生成AIツールの開発費用が高い!コストを下げる2つの方法をご紹介

生成AIツール 開発費用 コスト軽減

みなさんは「生成AIツールの開発」に、どれほどの費用がかかるかをご存知ですか?

「かなりするんじゃない?」と思いの方もいるかもしれません。

しかし、補助金を活用すると安く生成AIツールの開発が可能。開発経費のうち最大80%まで補助が受けられるんです!

当記事では生成AIツールの開発の費用相場から、コストカットの方法までを徹底解説。弊社で利用可能な補助金についても紹介していきます。

最後まで読んでいただくと、生成AI導入への心理的ハードルが下がるはず。ぜひともご覧の上、「DXへの第一歩」を踏み出してください!

目次

生成AIツールの開発費用の相場

ここでは、弊社の生成AIツールの開発を例にとって、費用の相場を解説します。

弊社が請け負っている、生成AIの開発は大まかに2プラン。社内用のAIツールに向く小規模な「プロトタイプ開発」と、社外用のAIツールに向く大規模な「ソリューション開発」に分けられます。

まずは比較的低価格・短期間で達成できるプロトタイプ開発から、相場と内容をみていきましょう。

プロトタイプ開発の相場

「プロトタイプ開発」は既存の生成AIと自社データを利用する、小規模な開発プラン。ゼロからAIを作るわけではないため、下記のとおり低価格・短期間で完了します。

  • 費用:1,200,000〜1,600,000/月
  • 期間:2〜4ヶ月

スケジュール例は以下のようになります。

このように短期間で完結するプロトタイプ開発の工程は、以下の3つのように番号順に進行していきます。

  1. データクレンジング:生成AIが理解できるように、自社データを整理する
  2. チューニング:自社データを生成AIに学習させる
  3. ロジック開発:生成AIと自社システムを連携させる

以上の費用・期間・工程で達成できるのは「チャットボット」や「自動化ツール」など、社内業務を代行してくれるAIツールの検証開発(本番環境で使う場合は別途インフラ構築の費用が掛かります)

ソリューション開発の相場

「ソリューション開発」は生成AIの基盤からWeb、クラウドインフラ、GUI(グラフィカルユーザインタフェース)まで全てを特注する大規模な開発プランです。

ソリューション開発の費用と期間は下記のとおり、開発期間に応じて変動します。プロトタイプ開発と比べて開発期間が長くいことが特徴です。

  • 費用:個別お見積
  • 期間:4ヶ月〜

開発のスケジュール例はこちらをご覧ください。

設計と検証はウォーターフォール方式で行い、各機能の開発はアジャイル方式で行う、ハイブリッド方式を採用しております。

以上の費用・期間・工程を経ることで、「Webアプリ」や「ネイティブアプリ」の開発が可能。顧客に提供できるクオリティの、「生成AI搭載型のプロダクト」が完成します。

ちなみにプロトタイプ開発で扱っている「チャットボット」については、以下の記事がその作り方を詳しく解説しております。

生成AIの開発費用の内訳

弊社では以下のようにして、工数と時給で開発費用を算出しています。

開発費用=工数×2万円/1時間
(工数=人数×時間)

とはいえ開発費用は減らすことが可能。次の見出しでその具体的な方法をみていきます。

生成AIの開発費用を抑えるには

もしかしたら、生成AIの開発費用が少し高いと感じられた方もいるかもしれません。

そこで、開発費用を抑える方法を2つご紹介します。

  • 補助金を活用する
  • 他の作業も一部、自社で行う

まずは気軽に取り組める「補助金の活用&データ処理の自社対応」から見ていきましょう。

補助金を活用する

弊社の生成AI開発サービスは、補助金に対応できます。条件を満たせば最大で負担額の8割程度まで支援が受けられます。

加えて生成AI開発の要、学習データについてはノーコードでクレンジングまでが可能。まずは補助金の種類と支給条件から、みていきましょう。

働き方改革推進支援金

弊社に生成AI開発を発注いただく際に「労働時間短縮の目標」を定めると、「働き方改革推進支援金」の受給資格が満たされます。

支給額は目標により変動。「生成AI開発にかかる経費」に対して、最大で75%から80%の支援が受けられます。
ただし、上限は200万円までとなっております。

また、「働き方改革推進支援金」の申請の受付は2023年11月30日(木)までとなっています。

人材開発支援助成金

人材開発支援助成金」は、業務に関連した専門的なスキルを習得させる訓練の費用を一部支援する制度です。支援内容や目的によっていくつかのコースに分けられています。

「人への投資促進コース」では費用の45%から最大で75%もの支援を受けることができ、限度額は2,500万円です。かなり大規模な支援を期待できます。

ただ、補助金・助成金の申請額や条件は、自社の状況に応じて変わってきます。

詳しくは、以下のページで解説していますが、弊社では助成金パートナー企業のサポートも提供することが可能です。
【助成金×生成AI】WEELのAI導入コンサルティング・開発サービスが、助成金・補助金に対応!

生成AI開発に関するご相談をご希望の方は、1時間無料相談から承っております。
こちらからご連絡ください。

ここまでは補助金を活用してコストを抑える方法を解説しましたが、次にもう一つコストを抑えて開発をする方法をご紹介します。

他の作業も一部、自社で行う

開発の一部を自社で行えば、生成AIの開発費用を抑えられます。

例えば、以下の作業を自社で行うことが可能です。

  1. 名寄せ:複数のデータを1つのファイルに統合
  2. データクレンジング:重複や空白の解消、全角半角の統一etc.
  3. マニュアル作成:クレンジングのルールを定める

ちなみにデータ処理にはおなじみ「Excel」のほか、下記に代表されるノーコードツールが使用可能です。

  • AWS Glue DataBrew
  • FORCAS
  • uSonar

他にも若干専門性が上がりますが、以下の作業を自社で行うことも可能です。

  • アノテーション:自社データに説明書きをつける
  • ファインチューニング:既製の生成AIに自社データを追加で学習させる

ちなみにChatGPTにファインチューニングを行う方法は、以下の記事が「実践付き」で紹介しております。

生成AI開発について知りたい方は、こちらから無料でご相談を承っております。

弊社の生成AI開発事例

弊社では生成AIに関する開発を行っております。

自社専用のAIチャットボット開発実績

弊社では、自社専用のAIチャットボット開発も行っています。

AIチャットボットには専門知識を学習することができ、例えばマーケターやエンジニア、コンサルタントなど、専門家を複数登場させることも可能です。

AIチャットボットを作成することで、社内の質疑にかかる工数を減らすことができ、余剰時間を産むことができます。

弊社は、透明性を重要視しており、このAIチャットボット作成手法を一般公開しています。

以下の記事からご覧ください。

Qiita
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自社専用のAIチャットボット開発に興味がある方には、まずは1時間の無料相談をご用意しております。
こちらからご連絡ください。

社内人事業務の自動化実績

弊社では、生成AIを活用し社内人事業務を99%自動化をした実績がございます。

社内人事評価にAIを導入することで、社員満足度を定量的に評価でき、社内人事を99%自動化することができます。

方法は以下の通りです。

  1. 社員インタビューをAIが自動で文字起こし
  2. 文字起こしした内容をAIに読み込ませる
  3. 会話内容をAIが解析し、社員満足度を定量的に評価

成果物: スコアリングした数値データ(レーダーチャート)、スコアリングに影響を与えた注目すべき会話内容(Excel)

これにより、人が介在する業務は社員インタビュー時のみとなり、それ以外は全てAIが自動で対応します。

社内人事業務の自動化に興味がある方には、まずは1時間の無料相談をご用意しております。
こちらからご連絡ください。

まとめ

生成AIの開発費用の相場は、以下のようになっております。

プロトタイプ開発

  • 費用:1,200,000〜1,600,000/月※
  • 期間:2〜4ヶ月

ソリューション開発

  • 費用:個別お見積
  • 期間:4ヶ月〜

※開発費用は「人数×時間×20,000円/1h」で概算

もし高いと感じられた方は、「働き方改革推進支援金」などの補助金を使うと、開発費用の最大80%のコストカットが可能です。

「働き方改革推進支援金」をご利用いただいた場合開発費用1,200,000〜1,600,000/月から、最大80%割引で「240,000〜320,000/月」にすることが可能です。(条件あり)

もし、自社で生成AIを導入したいということであれば、まずは1時間の無料相談でご相談ください。
こちらからどうぞ!

最後に

いかがだったでしょうか?

弊社では

・マーケティングやエンジニアリングなどの専門知識を学習させたAI社員の開発
・要件定義・業務フロー作成を80%自動化できる自律型AIエージェントの開発
・生成AIとRPAを組み合わせた業務自動化ツールの開発
・社内人事業務を99%自動化できるAIツールの開発
ハルシネーション対策AIツールの開発
自社専用のAIチャットボットの開発

などの開発実績がございます。

まずは、「1時間の無料相談」にてご相談を承っておりますので、ご興味がある方はぜひご連絡ください。

➡︎生成AIを使った業務効率化、生成AIツールの開発について相談をしてみる。

生成AIを社内で活用していきたい方へ

「生成AIを社内で活用したい」「生成AIの事業をやっていきたい」という方に向けて、生成AI社内セミナー・勉強会をさせていただいております。

セミナー内容や料金については、ご相談ください。

また、弊社紹介資料もご用意しておりますので、併せてご確認ください。

投稿者

  • Hiromi Sai

    ChatGPTメディア運営 / テクニカルライター リベラルアーツ専攻。大学休学中は、Webマーケティング会社のマネージャーとしてライター、ディレクター100名のマネジメントをする。南米のチリとタイでの長期居住歴を持つ。

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