【生成AI×DX】上司が驚くスピードでDX化が進む方法をご紹介

生成AI×DX DX化 方法

近年、生成AIを活用してDX化を進める企業が増えています。

みなさんの会社では、業務に生成AIを活用していますか?
ちなみに弊社では、全社員がChatGPT Plusを導入しています!(しかも会社負担で!社長ありがとう…)

まさか、生成AIをまだ一切使っていないなんてことはありませんよね…?

現在、日本国内の企業の約半数が業務に生成AIを導入しているんです!

これだけの企業が導入しているのは、生成AIによって業務を大幅に効率化できるのに加えて、ビジネスに新たな価値を創造してくれるからです。

というわけで今回は、生成AIによってDX化を進める方法や、おすすめのツールを紹介します。
ぜひ最後までご覧いただき、みなさんの会社でも生成AIを導入してみてください!

目次

生成AIによるDX化とは?

『生成AIによるDX化』とは、「生成AIを活用して、ビジネスや社会をより良いものに変えていく」ことを意味します。

生成AIは文章や画像、音声などを自動で作り出す技術です。

近年、生成AIはコンテンツ制作やマーケティング、教育、医療など、さまざまな分野で利用されています。
生成AIを活用することで、クリエイティブなアイデアを出したり、作業効率や品質を向上させたりできます。

生成AIは人間の能力をさらに高め、新しい価値を生み出す可能性を秘めているのです。

生成AIの仕組みについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

生成AIを使ってDX化を進める方法

生成AIを使ってDX化を進めるためには、以下3つの手順を踏む必要があります。

  1. 現状を可視化する
  2. 生成AIによって業務を効率化する
  3. 蓄積されたデータを共有する

手順1. 現状を可視化する

まずは、現在のビジネスや業務の状況を可視化しましょう。

可視化することで、問題点や改善点が明確になるからです。

現状を可視化する方法としては、

  • データ収集・分析
  • ダッシュボード作成

などがあります。

そして生成AIを使えば、上記の作業を自動化したり、より高度な分析や予測を実施したりできます。

例えば「ChatGPT」なら、SNSやメールなどのテキストデータから顧客のニーズや感情が分析可能です。

手順2. 生成AIによって業務を効率化する

続いて、可視化したデータを元に、生成AIを使って業務の効率化を進めていきましょう。

手動の業務やアナログな作業は、生成AIによって効率化できます。
例えば「テキストからプレゼン資料を自動生成する」ツールなら、プレゼン資料作成にかかる時間・コストを大幅に削減可能です。

ただし、生成AIの安易な導入は、部署間の情報断絶やコスト増大につながるリスクもあります。
可視化したデータを元にDX化を進めるときは、自社の全体像や外部の状況を考え、長期的な視点で考えることが大切です。

手順3. 蓄積されたデータを共有する

業務で生成AIを活用すると、数多くのデータが蓄積されていきます。
これらのデータを社内で共有しましょう。

全社員が同じデータを参照・活用できるシステムを整えることで、一貫した業務改善や意思決定が可能になるからです。

ただし、社内でデータを共有しただけで、いきなりDX化が達成される訳ではありません。
得られたデータを適切に活用し、定期的にPDCAサイクルを回すことが何よりも重要です。

生成AIによるDX化でできること

生成AIを活用してDX化を進めることで、以下の3つが実現できます。

  • コストの削減
  • 業務におけるミスの削減
  • 新規事業の創出

コストの削減

人間が行っていた作業を生成AIによって自動化することで、コストを大幅に削減できます。

例えば、文章や画像、音声などのコンテンツを生成するAIの場合。

人間のクリエイティブなスキルを補助したり、代替したりすることで、人件費や時間などのコストを節約できます。

また、生成AIは既存のデータを活用した新しい価値の創出ができるため、無駄な投資やリスクも減らせます。

業務におけるミスの削減

生成AIは、人間のミスが起こりやすい作業でも正確にこなせます。

例えば文章を生成するAIの場合、契約書やレポートなどの文法・表現ミスも自動でチェック可能です。

また、生成AIはデータを分析して問題点や改善点を発見したり、解決策を提供したりすることもできます。

そのため、品質管理やリスク管理などの業務を強化し、顧客満足度や従業員満足度の向上にも大きく役立つのです。

新規事業の創出

ときに生成AIは、人間には思いつかないような革新的なアイデアを生み出します。

例えば商品やサービスを設計するとき、生成AIは顧客のニーズをとらえるとともに、新しいトレンドや価値観を生み出すのです。

さらに、生成AIは異なる分野の情報を組み合わせられるので、まったく新しい視点や気づきを提供してくれます。

このような生成AIの能力は、新しいビジネスチャンスを生むだけでなく、社会全体にポジティブな影響をもたらすイノベーションの源となるのです。

※生成AIの業務における活用事例を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

生成AIを使ってDX化を進めた事例

ここでは、生成AIを活用してDX化を進めた下記4つの事例を紹介します。

  • 製造業の検査工程
  • 顧客対応
  • 自動運転
  • RPA

製造業の検査工程

製造業では、品質管理のために製品や部品の検査を行う必要があります。

しかし従来の検査方法には、人手不足や熟練工の高齢化、検査機の限界といった課題がありました。

そこで、外観検査をAI化することで、DX化を進めた事例があります。

具体的な活用方法は以下のとおりです。

  1. 正常品と異常品の画像データを大量に集める
  2. 集めたデータを生成AIに学習させる
  3. 製造ライン上にカメラを設置し、生成AIにカメラから送られる画像データを判別させる

このようにすることで、人間や検査機に頼らずに、高速かつ高精度な外観検査が可能になりました。

顧客対応

最近では多くの企業が、電話や窓口での問い合わせにAIチャットボットを活用しています。

AIチャットボットとは、AIが事前に学習した情報をもとに、顧客の質問へ適切に回答するプログラムのこと。

さらに、AIが答えられない質問に遭遇した場合に備え、オペレーターへすぐに切り替える機能も備わっています。

AIチャットボットを活用することで、オペレーターの業務負担を軽減しつつ、顧客のニーズにもきちんと応えることができるのです。

このシステムは、電話が苦手で文章でのやり取りを好む若い層に高く評価されています。

自動運転

近年、自動運転技術の進化が目覚ましいですが、その背景には生成AIの進歩が大きく関わっています。

生成AIの画像解析技術を活用した車載カメラが、車線や標識、他の車両を正確に認識して運転手をサポートしているのです。

現段階では完全な自動運転は実現していませんが、生成AIによる画像解析技術は確実に運転の安全性を高めています。

このまま技術が進化していけば、近い将来、人間の手を必要としない完璧な自動運転も可能になるでしょう。

RPA

RPAとは、ロボットが定型的な業務を自動で行う技術のこと。

RPAは生成AIと組み合わせることで、その能力をさらに拡張できるのです。

具体例として、以下のような活用方法があります。

  • 手書き書類の内容を生成AIで解析⇒そのデータをRPAで自動的に出力
  • 顧客情報を元に生成AIが商品提案⇒RPAで契約書の作成などを効率化

このように、生成AI×RPAのコンビによる業務自動化が新たな段階に進んでいます。

生成AI×DXツール5選

ここでは、DX化推進に役立つ生成AIツールを5つ紹介します。

  • ChatGPT
  • ChatGPT for Excel
  • SlidesGPT
  • MindOS
  • Sider

ChatGPT

ChatGPT」とは、自然言語処理と呼ばれる技術を利用して、人間が理解しやすい自然な文章を生成するAIツールです。

ChatGPTは、ユーザーの入力内容に応じて、最適な返信やコメントを出力してくれます。

また、さまざまなシチュエーションに対応できるようにカスタマイズすることも可能です。

ChatGPTは、コミュニケーションの効率化や品質向上に貢献するツールとして注目されています。

開発会社OpenAI
特徴自然言語処理の技術を用いて、人間のような自然な対話を生成するAIツール
機能ユーザーの入力に応じて、最適な返信やコメントを提案する。コードのデバッグやデータ分析などの専門的な質問にも回答できる
料金プランGTP-3.5:無料
GTP‐4:月額20ドル(アプリは月額3,000円)
サイトhttps://openai.com/chatgpt

ChatGPTの具体的な使い方などを知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

ChatGPT for Excel

ChatGPT for Excel」とは、ChatGPTの技術をExcelに応用したAIツールです。

ChatGPT for Excelは、セルに入力された文章を分析し、関連する情報やデータを自動的に抽出してくれます。

また、セルに入力された質問に対して適切に回答することも可能です。

ChatGPT for Excelは、Excelの操作を簡単にするだけでなく、データ分析やレポート作成などの業務を効率化するツールとして活用できます。

開発会社APPS DO WONDERS LLC
特徴Excel上でChatGPTを簡単に扱えるようにするアドイン
機能・AI.ASK関数:質問に回答する・AI.LIST関数:リスト形式で回答する・AI.FILL関数:入力済みの値から予測して回答する etc.
料金プランアドイン自体は無料だが、ChatGPT(OpenAI)のAPIキーが必要で、無料枠や有料プランがある
サイトhttps://appsource.microsoft.com/ja-jp/product/office/wa200005271?tab=overview

ChatGPT for Excelの具体的な使い方などを知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

SlidesGPT

SlidesGPT」とは、ChatGPTを活用してプレゼン資料のスライドを自動で生成するAIツールです。

SlidesGPTは、ユーザーが入力したテーマやキーワードを元に、最適なレイアウトやデザイン、画像、グラフなどを選択してスライドを自動で作成してくれます。

また、スライドの内容や順序を自動的に調整したり、フィードバックすることも可能です。

SlidesGPTは、プレゼン資料の作成時間や手間を大幅に削減するだけでなく、より質の高いスライドを作成できるツールとして評価されています。

開発会社SlidesGPT
特徴ChatGPTを活用して入力したテーマや内容に基づき、プレゼンテーションスライドを自動で生成するオンラインツール
機能テーマを入力するとChatGPTがリサーチを行い、スライドに出力する。出力されたスライドはPowerPoint・Google Slides・PDFの形式でダウンロードできる
料金プラン無料
出力するには2.5ドル
サイトhttps://slidesgpt.com/

SlidesGPTの具体的な使い方などを知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

MindOS

MindOS」とは、生成AIを用いて専門的なAIエージェントを利用・開発できるプラットフォームです。

MindOSは、専門的な知識を備えたAIエージェントが多数公開されており、複雑なニーズにも対応してくれます。

また、ユーザーが自身で文章や音声データを学習させることで、独自のAIエージェントを開発することも可能です。

MindOSで自分好みのAIエージェントを開発することで、さまざまなタスクの効率化や品質向上を実現できます。

開発会社心识宇宙(Mindverse)
特徴生成式AIを用いて専門的なAIエージェントを利用・開発できるプラットフォーム
機能AIエージェントの利用・開発・共有 etc.
料金プラン・Free BYOK Plan:無料
・Pro BYOK Plan:月額9.99ドル
・Starter Plan:月額15ドル
・Pro Plan:月額49ドル
・Enterprise Plan:カスタム
サイトhttps://mindos.com/marketplace

MindOSの具体的な使い方などを知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

Sider

Sider」とは、ChatGPTがブラウザ上でどこでも使えるようになるChromeの拡張機能です。

Siderには、主要機能として「チャット」「聞く」「書く」、サブ機能として「ChatPDF」「Bing/Bard」「YouTubeの要約」があります。

ChatGPTと同様の機能はもちろん、Webページの要約やデータ抽出など、ChatGPTにはない独自の機能も多数備わっています。

Siderはただ便利なだけでなく、ChatGPTの使用用途を大幅に拡張するツールとして評価されています。

開発会社株式会社Sider
特徴ChatGPTがブラウザ上どこでも使えるようになるChromeの拡張機能
機能◎主要機能・チャット・聞く・書く◎サブ機能・ChatPDF・Bing/Bard・YouTubeの要約
料金プラン・スタータープラン(1日30回):無料
・月3000回:月額10ドル
・月3000回+GPT4月40回:年間100ドル
サイトhttps://chrome.google.com/webstore/detail/sider-chatgpt-sidebar-gpt/difoiogjjojoaoomphldepapgpbgkhkb

Siderの具体的な使い方などを知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

まとめ

⚫️生成AIを使ってDX化を進めるためには、

  1. 現状を可視化
  2. 生成AIで業務を効率化
  3. 蓄積されたデータを共有

という手順を踏む必要がある。

⚫️生成AIを活用してDX化を進めることで、

  • コストの削減
  • 業務におけるミスの削減
  • 新規事業の創出

などが実現する。

⚫️生成AIによるDX化の事例として、

  • 製造業の検査工程での外観検査の自動化
  • AIチャットボットを使った顧客対応
  • 自動運転技術のサポート
  • RPAと組み合わせた業務の自動化

などが挙げられる。

生成AIはただ業務を効率化するツールではなく、人間の能力をさらに高め、新しい価値を生み出す可能性を秘めています。

DX化を進めたい企業の方は、ぜひ生成AIを活用してみてはいかがでしょうか?

最後に

いかがだったでしょうか?

弊社では

・マーケティングやエンジニアリングなどの専門知識を学習させたAI社員の開発
・要件定義・業務フロー作成を80%自動化できる自律型AIエージェントの開発
・生成AIとRPAを組み合わせた業務自動化ツールの開発
・社内人事業務を99%自動化できるAIツールの開発
ハルシネーション対策AIツールの開発
自社専用のAIチャットボットの開発

などの開発実績がございます。

まずは、「1時間の無料相談」にてご相談を承っておりますので、ご興味がある方はぜひご連絡ください。

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生成AIを社内で活用していきたい方へ

「生成AIを社内で活用したい」「生成AIの事業をやっていきたい」という方に向けて、生成AI社内セミナー・勉強会をさせていただいております。

セミナー内容や料金については、ご相談ください。

また、弊社紹介資料もご用意しておりますので、併せてご確認ください。

投稿者

  • Hiromi Sai

    ChatGPTメディア運営 / テクニカルライター リベラルアーツ専攻。大学休学中は、Webマーケティング会社のマネージャーとしてライター、ディレクター100名のマネジメントをする。南米のチリとタイでの長期居住歴を持つ。

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