると、シーン①と③はしっかり表現されていますが、シーン②については再現されていませんでした。
これについては、おそらく動画の途中で急な指定が入ったため不自然な動画になることを避けたのではないかと思っています。なので、シーン①の段階で銀色のスポーツカーが赤いスポーツカーを追いかけるようなプロンプトを入力していれば、再現できていたかもしれませんね。
しかし、大まかシーンの指示にも従うことができているので、Soraを使うことで動画生成のクオリティが上がることは間違いないでしょう。
Soraで期待できる活用方法10選

Soraがリリースされた後、どのような用途で利用されるのかわからないという方も多いのではないでしょうか。ここからはSoraで期待できる活用方法10選を紹介します。X(旧Twitter)に投稿された事例を基に使い方を考えました。ぜひ参考にしてください!
①画像をもとに動画を作成
Soraはテキストプロンプトだけではなく、画像をもとに動画を生成することができます。例えば、家で飼っているペットを普通ではありえないシチュエーションの中に置いたり、ポーズを取らせたりなど使い方はさまざまですが、面白い画像やおしゃれな画像などの生成が可能です。
②アニメーションの作成
前述の通り、画像をもとに動画を生成することができるので、オリジナルキャラクターのアニメーション動画の作成も可能です。
また、絵がかけないという方でも、テキストプロンプトからオリジナルキャラクターを生成し、そこからアニメーションを作ることができるので、誰でも簡単にアニメーションを作成することができます。
③広告やプロモーション動画
上記の投稿では、SORAが生成した動画に音声生成AI「Elevenlabs」を組み合わせた事例です。
前述の通り、画像をもとに動画を生成できるということは、商品やサービス、イラスト、会社のロゴなどを取り入れた動画生成が可能となります。これにより、今まで時間やコストのかかっていた広告やプロモーション動画を簡単に作成することが可能です。
さらに、いろんなパターンを生成できるためABテストなどの検証を行えば、より効果の高い広告クリエイティブを作ることができるでしょう。
④クリエイティブ動画の作成
YouTubeやInstagram、TikTokなどのSNS上には、バズを狙うクリエイターたちが日々動画を公開しています。動画を投稿するには、企画考案から動画の撮影、編集作業など、時間と労力を使う作業が多いのが現状です。
しかし、Soraを使えば企画を考えて、プロンプトを打ち込むだけで簡単に動画の生成が可能です。また、企画や構成さえ考えることができれば、短時間で大量の動画が作成できるため、たくさんの動画を公開できます。
⑤動画のOP・ED動画
今やYouTubeなどに公開されている動画には、OPやEDが挿入されている動画が多く存在します。この、OPやEDは自分のチャンネルやアカウントを印象付けるのに効果的なので、独特なOP・EDを作りたいと考えている人も多いでしょう。
Soraを利用することで、自分のイメージを動画にすることができるので、技術がなくてもアイディアがあれば、独特なOPやED動画を作ることができます。
⑥ゲームのムービーシーン
プログラミングの知識があり、ある程度の画像素材があれば個人でもゲームが作れる時代です。しかし、個人製作の場合は予算等の兼ね合いで、ゲーム中にムービーシーンを導入することは難しいです。
しかし、Soraを使えば登場人物の画像データをもとに動画が作れるので、予算がなくてもムービーシーンを導入することができます。
⑦既存動画の編集
Soraは動画を生成できるだけではなく、既存の動画を編集することもできます。OpenAIから発表されている情報では、被写体をそのままに周りの環境を変更している動画が公開されています。
現時点では、その程度編集できるかわかりませんが、環境を変えることができるだけでも元動画から雰囲気の違う動画を生成することが可能です。
⑧異なる動画の組み合わせ
Soraは異なる2つ動画を一つに組み合わせることが可能です。OpenAIが公開した「Video generation models as world simulators」では、車が走っている動画と虎が走っている動画の2つを組み合わせた動画が公開されています。
生成された動画では、車が虎に追いかけられているような構図になっており、アイディアや素材次第で面白い動画を作ることができます。
⑨画像の生成
Soraは動画生成AIですが、動画の生成だけではなくイラストや画像の生成も可能です。生成できる画像は最大2048×2048の解像度までで、さまざまなサイズの画像を生成できます。
クオリティは高く、他の画像生成AIに引けを取らないレベルなので、画像生成したい方にもおすすめです。
⑩シミュレーション動画の作成
OpenAIが「ワールドシミュレーター」と謳っている通り、Soraにはこれまでの動画生成AIにはなかったようなシミュレーション能力があります。
一例で公開されている動画の中にある、「Minecraft」という言葉を入れたプロンプトから生成された動画を見ると、Minecraft内でのキャラクターの動きや世界観などを理解した動画が生成されています。
このように、さまざまな情報から物理法則やルールなどを間接的に学習しているため、さまざまなシーンのシミュレーション動画を作成できます。
なお、OpenAIのSoraのアーキテクチャを模倣したOpen-Soraについて詳しく知りたい方は、下記の記事も合わせてご覧ください。

気鋭のクリエイターによるSora活用事例7選!
OpenAIは現在、一部のクリエイターにのみSoraへのアクセス・フィードバックを許可。ターゲット層とともに「創作を補助する動画生成AI」を開発しています。
今回はその試みの第一弾、7人のクリエイターによるSoraの活用事例をお届けします。
事例①【shy kids×Sora】風船頭の人物がスケボーで自撮り!
メディア制作会社&インディーバンドの2つの顔をもつクリエイター集団「shy kids」はSoraのシュールな表現に着目。風船頭の人物が主人公の作品『Air Head』を制作しました。
こちらの動画ではSoraがもつ相反する強み、つまり現実とシュール(超現実)の両側面が余すところなく活かされています。
例えば……
- シャチや針葉樹林などの北極圏のイメージ
- スケートボード上での自撮り
- 市街地の背景
などはリアルな雰囲気でありながらも、風船頭の人物が違和感なく溶け込んでいるんです。
この動画を監修したシドニー・リーダー氏曰く「Soraはリアルな表現よりもシュールな表現で輝く」とのこと。誰もが特別な技術なしに、頭の中を表現できる時代は目前ですね。
公式サイト:shy kids
公式X(旧Twitter):shy kids (@shykids) / X
事例②【Paul Trillo×Sora】時間や形の変化をシームレスに表現!
次はアーティスト / ライター / 監督として活躍中のマルチクリエイター「ポール・トリロ」氏のSoraによる作品を紹介します。
上記動画を通してポール・トリロ氏が伝えたいのは「Sora=様々なアイデア・可能性を示すツール」という点です。ポール・トリロ氏はそのイメージを……
- 人型の物体が絶えず変形する表現
- 様々な時代・場所をくぐり抜ける表現
- などに反映。Soraがもつ高い理解力・整合性でもって、その移ろいをシームレスに表現しています。
ちなみにポール・トリロ氏曰く「映画監督としての束縛を感じずに済んだのは、Soraと協働した時が初めて」とのこと。時間・お金・他人に縛られず、実験的な表現ができるそうです。
公式サイト:Paul Trillo
事例③【Nik Kleverov×Sora】ブランドイメージの視覚化でも活躍!
今回はマーケティング寄りの活用事例も出ています。
以下で紹介するのは、ブランドのプロモーションを主に行うカリフォルニアの会社「Native Foreign」がSoraと合作した動画。同社はSoraを使って、50年代のアメリカの風景を違和感なく再現しています。
そんなNative Foreignはすでに、生成AIを業務(おそらく案出し)に活用中! 動画を手がけた同社のニック・クレヴェロフ氏によると、Soraは……
- コンセプトの視覚化
- コンセプトの共有
の速度を高めてくれるとのことです。OpenAIの記事では「Soraがあれば、デザイン分野でも予算上の制約がなくなる」との洞察を述べていました。
公式サイト:Native Foreign
公式X(旧Twitter):Nik Kleverov
事例④【August Kamp×Sora】有り余る想像力をビジュアライズ!
「Soraが普及すれば、誰もがクリエイターになれるかも……」
以下の動画は、そんな期待を抱かせてくれます!
こちら、レトロSF調の動画を手がけたのは、ミュージシャン / アーティスト / 研究者…etc.とマルチに活動する「オーガスト・カンプ」氏です。彼女曰く「Soraなら、想像力に追いつけるだけの手段を与えてくれる」とのこと。ここからも、Soraの高い理解力がうかがえますね。
公式X(旧Twitter):august kamp (@guskamp) / X
公式Instagram:August Kamp (@august.kamp) • Instagram photos and videos
事例⑤【Josephine Miller×Sora】幻想的なファッション写真を制作!
続いても、Soraの理解力を活かした事例です。こちらの動画は、Oraar Studioでバーチャルなファッションを手がける「ジョセフィン・ミラー」氏がSoraで作ったものなのですが……
なかなかに幻想的! 本来ならCGが必要な……
- 海の中にたたずむ人物
- ゼラチン状の衣服
などのモチーフをうまく表現できています。
彼女曰く「Soraなら、想像力をより少ない技術的制約で翻訳できる」とのこと。そのうちパリコレクションに出るような有名メゾンが、Soraとタイアップしてもおかしくはありませんね。
事例⑥【Don Allen Stevenson III×Sora】架空の生き物をリアルに表現!
以下の動画は、今回紹介するなかで最もSoraらしい事例かもしれません。
こちらは拡張現実(AR)分野のアーティスト「ドン・アレン・スティーブンソンIII」氏によるもの。自然界に存在するはずのない……
- キリンの頭をもつフラミンゴ
- 空飛ぶ豚
- タコの触手をもつクジラ
- うなぎの胴体をもつ猫
- アルマジロの甲羅をもつうさぎ
- 馬の顔と動きをもつハエ
- は虫類のうろこをもつカンガルー
- キツネの顔をもつカラス
などなど、架空の生き物をSoraで生み出しています。奇抜なモチーフでありながら動きが破綻していないのは、さすがSoraといったところでしょうか。
彼曰く「Soraは奇抜なアイデアが試せるAIツールである」とのこと。物理法則や慣習から、我々の想像力を解き放ってくれるそうです。
公式サイト:Don Allen Stevenson III
公式Instagram:Don Allen Stevenson III (@donalleniii) • Instagram photos and videos
事例⑦【Alex Reben×Sora】まるで本物、バーチャルな彫刻を生成!
OpenAI在籍の彫刻家「アレックス・レベン」氏は、Soraを使ってモダンな彫刻を作っています。
このようにSoraなら、粘土・石の質感についても忠実に再現してくれるんです。将来的にはSoraとブロックチェーン技術の応用で、「NFT彫刻」が産まれるかも……しれませんね。
公式X(旧Twitter):Alexander Reben (@artBoffin) / X
公式Instagram:Alexander Reben (@artboffin) • Instagram photos and videos
なお、OpenAI Soraの仕組みについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

TikTokでバズったOpenAI Soraの動画10選!
最後に、TikTokでバズったOpenAI Soraの動画を10個ご紹介します。
今回ご紹介する動画の一覧を以下にまとめました。
- タイピングするラブラドール・レトリーバー
- ビクトリアクラウンドピジョンのクローズアップ動画
- 公園でチェスをするサル
- 雪が降っている東京の街中
- レーシングカーが前の車を追い越すシーン
- ガラスでできた亀が歩く動画
- クラブで自撮りしている猫
- 電球の殻を背負ったヤドカリ
- スポーツカーが峠を走る動画
- 異なる2つの動画を補間して新たな動画を生成
それぞれの動画のポイントを解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
事例①タイピングするラブラドール・レトリーバー
こちらは、TikTokに投稿されているOpenAI Soraの動画のなかでも、一際大きな注目を受けている動画です。なんと196,000以上のいいねを獲得しているので、多くの方が見ていることがわかります。
実際に入力されているプロンプトは、以下のとおりです。
a computer hacker labrador retreiver wearing a black hooded sweatshirt sitting in front of the computer with the glare of the screen emanating on the dog's face as he types very quickly.
黒いフード付きのトレーナーを着たコンピューター・ハッカーのラブラドール・レトリーバーがコンピューターの前に座り、スクリーンのまぶしさが犬の顔から発せられ、非常に速くタイプしている。
実際の動画でも、黒いフード付きのトレーナーを着たラブラドール・レトリーバーが登場しており、見事なタイピングを披露しています。背景や犬の表情から哀愁さえも感じられました。
今回の動画のように、動物の面白動画を量産できるのは大きな強みになりそうです!
事例②ビクトリアクラウンドピジョンのクローズアップ動画
こちらの動画は、ビクトリアクラウンドピジョンという珍しい鳥に焦点を当てたものです。TikTokで100,000件以上のいいねを獲得していることからも、かなりバズっているといえるでしょう。
this close-up shot of a victoria crowned pigeon showcases its striking blue plumage and red chest. its crest is made of delicate, lacy feathers, while its eye is a striking red color. the bird's head is tilted slightly to the side, giving the impression of it looking regal and majestic. the background is blurred, drawing attention to the bird's striking appearance.
このビクトリア・クラウン・ドバトのクローズアップ・ショットは、その印象的な青い羽毛と赤い胸を示している。その紋章は繊細でレースのような羽毛でできており、目は印象的な赤色をしている。鳥の頭は少し横に傾いており、堂々として威厳のある印象を与えている。
プロンプトを上記に載せましたが、実際の動画を見てみると確かに青い羽毛や赤い胸が表現されており、ビクトリアクラウンドピジョンの特徴がわかります。細かいプロンプトまで動画に反映できているので、かなりクオリティの高い動画に仕上がっていますね!
事例③公園でチェスをするサル
こちらの動画では、公園内でチェスをするサルが登場しています。その可愛らしい雰囲気と珍しい組み合わせから、TikTokでも615,000件以上のいいねを獲得するほどバズっていました。
monkey playing chess in a park.
公園でチェスをするサル。
シンプルなプロンプトですが、確かに公園でチェスをするサルが忠実に表現されています。登場するサルに合わせたBGMも設定されており、どこかエモい雰囲気がありました。
プロンプトの組み合わせ次第では、もっと面白い動画が作れそうですね!
事例④雪が降っている東京の街中
OpenAI Soraを使えば、リアルな街の風景も動画形式で再現できます。こちらの動画では、東京の街で雪が降っている様子を表現していました。
Beautiful, snowy Tokyo city is bustling. The camera moves through the bustling city street, following several people enjoying the beautiful snowy weather and shopping at nearby stalls. Gorgeous sakura petals are flying through the wind along with snowflakes
雪の降る美しい東京の街が賑わっている。美しい雪景色を楽しみ、近くの屋台で買い物をする何人かの人々を追いながら、カメラは賑やかな街の通りを移動する。華やかな桜の花びらが、雪の結晶とともに風に舞う。
動画を見てみると、確かに東京の街中が再現されており、雪景色や屋台といったワードもカバーされていることがわかります。カメラアングルまで指定できているので、映画やCMの1シーンのような仕上がりになっていますね!
この技術を活用すれば、CMの制作費を大きく抑えられそうです。
事例⑤レーシングカーが前の車を追い越すシーン
TikTokでは、OpenAI Soraで作成した「レーシングカーが前の車を追い越すシーン」が投稿されており、53,000件以上のいいねを獲得しています。
以下が実際に投稿された動画です。
この動画には、以下のプロンプトが入力されています。
an f1 driver races through the streets of san francisco during the day, the driver's pov is captured from a helmet cam. the golden gate bridge and the cityscape can be seen in the distance, while the blue sky and the sun illuminate the scene. the driver maneuvers the car skillfully, overtaking a car on a curve.
ドライバーは巧みに車を操作し、カーブで車を追い越す。
実際の動画を見てみると、車を追い越してはいないものの、追い越す直前までのシーンが動画で表現されています。
音や動きによる臨場感はかなり高いので、将来的にはゲーム作成などでも活用できそうですね!
事例⑥ガラスでできた亀が歩く動画
こちらの動画は、ガラスでできた亀が夕暮れの砂浜を歩いているものです。
TikTokでは23,000以上のいいねを獲得しており、バズっていることがわかります。
a tortoise whose body is made of glass, with cracks that have been repaired using kintsugi, is walking on a black sand beach at sunset
金継ぎでひび割れを修復したガラスでできた亀が、夕暮れの黒い砂浜を歩いている。
プロンプト自体が特殊ですが、生成された動画を見てみると確かに反映されていることがわかります。
OpenAI Soraを使えば、現実には存在しない生き物まで生成できてしまうので、夢がありますね!
事例⑦クラブで自撮りしている猫
こちらは猫がクラブで自撮りしている動画です。
動画の見た目からインパクトがあるので、TikTokでも19,000以上のいいねを獲得するほどにバズっています。
a ragdoll cat partying inside of a dark club wearing LED lights. the cat is holding the camera and video-tapping the excitement, showing off his outfit. fish-eye lens
暗いクラブでLEDライトをつけてパーティーをしているラグドール猫。猫はカメラを持ち、興奮をビデオで撮影し、自分の衣装を披露している。
実際に生成された動画を見てみると、暗いクラブ・LEDライト・猫がカメラを持っているといったそれぞれの要素が満たされていました。
猫動画はただでさえ話題になりやすいので、これを量産できれば、新たなビジネスチャンスが生まれそうです。
事例⑧電球の殻を背負ったヤドカリ
TikTokでは、電球の殻を背負ったヤドカリの動画も投稿されています。この投稿は48,000以上のいいねを獲得するなど、大きな注目を受けているのが特徴です。
nighttime footage of a hermit crab using an incandescent lightbulb as its shell
白熱電球を殻に見立てたヤドカリの夜間映像
動画を見てみると、確かに白熱電球の殻を背負ったヤドカリが歩いており、夜間という条件も満たしています。音楽のチョイスも相まって、とても幻想的な1シーンに仕上がっていました。
見ているだけで癒される動画なので、注目度が高いのもうなづけます。
事例⑨スポーツカーが峠を走る動画
こちらの動画は、ビデオ入力で生成されたものです。元動画のスタイルを変えているので、一見似たような動画に見えますが、車や背景の雰囲気が若干変わっています。
入力した動画に対して生成されたのが下の動画で、走っている道や車が所々で変化しています。リアルな風景からレゴ風の動画まで、さまざまな変化が見られるのでかなり面白い仕上がりになっていました。
徐々にシーンを変化させていくタイプの動画を生成できるので、広告などでさまざまな使い道がありそうです!
事例⑩異なる2つの動画を補間して新たな動画を生成
こちらの動画は、OpenAI Soraの機能そのものに視点を向けたものです。テキストではなく、2つの動画をプロンプトとして入力し、2つの動画を補間して繋ぎ合わせた新しい動画を生成しています。
こちらの動画では、1つ目に入力したドローンの動画から2つ目に入力した蝶が飛んでいる動画に徐々に切り替わっています。突然切り替わるというより、自然な形で続いているので違和感はそれほどありません。
CMや映画の1シーンなど、さまざまな分野で使い道がありそうです。
Soraを利用する際の注意点
Soraを活用すれば、クオリティの高い動画を瞬時に生成できますが、動画生成AIを活用する上で、注意しなければならないことがあります。
最後に、Soraを利用する際の注意点について解説します。
著作権侵害のリスク
Soraを始め動画生成AIを活用してコンテンツを生成する際は、学習データに第三者の著作物を含んでいる場合があり、生成されたコンテンツを何の確認もせずに公開すると、知らない間に著作権侵害を起こしてしまう可能性があります。
また、コンテンツ生成時に入力プロンプトに既存の著作物に似せるような指示をした場合でも著作権侵害を疑われる場合があるため、利用する際には注意が必要です。
ディープフェイク動画の生成
動画生成AIの精度が上がってきていることもあり、撮影された動画なのか生成AIで作成された動画なのかが瞬時に把握することができない場合があります。
これは、動画生成AIの精度がよく、様々なシーンで利用できるという点で見るとメリットではありますが、一部悪意のあるユーザーによって誰かを陥れるような嘘情報を発信したり、詐欺などに悪用されているケースもあります。
もちろん消費者として、ディープフェイク動画に惑わされないように情報元の確認や個人での情報の取捨選択が必要なりますが、軽い気持ちでディープフェイク動画を生成し、公開してしまうと名誉毀損などといった罪に問われる可能性があるので、公開時にはあらゆるリスクを想定しておく必要がるでしょう。
なお、著作権問題などについて詳しく知りたい方は、、下記の記事も合わせてご覧ください。

Soraで可能性が広がる
頭の中にアイディアはあるけど、動画を作るのにコストをかけられないしスキル不足で自分で作ることもできない…… という方はたくさんいます。
そんな中、今回ご紹介したSoraを活用することで、出来なかったアイディアの具現化が可能となり、今までに世に出てこなかったアイディアが次々に出てくるでしょう。さらに、ビジネスの領域でも動画を中心としたマーケティングがより激化することも予想されます。約10ヶ月の時を経て一般公開されたSoraは、クリエイティブやビジネスの領域で可能性を広げるツールとなりうるのではないでしょうか。

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