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【Microsoft Copilot Studio】使い方や料金体系、実際に使ってみた所感を解説

【Microsoft Copilot Studio】使い方や料金体系、実際に使ってみた所感を解説

WEELメディア事業部テックリサーチャーの藤崎です。

Microsoftは11月27日、「Microsoft Copilot Studio」を日本でも展開すると発表しました。

Microsoft Copilot Studioは独自にCopilotをカスタマイズできる会話型のAIプラットフォームです。
Copilot Studioを使用すると、業界や部署などを超えて特定のニーズに合ったコパイロットを簡単に作ることができます。
つまり、Microsoft Copilot Studioはあなた専用の人工知能の助手を作るための開発環境ということですね。

映画「アイアンマン」におけるジャービスのようなAIアシスタントが自社で作れるかも・・・!?

この記事ではMicrosoft Copilot Studioの概要から設定方法や使い方、自社データを利用したコパイロットの作成方法などを紹介しています。

業務でコパイロットを利用したいと思っている方はぜひ最後までご覧ください!

※本記事は2024年1月5日現在の情報となります。Microsoft Copilot Studioはプレビューの機能も多く、画面構成や使える機能・設定が変更になっている可能性もありますのでご了承ください。

なお弊社では、生成AIツール開発についての無料相談を承っています。こちらからお気軽にご相談ください。

目次

Microsoft Copilot Studioの概要

Microsoftは米国時間の11月15 日に開催されたカンファレンス「Microsoft Ignite 2023」の中で「Microsoft Copilot Studio」を発表しました。

Microsoft Copilot Studioは様々なコネクタやプラグイン、GPTとも連携しており、Microsoft Copilotを拡張したり、自社専用のオリジナルコパイロットを構築することができるローコードツールです。

つまり、OpenAIのサービスも使えるので、自社のデータベースを活用して独自のチャットボットを簡単に作れるということ。
また、Microsoft 365の各ツール以外にも統合業務システムや顧客関係管理システムなどのデータも取り込めるようになるので、業務に関する情報をトータル的にコパイロットにサポートしてもらうといった使い方も可能になります。

例えば、今年度の残り予算や在庫数を確認しようとすると画面上でそれぞれのシステムをチェックしなければなりませんが、Microsoft Copilot Studioを使えば「今年度の残り予算は?」とチャットベースで聞くことができるようになるということです。

うまく利用することができれば業務効率化を図ることができますよね!

ただ、Microsoft Copilot Studioは「Microsoft 365」の大企業向けプランであるE5、E3や一般法人向けであるBusiness Premium、Business Standardといった組織単位での契約をしていないと利用することはできません。
個人のマイクロソフトアカウントでは使うことができないので注意が必要です。

なお、コパイロット単体の機能について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください
【Microsoft Copilot】会話だけで仕事が終わる新機能をご紹介

Microsoft Copilot Studioの料金体系

Microsoft Copilot Studioは前述の通り、Microsoft 365の組織向けプランを契約していなければ利用することができません。

そのMicrosoft 365の費用とは別に、Microsoft Copilot Studioを利用するには月額25,000円が必要になります。
また、使い放題ではなく「25,000 メッセージ/月」ということなので、もし使い切ってしまった場合は追加で購入しなければなりません。

ただし、組織向けのマイクロソフトライセンスを持っていれば無料で試用することができるので、まずは試してみることをおすすめします。

Microsoft Copilot Studioの使い方

Microsoft Copilot Studioは組織向けのマイクロソフトのライセンスを保有していれば、ブラウザさえあれば使うことができるのでWindowsでもMacでも使うことができます。

まず、公式サイトにアクセスし「無料で試す」をクリックします。

その後は表示される画面に沿って入力していけば、Microsoft Copilot Studioのダッシュボードへアクセスすることができます。
画面中央の「Copilotを作成する」ボタンをクリックして、Copilotを作成しましょう。

「コパイロットの名前」には好きな名前を入力してください。
「コパイロットが話す言語」では日本語も選択できますが、日本語の場合は外部のサイトを利用した生成型の回答を使うことができませんのでご注意ください。

必要な情報を入力後、右下の「作成」ボタンをクリックするとコパイロットの設定が完了します!


正常に設定が終わると下の画像のようにコパイロットのダッシュボードに移動しているはずです。
これで、コパイロットを使う準備ができました。

この画面のチャット欄はテストモードとなっており、ここで様々なカスタマイズを施したあとに「公開」ボタンをクリックするとURLが発行されて外部からも利用可能になります。

なお、Microsoftの最新AIツールについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
Copilot StudioやAzure OpenAI Serviceなど、Microsoftの最新AIツールをまとめてみた

Microsoft Copilot Studioを実際に使ってみた

では、実際にMicrosoft Copilot Studioを使ってコパイロットをカスタマイズしてみましょう。
まずは操作の基本となる、トピックの作成を行います。
※トピックとは、コパイロットがユーザーの質問にどのように応答するかを説明するためのダイアログ ツリーです。

まず、左メニューの「プラグイン(プレビュー)」をクリックして表示された画面の中で、「Add」→「Topic」→「Form blank」の順番で進んでいきます。

下記の画像が空のトピックになります。「トリガー」という一つの要素がある状態ですね。
トリガーとは、ユーザーがどんなアクションをするかという、きっかけのようなものです。

「編集」をクリックすると、右にメニューが開きユーザーが質問するであろうフレーズを入力することができるので、試しに「今日の天気は?」と入力します。

丸い「+」のアイコンをクリックすると、次の要素を選択することができます。
ユーザーからの「今日の天気は?」に対する答えを送信したいので「メッセージを送信する」をクリックします。

メッセージに「天気予報では晴れると予報されています。」という回答を入力しました。
この状態で、一度正しく動くかテストしてます。

左のチャット欄に「今日の天気は?」と入力してみて、先ほどメッセージで設定した文言が表示されていれば正しく動作しています。
ちなみに質問は完全一致でなくても、「今日の天気」というフレーズだけでもコパイロットはちゃんと回答してくれました。

もし、このトピックを保存したい場合は右上のフロッピーアイコンを押してください。

このように、様々なトリガーに対しての回答を組み込んでいくことで独自のコパイロットを作っていくことができるのです。
条件分岐など、細かく設定できるのでいろいろ触ってみてくださいね。

上記のトピックを少し拡張したものも作ってみたので参考にしてください。

Microsoft Copilot Studioの推しポイントである自社だけのコパイロットを作れるというのは本当なのか?

Microsoft Copilot Studioにて、トピックを作れば質問に対して回答できるコパイロットを作成することができますが、実際に業務で使おうとすると非常に時間のかかる作業になりますよね。

日本語対応はまだですが、生成AIと自社で使っているデータをかけ合わせればもっと簡単に自社専用コパイロットを作成することができます!
早速試してみましょう!

Microsoft Copilot Studioで生成AIを利用するための設定

Microsoft Copilot Studioで生成AIを利用するためには少し設定を変更する必要があります。
まず、右上の歯車アイコンをクリックし、「Power Platform 管理センター」にアクセスします。

Power Platform 管理センターのダッシュボード内で、左メニューの「環境」をクリックし、現在利用している環境の名前の欄をクリックします。

おそらく右下に「生成AI機能」という項目があると思うので「編集」をクリックします。

そして表示された2つのチェックボックスにチェックを入れ、「保存」ボタンをクリックすればMicrosoft Copilot Studioで生成AIが利用できるようになります。

ただし、この設定を有効化するとデータが海外のサーバーに保存されることを許可するということになります。企業によってはコンプライアンスに抵触する可能性もあるので、十分ご注意の上、設定をお願いします。

独自のデータを用いてコパイロットを強化する

生成AI機能が有効化したあと、コパイロットに設定するURLに自社HPのアドレスを指定すればFAQのページなどを簡単に作ることが可能となりますが、ここでは用意したドキュメントをコパイロットのデータソースとして利用してみましょう。

用意したのはChatGPTによって生成された架空のSF小説です。
科学者のミカとリーダーのケンがとある惑星に不時着し・・・といった内容の1000文字くらいのテキストです。

まずは利用したいコパイロットを選択し、左メニューから「生成AI」をクリックします。「ドキュメントをアップロードする」項目からファイルをアップロードしてみましょう。ワードやエクセル、プレーンテキストなど様々な形式に対応していますが、画像・音声・動画などは非対応なのでご注意ください。

ファイルのアップロードが完了すると、アップしたファイルの一覧が表示されます。
いくつもファイルをアップすることができますが、同じファイル名だとコパイロットが混乱してしまうので同一名のファイルをアップするのは避けたほうがいいでしょう。

ファイルのアップが確認できたら、「科学者の名前は?」という内容を英語でコパイロットに質問してみます。

「科学者の名前はミカです」と答えてくれましたね!回答の中にクリックできる箇所があるのですが、そこを押すと参照したデータソースの内容が表示されます。

今回は、簡単なドキュメントでしたが売上管理のエクセルデータなどをアップすれば会話ベースで各店舗の状況を確認できるなど、業務効率化につながる使い方ができると思います。ただし、リージョン間でのデータ移動が必須なことに加え、まだ日本語には対応していないので使える範囲は非常に限られていると言えるでしょう。

これからの日本語対応に期待しましょう!

なお、自社専用ボットの作り方について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください
【ChatGPT搭載】自社専用ボットの作り方3選!徹底検証

まとめ

Microsoft Copilot Studioは独自のコパイロットを作成することができるプラットフォームです。
自社データと生成AIを活用した業務フローの改善などが期待できるため非常にインパクトのあるサービスとなっています。

ただし、2024年1月5日現在では日本語はまだ未対応という点、さらに月に25,000円という費用がかかるということもあり、すぐに導入して活用するということは現段階では難しいと言えるでしょう。

映画「アイアンマン」におけるジャービスのようなAIアシスタントは、まだもう少しお預けですね・・・。

とはいえ、Microsoft Copilot Studioは無料でお試しができるため、まずは自社でどのように活用できるのかしっかり吟味してから本サービスの利用を検討することをおすすめします。

サービス紹介資料

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最後に

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投稿者

  • いつき

    高卒6年目にして独立開業した、フリーランスのWebライター。 ChatGPTをはじめ、多くのAIツールを使いこなした経験を基に、AIメディアの記事を執筆中。 複数のWebメディアに在籍し、ライター・ディレクター業務をマルチにこなす。

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