ChatGPT Plusの機能や料金、制限を徹底解説!無料版との違いや支払い方法・解約方法も紹介

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WEELメディア事業部AIライターの2scです。

みなさん、ChatGPTの有料プラン「ChatGPT Plus」を活用していますか?ChatGPT Plusと無料版とでは、スペックや機能が格段に違います。

たとえばChatGPT Plusは、司法試験で上位10%のスコアを残すほどの処理速度や理解力、機転をもっています。

ほかにも画像入力やWebブラウジングなど、Plusならではの限定機能が盛りだくさんです。当記事ではそんなChatGPT Plusの魅力を余すところなくお伝えしていきます。

記事の後半では、ChatGPT Plusへの具体的な登録手順も紹介していますので、最後まで読んでいただければその機能をフルに活用できます。ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね!

目次

ChatGPT Plusとは?

「ChatGPT Plus」は、2023年2月1日にリリースされたChatGPTの有料プランです。無料版とはスペック面でも機能面でも別物となっており、ChatGPT Plusに登録するだけで以下のような機能が利用できます。

最新モデル・GPT-4.5やo1モデルなどが使える
●2023年4月までの情報に対応(無料版は2022年1月まで)
● Web Browsing機能で最新情報にも素早くアクセスできる
● テキストに加え、画像や音声での入力にも対応している
プラグイン / GPTs / DALL-E 3など、追加機能が充実

このように魅力的な最新モデルや機能が盛りだくさんです!!しかし実際のところ、ChatGPT Plusは無料版に比べてどれほど優れているのでしょうか?

次章ではさっそく、無料版ChatGPTとのスペックの違いをみていきましょう。

ChatGPT Plusと無料版のスペックの違い

先述のとおり、ChatGPT PlusにはGPT-4(GPT-4V / GPT-4-Turbo)が搭載されており、2025年3月6日からは、これまでProプランでしか使えなかったGPT4.5の利用も可能になりました。

このGPT-4や4.5モデルは、無料版のGPT-3.5-Turboから、スペックや機能面、性能面でも大幅な進化を遂げています。

まずは両者のスペック(2025年3月12日時点)を比較した下の表をご覧ください。

スクロールできます
ChatGPT Plus無料版ChatGPT
主な搭載モデルGPT-4.5(New!)
o3-mini
o3-mini-high
o1
GPT-4o
GPT-4o mini
GPT-4(GPT-4V / GPT-4-Turbo)
GPT-3.5-Turbo
GPT-4o(利用制限あり)
学習データの鮮度2023年4月までの最新情報に対応2022年1月までの情報に対応
パラメータ数推定1兆3,550億
入力&出力できる文字数入力:128,000トークン出力:4,096トークン入力:16,385トークン出力:4,096トークン
テキスト以外の入力画像・音声に対応対応(GPT-4機能による)ただし、音声入力はスマホアプリ版のみ対応
画像生成   対応(DALL-E3)非対応
最新情報の検索対応非対応
データ分析対応非対応
カスタムAI(GPTs)対応非対応

このように、一目でわかる進化を遂げている部分もあれば、そうでない部分もありますね。そこで以下では、ChatGPT Plusと無料版の具体的なスペックの違いを、テキスト入力時にしぼって紹介していきます。

回答の品質

モデルがGPT-3.5-TurboからGPT-4に進化したことにより、ChatGPT Plusでは回答の品質が向上しています。たとえばアメリカの統一司法試験(Uniform Bar Exam)では……

GPT-3.5が下位10%の成績しか取れなかったのに対して、GPT-4は上位10%に食い込む成績を叩き出しているんです!ちなみにアメリカの統一司法試験は、

  • 処理速度を要する短答試験
  • 読解力を要する論文試験
  • 事前知識なしで取り組むアドリブ論文試験

からなります。そこでハイスコアが出せたということはすなわち、あらゆる業務への対応力が底上げされているということなんです。

混雑時のアクセス

無料版のChatGPTでは、やり取りを繰り返した場合や混雑時にアクセス制限がかかります。

対してChatGPT Plusでは、混雑時でもサーバーへの優先アクセスが可能です。ライティングやプログラミングなど、日常かつ頻繁にChatGPTを活用する方はぜひ、ChatGPT Plusへのアップグレードをおすすめします!

入力できる文字数

ChatGPT Plusでは、入力できる文字数(トークン数)が無料版の約8倍にまで増加しています。

具体的には、無料版のGPT-3.5-Turboが16,385トークンまで入力できたのに対して、ChatGPT Plusの最新モデル・GPT-4.5では128,000トークンまで入力が可能です。この128,000トークンというのは、英文書換算で300ページ分にのぼる膨大な情報量なんです!

したがってマニュアルや契約書の要約でも、ChatGPT Plusは活躍してくれることでしょう。

なお、チーム向けプランのChatGPT Teamについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご覧ください。

ChatGPT Plusでしか使えない機能7つ

ここからはモデルそのもののスペック以外でも、ChatGPT Plusと無料版の違いを比較していきます。実は以下の7つの機能はChatGPT Plusでしか使えません。

  • プラグイン
  • GPTs(カスタムAI作成機能)
  • 音声&画像入力
  • DALL-E 3による画像生成
  • Browse with Bing(最新情報の検索)
  • Advanced data analysis(データ分析)
  • GPT 4 All Tools(各機能の連携活用)

まずはプラグインから順番に、ChatGPT Plus限定の機能を詳しくみていきましょう。

プラグイン

ChatGPT Plusでは、インストールするだけで機能を追加できる「プラグイン」というものが開放されています。代表的なプラグインをいくつか挙げると以下の通りです。

Scraper:Webページから情報を取得してくれる
Video Insights:YouTubeの動画を文字に起こして要約してくれる
DocEditor:生成した文章をWordドキュメントで出力してくれる
CoinMarketCap Plugin:暗号資産の最新情報にアクセスできる
daigr.am:各種グラフが作成できる

などのさまざまな便利機能が、チャット上のやり取りを介して使えてしまうんです!

ChatGPTのプラグイン機能を使用した新規会話作成は2024年3月19日まで。既存会話での使用は2024年4月9日までとなります。それ以降は機能終了となり使用できませんので、ご注意ください。

GPTs(オリジナルAIの作成機能)

ChatGPT Plusには、プラグインとよく似た「GPTs / GPT Builder」という機能も用意されています。こちらは自然言語のやり取りだけでAIツールが作れてしまう優れもの。さらに他のユーザーが開発したツールを試すこともできてしまうんです!

代表的なGPTsを挙げると……

JIS Navigator:目当てのJIS規格が探せるGPTs
Market Maven:マーケティング戦略を提案してくれるGPTs
The Stylist:服のコーディネートを考えてくれるGPTs
Paper Interpreter:論文読解を手伝ってくれるGPTs
QuickBuild WebAI:ブログの立ち上げを手助けするGPTs

このように、ユニークなものが続々と出てきています。専門知識がないと作れないプラグインと比べて、GPTsはユーザーの創意工夫が活かされやすいのも特徴です。

画像&音声入力

ChatGPT PlusのGPT-4は、テキスト・画像・音声の入力に対応しているマルチモーダルAIモデルです。

とはいえリリース当初のChatGPT Plusは、テキスト入力にしか対応していませんでした。ところが2023年9月25日に突如として、画像・音声の入力機能が解放されました。マルチモーダルに進化したChatGPT Plusでは以下のことができるようになりました。

● Webサイトのサンプル画像をHTMLコードで再現
● 古文書のアラビア語を翻訳
● 高校数学の図形問題に回答

これにより、言語化や文字での表現が難しかった課題やタスクに関するプロンプト入力の手間がなくなりました。

※追記:記事執筆時点(2025年3月)で、無料版のChatGPTでも画像入力が可能になりました。また、スマートフォンのアプリ版では、無料プランでも音声入力が可能です。

DALL-E 3による画像生成

ChatGPT PlusではGPT-4のほかに、画像生成AI「DALL-E 3」が使えます。

このDALL-E 3は、プロンプト(命令文)への理解力に優れており、たとえば、以下のようなプロンプトを入力するだけで非常に高画質でリアルな画像を生成してくれます。

サーキットを駆け抜けるスポーツカーの画像を生成してください。

このように、躍動感のある構図で画像を生成してくれます!

Browse with Bing(最新情報の検索機能)

先ほど、ChatGPT Plusは2023年4月までの情報を学習している、と説明しました。ですがこれは、あくまで「Browse with Bing」を使わないときの話です。

ChatGPT Plusで解放されているBrowse with Bingは、設定を有効にしておくだけで以下のような機能が解放されます。

● リアルタイムの情報にアクセス
● プロンプト中のURLから記事を要約
● 「検索して」との命令を実行

したがってChatGPT Plusでは、従来のように学習データの鮮度を気にしなくて良いのはもちろん、検索ツールとしても優秀な役割を果たしてくれるでしょう。

Advanced data analysis(データ分析機能)

ChatGPT Plusでは「Advanced data analysis」という機能も解放されています。この機能は優れもので以下のようなタスクを難なくこなしてくれます。

● 生成したコードの実行
● アップロードしたファイルの分析
● PDFやExcel形式での回答のダウンロード

など、業務に欠かせない処理がChatGPT上で完結してしまうんです!IT人材が不足している企業でも活躍してくれそうですね。

GPT-4 All Tools(各種機能の連携活用機能)

ChatGPT Plusには、各機能の集大成ともいえる「GPT-4 All Tools」が付属しています。

このGPT-4 All Toolsは、先ほど紹介したDALL-E 3 / Browse with Bing / Advanced data analysisを連携させて動かす機能です。GPT-4 All Toolsを有効にするだけで……

● 生成した画像をPythonの画像系ライブラリで修正する
● 画像付きのパワーポイント資料を作成する
● ロードバイクのカタログPDFから組み立て手順を教えてもらう

といったことが、ワンアクションでできてしまいます。

ChatGPT Plusの活用事例

ここからは、実際にChatGPT Plusの主要機能を活用した具体的な事例をシーン別にみていきましょう。

きっとあなたにもピッタリの活用方法が見つかるはずなので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

ビジネスシーンでの活用方法

ビジネスにChatGPT Plusを導入すると、作業時間の短縮やコストの削減、生産性アップなどの効果が期待できます。さらに、これまでになかった新しい視点やアイデアを得るためのツールとしても活躍してくれるでしょう。

主な活用シーンとして、以下のような業務が挙げられます。

  • メールや文書作成の効率化
  • 社内マニュアルやプレゼン資料の作成支援
  • 営業資料作成のサポート
  • 顧客対応や問い合わせ業務の効率化
  • 市場や競合の調査
  • 広告やマーケティング関連の文章を作成
  • 新規企画やサービスのアイデア発想など

上記のように、ChatGPT Plusは、定型的な作業を効率よくこなすことにとても優れています。

日々のメール対応や資料作成、問い合わせ対応などの日常業務をAIに任せれば人件費の節約につながるのはもちろん、担当者は対面やオンラインでの顧客対応や新サービスの開発など、より付加価値の高い業務に集中できるようになります。

また、リアルタイムのブラウジング機能を併用することで、市場調査や競合分析といった専門性の高い業務でも効果を発揮します。

さらに、精度の高い言語処理技術を活かして、専門的な相談や壁打ちの相手としても有効です。

課題の解決策を検討したり、新たなビジネスチャンスを探る際にも、AIが新たな相談相手として斬新な切り口を提示してくれるかもしれません。

ただしChatGPT Plusは個人や比較的小規模な利用を想定したプランのため、大企業レベルで求められるようなセキュリティ管理や運用統制の面では、ある程度の制限があることにも留意が必要です。

日常生活での活用事例

ChatGPT Plusは、ビジネス以外の日常生活でも幅広く活用できるため、身近な課題の解決や生活の質の向上に役立つでしょう。

例えば、以下のような場面での活用が可能です。

  • SNS投稿のアイデア提供
  • 最新ニュースの検索や要約
  • 不動産や物件情報の検索
  • 飲食店やグルメ情報の検索
  • 外国語の勉強や練習相手として活用
  • 健康管理や生活習慣改善のアドバイス

ChatGPT Plusのメリット

2023年3月にOpenAIが公開したGPT-4は、それまで利用されていたGPT-3.5の次世代版であり、回答の精度や処理能力において大幅な進化を遂げました。

以前は複数回に分けて出力する必要があった複雑な指示や質問にも、GPT-4以降のモデルでは、1度の入力で迅速に回答を生成できるようになっています。このため、質問回数を削減し、効率的な情報収集が可能です。

また、無料版でもGPT-4oを一部制限付きで利用できますが、使用限度を超えるとGPT-3.5に切り替わります。

一方、ChatGPT Plusでは無料版に比べて制限が緩和されているため、より快適に最新の言語モデルを利用できます。

データ参照期間の違い

GPT-3.5の学習データは2021年末までですが、GPT-4は2023年末までの情報を参照しているため、直近の出来事や情報についても的確な回答が期待できます。

さらに、先述した「Browse with Bing」機能を使用すれば、検索エンジンと連動して最新の情報を取得することも可能です。

リクエスト回数制限の比較

無料版では1分間あたり最大60回のリクエストしか許可されていませんが、ChatGPT Plusでは最大600回と、利用制限が大幅に緩和されています。

ただし、システムへの負荷が高い場合やメンテナンス時には一時的に制限がかかる場合もあるので、その点は注意が必要です。

新機能の先行体験とGPTsの作成

ChatGPT Plusでは、ベータ版の新機能を優先的に試すことが可能です。

またGPTs機能を使えば、独自のGPTをノーコードで作成して公開できるため、社会のニーズに沿った開発ができれば、新たな収益源としても活用できる可能性もあります。

さらに、有料版ユーザーは専用のサポートも受けられるため、問題解決やフィードバックの対応も迅速です。

ChatGPT Plusの注意点

ChatGPT Plusは有料版であることから、さまざまなメリットがありますが、一方でデメリットや注意点も存在します。利用を検討する際には、以下の点にも注意しておくことが重要です。

月額料金が発生する

先述の通り、ChatGPT Plusを利用するには月額20ドルのサブスクリプション契約が必要です。

この料金には、利用制限の緩和や通信の安定化、高性能な最新言語モデル(GPT-4モデル)の利用などの様々な機能や特典が含まれています。

無料版と比較するとコストが発生するため、十分に機能を使いこなせるか、費用対効果を検討する必要があります。

また支払いには有効なクレジットカードまたはデビットカードが必要です。

回答の正確性に限界がある

ChatGPT Plusを利用しても、必ずしも正確で最新の情報が得られるとは限りません。AIが学習したデータの範囲やその更新頻度によって、誤った情報を回答する可能性(ハルシネーション)があります。

特に、最新情報に関してはGPT-3.5とGPT-4の性能差はあるものの、AIが示す回答が常に正確とは限らないため、社内書類や公開記事など、重要な情報に関しては複数の情報源でご自身が確認を行うことが大切です!

一部利用制限がある

ChatGPT Plusは無料版よりも多くの機能を提供していますが、さらに上位のプランと比べると、以下のような一部制限も存在します。

・リクエスト回数の制限・・・1分間に最大600回(無料版は60回)

・画像生成の制限・・・ DALL-E 3の使用回数に上限あり(3時間で40回程度)

・ChatGPT o1の制限・・・ o1モデルの利用が制限される場合がある(週50回のメッセージ制限あり)

なお、ChatGPTで生成された画像はOpen AI社のポリシーに基づき、商用利用が可能です。(Open AI社の許諾も必要なし)

アクセスの優先順位と安定性の差異

無料版は利用者が非常に多いため、サーバーが混雑することでアクセスが不安定になることがあります。

これに対して、ChatGPT Plusでは優先的なサーバー接続が提供されるため、無料版に比べ安定して利用可能です。

特にビジネスや学習、急ぎの対応が必要なシーンでは、この安定性が大きなメリットとなるでしょう。

カスタマーサポートの優遇がない

ChatGPTのユーザーには無料版・有料版を問わずサポートが提供されていますが、ChatGPT Plus利用者は、より迅速かつ手厚いサポートを受けることができます。

専任サポートスタッフとの直接のやり取りや、改善要望に対するスピーディーな対応も期待でき、利用頻度が高いユーザーほどそのメリットを感じやすくなります。

無料版だとサポート面で不安を感じる方はPlusプランへのアップグレードも検討してみるとよいでしょう。

ChatGPT Plusの始め方と料金体系

ChatGPT Plusを使うには、アカウントの作成とアップグレードが必要です。まずは登録の方法から、順を追ってみていきましょう!

ChatGPTのアカウント作成方法

まずはChatGPTのアカウントの作り方を紹介します。まだアカウントをもっていないという方は、以下の手順で進めてください。

ChatGPTアカウントの作成方法

  1. ChatGPT公式サイトにアクセス
  2. 画面右側「Sign up」をクリック
  3. メールアドレスを登録
    →既存アカウント(Google / Microsoft Account / Apple)でも可能
  4. パスワードを設定
  5. 認証確認メールを開いて「Verify email address」をクリック
  6. 名前生年月日を入力
  7. 電話番号を入力して「Send code」をクリック
  8. 電話番号に届いたSMSコードを入力して「Verify」
  9. 使用目的を選択

以上の手順を終えると、無料版ChatGPTにログインした状態となります。

ChatGPT Plusの料金と支払方法

次に有料版・ChatGPT Plusへのアップグレードなのですが、無料版にログインしている状態だと以下の画面が表示されているはずです。

そこで画面左下の「Upgrade to Plans」をクリックすると……

このようにパネルが出てきて、右側に「Upgrade to Plus」のボタンが表示されます。そこをクリックしてみましょう!

するとこのように、ChatGPT Plusの申し込み画面が表示されるはずです!上記の画像のとおり、ChatGPT Plusでは……

月額20ドル(≒3,000円)の利用料
クレジットカード決済(またはデビットカード)に対応

という料金設定です。クレジットカードをお持ちの方は、申し込み画面のフォーマットを埋めた上で規約に同意すると、ChatGPT Plusへのアップグレードが完了します。

ChatGPT APIの利用は別料金

ChatGPTのAPIは、サブスクではなく利用した分だけ支払う従量課金制です。料金はトークン数に応じて決まり、使用する言語によっても金額は変わります。

たとえば最新のGPT-4 Turboの場合、

  • 1,000入力トークンあたり0.01ドル
  • 1,000出力トークンあたり0.03ドル

で利用できます。支払いのタイミングは、月末締め翌月払いとなっています。

ChatGPTのAPIのトークンは、英語より日本語のほうがトークン数が多くなりますので、プロンプト入力はなるべく英語にしたほうがコストは抑えられます。

基本的に、英語1単語=1トークンとして計算され、「,(カンマ)」などの記号も1トークンとしてカウントされます。

日本語の場合は公表されていませんが、ひらがな1文字=1トークン以上、漢字1文字=2〜3トークンでカウントされるケースが多く、英語に比べてトークンの消費量は各段に増える可能性が高いです。

ChatGPTのAPIを利用する際は、Deepleなどの翻訳ツールを使って英語でのプロンプト入力をおすすめします。

解約の方法

最後にChatGPT Plusの解約方法もお伝えします。

ChatGPT Plusの解約は、公式サイトの「My Plan」ページから行えます。しかし、一部のユーザーからは「解約できない」という声もあるため、以下で手順をしっかり確認しておきましょう。

ChatGPT Plusに登録しているアカウントで、ユーザーアイコンをクリックすると……

このようにパネルの最上部に「My plan」のボタンが出現します。そこをクリックすると……

このように現在登録しているプランが表示されます。

そこで上の図中の矢印で示した箇所に注目してみると、「私のサブスクリプションを管理する」というリンクボタンがあるはずです。こちらをクリックすると以下の画面に進みます。

あとは画面右側の「プランをキャンセル」というボタンをクリックして、確認画面で「はい」を選べば、ChatGPT Plusの解約が完了します。

ChatGPT Plusの最新アップデート情報

ここからはChatGPT Plusの最新のアップデート情報を紹介します。

注目すべきなのは、これまで上位のProプラン(月額200ドル=約3万円)でしか使えなかったChatGPT-4.5モデルが、ついにPlusプランでも使えるようになりました!

詳しい機能やスペックなどの詳細はまた別記事でお届けするとして、ここではGPT-4.5モデルの概要や特徴について解説。

参考までに、筆者が実際に使ってみた感想も載せておきました。

ChatGPT PlusプランでもGPT-4.5モデルが利用可能に!

​OpenAI社が、2025年2月27日に発表した最新のAI言語モデル「GPT-4.5」は、従来のGPT-4oに比べて大幅な性能向上を遂げています。

​主な改良点として、感情的知性(EQ)の向上が挙げられ、ユーザーの意図をより深く理解し、自然で直感的なコミュニケーションが可能となりました。

​また、教師なし学習のスケールアップにより、パターン認識や関連性の整理、創造的な洞察を生成する能力が強化されています。

​さらに、誤情報の生成(ハルシネーション)の頻度が低減され、応答の信頼性も向上しています。

​これらの改良により、文章作成やプログラミング、問題解決など多岐にわたるタスクでの活用が期待されています。

筆者も早速使ってみましたが、出力の速度としては「4oモデル」の方が早いですが、GPT-4.5は人間が行った入力に対し、より深い認知や理解をした上で、一発で的確な回答を返してくれる印象です。

例えるならば、これまでのGPTモデルが機械的にスラスラと返答してくれるチャットボットだとすると、4.5モデルは長考型の将棋の名人のようなイメージ。

専門的かつ複雑な課題に対しても、しっかり考えた上で最適な解決策をスパっと導き出してくれるところが非常に頼りになる印象でした。

Open AI社のサム・アルトマンCEOのコメントや一部報道によると、2025年5月下旬ごろには新モデルのGPT-5が出るとの情報もあるため、今後も同社の動きから目が離せませんね!

なお、オフィス向けの有料版「ChatGPT Enterprise」について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

スペックも機能もプラスされたChatGPT Plusで快適な日常を手に入れよう!

当記事では、ChatGPTのスペックや機能が有料で利用できる「ChatGPT Plus」について詳しく解説しました。以下でもう一度、ChatGPT Plusの特徴を振り返っていきましょう!

【無料版との違い】

  • 回答の品質が向上混雑時でも優先アクセスが可能
  • 入力トークン数が8倍に増加!
  • 無料版よりも手厚いサポート
  • 最新の情報にアクセス可能(Browse with Bing利用時)
  • リクエスト回数制限の大幅な緩和
  • 最新モデルや機能の先行体験


【ChatGPT Plus限定の機能】

  • プラグイン(現在は終了)
  • GPTs
  • 音声入力(無料のスマホ版アプリは音声入力に対応)
  • DALL-E 3による画像生成
  • Browse with Bing
  • Advanced data analysis
  • GPT-4 All Tools

このように、ChatGPT Plusは無料版と比べて全くの別物といえるほどのスペックと機能を有しています。しかもクレジットカードで月額20ドルを払うだけで、これらの機能がすべて使えてしまうんです。

みなさんもぜひ、ChatGPT Plusを試してみてくださいね!

サービス紹介資料

生成系AIの業務活用なら!

・生成系AIを活用したPoC開発

・生成系AIのコンサルティング

・システム間API連携

最後に

いかがだったでしょうか?

Plusの機能を業務にどう組み込むか、実例や課題感を踏まえて整理したい方におすすめの情報をご用意しています。

弊社では

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開発実績として、

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投稿者

  • 2sc

    テクニカルライター 大学時代はアリの生態を研究。 ラボで唯一、Pythonを使ってデータ分析を効率化していた。 現在はライターとして、オウンドメディアや学術記事の執筆に当たっている。

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