Perplexity裏技10選!タイパ最高なAIツールの活用方法を徹底解説
WEELメディア事業部AIライターの2scです。
みなさん!あのソフトバンクが、2024年6月19日から2025年6月18日まで、ユーザー向けに有料版を無料解禁している「Perplexity」はご存知ですか?
PerplexityはLLM搭載型の検索エンジンで、ChatGPTの手軽さとGoogleの正確さを「いいとこ取り」した優れもの。下記のように、料理のレシピ生成までスマートかつ正確にこなしちゃいます。
当記事では、そんなPerplexityの裏技・活用事例を10個紹介。完読いただくと、検索でもタイパが追求できちゃう……かもです。ぜひぜひ、最後までお読みください!
Perplexityとは
「Perplexity」はGoogle AI出身のエンジニアが送るLLM(大規模言語モデル)搭載の検索エンジン。LLMがもつ「KW理解・要約能力」と検索エンジンがもつ「正確さ」を兼ね備えているのがその特徴です。このPerplexityは「検索・リサーチが効率化できる」との評判で、大手キャリアのソフトバンクが戦略的提携(1年間無料トライアル)を始めたことで話題を集めました。(※1)
公式サイト:Perplexity
なお、Perplexityについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
Perplexityの強み
LLM搭載型の検索エンジン・Perplexityの強みは……
● ブラウジング&引用で、正確度の高い回答が生成可
● 対話形式でセマンティック(意味的)かつ効率的な検索が可能
● 日本語対応済み
以上のとおりで、LLM側から追加の質問・指示を提案することも可能!調べたいものをKWに言語化できない場合でも、Perplexityなら欲しい答えが発見しやすくなるでしょう。
また、Perplexityは……
- ログイン不要で使用可
- 画像・動画の入力にも対応
- 「Perplexity AI Pages」で、引用・要約した情報の記事化に対応
(Discoverへの公開もOK) - 「Pro Search」では、ステップバイステップでの回答や数学関連の回答が可能
(計算知識エンジン・Wolfram Alphaと連携) - Perplexity独自のLLMに加え、GPT-4 Turbo / GPT-4o / Llama3 / Claude3…etc.も使用可
- Playground v2.5 / DALL-E 3 / Stable Diffusion XLによる画像生成も可能
- ブラウザ版の他、iOS / Androidアプリからも使用可
といった強みも備えています!「検索する」という行為を根本から変えてしまいうる、今注目のサービスなんです。
Perplexityを使った裏技10選
ここからは、Perplexityを使った裏技についてX(旧・Twitter)で話題になっている事例を紹介します。まずは仕事で幅広く使える事例から、詳しくみていきましょう!
グラフやチャートの生成
Perplexityはリサーチに使える……だけじゃありません!実は、その後の資料作りまで自動化が可能なんです。
まずPerplexityでのリサーチについては、有料版限定の「Claude 3 Opus」がおすすめ。下記の投稿のように、ニッチなジャンルについてもブラウジングとの合わせ技で正確度の高い情報が得られます。
さらにさらに、Perplexityはマーメイド記法でのグラフやチャートの出力にも対応。こちらはPerplexity外のエディター(Mermaid Live Editor / VSCode / GitHub…etc.)で編集できるのが魅力です。
裏技・プロンプトの詳細は、投稿のスレッドを要チェックです!
AIモデルを変更することで倫理規定を緩和可能
有料版のPerplexity Proでは、Perplexity独自のAIモデルに加えて他社のLLMも使えちゃいます。なかでも、「Sonar」というAIモデルがどうやら便利らしいんです。まずは、裏技を紹介している下記投稿をご覧ください!
LLMは有害な回答を生成しないための倫理規定を備えているのですが、Sonarではその効き目が弱いとのこと。実験的なアイデアを壁打ちする際に使えそうな気がします!
アイデア出しはSonar、清書はClaude 3というふうに使い分けるといいかもしれませんね。
参考文献の出力
リサーチから要約までこなしてくれるPerplexityは当然、レポート作成に最適。課題に追われる大学生の心強い味方になってくれそうです。そんなPerplexityで、「地味に便利な使い方」を見つけた下記の投稿が話題になっています!
こちらはレポートの最後に添える参考文献の一覧を爆速で用意するための裏技。具体的には、Perplexityが記事タイトル・Webサイト名・取得日付をURLから取得してくれるというものなんです!
その効果のほどは……
以上のとおり完璧。学生のみなさん、Perplexityで「楽単」を制しちゃいましょう!
英語のプロンプトからでも日本語で回答
Perplexityでは、回答時に生成される言語をデフォルトで設定しておくことができます。その方法は簡単で、プロフィールから選択するだけ。こちらを活かした下記の裏技がかなり便利そうです!
以上のとおり、日本語をデフォルトの言語に設定しておくと、外国語記事の和訳&要約が一瞬で片づいちゃうんです!
こちらの裏技、海外メディアの内容を日本語にローカライズしたい場合や最新の論文をキャッチアップしたい場合など、いろいろ使えます。ぜひぜひ、お試しください!
回答内容に沿った画像が生成可能
有料版・Perplexity Proでは、画像生成AIも解禁されています。まずは、下記の投稿で詳細をチェックしましょう!
このように、Perplexityなら回答内容に適した画像が生成可。どの記事でも使えるアイキャッチ画像や抽象的な内容を扱う場合の挿絵が一瞬で手に入ります。
こちらの裏技はもちろん、X(旧・Twitter)やInstagram用の画像にも対応しています。媒体問わず広報担当の方におすすめですよ。
レシピ検索が可能
Perplexityは引用による正確度の高い回答が魅力。ブラウジングを極力避けたがるChatGPTと比べて、料理のレシピでもある程度正しく返してくれます。
そんなPerplexityを活用した裏技は……
以上のとおり。Perplexityなら、複数のWebサイトをもとに簡潔なレシピを返してくれるんです。
こちら、筆者が直々にためしてみたところ……
以上のとおり、Perplexityは「冷蔵庫の余り物を使ったレシピ」まで考えてくれました!あと冷蔵庫の在庫管理さえ自動化できたら、人類は献立の悩みから解放されるかもしれません。
新しいスキル習得のための学習
次世代の検索エンジンPerplexityなら、Google検索よりも効率的にリサーチ・学習・スキル習得が行えます。下記の投稿はその最たる例で……
このように、前知識なしでも商品のリサーチ・比較ができちゃうんです。しかも……
- ChatGPTと違って、明確な情報ソースがある
- Googleと違って、似たり寄ったりな比較サイトを見なくても良い
というふうに、Webライターの筆者が失業しそうなほどの強みを備えています。(※引用元に収益を配るしくみを整備中とのことです!)
旅行計画の作成
Perplexityは、旅行計画の生成にも最適。まずは下記の投稿で、裏技・プロンプトの詳細をどうぞ!
このようにPerplexityを使えば、人気スポットを周遊する旅行プランが一瞬で生成可。レビューサイトを比較して回らなくてもいいのが魅力です。旅行の道中でイレギュラーが発生しても、Perplexityなら「プランB」が楽々用意できちゃう……かもですね!
ブログ記事の作成
Perplexityを使えばブログ記事の作成も、下記のとおり一瞬です。
その方法・裏技は……
- Perplexityにアクセス
- ライブラリからページを選択
- 「何についてのページですか?」に記事のテーマを入力
- 編集・確認後「公開」をクリック
以上のとおり。「引用元の指定ができない」「文章が若干不自然」等、まだまだ弱点はありますが、今後に期待できそうです!
バッチファイルの作成
Perplexityはコーディングにも対応しています。これを活かした裏技は……
こちら!「バッチファイルの作成」です。よく行う単純作業をバッチファイルに含めることで、業務が捗ります。
ちなみに上記事例では、ダブルクリックで動かせるバッチファイルに……
- 画像拡張子をwebpからpngに変換するコード
- 文字化け対策
を含めることで、DALL-E3で生成した無数のwebp画像をpng画像に一括変換できるようにしています。これなら、jpg / jpeg / pngからwebpに変換するバッチファイルも作れるはずです。SEO対策でブログにwebp画像を使っている人はぜひぜひ、こちらをお試しください!
なお、Perplexityの企業向けプランについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
Perplexity登場で「検索=チャット」の時代に
当記事では「Perplexityの裏技」と銘打って、Perplexityの活用事例を10個お届けしました。以下にてもう一度、LLM搭載の次世代型検索エンジン・Perplexityの強みを振り返っていきましょう!
● ブラウジング&引用で、正確度の高い回答が生成可
● 対話形式でセマンティック(意味的)かつ効率的な検索が可能
● 日本語対応済み
以上の特徴をもつPerplexityなら、今回ご紹介したように……
- グラフやチャートの生成
- AIモデルを変更することで倫理規定を緩和可能
- 参考文献の出力
- 英語のプロンプトからでも日本語で回答
- 回答内容に沿った画像が生成可能
- レシピ検索が可能
- 新しいスキル習得のための学習
- 旅行計画の作成
- ブログ記事の作成
- バッチファイルの作成
といったことが可能。PerplexityがGoogle一強の時代を終わらせてしまう……かもしれませんね!
WEELの生成AIへのスタンス
ChatGPTやStable Diffusionなど使い勝手の良いAIサービスは沢山あります。そういったもの1度使ってみて、もっとこうしたい、こう言った使い方をしたいと言った方に向けてカスタマイズを勧めております。
もし、自社で生成AIを活用したいという場合は
1. 汎用的な生成AIツールを導入し、定着させる
2. 業務を生成AIに解けるタスクまで分解し、自動化する
のどちらかが良いと思います。
弊社では
1の場合、生成AIセミナーの実施や生成AIコンサルティングなどで、AI専門家による生成AI活用指導
2の場合、PoC開発やソリューション開発などで、LLMエンジニアやAIコンサルタントが御社にあったAIツールの開発を行います。
無料相談にてご相談を承っておりますので、興味がある方は以下からご連絡ください。
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