企画書作成に使えるAIツールおすすめ11選|提案書作成にも対応

- 企画書の作成目的に合わせてツールを選ぶことが大切
- 高精度な出力には、目的・対象読者・背景を明確にしたプロンプト設計が不可欠
- 6W3Hを活用した具体化と人間によるファクトチェックが重要
企画書の作成で悩んではいませんか?近年の生成AI技術の進化により、企画書作成は単なる文章の下書きにとどまらず、市場リサーチから骨子作成、さらにはプレゼンスライドの自動生成やデータ分析まで一気通貫で効率化できる段階へと突入しています。

この記事では、企画書や提案書の作成におすすめの生成AIツール11選を徹底比較!選び方のポイントや実践的な作成ステップ、成果を出した企業の活用事例まで分かりやすく解説します。自社の業務に最適なツールを見つけ、企画書作成のスピードとクオリティを劇的に向上させたい方はぜひ最後までご覧ください。
\生成AIを活用して業務プロセスを自動化/
生成AIで企画書作成はどう変わる?

生成AIを活用した企画書作成は、単に文章を作るだけの段階から大きく進化しています。現在では、チャット型で構成案や本文を考えるだけでなく、スライドの自動生成・情報収集の補助・ファイル内容の要約や解析まで対応できるようになりました。企画書の内容をもとに提案書へ展開したり、営業資料やプレゼン資料向けに表現を調整したりする、実務寄りの使い方も広がっています。
従来であれば担当者の経験やスキルが必要で、1から手作業で企画書を作成しないといけません。そのため、人によって出来に差があったり、作成するまでに時間がかかったりしていました。
しかし、生成AIを活用することで企画書の作成スピードをあげることができるだけではなく、使い方によってはクオリティも上げることができます。
生成AIを営業で活用した事例について詳しく知りたい方は、下記の記事も合わせてご覧ください。

【無料あり】生成AI企画書作成ツールのおすすめ11選!
| ツール名 | おすすめの用途 |
|---|---|
| Gemini | Google ドキュメントやGoogle スライドと連携しながら企画書を作成 |
| Gamma | 文章をもとにプレゼン資料まで一気に作成する |
| Microsoft Copilot | Microsoft Officeと連携して企画書の構成作成から資料化まで進める |
| ChatGPT | 企画書のたたき台作成や構成整理から始める |
| Canva AI | デザイン性の高い提案資料やプレゼン資料を作成 |
| Beautiful.ai | スライドの見た目やレイアウトを整えながら資料化する |
| Claude | 長文の整理や自然な文章表現で企画書をブラッシュアップする |
| SmartSlide | 営業提案につながる企画資料を作成 |
| SlidesAI | 企画書の内容をもとにスライド作成を効率化 |
| Notion AI | アイデア整理から企画書の下書き作成まで一貫して進める |
| Genspark | リサーチから生成までAIエージェントが一括対応 |
生成AI企画書作成ツールは、それぞれ得意なことが異なるため、目的に合ったものを選ぶことが大切です。まずは各ツールの特徴とおすすめの用途を確認し、自社の企画書作成フローに合うものを見つけてみてください。
Gemini|Googleサービスとの連携で企画書作成を効率化

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | 【Google One】 無料プラン:無料 Google AI Plus:750円 Google AI Pro:2,900円 Google AI Ultra 5x:14,500円 Google AI Ultra 20x:32,000円 【Google Workspace】 Starter:800円 Standard:1,600円 Plus:2,500円 エンタープライズ:要問い合わせ |
| 強み | Googleサービスと連携して企画書作成を進められる |
Geminiは、Googleサービスとの連携を活かしながら企画書作成を進められる生成AIです。Googleドキュメント内で、企画書の下書き作成や文章の書き直しができ、構成案から本文作成までを一つの画面で進めやすくなっています。作成した企画書は、Googleスライドでそのままスライド資料にできるほか、Gemini in Google スライドで、新しくスライド資料を作ることもできます。
Gamma|文章からプレゼン資料を作成

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | Free:無料 Plus:1,440円 Pro:2,500円 Ultra:13,274円 Team:2,950円/ユーザー Business:5,900円/ユーザー |
| 強み | 文章や構成案からプレゼン資料を作れる |
Gammaは、入力した文章や構成案をもとにプレゼン資料を作成できるツールです。企画書の内容をそのまま視覚的な資料へ落とし込みたい場合に向いています。デザインやレイアウトも自動で整えやすいため、資料作成にかかる手間を減らしたい方でも問題ありません。
Microsoft Copilot|Office製品との連携で企画書の構成と資料化を効率化

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | 【個人向け】 Microsoft 365 Personal:2,130円 Microsoft 365 Family:2,740円 Microsoft 365 Premium:3,200円 Microsoft 365 Pro:16,000円 【一般法人向け】 Copilot Chat:無料(Microsoft 365に含まれる) Microsoft 365 Business Standard and Microsoft 365 Copilot Business:35238円 Microsoft 365 Business Standard(No Teams)and Microsoft 365 Copilot Business:2,698円 |
| 強み | Word・Excel・PowerPointと連携して資料作成を進めやすい |
Microsoft Copilotは、Word・Excel・PowerPointを組み合わせながら企画書や提案資料を作成できるツールです。Wordの内容をもとにPowerPointのスライドを自動生成したり、Excelの数値データをもとにグラフ付き資料を作成したりできるため、既存のOffice環境内で資料作成を効率化しやすくなります。
Copilotを無料で企画書作成に活用したい方は、以下の記事もご覧ください。

ChatGPT|企画書のたたき台作成と構成整理に役立つ汎用AI

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | Free:無料 Go:1,400円 Plus:3,000円 Pro:16,800円~ Business:3,050円 Enterprise:要問い合わせ |
| 強み | 企画書のたたき台作成・構成整理・言い換えに使える |
ChatGPTは、企画書のたたき台作成や構成整理に役立つ汎用性の高い生成AIです。テーマや目的を入力することで、企画の方向性を整理したり、見出し案や本文の下書きを作成したりできます。使い方の自由度が高いため、企画書作成の初期段階から幅広く活用しやすいのも魅力です。
ChatGPTの無料版については下記で解説

Canva AI|デザイン性の高い提案資料を作成

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | Canva Free:無料 Canva プロ:11,800円 Canvaビジネス:18,800円 Canvaエンタープライズ:要問い合わせ |
| 強み | テンプレート・プレミアムAIツールでデザイン性の高い資料を作れる |
※料金は年払いで記載
Canva AIは、デザイン性の高い提案資料やプレゼン資料を作成しやすいツールです。テンプレートが豊富に用意されているため、デザインに自信がない方でも資料作成をスムーズに始められます。
Beautiful.ai|企画内容に合わせてスライドデザインを最適化

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | Pro:14.5ドル Team:40ドル Enterprise:要問い合わせ Single presentation:45ドル ※無料トライアルあり |
| 強み | Smart Slidesでレイアウト調整を自動化できる |
※料金は年払いで記載
Beautiful.aiは、企画書や提案内容をもとに、見やすいスライド資料へ落とし込みやすいAIプレゼン作成ツールです。Smart Slides機能で内容に合わせてレイアウトや余白を自動調整できるほか、文章の書き直しや要約、画像生成にも対応しています。
Claude|長文整理と自然な文章で企画書をブラッシュアップ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | Free:無料 Pro:22ドル Max:110ドル Team:22ドル Enterprise:要問い合わせ |
| 強み | 長文整理と自然な文章表現に強い |
Claudeは、長文整理や自然な文章表現を得意とする生成AIです。情報量が多い企画書でも、内容を整理しながら読みやすい文章へ整えられます。
SmartSlide|営業提案につながる企画資料を作成

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | 要問い合わせ(57,800円〜) |
| 強み | 営業提案につながる企画資料を作りやすい |
SmartSlideは、営業提案につながる企画資料を作成するツールです。単に資料を自動生成するだけでなく、最新のプロダクト資料や過去の提案資料を一元管理し、必要な情報を探しながら提案内容に反映しやすい仕組みが整えられています。営業現場で使われた資料や成果につながった資料を可視化し、チーム内で再活用しやすくできるため、属人化しやすい提案ノウハウを共有したい場面にも向いています。
SlidesAI|企画書の内容をもとにスライド作成を効率化

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | 【個人向け】 基本:無料 プロ:1,550円 プレミアム:3,240円 【法人向け】 要問い合わせ |
| 強み | 企画書の文章をもとにスライド化しやすい |
SlidesAIは、企画書の内容をもとにスライド作成を効率化できるツールです。文章ベースでまとめた内容をプレゼン資料に展開したいときに使いやすく、資料化の手間を減らせます。テキストやトピックを入力すると、生成AIが構成を整理しながらスライドのたたき台を作成してくれるため、企画書をもとに短時間で資料化したい場面に向いています。
Notion AI|アイデア整理から企画書の下書き作成まで支援

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | フリー:無料 プラス:1,650円 ビジネス:3,150円 エンタープライズ:要問い合わせ |
| 強み | Notion内のメモ・議事録・既存ページをもとに整理しやすい |
Notion AIは、アイデア整理から企画書の下書き作成まで一貫して進めやすいツールです。企画の方向性を整理しながら、必要な情報や論点をまとめていく作業に活用できます。Notion上のメモや議事録、既存ページをもとに要点を整理しながら下書きを作りやすく、情報が点在している状態でも企画の骨子をまとめやすいのが強みです。
Genspark|リサーチから生成までAIエージェントが一括対応

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | Free:無料 Plus:3,200円~ Pro:40,000円~ |
| 強み | 企画の初期調査からプレゼン資料の完成までを大幅に時間短縮したい場合に極めて効果的なツール |
Gensparkは、自律型AIエージェント技術を活用して情報収集から企画書の構成案作成、プレゼンスライドの自動生成までをワンストップで行えるツールです。
従来のAIツールのようにテキストを出力するだけでなく、最新Web情報のディープリサーチ結果をもとに骨子を組み立て、視覚的なスライド資料としてそのまま出力してくれます。さらに、手持ちのPDFやWord、Excelなどの既存資料を読み込ませて企画書や提案スライドへ再構成することも可能です。
生成AI企画書作成ツールの選び方
生成AI企画書作成ツールは、それぞれ得意な役割が異なるため、料金や知名度だけで選ぶのはおすすめしません。
まずは文章生成型かスライド生成型かを見極めたうえで、日本語の使いやすさ・共同編集機能・セキュリティ・既存ツールとの連携もあわせて確認することが大切です。
文章生成型かスライド生成型か
生成AI企画書作成ツールを選ぶときは、まず文章生成型かスライド生成型かを確認しましょう。本記事で紹介しているツールがどちらに対応しているか、以下にまとめました。
| 種類 | ツール |
|---|---|
| 文章生成型 | Gemini、ChatGP、Claude、Notion AI |
| スライド生成型 | Gamma、Microsoft Copilot、Canva AI、Beautiful.ai、SmartSlide、SlidesAI |
企画の方向性整理や骨子・本文の作成をゼロから組み立てたい場合は、GeminiやChatGPT・Claude・Notion AIといった文章生成型が向いています。一方で、作成した構成案をもとにレイアウト済みのプレゼン資料へ一気に落とし込みたい場合は、GammaやMicrosoft Copilot・Canva AI・Beautiful.ai・SmartSlide・SlidesAIなどのスライド生成型を選ぶのが効果的です。
日本語で使いやすいか
次に重要なのが、日本語の出力精度と操作画面の扱いやすさです。企画書では微妙な言葉のニュアンスや業界用語の正しさが求められるため、システム画面の日本語対応だけでなく、自然な日本語表現で出力できるかテストしておくと安心です。
GeminiやMicrosoft Copilot・ChatGPT・Canva AIをはじめとする主要ツールは日本語環境に対応していますが、社内へ広く定着させるためには、マニュアルがなくても直感的に操作できるツールを優先するとよいでしょう。
共同編集機能があるか
チームでの共同編集やレビューのしやすさも欠かせない比較軸です。企画書は上司の承認や他部門の確認など、複数人で連携しながら仕上げることが多いため、共有リンクの発行やリアルタイムでの同時編集・コメント機能が整っているツールが実務で重宝します。
特にGeminiやMicrosoft Copilot・Gamma・Canva AI・Beautiful.ai・Notion AIなどは共同編集機能が充実しており、クラウド上でチーム作業を行う組織の業務プロセスを強力に後押しします。
セキュリティや管理機能は万全か
法人利用においては、セキュリティ対策と管理機能の万全さが極めて重要な選定基準となります。企画書には未発表の事業計画や営業戦略、数値データなどの機密情報が含まれるケースが多いため、入力したデータがAIの学習に二次利用されない仕組みになっているかの確認が必要です。
Gemini for Google WorkspaceやMicrosoft Copilot・ChatGPTの法人向けプラン・Notion AI・Canva AIなどは、アクセス権限の制御や監査ログ機能が備わっており、組織のガバナンスを保ったまま安全に運用できます。
既存ツールと連携しやすいか
普段使っている既存のツールやストレージとスムーズに連携できるかもチェックしておきたいポイントです。例えばGeminiはGoogle Workspace、Microsoft CopilotはMicrosoft 365の各種Office製品とシームレスに連携できます。また、GammaやNotion AI、Canva AIのようにGoogle DriveやSlack、Dropboxなどと接続できるツールもあります。
新しいツールを単体で導入するよりも、日頃の作業環境の延長線上でAIを呼び出せる仕組みを整える方が、導入後の定着化や作成作業の効率化をより確実に達成できます。
- Gemini|Google Workspace
- Microsoft Copilot|Microsoft Office
- Gamma|Google Drive・Google スライド
- Notion AI|Google Drive・Slack・Jira
- SlidesAI|Google スライド
- Beautiful.ai|Slack
- Canva AI|Google Drive・Dropbox・OneDrive
- SmartSlide|PowerPoint
料金が予算に合っているか
ツールのコストパフォーマンスが自社の運用規模に見合っているかも必ず検証したいポイントです。個人での試用や小規模チームであれば、無料枠や月額2,000円〜3,000円前後の手軽なプランでも十分な効果を得られます。
一方で、自社の機密データを安全に扱いながら全社で運用する場合は、セキュリティ機能が強化された法人向け上位プランの契約が必要となり、一定の予算確保が求められます。安さだけで決めるのではなく、社外への開示レベルや利用人数、ツールにより資料へ自動挿入されるロゴ表示の有無などを含めて、予算内で実務に耐えうるプランを見極めることが成功の鍵となります
プレゼン資料を作成できるおすすめの生成AIツールが知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

生成AI企画書作成ステップ

生成AIを活用すれば、効率よくクオリティの高い企画書を作成できます。生成する際は正しいステップを踏むことで、精度を更に高めることが可能です。ここでは、実務に役立つ企画書の作成方法をステップごとに紹介します。
ゴールとターゲットを定める
まずは「この企画書で何を達成したいのか」「誰に向けて書くのか」を明確にすることが大切です。
例えば、「部長に新規サービスの導入を提案する」「経営層に予算を承認してもらう」など、目的と読み手を具体的に設定しましょう。目的が明確になることで、生成AIは内容に沿った精度の高い企画書を出力できるようになります。
プロンプトの設計
ステップ①でゴールとターゲットを明確に定めたら、次に生成AIに入力するプロンプトを設計していきます。
この作業はとても重要で、プロンプトを曖昧にしてしまうと求めているような出力ができないため、プロンプト設計は念入りに行いましょう。
例えば、「中期経営計画の一環として、売上10%増を目指す新商品企画を、部長向けに提案する企画書を作成して」など、明確な目標値や誰に向けて提案する資料なのかなど、細かく指定することでより高精度な企画書を作成できるようになります。
また、プロンプト設計と同時に必要なデータや参考資料などがある場合はこのタイミングで準備し、プロンプトに〇〇の資料を参考にして情報を組み込む必要があります。
企画書の出力とブラッシュアップ
プロンプト設計が完了したら次は出力を行います。一番初めに出力された企画書は精度が低い可能性があるため、出力された内容を全て確認し、必要に応じて修正を行っていきます。
また、足りない情報があったり、もう少し深掘りしたい部分がある場合は、追加で「〇〇の部分をより詳しく出力して」「〇〇の情報を追加して」など細かくプロンプトを入力することで希望通りの情報を追加できます。
しかし、生成AIはハルシネーションを起こす可能性があるため、出力された内容は必ず人の目で確認を行いましょう。
画像や図などを作成
企画書の内容が固まったら最後に画像や図を作成し、視覚的に見やすい企画書を作っていきます。
利用する生成AIによっては、生成した内容に沿った画像を生成できるので、「〇〇の部分を図説してください」「〇〇の画像を生成してください」などのプロンプトを入力して、テキストのみの企画書ではなく、画像を用いたわかりやすい企画書を作ることができます。
AI導入の調査・比較フェーズで失敗しない進め方について、以下の記事でも詳しく解説しています。

生成AI企画書作成を実践
前述のステップの通り、実際に生成AIを使って企画書作成をしてみましょう。今回は、ChatGPTとGammaを使用しました。
ChatGPTで企画書を作成

まずは「部長に新規サービスの導入を提案する」ことをゴールとして「中期経営計画の一環として、売上10%増を目指す新商品企画を、部長向けに提案する企画書を作成して」と入力し、右下にある上矢印を押します。

このように企画書が出力されました。更に細かくプロンプトを入力して精度を上げていきます。今回は、「新商品のコンセプトの部分をより詳しく出力して」と入れてみましょう。

このように、より詳細な改訂版が出力されました。こうして指示を重ねていくことで、完成度の高い企画書を作ることができます。
出力された内容をもっとわかりやすくするために、画像や表を作成しましょう。ChatGPTに「コンセプト全体構造図を図説して」と指示します。

このように画像が出力されました。文章だけでは伝わりにくい内容も、画像を挿入するだけで企画書がずっとわかりやすくなります。
以上のステップを押さえておくと、さまざまな企画書のパターンに応用できるので、ぜひ実際に試してみてください。
企画書をGammaでスライド資料にしてみた
作成した企画書はスライド生成AIを使うことで、スライド資料にも展開できます。今回は、ChatGPTで作成した企画書をGammaに入力して、スライド資料を作ってみます。

Gammaが企画書の内容をもとに、見出しや本文を整理しながらスライド資料の形に変換してくれます。ゼロからPowerPointを作るよりも、短時間でたたき台を作れました。

このように、ChatGPTで企画書を作成し、必要に応じて図解も加えたうえでGammaに展開すれば、企画書とスライド資料を効率よく作成できます。
生成AI企画書のメリット

生成AIを活用した企画書作成には、作成スピードの向上やアイデア出しの効率化など、さまざまなメリットがあります。以下では、企画書作成時に生成AIを活用するメリットについて詳しくご紹介します。
企画書作成スピードの向上
前述した通り、従来であれば企画書の作成は1から手作業で行う必要があるため時間がかかってしまいます。しかし、生成AIを活用すれば必要な情報や適したプロンプトを入力するだけで瞬時に企画書を作成することが可能です。
例えば、新規事業のための企画書をすぐに作らないといけないというシーンでも、構成案や文章の草案を瞬時に生成できるため、通常であれば数時間かかる作業を数分に短縮できます。
また、複数パターンを同時に比較・検討できるので、より精度の高い企画書を作成可能です。
アイデア出し
企画書を作成する際に、アイデアが出ない……という場合もあるでしょう。
そんな時に、生成AIを活用することで新たな視点からアイデア出しをすることができるため、今までにない発想の企画出しを行える可能性があります。
「この企画のターゲットを広げるには?」「新たな収益モデルは?」といった問いに対して、さまざまな切り口で企画を提案してくれるため、アイデア出しに行き詰まった時でも効果的に活用することができるでしょう。
資料のトーンやフォーマットの統一化
プロジェクトや納期次第では企画書を複数人で作成することもありますが、複数人で1つの企画書を作成すると、トーンやフォーマットに違いが出てくる場合もあります。
そんな時でも、生成AIを活用すればプロンプトによって文体や構成を統一できます。
また、経営会議用や営業用など用途に応じたフォーマットにも柔軟に対応可能なため、複数の資料をまとめたい時や別のフォーマットに変更したい時にも役に立ちます。
企画書のブラッシュアップ
作成した企画書を生成AIにアップロードすることで、さまざまな角度から修正案を提案してくれるため簡単にブラッシュアップをすることが可能です。
例えば、新規事業立ち上げの企画書を作成した場合、作成した企画書を生成AIにアップロードし、「実現可能か?」や「立ち上げ予算は妥当か?」などのプロンプトを入力することで、さまざまな角度から検討を行い、回答してくれます。
これにより、より具体的かつ精度の高い企画書を作成することができるでしょう。
生成AIで完成度の高い企画書を作成するコツ
生成AIは便利なツールですが、使い方を誤ると内容が正確に伝わらなかったり、意図とズレた出力になったりといった失敗につながります。ここでは、生成AIで完成度の高い企画書を作成するコツを解説します。
プロンプトを具体的に記載する
生成AIに企画書を書かせる際に「売上を伸ばしたい」「事業を拡大したい」といった抽象的な指示だけでは、出力される内容もぼんやりとしたものになります。
生成AIはあくまで指示された内容に忠実に従う存在なので、読み手や目的、背景など想定している成果まで明示することが重要です。
6W3Hで企画を具体的に整理する
生成AIで企画書を作成する際は、プロンプトを具体的にするだけでなく、企画そのものを整理してから入力することも重要です。以下のような6W3Hで整理すると、企画の抜け漏れを減らしながら内容を具体化しやすくなります。
| 項目 | 整理する内容 |
|---|---|
| What(何を) | どのような企画を提案するのかを明確にする |
| Why(なぜ) | 企画を実施する背景や目的を整理する |
| Who(誰が) | 企画の担当者や中心となる関係者を明確にする |
| Whom(誰と) | 協力する部署やパートナーを整理する |
| Where(どこで) | 展開する市場や対象エリアを明確にする |
| When(いつ) | 提案時期や実施時期、スケジュール感を整理する |
| How(どうやって) | 実現に向けた方法や進め方を具体化する |
| How much(いくらで) | 必要な予算や想定コストを整理する |
| How many(どれだけ) | 売上目標や想定規模などの数値を明確にする |

以下のように、各要素ごとに細かく整理してくれます。

最終的には、以下のように一覧表にまとめてくれました。

企画書のアイデアそのものがまとまっていない場合は、ぜひ6W3Hを試してみてください。
企画書のテンプレートを活用する
生成AIで企画書を作成する際は、ゼロから構成を考えるのではなく、あらかじめテンプレートを活用するのも有効です。企画書には、企画概要やスケジュールといった定番の項目があるため、基本構成を決めておくことで、生成AIにも指示を出しやすくなります。
AIが生成した企画書の内容をファクトチェックする具体的な方法を知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

活用事例|生成AI企画書で成果を出した企業
最後に実際に生成AIを活用して企画書を作成して成果を出した企業の活用事例をご紹介します。
株式会社アドウェイズ
各種広告事業やメディア開発事業等を行っている株式会社アドウェイズでは、社内で組織横断のプロジェクトが複数あり、社内に点在するノウハウやナレッジを資料化する必要がありました。
しかし、手作業で資料化するには時間がかかったり、作成担当者が違うことによってまとめ方やトーン&マナー(トンマナ)などが揃わず見づらいといったことも少なくありませんでした。
そこで、AIツールを導入したところ、資料作成スピードを向上させることに成功しただけではなく、どの担当者が作成してもトンマナも合わせることができるようになったため、効率的に資料作成の精度をあげることができました。
沢井製薬株式会社
ジェネリック医薬品のリーディングカンパニーである沢井製薬株式会社では、医療関係者への情報提供の一環としてWebセミナーの企画・運営を行っており、行われたセミナーの内容を要約して冊子化したものを取引先に提供するという活動を行っています。
しかし、セミナーの内容にはトレンドがあるためできるだけ早く冊子化する必要がありますが、従来の方法ではどうしても完成まで1〜2ヶ月ほどの時間がかかっていました。
そこでAIツールを導入したところ、1〜2ヶ月かかっていたセミナーの要約作業が、1日でできるようになり、要約した内容をもとに資料を作成することができるようになったため、リアルタイムの情報を取引先に提供できるようになりました。
日本テレビ
日本テレビでは、朝の情報番組「ZIP!」内のコーナー「?よミトく!」で、生成AIエージェントを活用しています。AIエージェントには、総合演出の判断軸やディレクターの個性といった社内知見に加え、Google検索結果などの外部情報も統合されており、ネタ探し・企画提案・企画書作成・見せ方の提案まで担っているのが特徴です。
従来は、ディレクターがネタ探しから提案、企画書作成、VTRや原稿作成まで幅広い工程を担当していました。そのため、企画決定までに時間がかかりやすく、制作負担が大きいことが課題だったとのことです。そこでAIエージェントを導入したことで、ネタ探しや提案、企画書作成、見せ方の検討をAIが担えるようになり、企画決定までのプロセスを大幅に短縮できるようになりました。その結果、ディレクターはそれ以外の業務に専念しやすくなり、番組制作全体の効率化につながっています。
生成AIを活用して業務効率化とコスト削減させた事例について詳しく知りたい方は、下記の記事も合わせてご覧ください。

生成AI開発・業務活用ならWEELへご相談ください
営業資料や企画書に生成AIを活用し、作成時間の短縮・表現の統一・成約率アップを実現した企業が続々と成果を上げています。
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生成AIで企画書を作成する際によくある質問


